Dreame H12 Core レビュー 吸引しながら水拭きモップができるコードレススティック型ハンディー掃除機
吸引と水拭きを同時に叶えるスティッククリーナー『Dreame H12 Core』レビュー。
Dreame H12 Coreは、汚れ具合を検知する高度なセンサーを備えた吸引と水拭きを同時に行える乾湿両用のコードレス掃除機です。
更に、床にこぼした牛乳などを吸い取る吸引モードも搭載しており、お掃除後は自動でモップを洗浄する機能も搭載しています!
Dreame H12 Coreの特長
吸引しながら水拭きモップ掃除が可能
Dreame H12 Coreは、高度なブラシレスモーターを搭載し、毎分180回も回転するモップで床を擦ってしつこい汚れを除去します。
ローラヘッドブラシには、一体型のスクレーパーを内蔵し、モップについた髪の毛や食べかすなどの汚れを瞬時に削ぎ落とします。これにより、常にモップが清潔な状態を保てます。
また、大容量の900ml浄水タンクと500mlの汚水タンクを搭載しており、常にキレイなお水で床を擦りながらお掃除する事が可能で、モップ付きロボット掃除機とは比較にならない程に仕上がりがキレイです。
片手で押せる自走式を採用
自走式を採用で、手を添えるだけで前進できる程に走行は滑らかです。
ヘッドはスムーズに回転する設計で、テーブルやイスなどの足周りや壁際もスイスイとの事ですが、自走式の癖に慣れるまでは多少戸惑いました。でも、コツをつかめば超スムーズ!
最大稼働時間25分
Dreame H12 Coreの最大稼働時間は25分。
ただし、汚れがひどい場合は、自動でハイパワーになってしまうので、25分より多少短くなります。こまめなお掃除大事!w
汚れ検知センサー搭載
汚れ検知センサーを搭載し、汚れ具合によって自動でお掃除能力が調整されるので、人間側が気をつけるのは、”すきまなく掃除機掛けをする事” だけです!
お掃除内容で選べる2つのモードを搭載
床をモップがけしながら吸引する『自動モード』、床の水分を効率よく吸い取る『吸引モード』を搭載し、効率よくお掃除できるのもメリットです。
『自動モード』による水拭き&吸引は、床の油汚れや足あと汚れなどの普段のお掃除に最適ですが、更に、床にこぼした食べ物、玄関に持ち込まれる花粉や砂の除去まで、通常のお掃除をするような手軽さで全てを除去する事も可能です。
浄水からモップへ注水し、床を水拭きした後の汚水と吸い上げたゴミは汚水タンクへ格納という流れなので、汁物などの食べこぼしを吸っても、次のお掃除に影響がないのがDreame H12 Coreの凄いところ。スープを床にこぼしてしまっても、もう慌てる必要はありません。
『吸引モード』では、浄水タンクから水の注入はなく、水分を集中的に吸引するので、効率よく床を乾燥させることができます。その際、モップが床を擦るので、お風呂の床掃除にもぴったり!
モップの自動洗浄機能を搭載
Dreame H12 Coreは、お掃除の後はベースにセットしてボタンを押すだけでモップのクリーニングが完了する自動クリーニングシステムを搭載しています。
従来の掃除機では、モップに絡んだ髪の毛の除去や、モップ自体の手洗い掃除が必要でしたが、H12Coreはクリーニングボタンを押すだけでモップが自動洗浄されるので、完了後に取り外して乾かすだけでOKです。
スペック・仕様
製品名:水拭き掃除機 H12Core
定格消費電力:200W
重量:4.6kg(本体のみ)
バッテリー容量:6x 2,500mAh
最大稼働時間:25分
充電時間:≤4h
浄水タンク容量:900mL
汚水タンク容量:500mL
運転モード:自動モード、吸引モード
モップタイプ:ソフト回転モップ
モーター:ブラシレスモーター
画面:LED
音声ガイド:あり(日本語)
汚れ感知:あり
自動クリーニング:あり
Dreame H12 Coreの同梱品・設置
パッケージ内容
外箱は、この上にDreameロゴ入りの段ボールがかかっており、とてもいい状態で届きます。
梱包状態の写真を撮り忘れたのですが、一つ一つのパーツにもしっかり緩衝材が施されており、完璧な梱包でした。
内容物は以下の7点。
- Dreame H12 Core本体
- 充電ベース
- ハンドル
- 充電アダプター
- クリーニングブラシ
- 多用途床洗剤
- 日本語対応の説明書
説明書は日本語対応です。注意書きとして記載されていますが、汚水がモーターへ流入するのを防ぐため、角度を40度以下にしたり平置きにしたりしないでくださいとあります。
メンテナンス用具として、床の水拭き時に使うと捗る多用途床洗剤と、清掃用ブラシがついています。
掃除用のブラシは持ち手部分にカッターがついており、ローラーに絡みついた髪の毛などを切って取る事もできます。
