POCO F4 レビュー カメラ機能が充実で普段使いも可能なゲーミングスマホ!
低消費電力で強力な処理パフォーマンスが魅力のPOCO F4の実機レビューです!
手振れ補正が今まで私がレビューしてきたXiaomi機の中では抜群に良く、夜景の撮影能力も抜群で、インカメのソフトな加工加減も最高!個人的には、ゲームにあまり興味のない女子にもおすすめしたい1台です!
パワフルなSnapdragon® 870を搭載
LiquidCool Technology 2.0でより速く冷却しCPU性能を効率的に維持
120Hz AMOLED + 業界最小クラス2.76mm超小型DotDisplayを搭載
Dolby Atmos対応のデュアルスピーカー搭載
OIS付き64MPメインカメラ+自撮りが盛れる20MPフロントカメラ
撮影後の写真を編集できるイレース機能など魅力満載
67Wターボ充電で4,500mAhのバッテリーをわずか38分でフル充電
フルバンド対応・VoLTEも5Gも対応で利用SIMを選ばない
POCO F4の外観・デザイン
写真は全てクリックで拡大可能ですので、詳細を確認したい場合はクリックしてみてください!
化粧箱を開けた状態ですが、右端においてるクリアケースが入った箱が、F4本体の上に乗った感じで入ってます。
付属品は、クリアのTPUケース、イヤホン用アダプター、PIN、ペーパー類。下の写真の充電器セットもつきます。
こちらは付属の67W対応USB充電器と、TYPE-Cケーブル。この67Wの充電器は日本仕様ではありませんが、高出力充電が可能になる特殊な充電器なので、100均などで日本仕様に変換するアダプターを買って利用するのがベストです!
この充電器では、POCO F4の4,500mAh(typ)の大容量バッテリーをわずか38分でフル充電可能な67Wターボ充電が行えます。
POCO F4には、電流を2方向に分けて流すことで充電の安定性を高め、バッテリーの劣化を防ぐMMT(Middle Middle Tab)技術も搭載されています。フル充電状態で、最大27時間の通話が可能。
1週間程度使った感覚では、ハイエンドCPU搭載機種なのにバッテリー持ちが良く、こまめに充電する必要がないのが良いなと思いました。
付属のTPU素材のクリアケース。すぐに黄ばんじゃうのが難点ですが、POCO F4にジャストサイズに作られており、ホールド感も良いので、専用ケースを入手するまでのつなぎにも使えます。
ケースを付ければ、リアカメラもしっかり保護され、ディスプレイ側もカバーがディスプレイよりミリ単位で高くなっているので、どちら向きにおいても傷から保護してくれます。
上部には、マイク穴と、スピーカーと、Miリモートアプリで家電のリモコン代わりに使える便利な赤外線センサーを搭載。テレビ・エアコン・扇風機など、日本製の家電も幅広く対応しており、かなり便利に使えます。
Xiaomi 11 Liteと比較するとカメラの突起はある方ですが、リアカメラの性能から考えると突起は充分に抑えられていると思います。ケースに入れてデスクにおいて操作してもガタつきは感じず、個人的には許せる範囲。
下部にもスピーカーを搭載。その他は、SIMトレイとTYPE-Cポートとマイク穴があります。Dolby Atmos®対応のデュアルスピーカーを搭載で、最大音量で慣らしても音割れする事もなく、臨場感あふれるクリアなサウンドを楽しめます。
右側面には音量ボタンと指紋認証センサー搭載の電源ボタンが配置されています。
POCO F4は、POCOラインアップの中で最も薄いとされる厚み7.7mmです!ただしそれは本体の厚みの話であって、カメラ部分を含むともうちょっとあります。手に持った感触はとても薄くホールド感は抜群です。
左側面には何も配置されていません。POCO F4はフラットディスプレイを採用しています。個人的にはフラットディスプレイは文字入力もしやすくスマホとしてはとても使いやすく好きです。
私のはメーカーさんから提供頂いたサンプル機になるので、購入された方も同条件かは分かりかねますが、到着時点で貼り付けられていたフィルムのクオリティーが低いです。隅が浮いているし気泡が入っているのがで、神経質な方は自分好みのフィルムの購入がおすすめです。
ケース装着後に正面から見た感じです。私は手が小さいので大きく見えちゃうかもしれませんが、POCO F4は6.67インチです。Androidとしては一般的サイズ感ですが、テキストを読んだり調べものをしたり動画を視聴するのに丁度良いサイズ感で使いやすいです。
またAMOLEDディスプレイは、直射日光下でも見やすく、ドルビービジョンやリアルな色を高精細に再現可能なTrueColor表示機能にも対応しており、発色がとても良く感じます。
背面は鏡面仕上げでつるつるピカピカ。指紋の付着は気になりやすいかと思いますが、高級感があります。
POCO F4のカメラ機能
フロントカメラは、業界最小クラスの2.76mm超小型のドット型で搭載。20MP 5184×3904p の写真が撮影可能です。
ISO範囲は50~3200で、絞り値はf/2.45、センサーサイズは1/3.47インチ、動画は2.1MP 1920×1080p 30fpsです。インカメにも手振れ補正は効いており、更に肌を滑らかにしてくれるビューティー機能も静止画動画ともに搭載!
