Flexispot E7H レビュー 電動昇降で作業内容や気分に合わせてワンタッチで高さ調節ができる万能デスク

立位と座位をボタンひとつで切り替えられる電動昇降式デスク Flexispot E7H のサンプルをご提供頂きましたので、さっそく使用感をレビューしていきます。

Flexispot E7H

座りっぱなしの作業がデスクワーカーの健康状態を悪くするというのは有名な話ですが、立ちっぱなしにも、疲れる・足がむくむなどのデメリットがあり、一長一短です。

理想は、”スタンディング姿勢に疲れたら椅子に座れる環境”ですよね?

Flexispot E7Hは、デスクの高さをワンタッチで変更可能な電動昇降式システムを採用しており、その時の気分や作業内容にあったデスクの高さに気軽に調節する事ができます。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Flexispot E7Hの特長と製品仕様

Flexispot E7Hの特長と製品仕様

Flexispot E7Hの脚フレームは、コラムパイプが重なり合う直立構造を採用した、3段階のピラミッド型デュアルモーター電動昇降式システムを搭載します。

重量物を乗せても安定した昇降を実現するほか、昇降時のモーター音もとても静音です。また、ガス昇降式にあるようなガチャンというロック音などもなく静かに停止するので、周囲を気にせず好きな時に昇降させる事ができます。

Flexispot E7Hのハイライト

  • ワンタッチで自動昇降:4つの高さメモリー機能搭載でワンボタンで好きな高さに自動昇降するほか、ミリ単位での微調節も可能です。
  • 障害物検知機能搭載:障害物を検知すると若干上昇して停止し、家具の破損を防止します(感度は4レベルから選択可能)
  • 広い昇降範囲に対応:昇降範囲は63.5cm〜128.5cmに対応。子供の座位姿勢から、高身長な大人の立位姿勢にまで対応します
  • コの字型のフレーム採用:設置スペースを最大限に活用でき、すっきりした印象です
  • 抜群の安定性:挿し込み式脚フレームとパワフルなモーターにより、耐荷重160kgに対応します
  • ケーブルトレイが標準装備:デスク周りの配線をすっきり整頓できるケーブルトレイ、カバー、クリップが付属しています

Flexispot E7Hは、コの字型 + 挿し込み式の脚フレームデザインを採用しています。

公式サイトより

挿し込み式への変更により、脚と支柱がより一体化され、前後への揺さぶりに対しての耐久性が向上しています。他のシリーズと比較し、耐荷重が約2倍にアップしただけでなく、圧倒的に安定度が増し、重量物を乗せてデスク高を上げてもよりぐらつきにくくなりました。

公式サイトより

また、E7Hには、天板裏に設置してケーブル類を隠せる大型のトレイや固定パーツなども同梱されており、デスク周りの配線をシンプルにまとめる事ができるようになっています。

天板は、長方形、カーブ型、集成材・無垢材、配線スリット付き、モニタースタンド付きの5種類があり、サイズは 120×60cm もしくは 140×70cm から選択可能ですが、脚フレームのみの購入にも対応します。

Flexispot E7Hの脚フレーム製品仕様

  • 昇降範囲:63.5cm〜128.5cm
  • 昇降速度:40mm/s
  • 耐荷重:160kg
  • 脚幅調整範囲:110cm〜190cm
  • 対応天板サイズ:幅120cm〜200cm、奥行60cm〜80cm、厚み≥2cm
  • 重量:約34.9kg
  • カラー:ブラック/ホワイト

今回私がレビューしているのは、ホワイトの脚フレーム + チェリー(集成材)天板になりますが、天然木ならではの風格と上質な質感です。

Flexispot E7H の使用感レビュー

コの字脚フレームデザインでよりすっきりとした印象に

Flexispot E7H の使用感レビュー

脚の支柱が、中央ではなくより壁面近くに配置されたコの字型の脚フレームになったお陰で、見た目の印象がよりすっきりしました。

脚が壁面近くになった利点は、1人で座る際にはあまり感じませんが、2人で腰掛ける際には、足元の空間がより広くなった利点を感じる事かと思います。

Flexispot E7H

挿し込み式になって、より安定度が増した脚です。接続部にかけて山になっているデザインも、スタイリッシュで素敵ですよね。

配線がすっきりまとめられるカバーとトレイ付き

Flexispot E7H

Flexispot E7Hは、デスク裏のケーブルを隠す構造が、鉄フレームからナイロン製のマグネット吸着式カバーに変更になりました。着脱が簡単なだけでなく見た目も素敵になっています。

