1MORE ComfoBuds Mini レビュー 寝返りしても耳が痛くならない寝ホン!
超コンパクトサイズのTWSイヤホン 1MORE ComfoBuds Mini レビューです。
1MORE ComfoBuds Miniは、イヤホンの中でも群を抜いて小さいです。耳の中にすっぽり埋まるので、横向きで寝ても装着感を感じないほど快適。耳栓代わりの寝ホンとしての利用もありな小型イヤホンです!
- 最大40㏈の4種類のANC機能(外音取込み機能・風切り音防止など)
- 片側2つのDNNマイクを搭載しクリアな通話品質
- 多機能な専用アプリ対応(イコライザー機能など)
- イヤホンは片側3.7gの超軽量デザイン
- 連続再生時間は6時間と長め
- イヤホンは高速充電対応(10分で90分間の充電が完了)
- バッテリーケースはワイヤレス充電対応
- 最新のBluetooth 5.2 対応
- タッチ操作は好みに合わせてカスタマイズ可能
特筆すべき点は、1MORE ComfoBuds Mini専用のアプリがあって、後ほど説明しますが、イコライザー効果は実際に音を聴きながら好みを選ぶ事で細かくチューニングされたり、アプリに入ってる環境音(水の音や風の音などのヒーリング系)を流してタイマーで終了させることができたりします。
また、アプリでイヤホンのエージングや、イヤホンを耳から外した時の挙動(自動で一時停止のONやOFF)の切り替えなど、様々な事ができます。ファームアップデートにも対応しており、愛用中にどんどん進化していくところが素晴らしいです!
AliExpress:1MORE ComfoBuds Mini
1MORE ComfoBuds Miniは、4月19日にドイツで毎年開催されている世界三大デザイン賞のひとつである「iF DESIGN AWARD 2023」を受賞しました!
iF Design Awardはドイツ最古の工業デザイン機関であるHannover Industrial Design Forum(ハノーバー・インダストリアルデザイン・フォーラム)が数十年にわたって毎年開催している賞で、今年は56カ国から合計1万1000件のエントリーがあったそうです。
1MORE ComfoBuds Miniヘッドホンはノイズキャンセリングイヤホンの中で最小です。「小さくて美しい」というデザインコンセプトで、複数の国際的な賞を受賞しています。iF Design Award 2023を受賞したほか、2022 International Design Excellence Award(IDEA)、日本のVisual Grand Prix(VGP)2022も受賞しています。
1MORE ComfoBuds Miniのデザイン・仕様
仕様・スペック
1MORE ComfoBuds Miniは、超コンパクトなハウジングに、グラフェンフィルムと二重磁気回路設計を備えた7mmのダイナミックドライバーを搭載。しっかりと鳴る厚みのある重低音と、クリアな中高音が特徴です。
1MORE ComfoBuds Mini の仕様スペック | |
---|---|
ブランドメーカー | 1MORE |
型番 | ES603 |
連続再生時間 | ANC ON:5時間 ANC OFF:6時間 片耳のみ利用時:8時間 |
ドライバー | 7mm ダイナミックドライバー |
防水防塵 | IPX5 |
Bluetoothコーデック | AAC/SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
通信距離 | 10m |
Bluetooth周波数 | 2.402GHz – 2.4835GHz |
Bluetoothプロトコル | HFP / A2DP / AVRCP |
マイク | 4基 ENC DNNノイズフリーコール |
インピーダンス | 32 Ω |
バッテリー | イヤホン:34 mAh バッテリーケース:440 mAh |
充電時間 | イヤホン:70分 ケース:90分(有線充電) |
高速充電 | 対応 (10分で90分の再生時間をチャージ) |
ワイヤレス充電 | 対応 |
入力 | TYPE-C 5V 0.7A |
サイズ | ケース:56.5mm×24.5mm イヤホン:17mm×13mm |
重量 | ケース+イヤホン:42.3g イヤホン:3.7g |
専用アプリ | 1MORE MUSIC |
技適ありで、説明書とパッケージの裏には記載がありましたが、バッテリーケースからは割愛されていました。1MORE ComfoBuds Miniはミニサイズすぎるから、記載スペース足りなかったのかな。笑
パッケージ内容
ミニサイズとは言え化粧箱は1MORE社特有のデザインで高級感あります。
パッケージ内容は、以下の通り。
- 1MORE ComfoBuds Mini 本体
- TYPE-Cケーブル
- シリコンイヤーピース(XS/S/M/Lの4種類)
- 取扱説明書(日本語対応あり)
就寝時に耳栓代わりに使える程にコンパクトなサイズ感
バッテリーケースは、一般的な目薬より若干大きいぐらいのサイズ感。イヤホンは50円玉と比較していますが、かなり小さいのが分かって頂けるかと思います。初めて見た時は、このサイズ感に驚きました。
就寝時にどれだけの人がイヤホンを利用するかは不明ですが、1MORE ComfoBuds Miniは寝ホンとしての利用が捗ります。一言でいうなら、低反発の耳栓レベルの快適な着用感です。
就寝時にイヤホンを利用した場合、寝返りして横向きになった瞬間に圧迫感と痛みで起きちゃう事ってあると思うんですが、1MORE ComfoBuds Miniは横向きになっても耳が圧迫されません。個人差はあるかもしれないですが、手持ちイヤホンの中でも最小サイズのソニー IER-NW510Nより断然耳の奥にすっぽり収まってくれています。
耳栓替わりに有線イヤホンを使っていた時は、朝になったら片耳引き抜いている事もありましたが、1MORE ComfoBuds Miniはキレイに耳に収まっていて、朝までしっかり耳栓の役割を果たしています。お陰で周囲の騒音で目が覚める事なく快適です。
充電残量100%からYOUTUBEを30分タイマー設定で流して就寝し、6時間後に目覚めた時、充電は80%程度残っており、イヤホンの電源は切れています。電源が切れる時に音が鳴るかは眠っているので分からないのですが、1週間続けても接続が切れる際のビープ音の有無が分からないほど静かに電源が切れています。
寝ホン利用が捗りすぎて話がそちらばかりになってしまいましたが、それぐらいコンパクトで快適な装着感だという事はお分かりいただけたかと思います。
イヤーピースはXSから4サイズ展開で着用感は快適
1MORE ComfoBuds Miniのイヤーピースはソフトシリコンが採用されており、サイズはXS/S/M/Lの4サイズ展開です。SONY製ではLサイズが丁度良い耳の私は、1MORE ComfoBuds MiniのイヤーピースもLサイズがジャストフィットでした。
写真の通り、1MORE ComfoBuds Miniのイヤーピースはかなり特殊です。サウンドチューブの太さは一般的なイヤホンとさほど変わりありませんが、極端に短い仕様の為、社外製への変更は厳しいかと思います。付属のイヤーピースでも装着させるのに一苦労だったので試さなかったですが、例え社外製を短くカットしても付けられる気がしません。
私の耳へはLサイズでかなりぴったりきてパッシブノイズキャンセリング効果も抜群に感じましたが、イヤーピースの交換が厳しい為、サイズ感が合うかどうか次第な面があるのは注意が必要かと思います。サイズが合えば、寝ようが頭を強く振ろうが耳からイヤホンが外れるような事はありません。
IPX5の防水性能と外音取込み機能もあるので、運動時や外出時など、色々な場面で利用が捗るのではないかと思います。
1MORE ComfoBuds Miniの通話と音楽再生品質、ANC性能
ANC性能
1MORE ComfoBuds Miniは、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクを備え、オーディオ品質を損なうことなく周囲の雑音をキャンセルして静かなゾーンを作成し、クリアな音楽再生と通話を可能とします。ANC効果は最大40㏈とされています。
また1MORE ComfoBuds Miniのノイズキャンセリングモードは、ANC(強/弱/風切り音低減)と外部音取込みとOFFの切り替えが可能。イヤホンの2秒長押しのタッチ操作で切り替え可能なのは、ANC/外部音取込み/OFFとなっており、ANCの中のモードはアプリでのみ変更可能です。
