N-One NPad Plus レビュー MTK8183搭載コスパ良好なタブレット
10.36インチ 解像度2000×1200 IPS インセルFHDディスプレイ採用のAndroid 12タブレット『N-One NPad Plus』の実機レビューです。
N-One NPad Plusは、MTK8183 CPU、8GB RAM + 128GB ROM、 6600mAhバッテリー、13MPリアカメラ + 5MP フロントカメラという構成で、更にBanggoodで販売されているのにも関わらず技適対応です!
LTEには非対応ですが、測位システムはGPS+Beidou+Galileo+Glonassを搭載し、オフラインマップでナビ替わりにも使いやすいサイズ感。AntutuベンチマークV9で約23万4千点というスコアでエントリークラス上位~ミドルレンジ下位クラスの性能です。
N-One NPad Plusの売りは、低価格で日常使いに丁度良い性能です。用途としては、動画の視聴やネット閲覧や読書などにおすすめのタブレットです!
※割引クーポンは、記事最下部の『N-One NPad Plusの割引クーポンとセール情報』に記載しています。
N-One NPad Plusのスペック
OS | Android 12 |
---|---|
CPU | MTK8183 |
Core | Octa Core |
GPU | Mali-G72 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB + MicroSD 最大1TB |
ディスプレイ | 10.36インチ 2000×1200 IPS 226PPI 60Hzリフレッシュレート 輝度300nit |
カメラ | 前面:5MP、背面:13MP |
wifi | 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
インターフェイス | TYPE-C, 3.5mmイヤホンジャック, MicroSD |
GPS | GPS+Beidou+Galileo+Glonass |
widevine | L3 |
バッテリー | 3.8V / 6600mAh |
サイズ/重量 | 247×157×7mm, 439g |
N-One NPad Plusの外観デザイン
パッケージ内容
中国からの配送なので、コンセントの形状を切り替えるアタッチメントが付属します。アタッチメントを使えば、日本のコンセントにそのまま挿す事ができます。
パッケージ内には、コンセントのアタッチメントと別に、以下の5点が含まれます。
- N-One NPad Plus本体
- 取扱い説明書(日本語対応)
- TYPE-Cケーブル
- 充電器
- SIMイジェクターピン
躯体デザイン
背面は艶消しメタル素材で、手触りも見た目も良いです。カメラが2個ついているように見えますが、13MPのレンズ1個しか搭載していません。コストを抑える為に別の機種のフレームを転用したのかもしれないですね。見た目の箔はあります。笑
背面のロゴ部の拡大です。PSEマークの他、技適認証マークがついており、国内でも安心して利用可能です。
右側面には、上から、ヘッドフォンジャック、音量ボタン、リセットホール、電源ボタン、TYPE-Cポート、スピーカーを搭載。
カメラの突起はさほど気になる感じではありませんが、デスクにおいて右下を押すとほんの少しだけカタカタします。
左側面には、スピーカーしかありません。左右にスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを楽しめますが、音質は普通のノートPCクオリティーで、iPhoneなどスピーカーの良い機種と比較すると若干音の厚みを物足りなく感じますが、音量は充分にあり動画の視聴や音楽再生には問題はありません。
音に拘りたい場合は、3.5mmオーディオジャックで有線接続をするのもありだし、Bluetooth5.0の性能を活かしてBluetooth接続するのもありです。BluetoothはLDAC対応で高音質なロスレス再生で音源を楽しめました。
上部には、MicroSDカードトレイが配置されています。
下部にはマイク穴らしきもの以外何もありません。
ディスプレイ
N-One NPad Plusは、10.36インチ 2000×1200解像度 IPS インセルFHDディプレイを採用。ディスプレイには、保護シートが貼られており、フィルムを剥がして利用します。気泡などの入り込みはなく、貼り付けクオリティーの高さが好印象でした。
