TECLAST P30 レビュー 10,900円で購入可能なAndroid 14 OS格安タブレット!
TECLASTの最新の格安で購入可能なタブレットTECLAST P30を、サンプル提供頂きましたので、さっそくレビューしていきます!
TECLAST P30 は、最新のAndroid 14 OSに、Allwinner A523 オクタコアCPUを搭載したエントリー性能のタブレットです。
- 最新のAndroid 14 OS搭載
- 10.1インチ 1280×800 HD解像度のIPSディスプレイ搭載
- 4GB+6GB拡張機能で最大10GBメモリ搭載
- 64GBストレージ + 1TBまでのMicroSDに対応
- 6000mAhバッテリー搭載
- 3.5mmイヤホン端子搭載
- Bluetooth 5.4(LDAC)対応
- アクティブノイズキャンセリングマイク搭載
- 8.7mmの薄型、540gの軽量
TECLAST P30の1番の売りは、最新OSを搭載しつつも、1万円台前半で購入できるという低価格です。動画閲覧、ネットサーフィン、SNSのチェックなどが主な用途のタブレットライトユーザーには、コスパ最強のタブレットと言えるでしょう。
TECLAST P30 のスペック詳細
TECLAST P30 | |
---|---|
OS | Android 14 |
CPU | Allwinner A523 オクタコア 1.8GHz |
GPU | Arm G57 |
メモリ | 10GB(標準4GB + 拡張6GB) |
ストレージ | 64GB + MicroSD最大1TB |
ディスプレイ | 10.1インチ 1280×800 IPS |
カメラ | リア:5MP + AI補助 フロント:2MP |
wifi | WiFi 6世代(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.4(AAC/SBC/LDAC) |
インターフェイス | Type-C、3.5mmヘッドホン端子、Micro SDカードスロット |
認証 | Widevine L3、GMS認証、PSE、技適認証 |
バッテリー | 6000mAh |
その他の機能 | 無線投影+画面分割+OTG機能対応 |
サイズ/重量 | 厚み 8.7mm、540g |
TECLAST P30 の外観レビュー
パッケージ内容
外箱は、ややポップなTeclastロゴが印象的な、清潔感溢れる梱包です。裏面には、各種認証マークなどの記載があり、日本向けの技適認証マークの記載などもありました。技適付きなので、安心して日本国内でも利用できます。
パッケージに含まれるのは、以下の通りです。
- TECLAST P30本体(保護フィルム付き)
- TYPE-C 充電ケーブル
- TYPE-C 充電器(日本仕様)
- ユーザーマニュアル(日本語対応)
USB充電器は日本対応のプラグ仕様で、100-240Vまで利用可能なので、世界中でも利用可能です。また、50/60Hzどちらも対応。
入力は0.4A MAXとなっており、出力は 5.0V 2.0A という仕様です。PSEなど安全規格も満たしているので、この充電器を利用するのがおすすめです。
TECLAST P30本体には、あらかじめ保護フィルムが貼り付けられています。その保護フィルムの上にもフィルムが貼られているので、剥がしてから使用します。裏面にも、傷から保護するフィルムが貼られていますが、裏面のは剥がして使うのが良いと思います。このレビューでは、私は剥がしております。
画面の保護フィルムは、きっちり貼り付けられており、気泡の混入も無し。指紋の付着を防止するなどの機能を搭載したフィルムではありませんが、クリア度は高く、操作にも影響しない高品質なフィルムです。
外観デザイン
10.1インチのディスプレイは、約1cm程度の程よいベゼルで、手で持った際に誤タッチしてしまう事もありません。重量は540gで、手に持った際に重たさはさほど感じません。
本体デザインは、直線的なストレートエッジデザインを採用。フレームは頑丈な金属素材で、背面はプラスチックパネルのようなさわり心地ですが、色や雰囲気は統一されており安っぽさはありません。
また5MP + AI補助mpデュアルレンズを備えたリアカメラは、突起が最小限に抑えられており、デスクに置いて操作してもカタカタしません。裸でそのまま利用したい場合も、気にならない程度かと思います。
上部のベゼル内には、2MPのフロントカメラを搭載します。このカメラは、顔認証ロック解除にも対応します。
左サイドには、TYPE-C充電ポートとMicroSDポートを備えます。右側は何もなし。