ANCについてですが、空気清浄機などのモーター音などの低音の騒音はキレイに消えますが、中高音にあたる騒音はあまり低減されません。例えばキーボードの打鍵音などはあまり消えてない印象。電車の走行音やアナウンスはかなり低減されるので、通勤中にイヤホンの音量をあげずに快適に音楽を聴きたい人などには向いていると思います。
またANCには強(40㏈)と弱(25~30㏈)の切り替えがあって、強にするとホワイトノイズが少し気になります。弱では気にならないので、好みや場面に合わせて、ANCの強弱を使い分けるのも良いでしょう。
外音取込み機能はとても自然に周囲の音が聞こえ、インターフォンの音など聞き逃したくない場合にカナリ便利に使えます。音楽の再生音量にもよりますが、通常の音量ならば周囲から取り残される事なく、イヤホンを付けていないぐらい鮮明に周囲の音が聞こえるので、安全面の確保にもなって快適です。
通話品質と音楽再生音質
1MORE ComfoBuds Miniに搭載のマイクは、DNNアルゴリズムを搭載しており、周囲のノイズを効果的に低減させ、クリアな音声通話を可能にします。
実際にSKYPEで通話を試してみたところ、しっかりノイズキャンセリング効果は感じ、クリアで快適な通話が行えました。イヤホンテストをしてもらう友人曰く、Earfun air proより若干機械的な音声だけどしっかりクリアに聴こえるという感想でしたが、こちらの快適度は同等でした。
一つ難点があって、一度通話を開始した後にANCモードの変更ができません。つまり外音取込み機能をONにして通話着信に応答した場合、外音取込み状態で通話する事になります。柔軟に切り替えができたら、もっと満足度が高かったのにと思いました。
音楽再生品質は、さすが1MORE社のイヤホンだという印象。厚みのある低音にクリアな中高音で、心地良いヴォーカル、しっかりまとまっている伸びやかな高音でバランスが良いです。またこの音質は、自分好みにアプリで調節する事も可能ですので、より自分好みのバランスに調節する事もできますよ。
また光センサーを搭載しており、イヤホンを耳から取り外した際に自動で一時停止可能です。この一時停止機能は、アプリの「スマート再生機能」で、停止のみ/停止後に耳にもどしたら再生開始/機能自体をオフの3種類の変更が可能です。カスタマイズ性が高いのが良いですね。
連続再生時間は、ANCを使わない場合は6時間(ケース併用で20時間)、ANCをONにした場合は5時間(ケース併用で24時間)となります。片側のみ再生の場合はもっと長くなって、8時間の連続再生が可能となります。
1MORE ComfoBuds Miniは片側のみのモノ再生にも対応しておりますが、『スマート再生機能』をONにしていた場合は、ステレオ再生からモノ再生への切り替え時に音楽はストップしてしまいます。これはスマート再生をOFFにする事で回避可能です。またモノ再生時、左右のチャンネルはミックスされず、RからはR側に設定された音源しか鳴りません。
YOUTUBEでテストトーンとスイープ信号を再生したところ、20Hzから低音は再生されており30Hz手前ぐらいからしっかり鳴ります。中高音は1kHz~1.3kHzあたりに山を迎えていました。動画の再生レベルでは遅延は全く感じませんが、ゲームモードを搭載しているわけではないので、音ゲーなどには向かないと思います。あくまで個人の感想なので参考までに。
1MORE ComfoBuds Miniの優れた機能
タッチコントロール操作は自分好みにカスタマイズ可能
1MORE ComfoBuds Miniは、ロゴ部にタッチセンサーを搭載しています。タッチセンサーの感度は良好で快適操作可能です。
1タップの操作の割り当てがなく、2タップと3タップと長押しの3種類の操作になります。標準の操作は、以下の通り。
通話応答 | 2回タップ(L/R) |
---|---|
通話切断 | 2回タップ(L/R) |
アシスタントの起動 | 3回タップ(L/R) |
再生/停止 | 2回タップ(L/R) |
ANCモードの切り替え | 2秒以上長押し |
再生/停止などはイヤホンの着脱によるスマート再生機能とかぶるので勿体ないですよね。ですが、1MORE ComfoBuds Miniは、アプリで自由にタッチ操作の変更が可能で、2タップ、3タップ共通で以下の機能が割り当て可能です。
