Apt-X ANC対応 LiteXimのQW-07Bluetoothヘッドフォンレビューです。

普段愛用しているMDR-1ABTとの比較になります。LiteXimのQW-07ヘッドフォンの特筆すべきは、1万円以下という価格の安さと、Apt-Xに対応という点と、ノイズキャンセリング機能搭載で、ANC単体でも利用できること、更に238gという軽さです。MDR-1ABTは300g超えますので、かなり軽く感じました。

LiteXimのQW-07ヘッドフォンは、キャリングケース付きなだけでなく、色々なデバイスに接続できるように付属のアダプターも豊富です。

Bluetoothヘッドフォンですが、もし充電がなくなった場合でも、有線接続をする事でバッテリー無しで利用することもできます。更に飛行機用の変換プラグもあり、太目のコネクタへの変換アダプターもついています。

沢山の付属のパーツを入れる袋がまた考えられていて、裏がマジックテープになっています。

沢山のパーツ全てを入れ、ヘッドフォンの隙間部分になる部分に合わせて、ケースにマジックテープで固定させておく事ができますので、紛失という痛い失敗をおそれずに持ち運ぶ事ができます。これはすごいですね。

ポケットではなくマジックテープとはよく考えられていると思います。必要ない時はさっと取り出せるので、少しでも荷物を軽量化できます。

ケースはファブリック素材でコーティングされたハードケースになりますので、ヘッドフォンを良く持ち歩く人は、安心して便利に使えると思います。

外観は少しプラスチックな感じがありますね。でも安っぽさはないので、むしろプラスチック素材な分軽量化されていると、プラスに考えられます。

操作ボタンはこの電源ボタンのみ。音量の調節はできませんが、単押しで音楽の再生と停止の切り替え、ダブルクリックで曲送りという風になっています。音量はそんなに調節しないし、曲送りがついているので、GoogleMusicなどで嫌な曲になった場合はさっと飛ばせるので、最低限の機能はあると思います。

Apt-Xに対応なので、音質はかなり良いです。OnePlus5やXperiaなどのApt-X対応機器で、GoogleMusicを再生してみたのですが、本当にこれが1万以下の音なのかと驚きました。欠点らしい欠点が見当たりません。

私は低音が強いのが好きなので、イコライザーで低音を強めに設定していますが、しっかり低音がなってくれるので、かなり心地いいです。このヘッドフォンはイコライザーでいくらでも化けるので、むしろ接続する側のスマホなどの性能によるかと思います。OnePlus5はイコライザーが充実していないので、Xperiaとの接続の方が何倍も良い音に聞こえます。

ANC搭載で、こちらはスマホなどとペアリングせず単体でも、ヘッドフォンのバッテリーが入っていれば利用できます。

音楽を再生中に利用してみましたが、ドライヤーなどの騒音や、隣室などの騒音や、キーボードをたたく音や自分の声さえも消してくれます。だけど、音楽と音楽の合間に、少しジーって言う音がしますね。音楽を聴いている時は気づかないのですが。

音質はANCをONにすると下がります。少しこもった感じに聞こえるというか。ただ一瞬そう感じるだけで、数分聞いていたらこれに慣れて、これはこれで良い音に聞こえてくるので、そんなに悪くはないという評価です。飛行機の深夜便で寝たい時とか良さそう。

イヤーパットはとてもフカフカですので、眼鏡の上からヘッドフォンしても痛くなりません。中にも表にもLとRの表記があるので、分かりやすいです。

今の季節は耳が温かくなるので、ヘッドフォンを1日中利用するのですが、LiteXimのQW-07ヘッドフォンが軽いのもあってストレスなく1日中利用できます。一応Bluetooth接続で15時間音楽再生できるそうです。ANCのみだと30時間。ANC＋Bluetoothだと12時間という事になっています。

女性ですが大人の私でも、最小の状態で利用して丁度よかったです。そこから、この分の調節ができるので、頭が大きくてヘッドフォンが厳しい人でもこれだといけるかもしれないです。大き目な印象。

左は充電端子、右がAUX接続用のポートです。

こちらは付属の説明書ですが、日本の技適マークが記載されています。LiteXimは海外のメーカーになりますが、日本国内で利用しても問題ない技適がついているので、これからの季節の卒業祝いや入学祝いなどのプレゼントとしての贈り物としても良さそうですね。