ASUS Zenfone からXiaomiへ機種変データ移行する時の注意点

ASUS Zenfone利用者は、特にASUS製のアプリをダウンロードしたつもりがなくとも、GoogleのアカウントにASUS製のアプリが紐ついていて、機種変更の際にAndroidから復元やデータ移行、またGoogleアカウントのバックアップからデータ移行などをした場合、ASUS製のプリインストールアプリをダウンロードすることになります。

そのアプリがXiaomi機（私の場合はXiaomi mi mix 2S）にダウンロードされると、IMEIが吹っ飛ばされてSIMを認識しなくなります。

これの対策としては、新規インストールにして、アプリの移行を自動で行わない事です。そして、Google Play Storeのアカウントを開き、ASUS系のアプリの全てをMYアプリから削除することです。絶対にXiaomi機の中には入れてはいけません。

どのアプリが干渉したかの詳細はわかりかねますが、私は2回もIMEIが消えました。1度目はDeveloper ROMでAndroidからの復元によるデータ移行でIMEIが消え、2度目はStable ROMでGoogleアカウントからのデータの復元でIMEI消えました。アプリのダウンロードが済んで途中で使えなくなったので、ASUSのアプリの干渉で間違いないと思います。

IMEIが消えてしまった場合の対策は？

TWRPからEFSのバックアップをリストアすることで治ります。

待ってw Zenfoneからデータ移行を端末間コピーにしたらimei飛ばされたwww 確認したらsim1、sim2共にimei抜けてるんだがwww ベースバンドが不明になってるからROM自体壊れた予感。 pic.twitter.com/jwL3bzVBgT

— たらこ@プレゼント企画実施中 (@taracotarao) 2019年2月3日

IMEIが消えていると、Miアカウントへのサインインができませんと出ます。Miアカウントにサインインしていないとusbデバックセキュリティがonにできないので、TWRPが焼けないのですが、IMEIなくてもSIMを入れて何度もしつこくMiアカウントサインインのところを触っているとすごく時間はかかりますが、Miアカウントでサインインができます。

問題なのが、通常新規購入した場合はTWRPでEFSのバックアップなんかとっていない人が殆どだという事。そして、EFSはIMEIという端末識別番号が含まれており、個々に違うので、他人の物を譲ってくださいができないという事。つまり自身のEFSのバックアップがないと結構厳しい状況なのです。

もしかして他人のものを貰い、後でIMEI部分だけ戻すという事ができるのかもしれないけれど、そんなのくれる人いないだろうし、つまりは詰むという事になります。

IMEIの書き換えについてを少し書いている記事の中とコメント欄に、IMEIの書き換えのヒントや書き方があるので、ここを見てIMEIを自分で書いていくのもいいかもしれない。

ただ私のXiaomi mi mix 2Sはこれをやるとefsが壊れてしまい、TWRPからバックアップを戻さないとダメだったので、結局のところこれは大した対策にならないかもしれないです。その様子は記事の中やコメント欄に記載しているので、どうしてもなんとかしたい人は読んでみてください。

このIMEI消えた状態ではIMEIを復活させる方法を試すしか方法はないと思います。IMEI書き換えの記事で参考にしているURLはIMEI飛んだ人はこうしたらいいよという物ですので、何かの力にはなるかもしれません。

ブートローダーアンロックとかなるべくしたくないけど、こんな事態の事を考えると、まずはブートローダーをアンロックしてtwrpでフルバックアップを取得してPCに保存すべきなのかと思わせられますね。

逆に今回こんな事になったのが、私がブートローダーをアンロックしていたからという見方もできますが、今までOneplusとXiaomi間で同じようにデータ移行していたのですが、こんなトラブルは初めてです。インストールされているアプリを見たらASUSのアプリが3つ以上入っていて、絶対それが原因だと思います。まじでASUSありえない！！

でもこれはASUSに限った事ではなくHuaweiもシステムアプリみたいなのを1つ入れてきていたので、機種変更する際にはアプリは手動で落とすように気を付ける事も必要かもしれないですね。

データ移行は便利なのは間違いないのですが、何が干渉するかは入れてみないと分からないというロシアンルーレット状態なので機種をまたぐ場合は危なすぎますね。