Flexispot E7H

また、今回私は必要なかったので設置していませんが、Flexispot E7Hには、ケーブルがすっきり収納できるトレイが付属します。トレイはデフォルトアクセサリーですが、トレイ用のネジ穴はあらかじめ用意はされていていない為、設置場所は選べます。

このトレイをデスク天板裏にとりつける事で、複数のデバイスをデスク上に置きたい場合にごちゃついてしまう配線を、トレイに収めてすっきり収納可能です。

Flexispot E7Hトレイ設置イメージを公式サイトより抜粋

こちらは、公式サイトからお借りした写真ですが、トレイを設置した場合はこんな感じのイメージです。トレイは嵌め込み式なので、土台はデスクに固定したままでトレイの向きだけを逆にして、手前から中身が見えないようにする事もできます。

天然木の自然な風合いが美しい天板

Flexispot E7H

今回私が選んだのは、木の本来の美しさが際立つ無垢材天板のチェリーです。床の色と合わせてウォールナットにするか悩みましたが、チェリーは全体的に温かいイメージの色味で部屋が明るい雰囲気になって素敵です。

また、無垢材は吸放湿性に優れており、調湿作用によって、夏はサラッと、冬は程よくコンディションを保つことができるそうで、湿気の多い九州でも気持ちよく使えそうです。

Flexispot E7H

天板の表面には「グロス加工」が施され、ツルツルとした手触りで、防水性もあり、メンテナンスも簡単です。ところどころにある天然木ならではの節が、良い味を出しています。

Flexispot E7H

チェリーは天然木シリーズの中でも3.3mmと1番の厚みがあります。そのため重量も1番重たくなりますが、E7Hは耐荷重160kgなので特に問題なく使えています。

リモコンには便利なメモリー機能とUSBポート付き

Flexispot E7H

リモコンは、左右どちらにも取り付け可能です。リモコンでは、1ミリ単位で操作可能な上昇/下降、4種類まで高さを記憶するメモリー機能、誤操作防止のロック機能、障害物検知レベルの調節の操作が可能です。

メモリー機能:Mボタンを単押しして右側4つのどれかを押すと、その高さが押したボタンに記憶されます
誤操作防止のロック機能:Mを5秒以上押すとロック/ロック解除の操作が可能です
障害物検知レベルの調節:上ボタンと下ボタンを同時に5秒以上押すと、都度レベルが切り替わります。(R-0:無し、R-1:低、R-2:中、R-3:高、初期設定はR-2)

ワンタッチで記憶した高さに調節可能なメモリー機能が最高に便利で、立位/座位がイラストで記載されているのも迷わず操作できて良いです。その他の操作は、下記をクリックでご覧いただけます。

▼リモコン操作一覧を見る

Flexispot E7Hのリモコン操作一覧

Flexispot E7H

また、リモコンの右側面には、携帯などを充電するのに便利なUSBポートも搭載されています。

広い昇降範囲で幅広い体格の人に対応

Flexispot E7H スタンディングデスク

大人の女性がスタンディング姿勢で作業する場合は92cm程度の高さが最適になりますが、Flexispot E7Hは128.5cmまで高さを上げられるため、2メートルぐらいの身長の人でも快適に使えそうです。

座位に関しても、最低の高さが63.5cmとかなり低めまで対応するので、小学校中学年くらいの体型の子供から無理なく使えます。

座位で作業中、眠たくなってきたら、立位に切り替えて、疲れたらまた座位に戻れるという快適な環境を手に入れられるのは、電動昇降式ならでは。

ガス昇降式はある程度力が必要となる為、頻繁に切り替えしなかったのですが、電動昇降式デスクに切り替えてからは、頻繁に立位と座位を切り替える癖がつきました!

進化した脚裏構造にも注目

Flexispot E7Hの脚裏は、従来品より大きめのフットパッドが採用されています。これにより、どっしり安定するだけでなく、滑りも防止します。

こちらは、E7Hにアジャスターを設置しているところ。従来品はこのアジャスターで支える構造でした。E7Hにもアジャスターがついている理由は、机の平行が取れない場所に設置する場合の補助になるので、まっすぐな床に設置する場合は必要ありません。

私は、机の脚の下を掃除したいので、M8ねじボルト式キャスターをAmazonで購入して設置しました。写真左は、Flexispotのバイクチェアのキャスターになりますが、私の買ったものはタイヤが細くて床に傷がつきます。

Flexispotのキャスターが売り切れだったので代用品にしたのですが、見た目に惑わされずに公式のキャスターに近いこっちにすればよかったです・・。このような失敗をしたくない人は、下の公式が出してるキャスターの入荷待ちがおすすめです。

