FLEXISPOTフィットネスバイクV6レビュー エアロバイク機能を搭載したオフィスチェア
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電気昇降スタンディングデスクやバイクチェアなど、オフィス環境に健康維持を取り入れるアイテムで有名なFLEXISPOT社から、エアロバイクと人間工学に基づいたオフィスチェアが合体した最新アイテム『FLEXISPOTフィットネスバイクV6』が発売開始されました。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、FLEXISPOTフィットネスバイク Sit2Go FC211と比較し、座面が大きく柔らかになり、更にヘッドレストとアームが搭載され、バックレストに脊椎サポートなどの機能も追加されました。
このアップグレードにより、痩せ型の人でも更に快適な座り心地を得る事ができ、長時間の利用がとても快適になりました。パソコン作業時の健康維持だけでなく、キャスター付きなのでリビングに移動させて、ゆったりテレビを見ながら自転車こぎダイエットなどにもおすすめです!
FLEXISPOTフィットネスバイクV6の特長
FLEXISPOT社のエアロバイク機能付きのチェアのレビューは、『FLEXISPOTフィットネスバイク Sit2Go FC211レビュー』と『FLEXISPOTデスクバイクV9レビュー』と併せてこれで3台目となりますが、忖度無しに過去イチの出来栄えです。
この記事に登場するFLEXISPOTフィットネスバイクV6は、FLEXISPOT様より頂いたサンプル提供品となりますが、実際の販売商品と同じものになるそうです。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、細部までこだわり抜いたデザインを評価され、国際的デザインアワード IDA2022Gold& Silverを受賞したそうです。
1週間程利用し、オフィスチェアとしての完成度の高さに驚かされましたが、特筆すべき特長は以下の通りです。
- 人間工学に基づいたオフィスチェア構造採用
- シート・アームレスト・ヘッドレスト・背もたれが調節可能
- 8段の負荷調節機能搭載で本格的トレーニングも可能
- マグネット制御式ペダルは場所時間帯を選ばない50㏈以下の静音性
- 運動時間、速度、距離、消費カロリーなどが確認可能なデジタルディスプレイ搭載
- クッション性の良い4層構造の座面採用で快適な座り心地
- アームレストと12度まで倒れる背もたれでゆったり作業も可能
- ロック機能付きのキャスターで楽々移動&固定が可能
中でも個人的に優秀だなと思う点としては、ペダルをこいだ時の静音性と、身体への負担を低減させる各種調節機能です。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6に採用されているエアロバイク機能は静音性がとても高く、ペダルから15cm程度の距離では50㏈以下、座った状態で耳元で計測すると30㏈以下で、ハードディスクのファンから出る音より静かです。また、ペダルを漕いでも床に振動として伝わる事もありませんので、集合住宅でも時間を問わず気軽に有酸素運動をする事ができます。
各種調節機能では、ヘッドレストは高さと角度、バッグレストは12度までの後傾、アームレストは水平回転/昇降/前後のスライド、脊椎サポートは上下、シートはガススプリング式昇降と前後のスライドなどの調節が可能です。
座面は床から53cm~75.8cm迄の高さが調節可能で、前後にもスライドします。159cmの私の場合は、1番低く設定しても深く腰をかけたら床に足がつかないですが、前ローラーの固定バーには足が乗るので足先の置き場に困るという事もありません。PCデスク用のオフィスチェアとして利用していますが、ストレスなく長時間座る事ができます。
どの部分の調節が可能なのか、またどのように調節するのかは、下に貼っているFLEXISPOT公式のYOUTUBEで詳細が確認できますが、タイヤのロックと座面の調節以外は座った姿勢で全ての調節が可能で、手軽に行えます。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6のパッケージ内容
このような巨大な段ボールで包まれた状態で届きます。本体重量は38kgですが、緩衝材がしっかりしているので、この段ボールはとても重たいです。床を引きずる事になるので、配達時は毛布などの上に置いてもらうと女性ひとりでもすんなり移動させることができます。
被せ蓋になっている上の黒い上蓋部分を外し、左側の箱部分を開封すると、このような状態です。右側にあるのが本体部になり、本体部は重量があるのですが、20cmも浮かせれば箱から取り出す事ができるので、女性一人でも最後の組み立てまで出来ました。
こちらが取り出した本体部。ローラー付きの脚の部分をカチッと音が鳴るまで外に引き出すのですが、これに少し力が必要で脚で抑えながら引っ張りましたが、本体がぐらつくなど不安定になるような事はなく安全に作業が行えました。
本体へネジで固定する各種パーツです。どれもさほど重量はなく、取り付け時はパーツを片手でおさえながら作業できます。
ネジ穴は六角で、六角レンチが含まれています。一般的な六角レンチと同一規格なので無くしても代用できますが、このT字構造がとても使いやすく作業が捗るので、大事にしたいところです。
