OnePlus Nord CE 2のの新しい目玉機能

コスパモデルとして大人気のOnePlus Nordシリーズの最新機種『OnePlus Nord CE 2』は、充電機能とCPU性能とカメラ性能を中心にアップグレードされており、またデザインも一新されています。

背面は光沢のある鏡面仕上げで、カメラ周りは丸みを帯びた突起デザインとなり、前モデルの艶消しかつ、Oneplus特有のシンプルデザインから見た目が楽しくなるようなポップなデザインに進化しています。カメラの突起が気になるところですが、おしゃれ感は増している気がします。

特に最大1TBまで利用可能なMicroSDが、DSDVと同時に使えるのは素晴らしいですね。OneplusはColor OSに統一されるとの事でしたが、最近開発停止が発表されています。今だVoLTE問題を抱えるOxygenOS 11が搭載されていますが、OxygenOS 12のBeta版ではVoLTEがデフォルトで利用可能との噂がありますので、その辺に期待したいところ。2022年後半にOxygenOS 12にアップグレードされる予定で、OnePlus Nord CE 2は、2年間のAndroidバージョンアップデートと3年間のAndroidセキュリティパッチが予定されています。

現在のところ、VoLTE有効化をしないと、AUやUQモバイル、楽天モバイルでは通話とSMSの受信ができません。通信のみは4G+で出来るのですが、その3社のSIMをご利用の方はOOS 12の仕様が気になるところですね。

Nightscapeやポートレート機能などが大幅に進化

OnePlus Nord CE 2は、64MPプライマリーセンサー、8MPウルトラワイドカメラ、2MPマクロレンズで構成されるリア64MPトリプルカメラを搭載しています。

64MPのメインカメラは、F1.7の大きな開口部により、低照度環境でも細部まで鮮明でパンチの効いた色彩の画像を撮影可能とします。また、OnePlus Nord CE 2に搭載のAIソフトウエアでは、Nightscapeやポートレートモードなどの機能を大幅に向上しており、シャープでクリアな撮影が可能となりました。

Nightscapeは低照度下での撮影を得意とする機能で、露出の異なる最大9枚の写真を一瞬で撮影し、それらをインテリジェントに織り交ぜて、よりクリアで明るく、ドラマチックな写真を作成します。

上の写真はOnePlus Nord CE 2のNightscapeモードで撮影された写真とされていますが、低照度下でもショットの色やコントラストを明確にし、クリアで高精細な作品に仕上がっているかと思います。私もOneplus 9 PROユーザーですが、Oneplusは手振れに強く、夜間の星空を手持ちで撮影できる手軽さが気に入っています。

また、OnePlus Nord CE 2はポートレートモードも大きく改善され、より正確なエッジの検出が可能となりました。更に被写界深度のレベルを調節できるようになったそうで、よりクリエイティブなコントロールが可能となりました。このポートレートにおける背景のボケのレベル調節機能は、64MPリアカメラのみでなく、16MPのフロントカメラでも調節可能とのこと。

更に動画機能においても、AIバックグラウンドライティングとカラーの最適化の改善により、特に低照度環境下での露出をより安定化させることに成功し、これにより光量の少ない場面での撮影品質が大幅に向上したとのこと。また手振れ補正機能も優秀で、公式サイトで紹介されている手振れ補正ONの動画はまるでスタビライザーを利用しているかのような滑らかな映像でした。

ちなみにリアカメラは4K 30fpsと、1080p 60fpsに対応しており、フロントカメラは1080p 60fpsに対応です。YOUTUBEやインスタなどに投稿する動画としては1080p 60fpsでも充分キレイなので、動画好きの人でも満足度高いと思います。

更に、OnePlus Nord CE 2では、デュアルビュービデオ機能により、フロントカメラとリアカメラの両方で同時に動画を撮影する事が可能となったそうです。旅行中に自撮り棒を利用して自分撮りしながら、広大な景色も同時に残せるなんてとても面白い機能ですね。