Flexispot E7H の開封から組み立てまでをさっくり解説

Flexispot E7Hは、天板と、脚フレームなどのパーツに分かれて、2箱で届きます。

デスクの組み立ては、天板の裏面に脚をつけていくだけなので、女性一人でも行えます。しかし、組み立て完了後にデスクを反転させる際は、大人2人以上の力が必要です。

まずは、天板を開封します。ネジ穴がところどころに開いているのが裏側なので、ネジ穴の有無を確認します。私の場合は、天板の段ボールを床の保護にそのまま使用する事とし、この状態のままフレームをつけていきました。

脚の方の箱に、組み立てに必要な工具(青いドライバー兼六角ナット)が入っています。基本的にはこれ1つで間に合いますが、電動ドライバーがあった方がより簡単に作業できます。

脚の方の箱の中身を、天板の上に入っていた広さのあるダンボールの上に、いったん全て出しました。説明書にある中身と相違がないかを確認し、間違えがなければ、説明書通りに組み立てていきます。

説明書通りに進めるだけなので、作業内容は割愛しますが、工程を見たい方は、公式サイトの組み立て方法説明(PDFファイル)をご覧ください。

上記は、天板にサポートフレームと脚をネジ留めした後、仕上げにケーブルを接続した写真ですが、ケーブルをどこに挿したら良いのか分かりやすくマークしてあるので、機械苦手な方でも迷わずに作業できます。

また先ほどのごちゃごちゃしたケーブルを前モデルではスチールのカバーで隠していたのですが、Flexispot E7Hは、マグネットでペタッとひっつけるだけのファブリック素材のカバーに変更となりました。

これにより、もしリモコンの位置を右ではなく左に変えたいなどの場合でも、マグネットカバーをパカッと外してケーブルを出す位置を変える事ができるようになりました。組み立てが楽、脚に当たってもひんやりしない、見た目もお洒落という事で、この仕様変更は個人的に嬉しかった点です。

私はこれで作業完了としましたが、配線をスマートにまとめたい方は適当な場所にトレイをつけてから、あとはデスクの上下を反転させるだけです。だけとか書きましたが、重量物なので、2人以上で慎重に行ってくださいね。

Flexispot E7H レビュー総括

Flexispot E7H レビュー総括

Flexispot E7Hは、新しく採用されたコの字型の差し込み式脚フレームデザインで、耐荷重160kgに対応します。このアップグレードにより、大型モニターを多数使う人も、より安定したスタンディング作業が行えるようになりました。

また、ケーブルがすっきり収納できるトレイや、ケーブル留めのパーツなどが付属し、デスク周りをとにかくすっきりさせたいという人の願いも叶えるセット内容です。脚だけの購入の方も、E7Hにはケーブルトレイなどのオプションが標準装備されているので、コスパが良いのではないでしょうか。

我が家では、Flexispot社の他シリーズの電動昇降式デスクをダイニングテーブルとしても利用しており、目線が下になると背中が丸まって肩こりしちゃうような作業を、立位で行ったりしています。椅子に座った場合も食事の時より机の高さを高めに調節する事で、肘をついて横着に作業する事もできます。

電動昇降式デスクは、高さをミリ単位で簡単に調節でき、パソコン作業用デスクとしてだけでなく、料理の下ごしらえや、ミシン掛け、アイロン、書類の記入などあらゆる作業用のデスクとしても最高です。E7Hは、防水加工された質の高い天然木の天板が最高すぎるので、これからは我が家のダイニングテーブルとして活躍します。

圧倒的な耐荷重、選べる天板、安定度が増した脚フレーム、どれをとっても最新モデルは一歩抜けだしており、末永く使える質の良い電動昇降式デスクをお探しの人には、Flexispot E7Hがイチオシです!

Flexispot E7H の販売先

Flexispot公式サイトでは、創立8周年記念抽選キャンペーンを実施しています。
公式サイトでご購入頂き、レビューを投稿することで、抽選で景品が当たるというキャンペーンで、現在は第二弾のプレステかAirPodsが当たるキャンペーン中です!

Flexispot公式サイト:Flexispot E7H

また公式サイトで購入の場合は、5年間の公式サポートを得る事ができますが、楽天やAmazonやYahooショッピングのFlexispot公式ストアでご購入いただいた場合も同じサポートが受けられます。

フットパッドが広くなってより安定したFlexispot E7Hですが、重量があるので、はやりキャスターをつけるのが便利です。せっかくなので、合わせていかがでしょうか?




コメントをする(スパム対策で認証制にしています)

*
*
* (公開されません)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください