Lefant M1 レビュー 直径32cmの小型ボディーで吸引と水拭きができるロボット掃除機

LDSレーザーセンサーマッピング機能を搭載し、抜群の静音性なのに最大4000Paの強力な吸引とモップによる水拭きが同時にできる、超薄型ロボット掃除機『Lefant M1』の実機レビューです。

Lefant M1 レビュー

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Lefant M1 の特長

Lefant M1の本体サイズは、直径32cm、高さ9.4cm。吸引・水拭き両用の2 in 1設計なのに、超コンパクトなボディーが特長です。また、LDSレーザーセンサー マッピング機能を搭載し、掃除禁止エリアや掃除エリアを指定する事もできます。

水タンクを搭載した分、以前Lefant M210 レビューで紹介した吸引専用モデルより若干大きくなりましたが、それでも他社の水拭き両用モデルと比較すると一回りコンパクトで、家具の下に潜り込むのが得意なLefant社のコンセプトは継承されています!

Lefant M1 の特長

Lefant M1はソフトウエア面が改良されており、アプリを使ってLDSレーザーセンサーによるマッピング機能で登録したマップから、以下の操作が可能となりました。

お掃除したいエリアの指定
禁止エリアの指定
一部分だけのスポット掃除の指定
お掃除予約
どこを掃除したのかの確認

また、Lefant M1は音声アシスタントにも対応しており、アレクサやGoogle Homeなどでの音声操作も可能ですが、本体に搭載の物理ボタンをタッチするだけでも手軽に掃除が開始できるので、誰にでも使いやすいシンプルな設計です。

Lefant M1の良かった点
コンパクトなボディーで家具の下に潜り込むのが得意
吸引と水拭きが同時にできる(水拭き時はカーペットを避ける機能を搭載)
静音設計で時間帯を考えずに掃除が可能
3段階の調節が可能な吸引は最大4000Paの強力な吸引力
衝突と落下防止センサーが優秀
大容量バッテリー搭載で200㎡、200分の掃除が可能
アプリと音声アシスタントで離れた場所からでも掃除開始が可能
マッピング機能付きで掃除禁止エリアの設定が可能
1.5cmの乗り越え機能搭載で隅々までお掃除可能
Lefant M1の悪かった点
柔らかく滑りやすいカーペットは乗り越えが不得意
小さいマットはカーペットと認識しない場合がある

実機レビューのところで不得意だったカーペットについては説明しますが、カーペットの乗り越え機能はLefant M210の方が優秀でした。水拭き掃除が必要またはバーチャルウォールなどが必要な場合は、この記事でレビューするLefant M1一択になりますが、必要ない場合は価格面も控えめなLefant M210も選択肢としてはありかも?

Lefant M1 のスペック詳細

サイズ 320 x 320 x 94 mm
本体の重量 4.4kg
電池の種類 ‎リン酸リチウム(AAA)
稼働時間 200分間
充電時間 3-4時間
タイプ 吸引+水拭き
ダストボックス 520ml
水タンク 160ml
吸引力 4000pa 大吸引力
騒音ラベル 55db
特徴 レーザーセンサーマッピング機能
落下防止
衝突防止
静音設計
バーチャルウォール
自動充電
自動エリア清掃
認証 技適マーク認証取得済み
TUV SUD PSB Pte Ltd(登録検査機関名)
階段乗り越え機能 1.5cm

Lefant M1 レビュー

パッケージ内容

▼段ボールを開けたら鮮やかなブルーの化粧箱が出てきます。M1本体と同様でコンパクトなサイズ感です。

Lefant M1 レビュー パッケージ内容

▼蓋を開けたら最低限かつ完璧な梱包でM1とその他の内容物が収まっています。

Lefant M1 レビュー パッケージ内容

▼内容物を並べました。

Lefant M1 レビュー パッケージ内容

【内容物】
M1ロボット掃除機本体
モップ1枚+乾拭き用のモップ5枚
フィルター2セット
充電台+アダプター
サイドブラシ4個
メンテナンス用ブラシ

▼初期設定の操作ガイド。これを見るだけで設定が完了するほど簡潔で完璧な内容です。
Lefant M1 レビュー パッケージ内容

▼説明書は日本語対応で、初動までの流れもとても分かりやすいです。
Lefant M1 レビュー パッケージ内容

デザイン仕様

▼直径32cm。物理ボタンを3つ搭載で、右から充電台に戻る・掃除開始・定点掃除開始となります。イラストも分かりやすく、アプリ無しでも誰でも簡単に操作できます。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼高さは9.4cm、ホワイト基調のお洒落なデザインで横から見た感じもスマートです。黒より埃汚れが目立たないのが良いですね。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼ダストボックス兼水タンク。背面についているので、ホームで充電中でも取り外しができるのが利点。

Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼ダストボックスを開けたところ。大きく開閉するので、ダストを廃棄する際に中身が飛び散りやすいのが少し不便ですが、慣れれば上手にできます。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼ダストボックスのクリーニング用のブラシ。フィルター部にびっしり埃がついてしまうのですが、ブラシで撫でるだけで落ちるのでこのブラシは便利!
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼フィルターは取り外し可能。HEPAフィルター採用で、嫌な臭いや埃の舞い散りがありません。HEPAフィルター含め全て水洗いできるので衛生面も良いです。(※HEPAフィルターは擦らずシャワーの水を当てるのみなら洗えます)
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼背面中央には技適マークが刻印された商品説明のシールが貼ってあります。技適ありなので安心して日本国内でも利用できますね。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼サイドブラシを背面の左右に1つずつ合計2つ装着します。予備が2つあるのも嬉しい仕様。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼ブラシ装着後の背面はこんな感じ。この横に大きく飛び出したサイドブラシが角の埃をかき出しながらしっかりお掃除してくれるので、隅々までキレイになります。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼吸引口のブラシとカバーを取り外したところ。ローラーブラシは毛が柔らかなので、ペットの毛や髪の毛などが比較的絡みにくいのが良いです。埃はつくので定期的に洗いたいパーツですが、着脱が楽なのでストレス無しです。

▼ダストボックス兼水タンクの注水口。青いキャップを外して水を入れます。水を抜いたあと、乾かそうとしたら掃除機にダストボックスが不在の状態になりますが、毎日水拭きと吸引掃除を行う場合は、まめにダストボックスの掃除も兼ねてできるので逆に清潔が保てますね。

▼モップを取り付けるトレイ。ひっくり返して掃除機にカパッとはめ込んで装着します。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼右は水拭き用のモップの掃除面。白いのが乾拭き用の分で、真ん中の毛が立っている方が掃除面、左が接着面です。トレイの裏はマジックテープのようになっており、隅のゴム無しでもかっちり固定されます。水拭き用は再利用可能で、乾拭き用は使い捨てとなるようです。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

▼ホームにコンセントを挿し込んだところ。スマートなホームでインテリアの邪魔になりません。
Lefant M1 レビュー デザイン仕様

大きさの比較

一般的な水拭きができるロボット掃除機(roborock S50)と比較してみました。左がLefant M1です。

Lefant M1 レビュー 大きさの比較

Lefant M1 レビュー 大きさの比較

上から見た場合、Lefant M1がいかにコンパクトなデザインかお分かりいただけると思います。サイドブラシが両サイドについていてかなり大きくはみ出しているのもデザイン性が良く、四隅や家具の隙間の細かい埃までしっかりかき出してお掃除してくれます。

Lefant M210ほど衝撃の小ささではありませんが、Lefant M1も充分に小さいサイズで、椅子や家具の下などに潜り込んでお掃除してくれます。

掃除中の挙動について

Lefant M1 レビュー 掃除中の挙動について

水拭き機能搭載なのに、高さ10cm幅39cmのオットマンの下に潜り込めるのは感動です。Lefant M1は、高さが低いだけでなく、幅も狭い為、普通のロボット掃除機では入り込めない奥の方のお掃除も得意です。

Lefant M1 レビュー 掃除中の挙動について

段差チャレンジの写真ですが、滑って動いてしまうマットの上に乗っても、段差をしっかり認識して落下する事はありません。ただしこのマットはサイズが小さいからなのか、カーペットとは認識されずに、水拭きの時もガンガンあがります。

水拭き時はカーペットを避ける仕様なので本来上がらないはずですが、このような時は禁止エリアに指定する事で回避もできます。畳などがある場合も禁止エリアにする事で、バーチャルウォールの作成や荷物で物理的に侵入不可にするような必要はありません。

