アウトドア・災害時の電力確保に折りたたみ式Choetechソーラー発電パネルレビュー
アウトドア・災害時に電力を確保できる折りたたみ式Choetechソーラー発電パネルレビューです。今回はDC 80W対応と120W対応の2種類のモデルの比較をしていきつつレビューをします!
Choetechソーラー発電パネル仕様比較
今回は下記の2種類の比較をしつつレビューをしていきます。
・SC008 Choetech 120W Foldable Solar Charger with Kickstands 18V DC+60W
・SC007 CHOETECH 80W 18V Solar Charger with USB C PD 30W
左が120Wで、右が80Wモデルです。両者できる事は基本的には変わりませんが、パネルの大きさに比例して発電量や重量に差があります。またどちらのパネルにも持ち運びに便利な取っ手付きで、安全に握って持ち運ぶ事ができます。
SC008 Choetech 120W 仕様
折りたたみ時サイズ:縦52cm × 横53cm × 厚み1.9cm(ポケット部2cm)
広げた時のサイズ:縦53cm × 横177.5cm × 厚み0.54cm
重量:4.57kg
ソーラーパネルのピークパワー:120W
セル効率:23%
DC出力:12-18V / 6.66A(最大)
USB-C:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A(最大)
USB-A1:5V/3A、9V/2A、12V/1.5A(18W QC3.0対応)
USB-A2:5V-2.4A (最大)
動作温度範囲:-10℃〜65℃
SC007 Choetech 80W 仕様
折りたたみ時サイズ:縦36cm × 横42cm × 厚み4cm(ポケット部2cm)
広げた時のサイズ:縦42cm × 横162cm × 厚み0.5cm
重量:3.552kg
ソーラーパネルのピークパワー:80W
セル効率:20%
DC出力:12-18V/4.44A MAX
USB-C:5V/3A、9V/3A、12V/2.5A、15V/2A、20V/1.5A
USB-A1:5V/3A、9V/2A、12V/1.5A(18W QC3.0対応)
USB-A2:5V-2.4A (最大)
SC007 Choetech 80WとSC008 Choetech 120W大きさ比較
SC007 Choetech 80WとSC008 Choetech 120Wの大きさは、閉じた時にも差がありますが、広げた場合もこんなにも差があります。これにより、DC出力とUSB TYPE-C出力に大きな差がでます。
両者とも、12-18V 充電式電池、ラップトップ、iPhone、iPad、Android、デジタルカメラなどの電化製品の充電に利用可能で、4つのポートを利用して4台同時に充電する事が可能です。しかし、最大ピークパワーが120Wと80Wの差がありますので、やはり大は小を兼ねる感じです。
耐久性に優れた単結晶シリコンソーラーパネルはIPX4防水
購入当初はフィルムが貼ってあるので、剥がして利用します。Choetechソーラー発電パネルは、耐久性に優れた単結晶シリコンソーラーパネルを採用。
単結晶シリコン太陽電池は、多結晶シリコンやアモルファスシリコン太陽電池よりも高い光電変換率を持っているとされます。
また、パネルはIPX4の防水性能を持ちます。
大雨の場合は電極部がショートしちゃうので利用できませんが、今にも雨が降りそうな曇りの日に利用していて突然雨が降り出した場合も、こんな風に電極部を守った山形に設置していれば、防水機能で充電しているデバイスもソーラーパネル本体も守られます。
外側はオックスフォードPVC布採用、キックスタンド付きで発電高熱アップ
Choetechソーラー発電パネルの外側はオックスフォードPVC布採用で、丈夫で汚れても濡れた布で拭けばキレイになります。
またキックスタンドを搭載しているので、より充電効率が上がると言われる斜め設置を本体のみで簡単に行う事ができます。
斜め設置とはこの状態です。これだと通常の平置きよりも発電効率がアップするとのことで私も実際に試してみましたが、確かに平置きよりもキックスタンドを利用して斜めに設置した方が発電効果が上がっていました。
3つのUSBポートとDCポートを搭載
搭載のポートは左から、DC出力ポート、PD出力ポート、QC3.0 出力ポート、USB 出力ポートになります。80Wも120Wもポートの配列は一緒ですが、仕様のところにも記載した通り、出力量が異なります。
120Wバージョン
DC出力ポート:12-18V/6.66A、PD出力ポート:最大60W、QC3.0 USB出力ポート:最大18W、USB出力ポート:5V/2.4A
80Wバージョン
DC出力ポート:12-18V/4.44A、PD出力ポート:最大30W、QC3.0 USB出力ポート:最大18W、USB出力ポート:5V/2.4A
