ドコモ・AU・ソフトバンク系の使用BAND周波数は?
DOCOMO、AU、ソフトバンク(Ymobile)、楽天モバイルの対応周波数まとめです。
格安SIMのドコモプランならドコモを、AUプランならAUを見てみてください。キャリアSIMより速度は劣りますが、周波数は一緒なので対応エリアは同じになります。
対応周波数BAND表
表の中は以下の通りとなります
●:プラチナバンド
◎:対応してたら便利なバンド
○:対応バンド
△:楽天モバイルのAUローミングで利用できる周波数
バンド | ドコモ | A U | Softbank | 楽 天 | |
---|---|---|---|---|---|
W-CDMA | B1:2100MHz | ○ | 〇 | ○ | |
B6:800MHz | ◎ | ||||
B8:900MHz | ○ | ||||
B9:1800MHz | 〇 | ||||
B11:1500MHz | 〇 | ||||
B18:800MHz | 〇 | ||||
B19:800MHz | 〇 | ||||
CDMA2000 | BC0:800MHz | ◎ | |||
FDD-LTE | B1:2100MHz | ◎ | ◎ | ◎ | |
B3:1800MHz | ◎ | ◎ | ◎ | ||
B8:900MHz | ● | ||||
B11:1500MHz | ○ | ○ | |||
B18:800MHz | ● | △ | |||
B19:800MHz | ● | ||||
B21:1500MHz | ○ | ||||
B26:850MHz | ● | (△) | |||
B28:700MHz | ● | ● | ● | ||
B41:2500MHz | 〇 | ○ | |||
B42:3500MHz | ○ | ○ | ○ | ||
5G | n77 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
n78 | ◎ | ◎ | |||
n79 | ◎ | ||||
n257 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
※5Gは世界的に整備されているのはn78であり、n77はn78に内包されています。n77に対応がなくともn78が使える機種ならば5Gは使えると考えてOKです。
ドコモのLTE・3Gの周波数は?
- LTE:B1,B3,B19(B6を内包),B21,B28
- 3G:B1,B6,B9,B19
- 5G:n77,n78,n79,n257
ドコモはB1とB19はエリア対策用の周波数で、この2つを網羅するのであればだいたいストレスなく使えます。山間部などに強いBのfomaプラスエリアというのがあって、具体的には3GのB6という周波数になります。山の趣味がある人、プラスエリアが必要な人は3GのB6に対応があるかは結構大事。
B21とB3は速度対策用の周波数なのだけど、それぞれの対応エリアが、北海道・東北・四国・北陸など地方都市限定か、東名阪限定と比較的狭いのが難点。
プラチナバンドと呼ばれる、屋内環境などでも障害物を回り込んで強度の高いと言われる電波はB19(LTEのB6を内包)とB28です。
AUのLTE・3Gの周波数は?
- LTE:B1,B11,B18,B26,B28
- 3G:B1,B18,CDMA2000(通話)
- 5G:n77,n78,n257
AUのB1にあたる2GHz帯または2.1GHz帯はエリアがそんなには広くありません。AUは800MHzが主力なので、B18かB26を使える機種を選ぶのが良いです。どちらか一方でも十分高速通信ができます。
プラチナバンドと呼ばれる、屋内環境などでも障害物を回り込んで強度の高いと言われる電波はB18,B26,B28です。
3G通話に関してはCDMA2000での対応と特殊になるので、AUの3G通話を利用したい場合はCDMA2000 BC0という表記があるかどうかをご確認ください。
またAUのVoLTEは少し特殊になり、UQモバイルなどVoLTE必須機種ではVoLTE対応機種でないと利用できません。基本的にXiaomiの機種ならば周波数さえ一致していれば利用できますが、一部機種では周波数が一致していても利用できない等ありますのでお気をつけください。
softbankとYmobileのLTE・3Gの周波数は?
- LTE:B1,B3,B8,B11,B28
- 3G:B1,B8,B11
- 5G:n77,n257
プラチナバンドと呼ばれる、屋内環境などでも障害物を回り込んで強度の高いと言われる電波はB8,B28です。
ソフトバンクのメインはB1とB3。ワイモバイルも基本的にはソフトバンクと周波数は一緒です。
楽天モバイルの周波数は?
- LTE:B3
- AUローミング:B18(B26)
- 5G:n77,n257
楽天モバイルのデータ使い放題はB3のみになります。B3でカバーしきれないエリアはAUの電波をローミングして利用できますが、データ使い放題からは外れてしまうので注意が必要。
AUローミングに関してはB18のみ(B26に対応していればB18を掴む事もあり)になるので、B18に対応しているかが重要。
また通話に関してはVoLTEに対応している必要があり、非対応の場合はRakuten Linkアプリを入れる事で代用が可能となります。
5Gに関してはAUとは無関係でn77,n257のみになります。
COMMENTS & TRACKBACKS
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LTEと3Gの周波数は別物です。
Band6を内包とありますが、LTEのBand6を内包してるのであって3GのBand6は別です。
もう少し勉強しましょうね。
名無しさん
言葉足らずでしたね。ご指摘ありがとうございます。