ALLDOCUBE X Neo レビュー 10.5インチ 2.5k AMOLEDディスプレイ・Snapdragon 660搭載!
キーボード付きでパソコンみたいに利用できるAndroidタブレット『ALLDOCUBE X Neo』の実機レビューです。
2K(2560×1600ピクセル)の高画質なAMOLEDディスプレイは動画の視聴に最適で、7700mAhの大容量バッテリーを搭載しているので1日中遊べます。またオプションのキーボードをセットで利用する事で、ノートパソコンのように利用できます!
ALLDOCUBE X Neoのスペック詳細
OS | Android 9 |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 660 AIE Octa-core 最大2.2GHz |
GPU | Adreno 512 |
メモリ容量 | 4GB LPDDR4 + 64GB SSD |
MicroSD | 最大512GB |
ディスプレイ | サイズ:10.5インチ 解像度:2560×1600ピクセル 287PPI リフレッシュレート:60Hz Samsung AMOLED、10ポイントマルチタッチ |
カメラ | リア8MP(3264×2448), AF, f/1.7, 1/3.94インチセンサー フロント5MP(2592×1944), f/2.0, 1/4.96インチセンサー |
wifi | 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
出入力 | TYPE-C |
センサー | 加速度、ゲーム回転ベクトル、重力、ジャイロスコープ、光センサー、運動検知、歩数計 |
バッテリー | 7700mAh, 18W QC3.0高速充電 |
その他 | GPS対応、NFC非対応、FMラジオ対応 |
ALLDOCUBE X Neo レビュー
このレビューはメーカーさんから実機のサンプルを提供して頂き記載しております。私の手元にある端末は中国から直接届いているので、Amazonからの発送分と若干の差異があります。違いの部分はメーカーさんに確認したので、レビューで説明していきます。
パッケージ内容
ALLDOCUBE X Neo本体には、保護フィルムが貼りつけられた状態で届きます。表面のフィルムをはぐだけで利用可能です。
パッケージには、ALLDOCUBE X Neo本体と別に、日本語対応の説明書、SIMトレイを抜き差しする時に使うイジェクターPIN、USB充電器、TYPE-Cケーブルが入っています。
私の手元の端末のUSB充電器のコンセントの形状は日本に合わない形状ですが、Amazonで日本国内向けに販売される端末には、日本仕様のUSB充電器が同梱されるとのことです。
5V 3A、9V 2A,12V 1.5Aという一般的なUSB充電器になるので、この対応電力のUSB充電器ならばスマホ用のUSB充電器を併用する事も可能です。
日本語化について
ALLDOCUBE X Neoは起動時は中国語表示となります。メーカーさんに確認したところ、Amazon発送分も初回起動は中国語で起動するようですが、設定から簡単に日本語に変更する事が可能です。
『設定 ⇒ 系統 ⇒ 語言輸入法 ⇒ 語言 ⇒ 中国語が1番上になっているのを日本語と入れ替える』で完了です。
4枚目のスクショは、三本線の部分をタップしながら日本語を上に引っ張っているところです。日本語を1番上の1のところに移動させると、言語が日本語に変更されます。
Google Playも初期インストール済みの状態で届きますので、設定で言語変更をするだけで後は日本製のタブレットと同じように利用できます。
LTEに対応で、外出先でも利用可能
ALLDOCUBE X Neoは、4G LTEと3Gに対応しており、nanoサイズのSIMを2枚入れることができ、wifiが無い外出先でも快適に利用する事が可能です。SIMトレイはMicroSDと共有になる為、MicroSDを利用したい場合は実質シングルSIMになります。対応周波数は以下の通りです。
3G:B1/2/5/8
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28/40
実機検証したところ、UQモバイルではデータ通信・音声発着信ともに利用できましたが、楽天モバイルはデータ通信のみが利用可能でした。利用可能という状況の確認はできましたが、B18に非対応の為、両社エリアが極小となります。
