CCZ Emerald レビュー 高コスパでIEM入門に最適なドンシャリイヤホン!

CCZ Emerald レビュー

中華イヤホン入門に最適な、『CCZ Emerald』レビューです!

見た目がかっこよくて低価格、スマホなどの低出力の機器でもそれなりに使えてドンシャリ傾向なイヤホンが欲しいという方におすすめです。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

CCZ Emerald の特徴と仕様スペック

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ドライバー:10mm二重磁気DD+1BA
ケーブル端子: 2PIN (0.78MM)
応答周波数: 20~20kHz
音圧感度: 110±2DB
インピーダンス: 16±2Ω

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パッケージ内容

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外箱はビニールがかかっており清潔感があります。

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箱を引き出したらエメラルドに輝くかっこいいイヤホンが出てきます。

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パッケージの中には、ケーブル、イヤホン、イヤーピース、説明書が入っていました。

パテントイヤピースは柔らかくてフィット感抜群

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イヤーピースは、TPU素材の独自設計デザインを採用。サウンドチューブを短く設計する事で、イヤホンのドライバーが鼓膜に近くなり、音の損失を防ぎます。またイヤーピース上部は溝デザインで音が立体的に反射し、音のディテールや音場が向上します。

私の耳はSONYのイヤーピースではLかLLサイズが丁度良い耳の形状で、おそらく耳穴は広めなんだと思っています。CCZ Emeraldはノズル部が若干太目なデザインですが、私の耳では圧迫感はありませんでした。またCCZ Emerald付属のLサイズのイヤーピースが丁度よくフィットし、遮音性も抜群です。

リケーブル可能な2PINケーブル採用

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付属のケーブルは4芯4N無酸素銅線(OFCリケーブル)で、3.5mmプラグを採用。黒の編み込みケーブルで程よい強度が見込めしなやかで取り回しは良いです。スマホや、MP3 / MP4プレーヤーなどの3.5mmオーディオデバイスと互換性あります。

ピンは0.78mmと広く使われている口径なので、汎用性は高いです。コネクタ形状はKZのタイプのC。リケーブルをしたい場合は、QDCタイプが適合します。ですがKZタイプであれば、BタイプでもCタイプでもどちらも適合します。

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イヤホン自体にはLとRの刻印がないので、説明書を見てLとRを確認。

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写真はPINの状態を見せたい為、中途半端にケーブルを挿している状態です。ケーブルの先端にはLとRの刻印があるので、イヤホンとケーブルを合体させた場合は、どっちのイヤホンがLかRかの判断はケーブルの刻印でできます。

プラグ部はL字で、シュア掛けで耳に装着しやすいようにカーブがついています。ケーブルを挿す位置が装着時に耳の上方に来るため、ケーブル交換時はシュア掛けケーブルをチョイスするのが良さそうです。

イヤホンデザイン

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イヤホンにはCCZ独自のパテント耳ウィングあります。パテント耳ウィングはシリコン素材で軽く、耳への装着感を引き上げます。これにより長時間の利用でも耳が痛くなることはなく快適な使用感に感じました。

内部はダイナミックドライバーとBAドライバーが平行に並んでいます。シェル本体部にはベント穴が2カ所開いておりますが、非常に小さいので音漏れは特に気になるという程は無く、この手のIEMイヤホンの平均レベルぐらいかと思います。

ノズルは共振による音の歪みを抑える金属製です。また、ノズル部にはメッシュのカバーがしてあり、汚れが奥に入りにくい仕様です。

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フェイスプレートはアルミ合金製プレートが採用されています。触った感じは金属感はなくイヤホン片側5gと超軽量です。今回レビューしているエメラルドカラーは男女ともに利用できるポップなカラーデザインかと思います。

音質評価

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CCZ Emeraldは、1DD+1BAというオーソドックスなドライバー構成で、チューニングはドンシャリ傾向で、迫力のある低音が特徴です。

低音域:厚み・力強さがある
中音域:クリアなヴォーカルが心地よい
高音域:刺さる事なくやや控えめ

ZX507で視聴した場合は、全体的にバランスは良く、メリハリのある良い音でした。低音はブーストされていながらもクリアで解像度も高く、ヴォーカルや楽器音がしっかり分離されていつつも邪魔にならない程よい高音域で、元気が良い感じの曲はより元気に聴こえます。

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またCCZ Emeraldはスマホなどの出力弱めのデバイスでも音の劣化をあまり感じないイヤホンでした。しっかり鳴る低音は健在で、中高音はクリアでヴォーカルものびやか。高音は刺さる事なく程よくなる印象はZX507とさほど変わりません。

スマホでの視聴の場合、低音が弱く感じたりしてつまらない音楽に感じてしまう事がある低価格イヤホンですが、CCZ Emeraldは特にイコライザーなどで手を加えなくてもしっかりと低音がブーストされており満足感があります。

総評

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CCZ Emeraldは、ドンシャリ好きのIEMイヤホン入門には最適なイヤホンです。低価格ながらに優等生な印象を受けました。

3.5mmイヤホンジャック搭載のデバイスならば、接続先を選ばないしっかりした音なので、上を見ればきりがないですが、CCZ Emeraldはどんな場面でも一定の満足感は得られます。

再現性という意味では独特な色付けがしてあるためやや低く感じる面もありましたが、その味付けによりJ-popやアニソンなど幅広い音楽を楽しめるイヤホンです。

CCZ Emerald の割引クーポンとセール情報

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(2021/12/30現在クーポンの発行はありませんが定期的に発行されています)

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