N-One NPad Plusの液晶画面は、300nitの輝度を備えており、とても明るく見やすいです。屋外で昼間に写真を撮影する際、最大輝度まであげたらしっかり被写体が見える程の明るさでした。
輝度はメニューのシークバーで簡単に調節できますが、最低輝度を更に下げるというボタンも搭載しており、暗い場所ではバッテリー消費を極限まで抑えた使い方も可能です。
N-One NPad Plusは、液晶の中にタッチパネルが内蔵されたインセルディスプレイを採用する事で、光の透過率をあげ、厚みはわずか7mmという薄型化を実現しています。またベゼルも比較的狭めで、スタイリッシュな印象です。
重量も439g(実測値)とこのサイズにしては比較的軽量です。本体の横幅は約16cmで、手が小さい私は片手持ちは厳しいですが(親指と小指を広げて18cmです)、大人の男性などは縦に持ってニュースの閲覧なども快適にこなせそうです。
N-One NPad PlusのOS
N-One NPad Plusは、OSにAndroid 12を搭載。素のAndroidに近いUIで使いやすいです。
起動したら、まずは言語選択の画面になるので、日本語を選択します。そうすると、日本語での表示になり、全てアナウンス通りに進むだけで初期設定は完了するので、Androidに詳しくない人でも簡単に初期設定が終了します。
もし他の端末のアプリとデータをコピーしたい場合は、Googleアカウントで同期できるので、機種変更の場合も簡単です。
インストールアプリは、Google系が少しだけの必要最小限で、個人的に不要だと感じるアプリはありません。この辺りもとても使いやすく感じます。
画面上部から下にスワイプすることで表示される上部メニュー(クイック設定パネル)は豊富で、入れ替えも可能ですので、よく使う機能をすぐに表示できる上の部分に持ってくる事も可能です。
また、バックグラウンドアプリの機能の一部を制限することで、フォアグラウンドで利用しているアプリのパフォーマンスを上げる『DuraSpeed』機能を搭載。効率よくCPUを駆動させることができます。
ストレージはAndroidシステムに9.2GB、アプリに4GBが使われます。128GBのストレージのうち、約13GBが使われますが、残りは充分で沢山のアプリを入れて遊ぶ事ができます。もちろんMicroSDにも対応で、最大2TBのストレージ拡張が可能です。
N-One NPad Plusのパフォーマンスと性能
N-One NPad Plusは、SoCに12nmプロセスのMediaTek Kompanio 500(MT8183)を搭載。8コア(x4 Cortex-A73 + 4x Cortex-A53)は最大周波数2.0GHzで動作し、GPUはMali-G72/800MHzとなります。
Antutuベンチマーク/GeekBench 5/Google Octane 2.0
N-One NPad Plusのパフォーマンス性能を各種アプリで計測した結果は以下の通りです。
AntutuベンチマークV9で計測して、総合性能233,940点、CPU性能65,314点、GPU性能49,951点。
GeekBench 6.0.3で計測した結果、OpenCL Score 1145点、Single-Core Score 324点、Multi-Core Score 1200点。
Google Octane 2.0で、Octane Score 11,067点、Multi Core Score 106,508点。
▼クリックで結果を表示する
性能・スペック CPU-Z/DRM info
CPU-Zで見てみたら、Widevine Security LevelはL3でした。薄型デザインや最新OSを採用しておりパッと見のクオリティーは高いですが、ここは価格相応なイメージですね。
更に内部の詳しい部分を見たい場合は、下記のDRM infoで確認可能です。
▼DRM infoで各機能の詳細を表示する
ゲーミング性能
PUBGで試した結果、HDまで選択可能でした。
ほどよいベゼルでプレイ中に画面に指がかぶる事は無く、また、大画面でのゲームはスマホより見やすく、操作もしやすく感じます。PUBGでも設定次第ではというレベルなので、軽いゲームは遊べるのですが、重たい3Dゲームなどは厳しいでしょう。
N-One NPad Plusのバッテリー性能
バッテリー容量は6,000mAhを搭載。省電力モードのバッテリーセーバーも搭載しています。