多用途床洗剤の成分は、ほぼ植物由来。大理石やセラミック、塗装コーティング有りのフローリングなどにも使える洗剤で、Amazonでは交換用も比較的安価で販売されています。
組み立て・設置
上の写真は外箱内側にあった簡単な取説のイラストを撮影したものですが、これが使い方の全てと言っても良いほどにシンプルな設計です。
こちらはハンドル。このハンドルを下の写真のように本体へ挿し込みます。
カチッとロックがかかる迄、奥に挿し込みます。ロックがあるので、ハンドルを握って本体を持ち上げても外れません。
ハンドルをつけて自立させているところです。ベースに戻さずとも、Dreame H12 Core本体単体で自立させることができます。
ベースの後ろにDCポートがあるので、充電アダプターを挿し込みます。
充電器は、100V-240Vへの対応があり、グローバルに使える仕様です。PSE認証付きで、安心して利用もできますね。
充電ベースには、水による床へのシミを防止する凹凸加工がされています。
Dreame H12 Coreの外観デザイン
本体のみで重量は4.6kg程度ありますが、大人であれば片手で持ち上げる事はできます。
グレイカラーのシンプルなデザインは、とてもお洒落。リビングに置いていても、インテリアの邪魔にはならなさそうです。
ハンドル部分には、表に物理ボタンが2つ搭載されます。上がモード切替ボタンで、下が電源ボタン。電源ボタンを押すと、自動モードで清掃が開始されます。
ハンドル背面にあるこのボタンは、自動クリーニングボタン。充電中のみにしか機能しないようになっているので、誤って押しても途中でクリーニングが始まってしまう事はありません。
浄水タンクは上の方にあります。つまみを押しながら手前に引くと、取り外しが可能です。
蓋を開け、中央の穴に水道水を注ぎ、多用途床洗剤も一緒に投入します。
汚水タンクも、つまみを押しながら手前に引いて取り外します。
使用前の汚水タンク。汚水が入った状態で、横にしたり倒したりすると、上のフィルターに汚水がついてしまうので、縦に持ちましょう。
タンク内の汚水を捨てるには、上の蓋を外します。吸引したゴミもここに溜まります。
汚水タンクのパーツを分解したところ。上蓋は、フィルターを外せば、下のタンクと一緒に丸洗いできます。
上にあげた網の部分には大き目の埃が、白い蛇腹状のフィルターには細かいダストがつきそうなので、ここもたまにお掃除してあげた方が良さそうですが、基本汚水の中に細かい塵も混ざっているので、余り汚れなさそう。
もし浄水タンクに水を入れずに掃除した場合は、このフィルターが盛大に汚れそうですが、純正の交換フィルターもAmazonにあります。
モップ部はぴったりと床につく感じで、このモップが高速回転して床の汚れをキレイに擦り取ってくれます。
モップは、指が沈み込むほどに柔らかでふかふかした絨毯のようなファブリック素材です。
横から見たモップ。程よい厚みがあります。
モップを撤去したところ。内蔵のスクレーパー(ヘラ)が見えます。スクレーパーはギザギザした加工が施されており、髪の毛がモップに絡みつく前にすくい取ってくれます。
Dreame H12 Coreの使用感
お掃除能力はロボット掃除機よりワンランク上
床にワセリンで手形をつけて、どのぐらいのお掃除能力か試してみたところ、2往復で完璧に落とせました。ちなみにワセリンのシミは、汚れ検知センサーでは、ひどい汚れにカウントされないようで、通常モードでした。
汚れ落ち具合は床の素材にもよるので一概には言えませんが、ワセリンほどの強力な油分も2往復で落とせるのは正直すごいと思います。お料理中に飛んだ油や、足形ぐらいならば、1回撫でるだけで落とせそうです。
ワセリンを除去する様子は、下記の『Dreame H12 Coreのお掃除の様子を動画で見る』のところで一部始終を見れます。
Dreame H12 Coreは自走式なので、手をハンドルに添えておくだけで前進していきます。かなり軽い力で進める反面、引き戻すのは少し力が要りますので、戻りに関してはハンドルを握る必要があります。
その分、戻る時の方が汚れを落とす力が強かったので、一度で落とせそうにない汚れの部分だけを2往復させるなどで対応できるのも良かったです。
また、残りの電池残量が見やすい位置にあるのも使い勝手が良く、残り面積に対して残量が微妙な場合は、掃除機を押して進む速度を上げるなどで対応できます!w
また吸引モードが秀逸で、ゴゴゴゴゴゴゴ・・と音をたてながら300ccぐらい垂らした床のお水を一気に吸い上げていました。吸水力がすごいので、使用後のお風呂の床をDreame H12 Coreで吸い上げ掃除したら、梅雨時のカビ対策もできそうです。