というのも、エアロバイク機能付きの場合、どうしても体重が左右交互にかかってしまう為、他のFLEXISPOT社のフィットネスバイク付きのチェアでは、使用頻度によりますが、半年に一度ぐらい座面のネジを締めなおす必要がありました。女性でもしっかり力を込めてネジ締めできるので、大切に保管しておきましょう。
パーツの取り付けはステップ順にイラスト付きの説明書で丁寧に説明されています。迷う事がなかったので作業の様子は割愛しますが、15分くらいで作業が完了するほど簡単に組み立てが可能です。
一人暮らしの女性でも、玄関に設置場所への引きずり用の毛布を準備して待機する事で安心して購入が可能です。もし段差がある場合は、その場でばらしてパーツ事に持ち運ぶ事でなんとかなりそうかなと思います。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6の外観
FLEXISPOTフィットネスバイクV6をパソコンデスクに配置してみました。爽やかなホワイトカラーとグレーの優しいコントラストで、デザイン性抜群。写真のデスクは、『FLEXISPOT E7 電動式昇降デスクレビュー』で紹介しているFLEXISPOT社のデスクです。
ヘッドレストの角度と高さの調節範囲
FLEXISPOTフィットネスバイクV6には、頸椎をS字に保つ事が可能なヘッドレストが搭載されています。
素材は張りのあるメッシュで、しっかり首を支えてくれる上に熱気がこもる事もないので、1年中快適に使えそうです。
またこのヘッドレストは、角度は3段階、高さは12段階の調節が可能です。
V6のヘッドレストはしっかり首のS字ラインに沿ってくれ、首凝り低減に大きく貢献してくれています。
ヘッドレストに頭を預けた状態で首の筋肉を触ってみたら、筋が柔らかい状態で保持されており、ヘッドレストの重要性を体感した次第です。ストレートネックをこじらせている私にとっては超快適。
脊椎サポートと柔らかなクッションで快適な座り心地
FLEXISPOTフィットネスバイクV6のバックレストは、ヘッドレストと同一の頑丈なメッシュ素材採用で、蒸れずにしっかりランバーサポートをしてくれます。このランバーサポート機能では、脊椎をしっかりS字に保ってくれるので、集中しても前傾姿勢になる事はなく、長時間パソコン作業を行う人には必須機能なのではないでしょうか。
ランバーサポートは、背面のレバーを両手で引き上げる構造で、3段階の高さ調節が可能です。
またバックレストはロックを解除すると0度から12度まで後傾する事ができ、私はこの自然に後に倒れる機能を気に入り通常ロック解除状態で利用しています。
身長159cmの私が全力でランバーサポートに体重をかけている状態です。たかが12度ですが、後傾するのでゆったり座る事ができて快適です。
あまり上品ではないですが、座面の大きさを表現する為にあぐらをかいてみています。写真ではランバーサポートを後傾させるのに必死で座面に深く腰をかけられていませんが、座面がとても大きいので胡坐姿勢で椅子に座る事もできます。
座面の前後のスライド幅は約20cmで、椅子の中央下についているレバーを手前に引く事でスライドさせることができます。
座面はエアロバイクを漕ぐ姿勢を考慮しつつも、しっかりと座れるようにデザインに工夫がされています。また椅子の左下にあるレバーで、上下の昇降が可能です。ガススプリング式なので、持ち上げる際は力を必要としませんが、下げる際は全力で体重をかけないと下がり切れないので、こまめに高さを変えるのであれば少し不便です。
座面は力強く押していますが、指が沈み込むほどに柔らかで、お尻にお肉があまりない人でも骨に痛みを感じる事なく長時間座っている事ができます。
この座面は、多層構造になっています。表面から、通気性に優れたメッシュ素材、適度な弾性をもつスポンジパッド、強度を確保する厚い木材、ナイロン樹脂+ガラス繊維の4層構造で、人間工学に基づいたオフィスチェアの集大成なのではないかと思えるほど快適な座り心地です。
アームレスト・コートラックなど快適を追求したデザイン
FLEXISPOTフィットネスバイクV6には、オフィスチェアに欠かせないアームレストも搭載。アームレストは張りのあるビニール風素材で汗や汚れにも強そうですが、肘を長時間置いても痛くならない適度な柔らかさも兼ねそろえています。
アームレストは、前後にスライド、左右の角度調節、上下の高さ調節の3パターンの調節が可能です。
写真左側が1番高い状態で、右側が1番低い状態です。アームレストびすぐ下にあるボタンを押し込む事で、手軽に8段階の高さ調節が可能です。ロックされる穴が8段階もあるので微調節が可能な点と、左右の高さをしっかり合わせる事ができる点を気に入りました。
写真左側のアームレストを外側に、右側を内側にしている状態です。これだけ調節が可能ならば、アームレストの快適さを様々な体型の人が体感できることは間違いないですね。
案外オフィスチェアって男性向けに作られているようなデザインが多く、女性だとアームレストの快適さが分からないという事もあるのですが、V6においては私の欲しい場所にアームレストがきます。ちなみに外側に開く事で、アームレスト自体が身体に寄ってくれます。
V6の利用開始時にアームレストを押したり引っ張ったりして移動させており、その際アームレストが開いたり閉じたりして鬱陶しいなと思ったのですが、自分に合う位置を発見してからは、開閉デザイン最高ってなりましたw
またV6はコートラックも搭載しており、上着などをここにかけることができます。
キャスター付きで部屋の移動も楽々