この違いから、少しでも容量の大きなPD充電とDC充電を必要とする場合は、やはり120Wを購入した方が良さそうですね。
10-in-1コネクタキット・5.5x 2.1 mm DC to Anderson Cableなど豊富な接続キッド付き
下記で紹介する同梱のケーブルとコネクタなどは80Wモデル120Wモデル共通です。
左から5.5x 2.1 mm DC to Anderson Cable、5.5x 2.1 mm DC Cable、10 in 1 Connectorとなります。
5.5x 2.1 mm DC to Anderson Cableは、蓄電池につなぐ場合に利用するようです。Choetechソーラー発電パネル側はDCポートを利用します。私は接続先を持っていない為こちらの実機検証はできていませんが、以下のような蓄電池をお持ちの方は利用できるようです。
【互換性のある機種】
Choetech Mighty+ 300W Solar generator, 8mm DC Adapter for Jackery Explorer 240/160/500/1000 Power station/Goal Zero Yeti 150/400 and BALDR 330W Power Station, 3.5*1.35mm DC Adapter for Suaoki S270/ENKEEO S155/Paxcess 100W/Aiper 150W portable generator, 5.5*2.1mm DC Adapter for Rockpals 250W/350W/500W power station/PROMAX 300W/FlashFish 200W portable generator.
これはほんの一部で、市場に出回っている様々な機種と互換性があるとのこと。
上のスクショは互換性のある機種の紹介写真です。パソコンなどは普通にDC to DC ケーブルで接続可能です。
また豊富なDCポートに対応できるように、DCの変換キッドも同梱されています。
10 in 1のDC変換コネクタの説明があったので、スクショで紹介させてもらいますが、5.5x 2.1 mm DCケーブルの先に、この10 in 1コネクタのどれかをつけることで、さまざまな形状のDCポートへDC接続が可能となります。
曇りの日・室内の窓際でも発電は可能
まずは晴れの日の午後15時頃に120Wのパネルで発電しているところです。
どちらもPDポートではなくUSBポートを利用しているのと、大きい方のスマホが既に充電97%なので少し低く出てしまっていますが、2台同時充電はUSBポートだけでも余裕で可能です。
次は梅雨時の雲の日に、室内の窓際で同じく15時過ぎぐらいに発電しているところです。ここはもともと直射日光はあたらない場所です。
この曇り環境の発電も、USBポート2つを使って同時に充電しています。直射日光の半分ぐらい発電量にはなってしまいますが、ちゃんと充電できています。
1台だとこのぐらいは陽射しがなくても充電は可能です。同じ曇り窓際環境で80Wの方で発電すると、2台同時充電は微妙で、1台がやっと400mAhという感じでした。
晴れの日だと窓際に置いておくだけでも充分に発電するので、雨や汚れを気にせずモバイルバッテリーに蓄電させることが可能です。
自然災害が多い日本で暮らすにあたって、1つあれば安心の太陽光発電パネルはどうでしたか?大型の蓄電池だけでなく、小型のモバイルバッテリーなども充電できるので、スマホやラジオなどの電力は充分に確保できます。
また、合わせてモバイルバッテリーで動く扇風機や低電力の炊飯器などあると、いざという時のライフラインになりますよね。またどちらもDCポートがあるので、DC電源で動く扇風機などを持っていると太陽光で発電しながら扇風機を稼働させる事が出来ます。
災害時を考えると断然120Wがおすすめですが、アウトドア時のスマホの充電確保ぐらいだったら80Wも持ち運び安くて便利だと思います。
Choetechソーラー発電パネルの購入
今回紹介したChoetechソーラー発電パネルは、Choetech公式サイトから購入可能です。Choetech公式サイトは海外通販になりますが、Paypalにも対応があるので安心です。
リンク:SC008 Choetech 120W Foldable Solar Charger with Kickstands 18V DC+60W
価格:$169.99
リンク:SC007 CHOETECH 80W 18V Solar Charger with USB C PD 30W
価格:$179.99
なんと120Wの方が安いという驚きの価格設定です!コスパで選ぶとしてもやはり120Wおすすめです!
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