ロボット掃除機の水拭きモップと、Dreame H12 Coreのモップの仕上がりの差は歴然でした。ロボット掃除機はゆっくりマイペースに進んでくまなくお掃除機してくれる利点がありますが、ひどい汚れは落としきれません。
一方、H12Coreの場合は目で見ながらお掃除するので、汚れのひどいところはゆっくり進む、もしくは往復するなどして対処することで、完璧にキレイにする事ができます。
また、常にキレイなお水を出しながら水拭きし、汚水は回転の都度汚水タンクへ吸われていく分、モップが常にキレイな状態を保っているので、床の汚れがひどければひどいほど、仕上がりに差が出ます。
花粉や黄砂やハウスダストアレルギーなどがある方、毛の抜けやすいペットがいる方、家に砂が上がりやすい家族構成の方などは、H12Coreのメリットを強く感じると思います。
特筆すべきは、吸い上げ機能。床にこぼれた水分を吸い上げてお掃除できるのが斬新で、感動以外の言葉はありません。Dreame H12 Coreは、もはや無敵の対応力です。
自動クリーニングは掃除の手間が省けて便利
お掃除後に、ホームに戻したところ。自動モードと吸引モードを行ったので、カバーにも若干の水滴が付着しています。
ホームに戻すと、充電を開始しますとアナウンスが流れ、その後自動掃除を促されるので、指示に従い、自動クリーニングボタンを押してモップの掃除をさせます。
自動クリーニングは、2分ぐらいで完了します。完了したら、カバーとモップを外して乾燥させます。
自動クリーニング後のモップ。若干湿っていますが、遠心力と吸引力とスクレーパーのお陰で、水分もダストもすっきり落とされていました。
モップとカバーを乾燥させているところ。Dreame H12 Coreには乾燥機能がついていないので、モップは外して乾燥させないと雑菌の繁殖を招きます。
ロボット掃除機の場合は、終了のタイミングを待たないといけないので、乾燥まで自動で行ってくれないと不便を感じそうですが、Dreame H12 Coreは自身で掃除をするハンディー掃除機なので、最後に2分程待つ手間はありますが、さほどストレスは感じませんでした。
公式では推奨されていませんが、私はこの自動クリーニング前に浄水タンクの水を一旦捨てて、次亜塩素酸を数滴入れたお水に入れ替えて、より強力にクリーニングできるようにしています。それだけで、面倒なモップの手洗いから解放されるのは素晴らしいです!
全て終了したら、汚水タンクと、浄水タンクのお水も捨てます。
汚水タンクには、ゴミも一緒に入っています。汚水を捨てる場所は、洗面所と悩みましたが、野菜についた泥などを洗い流しても大丈夫なキッチンの三角コーナーに捨てるのが良さそうですね。
Dreame H12 Coreのお掃除の様子を動画で見る
ワセリン除去の様子、床にこぼしたお水の吸引、その後の自動クリーニングとモップの取り外しの様子を動画にしました。
※自動クリーニングの一部始終を2分も見て頂くのは気が引けたので、モップのお掃除のところは中間を切っています。
Dreame H12 Coreのレビュー総括
Dreame H12 Coreは、『掃除機は水に弱い』を覆す画期的な構造で、今まで何でこういう掃除機が無かったのだろうかと思うほど感動しました。
ロボット掃除機にできない細かなエリアの水拭き掃除はもちろん、床にこぼしてしまった食事なども掃除できる点は感動です。また、手がけモップでは到底勝てない程ピカピカに仕上がります。
ずっとキレイなお水でモップ掛けができる
高速回転モップのお陰で仕上がりが異次元レベル
スープやお醤油、ケチャップなどにも対応できる
ハンディー型なのでロボットより細かなエリアの掃除ができる
水たまりレベルの水も吸い取れる
モップの自動洗浄ができる
モップを取り外して乾燥させる必要がある
戻りの際は少し水が残るので前進で仕上げる必要がある
モップの乾燥が必要なのをイマイチの点に記載しましたが、乾燥時にかかる電気代が必要ない点、また、機能を削減している事で価格が安価な点は逆にメリットになると思います。
フローリングのお手入れに関しては、今までで一番のクオリティーでした。ペットや小さいお子さんが居るご家庭への導入、かなりおすすめです!
Dreame H12 Coreの購入先
Dreame H12 CoreはAmazonのDreame公式ストアから購入可能です。
■Dreame H12 Core 本体
Dreame H12 Core 水拭き掃除機
■Dreame H12 Core 交換品
Dreame H12 core用 回転ブラシ AWB2
Dreame H12 core用 多用途洗剤 AWH9
Dreame H12 core用 交換フィルター
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