バッテリーセーバー無し&輝度最低(夜間の照明では充分な輝度)で、YOUTUBE動画を5時間再生して40%の残量でした。輝度と音量によってはもっと短くなると思いますが、6時間は普通に動画が見れるぐらいの性能はあります。
また、フル充電後、18時間待機させた場合、わずか10%の消費電力で、残り27日という表示でした。待機電力は少なく、使いたい時にすぐ使えます。
N-One NPad Plusのカメラ性能
リアカメラ 12.6MP (4096×3072) f/2.8、フロントカメラ 4.9MP (2560×1920) を搭載。リアカメラは2つに見えますが、1つです。
豊富な撮影モードを搭載し、また手振れ補正機能も搭載しています。タブレットとしては充分なスペックで、更に、撮影時には美肌モードなどの選択はありませんが、撮影した後の写真をタブレットの編集機能で、背景をぼかしたり美肌補正を追加したりは可能です。
また、動画にはEIS(電子手振れ補正機能)を搭載しており、動画の画質は1280×720までが選択可能です。日本の技適がついているので覚悟はしていましたが、カメラのシャッター音は消せない仕様のようです。
背面カメラのレンズは1つしかついていませんが、手前にピントを合わせる事で、背景をうっすらぼかした撮影も可能で、被写体に10㎝ぐらい寄ったマクロ撮影も可能です。また、低照度でも撮影は充分に可能で、テキスト撮影もしっかりピントを合わせる事が可能で、撮影しやすかったです。
N-One NPad Plusのレビュー総括
N-One NPad Plusは、エントリースペックよりちょっと性能が上のミドルレンジ下位クラスの性能でしたが、ウェブブラウジングやニュースの閲覧、動画の視聴などの日常使いとしては充分なスペックで、PUBGクラスの軽いゲームならば快適にプレイ可能です。
スピーカーは左右に2つ搭載し、ステレオ再生可能で音量も充分ですが、特筆するほど音が良いという訳ではありません。しかし、クリアで聞きやすい音なので、YOUTUBE動画を楽しむぐらいならばスピーカーでそのまま再生しても楽しめると思います。
液晶画面は輝度が高く300nitまで対応。昼間の屋外などの明るい場所でも充分に閲覧できるほど明るく、またIPSスクリーンの広い視野と発色の良さで映像もキレイです。
薄型軽量デザインで、メタルフレームの見た目は美しく、そこそこ使えるタブレットが欲しいと思っている方には、低めに価格設定されているのも相まってコスパが良いモデルだと思います!
N-One NPad Plusの割引クーポンとセール情報
N-One NPad Plusは、現在中国の通販サイトのBanggoodでクーポン割引セール中です。
N-One NPad Plusのクーポン&セール情報 | ||||
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商品名 | クーポン | クーポン適用価格 | 回数 | 有効期限 |
N-One NPad Plus MTK8183 Octa Core 8GB RAM 128GB ROM 10.4 Inch 2K Screen Android 12 Tablet | BG812195Copy | $137.99 値下げ |
10 | 8月31日 |
N-One NPad Plus MTK8183 Octa Core 8GB RAM 128GB | BGJPad2dCopy | $129.99 | 20 | 7月2日 |
N-One NPad Plus MTK8183 Octa Core 8GB RAM 128GB | BGJPa731Copy | $121.99 値下げ |
20 | 6月9日~ 6月30日 |
N-One NPad Plus | BGJPc54bクーポンをコピー | $115.99 16,284円 |
20 | 6月30日 |
N-One NPad Plus MTK8183 Octa Core 8GB RAM 128GB ROM 10.4 Inch 2K Screen Android 12 Tablet | BGJPdf8fCopy | $138.99 | – | 6月15日 |
※現在のAmazon価格は、24900円-クーポン割引7000円+送料1436円で、19,336円($137.69)なので、Banggoodが最安価格です!
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