他は周波数からの判断になりますが、DOCOMO系はプラチナバンドには対応しておらず少し建物内に弱くはなりますが街中だと利用可能です。Softbank系はプラチナバンドに対応しており快適に利用できます。
※この端末は技適は取得しておりません。
APNの追加は、設定 ⇒ ネットワークとインターネット ⇒ モバイルネットワークと進み、2枚目のスクショの1番下のAPNというところをタップして入力します。
言語は日本語表示になっているのですが、一部このように中国語が残っていたりもします。wifiでのシステムアップデート(OTA)に対応があるので、今後のこの辺も完全日本語化されることに期待ですね。
ちなみにwifiは5GHzに対応で、電波干渉のない高速通信が利用可能で快適です。更に1枚目のスクショにあるように、読書灯という黄色みのある目に優しいディスプレイ表示に変更可能な機能と、リーディングモードという白黒の新聞のような表示に変更可能な機能を搭載している為、ニュースの閲覧や読書を長時間行う際に目の保護ができます。
スタンドにもなる専用キーボードあり
ALLDOCUBE X Neoには、端末の傷を防止する事もできる専用キーボードが販売されています。キーボードはオプション販売となっており、現在Amazonに在庫は無いようですが、AliExpressや、Banggoodなどから購入可能です。
キーボードはマグネット式で、タブレットの下部にある接続部とキーボードの接続部をドッキングすることで、キーボード自体の充電や面倒なBluetooth接続などなしで利用できます。Bluetoothを利用しないので、接続の遅延などはなく快適に利用可能です。
またキーボード利用時は、蓋を閉じた場合は自動でディスプレイが消灯するマグネット開閉に対応しており、ディスプレイをキーボードに向けて閉じるだけで電源ボタンを押さずにスリープ状態にさせる事も可能です。
キー配列はこんな感じ。もちろんShiftやCtrlキーなどを使うコマンドも便利に使えますが、左上にあるスクリーンショットのボタンがかなり便利で、スクリーンショットボタンを押すだけでスクリーンのキャプチャが可能です。メールなどの文字入力が多い方や、簡単なビジネス利用を兼ねて利用したい方にはキーボードのセット購入おすすめです。
またキーボードは、キーピッチ1.7cm、キートップサイズ1.4cmとなっており、フルサイズのキーボードよりかは若干小さ目にはなりますが、キー配列がほぼWindowsと一緒ですので、Windows利用者は違和感なく利用できると思います。程よいキーストロークで打鍵感もあり、またネイルをしていてもひっかかりにくいアイソレーションタイプなので、爪が長い女性でも打ちやすいですよ。
マウス替わりになるトラックパッドはついていませんが、ALLDOCUBE X Neoのディスプレイ自体がタッチディスプレイなので、ディスプレイを直接タッチしながらキーボードを併用すればまるでノートパソコンのように利用できます。もちろんALLDOCUBE X NeoにBluetoothマウスを接続して利用する事も可能です。
キーボードはスタンド的な利用も可能です。キーボードの蓋を折り曲げてディスプレイを寄りかからせるように固定するので、ディスプレイの角度はこの角度のみになりますが、動画などの視聴に丁度良い高さに設定できるので、とても便利に使えます。
ついでにポートなどの説明ですが、正面右側についているのは、電源ボタンと音量ボタンになります。真ん中にある穴はスピーカーで、スピーカーは両サイドについており、ステレオサウンドが楽しめます。音質はウーファー的な低音は出ませんが、その分最高音量にしても音割れなどはなく大きな音量を出せます。映画の視聴などはヘッドセットの利用をお勧めしますが、YOUTUBEなどを再生する分には不満なく利用できると思います。
こちらは3.5mmオーディオジャックとスピーカーと、TYPE-C充電ポートと、SIMトレイが配置されています。3.5mmイヤホンジャックを搭載しているので、直接お気に入りのヘッドセットを接続する事もできます。
蓋をしめて片手に持った感じですが、バックの中にさっと入れて持ち歩きたくなるコンパクトなサイズ感です。カバーの表面はソフトなナイロン製で、傷防止にもなります。キーボード込みでの重量は828gです。
