【TRUEFREE EarFit DS1 レビュー】Bluetooth6.0＆デュアル磁気ドライバー搭載！５千円以下の高コスパイヤホン

耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン『TRUEFREE EarFit DS1』のサンプルを提供頂きましたので、実機レビューです。

TRUEFREE EarFit DS1は、12×17mmの楕円形の大口径ダイナミックドライバーを搭載し、激しい動きでもしっかり固定ができる耳掛け式を採用しています。IPX5の防水・防汗機能を備えるほか、抜群のフィット感でランニングなどの激しい運動にも対応可能です。

また機能面では、Bluetooth 6.0、AAC/SBCコーデック、マルチポイント接続、0.066秒超低遅延ゲームモード、イヤホン単体で約10時間の連続再生、急速充電に対応します。EQ機能付き専用アプリもあり、タッチリモコンの設定変更なども可能です。

5千円以内で購入可能なオープンイヤー型イヤホンとしてはまずまずの性能で、低価格帯のながら聴きイヤホンやコスパの良いスポーツイヤホンを探している人に特におすすめです！

この記事では、実際にTRUEFREE EarFit DS1を使用し、音質・装着感・機能・バッテリー性能、どんな人におすすめできるかを徹底レビューしていきます。

TRUEFREE EarFit DS1の特徴まとめ

まずは、基本スペックを簡単に紹介していきます。

タイプ	ワイヤレス（耳掛け式）
ドライバー	12mm×17mm デュアル磁気ドライバー
Bluetooth	Bluetooth 6.0（BT8932F）
コーデック	AAC / SBC
重量	イヤホン片側：8.9g ケース込み：75g
再生時間	イヤホン単体：約10時間ケース込み：約40時間
充電時間	イヤホン：1時間20分ケース：1時間50分
防水性能	IPX5
対応アプリ	TRUEFREE（iOS / Android対応）
機能	マルチポイント：〇ゲームモード：66ms
価格	約5,380円（税込）

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オープンイヤーワイヤレスイヤホン TRUEFREE EarFit DS1 耳をふさがない耳掛け式 Bluetooth6.0 低遅延マルチポイント対応高音質 12mm×17mmデュアルドライバー搭載スポーツイヤホン軽量最大40時間再生音漏れ防止急速充電マイク付き専用アプリ

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TRUEFREE EarFit DS1の外観デザイン

清潔感のあるパッケージ。裏面には英語表記ですが、軽くスペック説明があります。また、技適の印刷もあり、日本でも安心して使う事ができます。

緩衝材もしっかり入っており、5千円以下でも手抜きのないパッケージングです。

箱の中には、TRUEFREE EarFit DS1の充電ケースとイヤホン、イヤーピース、TYPE-C充電ケーブル、ネックバンド式風にできるシリコンバンド、説明書などのペーパー類が同梱されています。説明書は日本語に対応があり、使用方法の詳細が確認できます。

充電ポートはTYPE-C対応で、ケース背面に配置。ケースの表面は、細かい網目のような模様があるプラスチック製で、手に持った時に滑りにくく傷にも強そうです。

ケースは、縦59.5mm×横79.5mm×厚み30.8mmというサイズ感です。耳掛け式イヤホンのバッテリーケースとしては、かなりコンパクトに収まっている印象。

また、バッテリーケースの表には、イヤホンの充電状態とケースの充電残量が分かりやすく数値化されます。物理ボタンの搭載はなく、この表示は蓋を開閉した際に見える仕組みです。

重量は、1g単位のスケールで計測すると、イヤホン単体は片側10g、バッテリーケース込みで76gという結果でした。TRUEFREE EarFit DS1は耳掛け式なので、イヤホン着用中に耳に重さを感じる事はありません。

TRUEFREE EarFit DS1の使用感レビュー

装着感：超安定でスポーツ向き

TRUEFREE EarFit DS1は、耳掛け式の安定したデザインが特徴。更に音漏れを防いで、より耳の穴近くにフィットするイヤーピースも付属します。

実際の装着感は、耳が小さな私でもがっちり固定できて安定していました。その分少し耳の後ろに圧を感じる面はありましたが、寝転がっても頭を強く振ってもずれる事はなく、装着時の安心感は高かったです。

更に、付属のシリコンアタッチメントをつければ、ネックバンド式のイヤホンに様変わり。IPX5防水で汗や雨にも強いので、「日常＋運動」の両方で使える万能イヤホンと言えます。

音質・音漏れ：低音好き向け＆価格以上

TRUEFREE EarFit DS1は、低価格帯にしては珍しい「12×17mmのデュアル磁気ドライバー」を採用。これにより、厚みのある低音と、クリアなヴォーカルを実現しています。

さらに、AACコーデックにも対応するので、iPhoneでも高音質。EDMやポップスでは迫力ある低音、アコースティックでは自然な音場が楽しめます。

ただし、音の分離感や音像定位などの空間表現はやや控えめ。このあたりは価格に比例してしまう部分は否めませんが、全体的のバランスは良く聴きやすい音質でした。

超高解像度サウンドをじっくり聴き込む系ではありませんが、ながら聴きイヤホンとしては十分な性能だと思います。

音漏れについては、音嗜好性伝導設計を採用しており、更に、写真にあるイヤーピースが付属する分、物理的にも耳の穴の方向に音が届くため、他のオープンイヤー型と比較すると最小に抑えられています。

また片側のみの利用も可能で、切替はシームレス。更に片側利用時、左右のチャンネルはミックスされるので、左右どちらを利用しても同じ音が再生されます。

通話品質：ノイズ低減性能も優秀でおおむね良好

TRUEFREE EarFit DS1は、左右のイヤホンそれぞれに2基のマイクを搭載し、風切り音低減などのノイズ低減性能も優秀です。

屋外の騒がしい場所でも、相手の声が聞き取りやすく、こちらの声も明瞭に届きます。

1万円オーバー機種と比べると、若干音声にBluetooth特有の機械感が否めないですが、通話メインで使う人にも十分対応できるレベルです。

バッテリー性能：最大10時間もの連続再生に対応

TRUEFREE EarFit DS1は、単体で最大10時間再生、ケース込みで最大40時間の再生が可能です。

イヤホン単体で連続10時間って、普通にすごいですよね。レビュー中にバッテリー切れで耳から外すという機会がなかったです。バッテリーの持ちは、同価格帯イヤホンの中でもトップクラス！

また、イヤホンの急速充電にも対応し、わずか10分で2時間分の充電を行う事ができます。充電切れしそうになっても片側ずつ戻して充電してあげれば、ノンストップで利用する事ができます。

マルチポイント接続：シームレスに切替可能

TRUEFREE EarFit DS1は、最新のBluetooth 6.0チップ「BT8932F」を搭載。接続の安定性は非常に高く、動画視聴中でも音ズレはほぼ感じられる事はなく、便利な「マルチポイント接続」にも対応。

マルチポイント接続対応といっても、2台同時に接続時の挙動として、1台目で音楽視聴時に2台目に通話着信があれば自動で切替可能だが、音楽は1台目を止めて2台目を鳴らさなければならないというものが多い中、TRUEFREE EarFit DS1は、1台目の音楽を止めずに2台目で再生をしたら2台目に自動で切り替わります。

これです、これ！これが求めていた真のマルチポイント接続ですよ！！低価格帯なのに、この機能を搭載しているTRUEFREE EarFit DS1は分かってるな～～って思います。

また、ゲームモード（66ms低遅延）やムービーモードも搭載し、シーンに合わせて切り替えが可能。