私の中でPocoのインカメは盛れないイメージだったのですが、Xiaomi 11 Lite並みに盛れます。インカメ重視派におすすめは、Poco F4と11 Liteですが、後継機の12 Liteもおそらく盛れるのではないかと思います。
写真はノーメイクですが、肌を美しく見せてくれる自然な加工で化粧要らずで、更に髪の毛と背景の境界線もかなり自然です。SNOWより自然に加工してくれるし解像度が落ちないので、SNOW無しでは写真に写りたくない女性に特におすすめしたいです!
目玉のAIビューティー機能ではリアルタイムに画面で確認しながら、美肌・小顔・大きな目・鼻・顎・唇・メイクの加工をすることができます。写真は、美肌・メイクをMAXにしていますが、不自然にならない範囲の加工が気に入りました。
また手のひらシャッターを搭載しており、シャッターが押せないほどスマホから離れても、手をかざしてシャッターが切れるので旅行中などは自撮り棒とセットでかなり便利に使えます。実物より美しく写りますしw
低照度でも撮影可能なナイトセルフィ―モードでもAIによる美顔機能は対応していて、インスタなどで夜景と私みたいな写真を撮影したい人にもおすすめです!
リアカメラは、64MPメインカメラ、8MPウルトラワイドカメラ、2MPマクロカメラという構成です。64MPのメインカメラには、OIS光学手振れ補正機能を搭載しているので、手持ち撮影でもブレの少ない写真や動画が撮影可能。
手振れ補正機能をONにした場合は1080p 30fpsに固定されてしまいますが、60fpsで撮るのと比べものにならない程手ぶれが抑えられており、日中の撮影ならばもやはスタビライザーは必要ないんじゃないかってほど手ぶれの無い動画が撮影できました。
もちろんビューティー機能も搭載しており、インカメほど詳細な設定はできず、肌の滑らかさの強弱を調節するだけになりますが、MAXだと下の写真のように滑らかな肌に撮影する事ができます。
MAX美肌にしているので、若干加工っぽさが出ていますが、美肌に見えて嬉しくなります。ホクロはしっかり残しつつ、必要のない肌の粗をなかった事にしてくれています。
ここからはアウトカメラで撮影してきた様々な撮影サンプルを掲載します。シークバーありの写真は比較できますので、是非ご利用ください。シークバー無しの写真はクリックで拡大できますが、全て長辺1980pサイズにリサイズしています。
▼64MPで撮影した写真を1/4程度のサイズに拡大。破綻しておらず詳細まで撮影できています。
▼64MPと通常AIありの写真比較。右のAIありの方がドラマチックな雰囲気。
▼64MPと通常AIありの写真比較。こっちは64MPの方が発色がきれい。
ここからは1枚ずつなのでクリックして詳細を確認してみてください。
ワイドアングルは少しズームされて横に伸ばされてる感じがありますね。個人的には赤の発色が自然でXiaomi特有のAI効かせ過ぎ感があまりなく調整の撮れたAIだなという印象を受けました。
また夜景モードで遠くの月の写真を撮影しているのは、真っ暗で照明がほぼ無い状態での撮影ですが、月をしっかり捉えており感動しました。夜景は傍に強い光源があってもなくても、どれも白飛びもなく完璧に調整が取れた写真だと思います。
更にPOCO F4は、ギャラリー編集を楽しめるAl Skyscaping 4.0機能、写り込んでしまった邪魔なものを消去するAl Erase 2.0機能を搭載しており、上の写真のように撮った写真を後から編集して、邪魔な文字を削除したり写り込んでしまった人物を削除したりすることが可能です。
手振れ補正を入れた場合は、1080P固定になってしまいますが、手ぶれが効いた撮影が可能で歩き撮影にも耐えられます。4K 60fpsにも対応がありますが、失敗がないのは手振れ補正ONですね。
POCO F4のAntutuベンチマークスコア
POCO F4は、7nmプロセス、3.2GHzプライムコア速度、高速5G接続を特徴とする大人気のフラッグシッププロセッサSnapdragon® 870を搭載しています。今回私がレビューしているのは6GB+128GBバージョンです。
POCO F4のAntutuベンチマークスコアは、総合 675,235点、CPU 180,233点、GPU 243,142点でした。3回ベンチマークを回しても熱くなる印象はなく冷却機能が凄いなと思っていたのですが、ストレステストは最後まで回せずでした。
メモリにはLPDDR5 RAMとUFS 3.1 ROMを搭載しており、読み書き速度はとても早く、とにかくダウンロードが早いなという印象。Geekbenchの最高は、Single Core 983、Multi Core 3282、OpenCL 3529です。
ゲーム性能を試したくてPUBGに挑戦しましたが3分ぐらいでキルされちゃうので、ホカホカになるかを試すに至らずw
動画の撮影や高画質な写真の連続撮影でフリーズしたり発熱したりすることはなく、パフォーマンスはさすがハイエンドスマホという印象です!