2.5kのSamsung AMOLED採用で明るく見やすい
ALLDOCUBE X Neoの重量は494gで、単体で片手持ちをして利用する場合も手に負担を感じません。右の写真はYOUTUBEの動画を再生しているところですが、液晶は発色もよく動画の視聴が快適です。YOUTUBEアプリでの画質は2160pまで選択可能です。
ALLDOCUBE X Neoの2.5KのSamsung AMOLEDディスプレイは、ハイダイナミックレンジ最大145%のHDR規格に適合し、HDRの適用範囲が広くなっています。ディスプレイはとても明るく、太陽の下でも暗くならずに見やすいです。またピクセル密度は287 PPIで、写真や映像、テキストの表示、どれをとっても綿密でドットの粗さは感じません。
8MPのリアカメラと5MPのフロントカメラを搭載
ALLDOCUBE X Neoは8MPのリアカメラを搭載しています。
こちらはリアカメラで撮影した写真になりますが、被写体にかなり寄る事ができ、精細な写真を撮影する事が可能なので、テキストなどを撮影してメールに添付するなどの作業がタブレット単体で行えます。
上についている穴は光センサーで、周辺の光の量を察知してディスプレイの輝度を自動で調節してくれます。またリアカメラは若干の突起がありますが、デスクに置いてがたついたりはありません。
カメラの設定項目はこんな感じで、自分でISO感度や露出などをいじる事もできます。シャッター音は消すように設定しても音はなります。タイムゾーンを韓国や中国に設定しても音はなります。
またシーン効果を搭載しており、ポートレート写真や、スポーツ写真、赤みがかった夕焼け写真などを撮影する事も可能です。
プリインストールアプリは少なめで使いやすい
ALLDOCUBE X Neoのプリインストールアプリは少なく、また必要のないアプリは全てではありませんがある程度アンインストールする事も可能で、ストレージを目一杯使う事ができます。64GB中のsystemは10GB程度で後は自由に使えるし、MicroSDカードの利用も可能なのでストレージ不足は心配しなくて良さそうです。
OSはAndroid 9ですが、画面分割も利用可能で、真ん中だけじゃなく、片方のアプリを3分の2の広さで表示する事も可能です。YOUTUBEを小さく表示しながら、大きくニュースを表示させて2つのアプリを同時に利用する事も可能です。
バッテリー性能もばっちりで、ベンチマークなど負荷のかかるテストをしながら3時間42分経過後も47%の残量です。
有機ELディスプレイに全振りしたのか、指紋やフェイスアンロックなどのロック解除機能は搭載していませんが、待機電力もあまり食わないので、リビングに置いておいて家族みんなで使うタブレットとして利用するにも良さそうです。
ALLDOCUBE X NeoのAntutuベンチマークスコア
ALLDOCUBE X NeoのSoCはQualcomm Snapdragon 660 AIE Octa-core高性能プロセッサを搭載しており、スマホで言うならばミドルハイクラスとなります。Xiaomi Mi Pad 4と同等の性能で、通常操作ではひっかかりやもたつきなどは感じる事はなく、スムーズに利用可能です。
Antutuベンチマークスコアは、V8で計測してCPU性能は72966点、3D性能は36090点、総合179899点です。その他のテストは以下の通り。
PUBGでは、HDのフレーム設定『高』を選択できました。リッチな描写があるゲームは無理な場合もありますが、設定次第では充分に楽しめる範囲です。
ライトなゲーム、ライトなオフィス作業、読書に動画の閲覧など、沢山の用途に耐えうるスペックで、幅広く使えると思います。
ALLDOCUBE X Neoは現在Amazonで20,999円で購入可能
今回紹介させてもらったALLDOCUBE X Neoは現在AmazonのALLDOCUBE公式ストアでプライム割引で20,999円で購入可能です。
リンク:ALLDOCUBE X Neoタブレット
プライム割引価格:20,999円
定価から9000円割引は中国の通販サイトから購入するよりも安くなっており、この価格はもしかしてプライムセール価格かもしれませんが、定価より30%割引はかなりお得です!
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