丈夫には、電源ボタン、音量ボタンを備え、角には3.5mmイヤホンジャックも備えます。
下部には、ステレオスピーカーを搭載。BGMや動画の閲覧程度の利用ならば、十分な音量が出ます。
厚みは8.7mmと薄く、ホールド感は良好です。また、本体のブルーのカラーも素敵で、指紋が目立たず、傷もつきにくそうです。
TECLAST P30の使用感レビュー
ディスプレイ性能
TECLAST P30の10.1インチのディスプレイは、1280×800 HD 解像度、アスペクト比16:10 の黄金比率を備えます。
縦長/横長になるワイドディスプレイは、縦表示でニュースの閲覧、横表示でExcelの表の閲覧や画面分割など、表示領域が広くなって見やすくなります。
また、画面密度は150 PPIを備えており、画面を分割して小さな文字を表示してもドットの粗さは目立ちません。画面分割は、半分だけでなく、1/3と2/3にも対応しており使いやすいです。
更に、低照度で目を労わる夜間モード、読書に最適な読むモード、集中力をあげるダークモードに加え、画面の明るさを自由に調節できる機能も搭載し、スライドメニューから簡単にワンタッチで操作できます。
TECLAST P30は、178度の広い視野角を持つIPS液晶を採用し、300nitの輝度を備えるほか、T-Colorカラー最適化テクノロジー機能による色調節で、色鮮やかで高精細な表示を実現しています。
Widevine L1対応との事でしたが、私のレビューした端末は、 Widevine L3でした。もしかして、初期ロット以降の端末は Widevine L1対応になる等の仕様変更があるかもしれないですが、 Widevine L1の確認はできませんでした。
Amazonプライムビデオをアプリで再生した場合は、HD画質にはならないのですが、プラウザで表示した場合は、最高画質を選択可能です。多少工夫が必要ですが、高画質にこだわる場合は、プラウザの利用もありですね。
プラウザでYOUTUBEを再生した際は、2160pまで選択可能。
もとの解像度がHDなので、正確には1080pでの再生もできていない事にはなりますが、画質の粗さなどは感じずにとても高精細に感じます。
パフォーマンスと性能
TECLAST P30は、CPUに最大動作周波数1.8GHzのAllwinner A523 8コアプロセッサーを搭載します。
ネット閲覧時、タップして開くまでにワンクッションという程ではないですが、Unisoc T606と比較すると読み込みに0.5秒ぐらい遅れを感じます。タップしてすぐに動いてくれるので、もたついているというほどの遅れは感じず、個人的には充分に使えると思えました。
この辺には、拡張機能による10GBのメモリや、最新OSによる最適化がかなり貢献しているのではないかと思います。
Antutuベンチマーク/GeekBench 5/Google Octane 2.0
- AntutuベンチマークV10で、総合性能167,755点、CPU性能62,602点、GPU性能23,484点
- GeekBench 5:Single-Core Score 172点、Multi-Core Score 815点、OpenCL Score 530点
- Google Octane 2.0:Octane Score 6,652点、Multi Core Score 71,276点
パフォーマンステスト
ゲーム性能的には、エントリーモデルなので期待は禁物ですが、PUBGではHDで高を選択できました。下手くそな私の場合は、Unisoc T606との明確な違いが分からない程度でしたので、比較的ライトなゲームならば、設定次第では遊べるのではないかと思います。
Android 14 OS
TECLAST P30は、最新のOSであるAndroid 14を搭載します。このOSは、画面分割とタスクバーによる生産性の向上のほか、テーマや壁紙などのカスタマイズ性、ピンチ操作によるズームやアプリ全体の拡大などの視野性、セキュリティー機能も向上しています。
更に、アプリのデータ権限に関する通知を、前もって分かりやすく表示する事により、アプリがカメラやマイクや位置情報にアクセスする事を拒否したりする設定が誰にでも簡単に操作できるほか、パスコードロックも6桁まで設定できよりプライバシー保護が確固になりました。
前世代から引き継いだ、豊富なウィジェット機能、画面分割機能、Dockバーなども健在です。
スクリーンショットに関しては、2本指で右側からスライドするという仕様に変わっていました。これには慣れが必要で苦戦しました。なぜこんな仕様変更をしたのか・・と思わないでもない仕様で、個人的には3本指の方が良かったです。
OS自体は、素のAndroidに近く癖が無く使いやすいです。また、OSサイズも小さくシステムに必要なスペースは12GBで、沢山の空き容量があります。