Lefant M1 レビュー 掃除中の挙動について

このカーペットはLefant M210は登れるのですが、Lefant M1は写真のように押してしまって上がれません。ですが、カーペットの両端をしっかり固定して押さないようにさせると登りますので、下に滑り止めを敷くなどして工夫すれば大丈夫です。段差は1.5cmまで登れますが、若干工夫が必要な点が少し惜しいです。

Lefant M1 レビュー 掃除中の挙動について

吸引しながらモップで水拭き中です。水の量を最低にしていても若干床に水分が残っているように見えますが、乾いた後は筋も残らずピカピカの床に仕上がります。もし水濡れが気になるようなら乾拭き用のモップに付け替えて2周目のお掃除を行うという手もあります。

床をタッピングしたり回転しながら磨いたりというモップがついている高級掃除機もある中、Lefant M1のモップは低価格帯なのもありモップで撫でるだけという仕様なのですが、マイクロファイバーが床の汚れを絡め取ってくれて仕上がりは予想以上にキレイです。

ちょっとした食べこぼしのシミや足形などの日常生活の汚れならば十分に落とせそうな感じです。

Lefant M1 レビュー 掃除中の挙動について

毎日(他のロボット掃除機が)掃除しているのに、たった1回の掃除でこんなにも埃が取れて驚きました。大きさ比較写真にも登場しているXiaomi先生のところのロボット掃除機は横幅がある分潜り込めない家具があったのと、サイドブラシがLefant M1ほど良い位置についていないので、今までスルーされていた家具の下の隙間の埃までかき出してくれたと予想します。

アプリ導入でより便利に

Lefant M1はアプリ無しで本体のボタンを押すだけでも起動しますが、アプリを入れると水量や風量の調節、禁止エリアなどの細かい設定ができてより便利になります。

アプリはクイックスタート用のショートカット操作ガイドにQRが載っているので、スキャンしてインストールします。Android・iOSともに対応です。注意点としてはスマホのwifiを2.4GHzの方でつないでおくぐらいで、後は難しい設定なしでアプリが誘導してくれる通りに設定するだけです。

Lefant M1 レビュー アプリでできること
ホーム画面では、ボタン1つで前回の設定で掃除開始できます
Lefant M1 レビュー アプリでできること
風量・掃除予約などができ、作成されたマップから詳細設定もできます
Lefant M1 レビュー アプリでできること
水量やアナウンスの音量などの詳細設定が可能です
Lefant M1 レビュー アプリでできること
掃除履歴が記録され、タップするとマップで掃除した範囲を確認できます
Lefant M1 レビュー アプリでできること
掃除履歴は、掃除した範囲を白い線でマップ上に表示してくれます
Lefant M1 レビュー アプリでできること
マップから掃除禁止エリアは赤、掃除エリアは緑であらかじめ指定できます

Lefant M1 レビュー総括

Lefant M1 レビュー総括

Lefant M1は、コンパクトなサイズ感で家具の下に回り込める『吸引・水拭き両用』のロボット掃除機です。個人的にはこのサイズ感が1番気にいった点で、今まであきらめていた家具の下の水拭きも、Lefant M1ならば可能で、しかも吸引しながら水拭きしてくれるので、短時間で家がぴかぴかになります。

LDSレーザーセンサーマッピングも優秀で、家具への衝突などもほぼなく、落下もしません。そして、Lefant M210にはなかった作成されたマップから、禁止エリアの指定や掃除箇所の指定ができる点も、和室がある場合やペットがいる場合は外せないのではないかと思います。このような基本設定はバッチリ搭載していながらも価格面はかなり抑えられているのも素晴らしいです。

また、4000Paの最大吸引力の設定にしていても騒音は他のロボット掃除機よりも静かで、風量を弱めにすると本当に静かです。走行時のローラー音もゆっくりなので気にならず、集合住宅などで周囲への音に気を使わないといけない環境でも昼夜を問わずに使えます。

カーペットに対して少し工夫が必要だったりしますが、それさえクリアすれば、このコンパクトなボディーに4000Paの吸引力プラス水拭き機能を搭載だなんて、きっと手放せなくなる相棒になる事間違いなしです!

今回紹介した吸引・水拭き両用ロボット掃除機Lefant M1は、Amazonにて現在2万円割引で購入可能です。
商品ページにクーポンが表示されていますので、カートに入れる前に適用させてくださいね。

Amazonリンク:Lefant M1 吸引・水拭き両用ロボット掃除機
最終割引価格:29,999円(定価49,999円)




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