MediaTek Dimensity 9005Gチップセット搭載でよりスムーズなレスポンス

OnePlus Nord CE 2は、AIを使用してゲームから写真の撮影まですべてをより速く、よりスムーズに、より良く行う事が可能とされるMediaTek Dimensity 9005Gチップセットを搭載。5Gだけでなくwifi6にも対応します。

MediaTek Dimensity 9005GのAntutuベンチマークスコアは、V9において総合性能420,074点、CPU性能117,573点、GPU性能117,769点とされており、ミドルレンジ上位クラスの性能となります。リッチな描写があるゲームもなんとかこなせる性能となり、日常使いにおいては特に不満なく使えると予想します。

6.43インチAMOLEDディスプレイはリフレッシュレート90Hzに対応

OnePlus Nord CE 2のディスプレイサイズは6.43インチで、解像度は2400 x 1080、リフレッシュレートは90Hzに対応となります。Gorilla® Glass 5によるコーティングもされており、傷や衝撃にも強いディスプレイです。フロントカメラは左上に小さなパンチホールで搭載しています。

また、目の疲れを低減してくれて暗い場所でも見やすいダークモードや、デジタルシネマ向けのDCI-P3をベースとする広い色域をもつDisplay P3にも対応しており、鮮やかでクリアで高画質なディスプレイとなります。

更にOnePlus Nord CE 2のディスプレイはHDR10+認証を取得しており、Netflix、YouTube、Amazon Prime Videoなどの対応プラットフォームで、より豊かで深みのある色を楽しむことができます。

65WのSUPERVOOC急速充電対応で電池寿命を向上

OnePlus Nord CE 2は、TÜV Rheinland認証を取得し、フラッグシップモデルである65W SUPERVOOC急速充電に対応しています。オリジナルのOnePlus Nord CEの2倍となるわずか15分で4,500mAhのデュアルセル・バッテリーに約60%の電力を供給し、32分で100%のフル充電を可能とします。

65W SUPERVOOCは、8つのオンボード温度センサーと独立した充電用集積回路を完備した低電圧充電ソリューションで、充電時に携帯電話内の熱をリアルタイムで監視し、さらなる安全性と効率性を確保し、安全性と品質に関する国際的に認められた基準をクリアした充電技術です。

また、電池の寿命を気にせず夜間眠る時に充電器につないだままにできるよう、OnePlus Nord CE 2には、充電時に100%で過ごす時間を短縮するインテリジェントなソフトウェアが搭載されています。

3.5mmイヤホンジャック搭載で充電しながらイヤホンの利用が可能

OnePlus Nord CE 2には3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。ワイヤレスイヤホン利用者が増えているので、あまり重要視されない要素ではありますが、有線接続派にとっては嬉しい仕様ですね。個人的にはやはり有線接続の方が音質が良いので、イヤホンジャック搭載は嬉しい要素です。

またOnePlus Nord CE 2の厚みはわずか7.8mmとされています。カメラの突起についての記載がないので、カメラ部分を入れるともう少し厚みが出てしまうと思いますが、片手でホールドしながら利用する分には手になじみがいいのではないでしょうか。

MicroSDが独立していてDSDVと共存可能

MicroSDが使えるだけでもすごいと思うのですが、OnePlus Nord CE 2ではDSDVを殺す事なく、最大1TBのMicroSDが使える仕様となっています。

最近のスマホはカメラが高画質になったせいで、ストレージの圧迫が気になります。これは個人的にはポイント高い仕様です。また沢山の音楽をローカル保存して持ち歩きたい方にも嬉しい仕様ではないでしょうか。

DOCOMOへの対応

フルバンド対応で、何もしなくても利用可能です。

AU・UQモバイルへの対応

VoLTEを有効化しないと通話・SMSができませんが、BiglobeのAプランでは通信のみはそのままでも利用可能で、フルバンド対応です。

softbankとYmobileへの対応

フルバンド対応で、何もしなくても利用可能です。

楽天モバイルの楽天アンリミットへの対応

VoLTEを有効化しないと通話・SMSができませんが、通信のみはそのままでも利用可能で、フルバンド対応です。