メモリ拡張機能は、設定のシステムから1GB刻みで最大6GBまで拡張させることができますが、デフォルトで6GBの拡張機能は解放されており、最大の10GBになっています。
また、プリインストールアプリも最小にとどまっており、不要なアプリが入っていないのが良いです。
Google内蔵の「Family Link」とシームレスに連動する事で、広範囲なペアレンタルコントロールが可能で、Google Playのアプリ認証やコンテンツフィルタなどに制限をかける事ができるので、子供にも安心して使わせられるので安心です。
MIUIなどでは削減されてしまう機能である、交流の通知機能。見逃したくない人の通知を事前に優先登録しておくことで、動画などを再生している場面でも、通知受信時にアプリアイコンではなく、誰からのメッセージなのかを表示できるのがとっても便利!Discordでも個別に音も変えられます。
Android 14のパラレルビュー機能は、タブレットを横向きで持った際に、タブレットの画面を横方向に分割し、アプリのメインメニューとコンテンツページを同時に表示する事ができ、Googleマップなどは特に恩恵があります。
カメラ性能
TECLAST P30は、背面にオートフォーカス付きの500万画素+AIデュアルカメラと、前面にHDビデオと顔認証機能をサポートする200万画素のカメラを搭載します。
低照度での撮影をサポートするフラッシュライトも搭載するほか、AIフォーカス機能を搭載し、画面内の被写体にピントを合わせた写真を撮影する事ができます。
こちらは背面カメラで免許証の裏面を撮影していますが、オートフォーカスで簡単にピント合わせが可能で、タブレットに求める機能は十分に満たしているカメラと言えます。
また、フロントカメラの解像度は200万画素とさほど高画質ではありませんが、美顔加工技術も搭載し、肌をキレイに見せた写真も撮影する事が可能です。
バッテリー性能
TECLAST P30は、6000mAhのバッテリーを搭載し、5時間のゲーム、8時間の動画再生、8時間の音楽再生、8.5時間のネットサーフィン、8.5時間の電子書籍に対応するとされます。
約6時間のテスト中、動画を音量50%/輝度50%で3時間程度再生したほか、カメラや音声集音など様々なテストを行い、残量20%となりました。動画に関しては3時間で35%程度消費したので、おおよそ、このバッテリー性能は間違いないかと思います。
画面輝度をより下げる設定などもあるので、工夫次第では1日中遊べる性能と言えるでしょう。
オーディオ性能
TECLAST P30は、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、有線接続でお気に入りのオーディオデバイスを接続できるほか、ワイヤレス接続はBluetooth5.4をサポートし、LDACでのロスレス再生が可能です。LDACが使えるのはかなり好印象で、音楽好きな人には嬉しい仕様ではないでしょうか。
TECLAST P30のレビュー総括
TECLAST P30は、エントリーモデル性能ながらに、ネット閲覧や動画の視聴時にも特にたつきなどを感じる事はなく、タブレットライトユーザーなら快適に使える性能でした。最新のAndroid 14 OSを搭載しているので、これからしばらく使えるという点も嬉しいポイントです。
ゲームをしたい、複数の重たいアプリを同時にサクサク使いたいという用途には不向きですが、パフォーマンス性能重視ではない方や、低価格で最低限の機能を搭載したタブレットが欲しいという方には、かなりコスパが良いと言えます。
ちなみに、70代の母親に触らせたら、スムーズに動いて使いやすくて良いと感動していたので、今回レビューさせてもらったTECLAST P30は、母の日のプレゼントとして恩着せがましく贈る予定です!w
タブレットを使いこなしたいというシニア向けには最高の選択肢のようですので、母の日、父の日の贈り物に、皆さんもどうでしょうか?
TECLAST P30の割引クーポンとセール情報
TECLAST P30は、定価16,900円のところ、現在Amazonで6,000円割引クーポンが出ており、10,900円で購入可能です!
Amazon:TECLAST P30
最終割引価格:10,900円
セール期間:4月29日 00:00 ~ 5月5日 23:59 まで
※6,000円割引クーポンは、商品ページに表示されています。クーポンにチェックを入れてから、商品をカートに追加し、購入手続きへとお進みください。
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