FUNAVO 小型プロジェクターレビュー PCやスマホと接続できて2000ルーメン・1080PフルHD対応!
FUNAVOの小型プロジェクターレビューです。
私の手が大人にしては小さいので大きく見えるかもしれないですが、19.8×14.9×6.8cmとコンパクトで重量は948gです。大人の手であれば楽々持てます。
小型プロジェクターだと明るさが1500ルーメンを切る場合がある中、FUNAVOのプロジェクターは2000ルーメンという明るさに対応です。2000ルーメンは暗所での使用だと驚くほどキレイな映像になりますが、あくまで暗所での使用限定です。
ビジネス用途となると真っ暗な部屋で利用するのが難しくなるため、3000ルーメン以上の明るさが必要と言われていますので、FUNAVOのプロジェクターは家庭用の趣味の映画鑑賞を壁や天井に映して楽しみたいという用途に最適です。もちろん暗所でスクリーンに映写するならばビジネスにも利用できない事もないですが。。
付属品はプロジェクター本体、説明書、品質保証カード、リモコン、DC電源コードとビデオ出力用の3in1 AVケーブルがセットになっていました。
PCなどと接続する際には、HDMIコードを自前で準備する必要があります。
【製品仕様】
技術タイプ:LED+LCD
フォーカスモード:マニュアルフォーカス
OSD言語:日本語対応
解像度:800*480で、1080PフルHDにも対応
画面:4:3/16:9 映写距離:1.6m-3m
スピーカー:8Ω2W
入力電圧:110V -220V 50~60HZ
表のレンズ部分には持ち運び時に傷がつかないようにカバーがついています。カバーは無くさないように紐がついていて、脚にくくりつけてありますが、取り外しも可能。
裏側にはファンが2機ついており、ハードディスクのパソコンより若干きつめの騒音(50db程度)がなりますが、音楽や映画の再生時に音声を邪魔するほどの騒音ではありません。
また三脚対応で、真ん中に三脚固定用のピン穴がついています。天井から固定する利用法もあるようですが、その場合はこのネジ穴を利用して自分でどうにかする方法を考える必要がありそうです。
DC電源なので一応永遠に使えますが、公式でのアナウンスでは1日に4時間以内の使用としてくださいとのこと。
背面にはインターフェイスが集中しています。左から、イヤホン・AVポート、TFカードスロット、HDMI、USB、VGAとなっています。
こちらのスクショはAmazonのメーカーページからお借りしてますが、本体右下の物理ボタンの説明が載っていますので採用。この辺はリモコンでもできます。
リモコンは単4電池2本で稼働します。リモコン用の電池も自分で準備する必要があります。
プロジェクターの映像の調節は、ピント調節であるフォーカスリングと、角度が上下に15度ずつ調節できるキーストーンリングでほぼ行えます。映し出す映像の向きなどもリモコンで替えられるので、プロジェクターを天井に吊るしたりどこかに設置したりする場合もフレキシブルに対応できます。
画面は176インチまで大きくできるそうですが、大きくすればするほど画質が荒くなってしまうので、用途次第では大画面で楽しめますとは言い難いかなと思いました。この辺は価格の妥協点かなと思います。
PCやiPadやスマホなどに接続できるという話です。私はHDMIケーブルしかなかったので、AndroidスマホとPCとの接続を試してみました。
Androidスマホの方は1.MHL HDMI変換アダプターを持っていない為、TYPE-CハブからHDMI出力しようと試みましたが、結果的に利用できませんでした。1.MHL HDMI変換アダプターがあればできるそうですが、私の環境では動作確認が取れませんでした。
PCをHDMIケーブルで出力したところ、こちらはなんの問題もなく簡単に接続する事ができました。
こちらの映像は文字を見やすく拡大させているのですが、細かい文字もしっかり映し出されている状態です。暗い部屋で利用するのならば、映画の字幕などもストレスなく読める状態です。
こちらはYOUTUBEをクローゼットの扉に映し出している状態ですが、細かい文字までしっかり見えています。こちらの距離は最小の1.6mで映し出した状態です。40インチあるかないかぐらいの大きさですが、この距離だと文字はかなりキレイ。
4K解像度の写真を出力してますが、プロジェクター自体の解像度が800×480/1080PフルHDなので、1080PフルHDまで画質は落ちていますが、映し出される映像はこのぐらいキレイです。テレビかな?って思うレベルで正直驚きました。
クローゼットの扉は真っ白ではなく少し木目の模様が入っていてこのレベルでキレイに見えるので、真っ白な壁やスクリーンなどに映写する場合はもっとクオリティーが高いと予想します。
スピーカーの再生モードは、通常モードと別に音楽や映画などの種類がありますが、スピーカーでの音声再生時にモードの切り替えを聞き分けられるほどには音質はの変化はありませんでした。ですが、サラウンド効果なども搭載しており、サラウンドをONにした場合は広がりのある音質に変化した事に気づく程度の違いはありました。
広がりのある音声ではありますが、ウーファーなどを搭載しているわけではないので、迫力などはありません。オーディオケーブルがあるので、映画など迫力ある音質を楽しみたい場合は外部スピーカーを利用するのが良さそうです。
PCやスマホなどの小さな画面の映像を、32インチから170インチまでのお好みの大画面で視聴する事ができる面白いガジェットです。PC・iPad・ブルーレイなどの映像出力加え、プレイステーション(PS3/PS4)、Nintendo SwitchまたはX-Box X-360 X-Oneなどにも対応です。
まとめると、この価格で購入できるプロジェクターがこんなにキレイな映像を映写できるなんて想像もしてなかったので驚きまくりました。寝室などで寝ながら天井に映した映画などを見たいという人には良さそうです!夢がある玩具ですね。
※2019/03/26現在Amazonでの購入の場合、千円割引きのクーポンがあるので、ブラック・ホワイトともに4990円で購入できます!
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