POCO F4のOS特徴
POCO F4は、Android 12ベースのMIUI 13.0.4のGlobal OSを搭載。MIUIは独特なOSですが、デュアルアプリが全てのアプリで利用可能だったり、他のスマホにない特徴が沢山で個人的には大好きです。
個人的には、ホーム画面で左上に配置できるサイドバーによる良く使うアプリのポップアップが便利なのと、スマホを別端末として起動できるセカンドスペースがXiaomiの特徴かなと思います。
また利用しないアプリはシステムアプリでもほぼ削除できるのも良いです。もともとPOCOは不要なアプリはほぼ入っていませんが、利用しないものは全て削除できるというのは使いやすい。メルカリなど通常スマホでは2アカウント入れられないアプリもXiaomi機ならば、2つずつ入れられる仕様で、デュアルアプリが全てのアプリに対応しているのが良いです。
またPoco F4はDolby Atmos®に対応しており、イコライザーも自在にカスタム可能。カスタムセンスがない人でも8種類から選ぶことができるので、普段自分がよく聴く音楽に合わせておくのも良いかと思います。
実際にイヤホンで音楽を聴いてみたら、やはりDolby Atmos®無しのスマホで聴く音楽と全然違った印象でした。音楽好きにもおすすめ。また、Dolby Atmos®は、動画の撮影時にも適用され、撮影時に収録される音がより豊かな音質で撮影可能です。
リフレッシュレートは最大120Hzですが、自動と固定が選べ、固定だと60Hz/120Hzになってしまいますが、自動にしていたら、アプリに合わせてインテリジェントにリフレッシュレートが最適化されて電池の消耗を抑えつつ快適な操作感を堪能できます。
またAndroid 12の一部機種で廃止されたシステムメニューのボタン設定も健全で、戻るボタンに画面をオフなどの設定を入れておくことができるので、個人的には好きです。
ジェスチャーショートカットも指紋センサーをダブルタップでスクショ撮影など割り当てられて、3本指ではずれてしまってうまく撮影できない問題も解決できたりします。
クイックボールも便利で、システムメニューをオフにして全画面表示にしたい場合はさっと再度から引き出して利用できるのがとても便利です!
POCO F4の仕様スペック
POCO F4のスペック詳細 | |
---|---|
カラー | シルバー/ブラック/グリーン |
サイズ/重量 | 163.2mm×75.95mm×7.7mm, 195g |
SoC/CPU | Snapdragon®️ 870 CPU: Qualcomm®️ Kryo™ 585, Octa-core CPU 7nm manufacturing process |
GPU | Qualcomm® Adreno™ 650 GPU |
画面 | 6.67インチ AMOLED リフレッシュレート 120Hz 解像度 2400×1080FHD+ DCI-P3 100% (typ) タッチサンプリングレート 360Hz 輝度:900 nits (HBM),1300 nits (peak) 特徴:トゥルーカラー, ドルビービジョン, HDR10+, サンライトディスプレイ3.0, 360°環境光センサー, Corning® Gorilla® Glass 5, MEMC対応, SGSアイケアディスプレイ |
メモリ容量 | 6GB+128GB | 8GB+256GB LPDDR5+ UFS 3.1 |
背面カメラ | 64MPメインカメラ OIS(光学手振れ補正) 6Pレンズ f/1.79 1.4μmピクセル(4-in-1) 8MPウルトラワイドカメラ f/2.2 視野角119 2MPマクロカメラ f/2.4 1.75μm ピクセル 動画 4K@60fps/30fps 1080p@60fps/30fps 720p@30fps |
前面カメラ | 20MP f/2.45 |
対応バンド | 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz 3G: WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28 4G: LTE TDD: B38/40/41 5G*: Sub 6G:NSA&SA n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78 |
生体認証 | 側面指紋センサー AIフェイスアンロック |
センサー | 近接センサー|環境光センサー|加速度センサー|ジャイロスコープ|電子コンパス|リニアモーター|IRブラスター |
防水 | 不明 |
NFC | 対応 Google Pay対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
オーディオ | デュアルスピーカー Dolby Atmos® (ドルビーアトモス ハイレゾ音源対応 |
バッテリー | 4500mAh 67Wターボチャージ |
GPS | GPS:L1+L5 | Galileo:E1+E5a QZSS: L1+L5 Glonass: L1 Beidou: B1I+B2a Navic |
言語 | 日本語対応 |
Google Play | プリインストールあり |
振動モーター | X-axis linear motor |
OS | MIUI 13 |
実機検証の結果、SIMを入れただけでAPNが表示され、OCNと楽天モバイルは利用可能でした。スペックから見ても全てのキャリアフルバンド対応で、何の設定もせずにVoLTEも利用可能です。便利!
POCO F4のセール情報
現在POCO Official Storeでは、30%割引のセール中です!
6GB+128GB:45,467円
8GB+256GB:51,687円
POCO Official Storeリンク:POCO F4
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