左 | 右 |
---|---|
音量マイナス | 音量プラス |
再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
曲戻し | 曲送り |
アシスタントの起動 | アシスタントの起動 |
1タップに割り当てができないのが少し惜しいですが、アシスタント機能に対応しているので、曲送りなどは「1曲スキップして」などアシスタントで間に合うという面から、私は2タップによく使う音量の変更を割り当てていますが、特に不便は感じていません。
10分で90分間再生可能な高速充電対応
1MORE ComfoBuds Miniの充電ポートはTYPE-Cに対応。スマホも最近はTYPE-Cが増えているので、併用可能なのは便利ですね。
有線充電だと、ケースは90分でフルチャージ完了。イヤホンは70分でフルチャージが完了します。また、イヤホンは高速充電にも対応しており、わずか10分ケースに入れておくだけで、90分間の音楽再生が可能な充電を行う事ができます。
また、QIワイヤレス充電にも対応しています。充電の残量は、ケース中央に点灯しているLEDで3段階(緑/オレンジ/赤)のお知らせをしてくれます。
専用アプリ1MORE MUSICによるカスタマイズ性が抜群
1MORE ComfoBuds Miniには『1MORE MUSIC』という専用アプリが用意されています。Android用 / iOS用 があり、それぞれクリックでダウンロード可能です。
アプリをインストールして開いたら色を選択します。表示を分かりやすくしてくれているのかな?細かすぎるサービスですね。笑
左は何度も書いたイヤホンを外したら再生が停止になるという『スマート再生』機能です。片側利用が多い人はスマート再生なしにしておくのがベストですが、私はステレオ再生が主なので一時停止/再生にしています。
右上にあるメニューから『スマートバーンイン』を選択すると、イヤホンのエージングが行えます。12時間かかりますが、最高の音で感動したい場合は最初に済ませておくのもおすすめ。
左はアプリのホーム画面ですが、イヤホンとバッテリーケースの充電残量の詳細が表示されるのが良いですよね。また、ノイズリダクションをタップすると、ディープ/マイルド/風切り音低減の切り替えが可能。ここで切り替えた設定はイヤホンが記憶し、次にANCをONにした際にそのモードが引き継がれます。
右はイヤホンのタッチ操作メニューの切り替えの種類です。基本的に両耳のステレオ再生を基準としているメニューパターンですが、好きな物を選択できる自由度の高さは好感が持てます。
1枚目の睡眠検知機能をONにすると、2枚目のヒーリング音楽の中から選択した環境音を聞きながら就寝した場合、タイマー機能で自動でイヤホンをOFFにする事ができます。
1MORE MUSICは、Sound ID Technologyを搭載。1枚目のようにA or Bで好きな方を選んでいくことで、AIがイコライザー効果を自分好みのチューニングにカスタマイズしてくれます。My SoundIDをONにすると、カスタマイズされたイコライザー効果の効いたサウンドを楽しむ事ができます。
私が選んだサウンドでは、デフォルトより低音と中音に厚みが出ていました。イコライザー入りにしたらかなり音質が変わるので、対応アプリがあるってやはり素晴らしいなと感動しました!
1MORE ComfoBuds Miniレビューまとめ
1MORE ComfoBuds Miniの1番の特徴は、イヤホンの小ささ。そのお陰でイヤホンを付けている事を忘れてしまうような装着感です。寝ホンを探している人に是非おすすめしたいです!
またタイプアプリがあるのも便利で、ANCのモード切替など細かい対応が可能な点、イコライザー効果を自分好みにチューニングできる点、タッチ操作をカスタマイズできる点が特に気に入りました。
音質は3.7gの小さなハウジングから出てくるとは思えない高音質で、通話も高品質でクリア。これが2万円ですよって言われたらそうでしょうねって思う程機能が沢山入っているのですが、1万強で購入可能なのはコスパが良いと思いました。買って後悔はしないイヤホンじゃないかなと思います!
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