90度可動式の13MPカメラを搭載

カメラ付きのスマートウォッチは珍しくはありませんが、KOSPET OPTIMUS 2は90度回転するという珍しいギミックを搭載。これはメカニカル感が好きな方にはたまんないのではないでしょうか。

13MPのカメラには、SonyIMX214グラフィックセンサーを搭載しており、更にフラッシュライトもついているので、暗所での撮影もばっちりこなします。

フラッシュライトは懐中電灯レベルの明るさで、この程度明るく写真の撮影が可能となるようです。この技術は世界初とのことで、機械好きのお友達などにも自慢できるんじゃないでしょうか。

この回転する13MPのカメラは1080p 30fpsの動画撮影までこなしちゃうカメラです。腕時計にカメラがついているので、スマホ取り出してる場合じゃない時でもさっと撮影できるのが良いですね。

12時の方向にあるカメラは通常時は手元や景色の撮影に便利で、90度回転させた場合はインカメラとしての利用が可能なので、ビデオ通話だってこなしちゃいます。

ディスプレイサイズは1.6インチの大型サイズでIPSディスプレイなので、明るい太陽光の下でも見やすいです。

Android10.7搭載・4G対応

Optimus2は最新のAndroid10.7オペレーティングシステムを搭載。また、AndroidモードとLiteモードを搭載しており、不必要なバッテリー消費を減らす事も可能です。

Androidモードでは、Google Playから好きなアプリをダウンロード可能で、ビデオチャット、ゲーム、カメラ、音楽、ソーシャルネットワーキング、通話などのすべての機能をオンに小型のスマホのように利用できます。

Liteモードでは、通話、SMS、フィットネスなど、ローカライズされたすべてのアプリケーションを利用可能です。スマホからの通知を取る専用として利用する場合は、このLiteモードに入れておけばより長時間利用する事が可能です。

スクショの記載を誤解して記事執筆当初、B18/B19に対応ありと記載してしまいましたが、KOSPET OPTIMUS 2の対応バンドは真ん中のB1/B3/B5/B7/B20/B38/B40/B41のみのようです。誤情報申し訳ありません。B1/B3で国内SIMに対応がありますので、DOCOMO系なんかは比較的広範囲で通信可能かと思います。

また、GPSもGPS/A-GPS/GLONASS/Beidouに対応しており、Google MAPなどを入れて置けばナビ替わりとしても利用可能です。

Helio P22搭載でもはやミドルレンジスマホレベルの性能

KOSPET OPTIMUS 2は、Helio p22オクタコアプロセッサ + PAR2822デュアルチップを搭載しています。HelioP22は、インテリジェントなデータコンピューティングと処理を担当し、PAR2822補助Bluetoothチップは、Bluetooth接続、スポーツデータ収集、およびその他の機能のみを担当する仕様です。

Helio p22は、最高周波数2GHzを達成しており、MTKが所有するハイエンドチップとして、8つの内蔵A53コアと現在スマートウォッチで使用されている最強のチップであるIMG8320 GPUを備えた、高度な12nm製造プロセスを採用しています。

低電力なPAR2822補助Bluetoothチップは、KOSPET OPTIMUS 2とスマホの安定した接続をサポートし、時計の消費電力を抑えるのを強力にサポートします。

Helio P22のCPU性能はSnapdragon 625などミドルレンジクラスと同等の性能で、4G利用時の排熱によるとは思いますが、アプリの利用でひっかかりやもたつきはあまり感じない性能なのではないかと予想します。

4GB LPDDR4 memory chip と、 64GB EMMC 5.1 flash memory chipを搭載しており、スマートウォッチというより、もはやミドルレンジスマホと言ってもいい性能なのではないでしょうか。

心拍測定対応、また血中酸素濃度計測にも対応

VC32S心拍数センサーと、血中の酸素濃度を計測するセンサーを搭載しており、2つの健康モニタリングをサポートします。運動をより安全に制御可能とするシステムになります。

31種類のスポーツ測定モードを搭載

この手のスマートウォッチだと9種類ぐらいのスポーツモードが主流になる中、KOSPET OPTIMUS 2は、屋内外のフィットネス、ボールゲーム、ランニングなどのスポーツを含む31種類の豊富なスポーツモードを搭載しています。

様々な日常のフィットネスに対応する事ができ、より正確なスポーツデータの取得が可能です。ゴルフに対応があるのが、ゴルフ好きとしてはそそられます。

1260mAhの大容量バッテリーで約2日～5日の利用が可能

こうなると心配なのはバッテリー性能ですが、プロセッサ、システム、バッテリー容量、Bluetoothチップなどのグレードアップに伴い、4Gモードで中程度の使用時は2日間もバッテリーが持つそうです。4Gでライトな使用だったら3日～5日持つ性能とのこと。この性能で、最低でも1日以上持つのはすごいですね。

また、腕時計の充電台は、1000mAhのモバイルバッテリーにもなります。PC作業時など、腕から外しても問題ない時にこのバッテリー台に置いておけば、コンセントなしでも1000mAh分の充電が可能となります。