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、移動に便利なキャスター付き。前にレビューしたSit2Go FC211は重力式ストップ機構を取り入れていましたが、V6は物理的にロックする仕様。
どちらが使いやすいかというと、断然V6です。重力式ストップ機構がなくても、漕いでいる際にどんどん動いてしまうような事はなく、逆に座ったまま床を足で押す事で後に少し下がるなどが可能な点が便利で、ロック無しの状態でずっと使っています。もちろんロックした方が安全ですが。。
本体は38kgの重量がありますが、手で引っ張って動かす際の走行音もとても静かですので、集合住宅でも手軽に部屋を移動させる事ができます。
8段階負荷調節と運動量が一目で分かるデジタルディスプレイでモチベが上がる
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、8段階の負荷調節が可能な本格的エアロバイクで、デジタルディスプレイも搭載しており、運動に対するモチベーション維持までもサポートしてくれます。
ディスプレイでは、『運動時間、速度、距離、カロリー、合計距離、回転速度、回転数』の7種類の項目が確認可能です。
私はしょぼいので、快適に漕ぎながらブログを執筆するとしたら8段階もあるのに負荷3が丁度良いです。負荷8となると作業どころではないほどで、まるで坂道を登ているかのような強負荷です。しっかり筋力を鍛えたい人にも対応できます。
デジタルディスプレイは、単三電池で駆動する電池式でオートでオンとオフをする機能を搭載しています。作業に集中して足が止まってしまうと自動でオフとなり、また気が向いて漕ぎだすと自動で計測してくれます。
足のむくみを解消する為に貧乏ゆすりをしていたのですが、V6を利用する事で、気が向いたら漕いでリンパを流すという事ができるようになりました。1日の終わりに今日の運動量を確認するのもひそかな楽しみです。
またV6の特筆すべき点としては、このソフトな当たりのペダル。Sit2Go FC211も痛くならない仕様でしたが、少し汚れが目立つなという印象がありました。V6はその点も改良されており、裸足で踏んでも痛くないのに滑りにくく、かつ汚れもたまりにくい仕様です。
Sit2Goシリーズで比較
先述でさんざん比較に出していたSit2Go FC211と、今回レビューしたFLEXISPOTフィットネスバイクV6のサイズと仕様を比較してみます。
背もたれのランバーサポートとヘッドレストとコートラックがついているのがV6となりますが、その3点がV6のメリットです。両者とも漕ぎやすさは同等ですが、長時間の利用においてはV6の快適度は段違いです。
座面が大きく柔らかになったV6は、漕がない時でも座って居たくなるほど快適で、他のオフィスチェアを併用する必要が全くなくなりました。Sit2Go FC211でも快適だなと思っていたのですが、V6に座ったらもう戻れませんね。
更にV6は表面がメッシュ素材になっているのも利点で、蒸れや熱のこもりを感じにくいです。ただ大量に汗をかくほど漕いでしまう人は、Sit2Go FC211のナイロン素材も衛生的で捨てがたいかもしれないです。私はV6の座面の方が好きです。
V6はSit2Go FC211より、一回り大きくなりました。その分存在感も増しますが、快適度も増しますので、場所が許す人はV6がおすすめです。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6のレビュー総括
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、オフィスチェアとエアロバイクが融合されたデザインで、よりパソコン作業に集中しながら運動をできるように進化しています。
体型に合わせて細かい調節が可能ですが、座面の最低の高さが53cm程度な為、低身長の場合はオフィスチェアとしては少しストレスを感じそうな気がします。体感的には身長150cm以上であれば、性別年齢問わずにかなり快適に使えると思います。
また、これも座面の高さによるデメリットになるかと思いますが、使うデスクを選んでしまいます。身長159cmの私は1番低い座面で利用しており、その際のデスクの高さは約83cmです。私の場合は、スイッチひとつで昇降するFLEXISPOT社のデスクを利用しているのでこの問題はクリアできるのですが、通常のデスクより高めの設定が必要となるので注意が必要です。
トータル面では、フィットネスをしながら快適なパソコン作業を行えるという点では、今まで座ったどのオフィスチェアよりも快適だと思いました。ハーマンミラーのような固い座面の場合、私はお尻にお肉があまり無いため、長時間座るとお尻が痛くなります。V6は座面が柔らかなので、お尻が全く痛くなりません。その分ハーマンミラーのように全く蒸れないという訳にはいきませんが、ここは体型によって感想が分かれそうな点ですね。
1週間程度利用して個人的に感動した点ですが、気が向いた時にペダルを漕げる手軽さで運動不足が解消されるだけでなく、ストレートネックの改善と首の負担低減、更には脊椎のサポートで反り腰による腰の痛みも改善しました。パソコン作業に集中した後の身体の疲れ方が全然違うのが、体感でも分かる程です。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、約7万円と高額にはなりますが、エアロバイクの機能が搭載されていてながら運動ができるという唯一無二のチェアです。エアロバイクもオフィスチェアも欲しい人は、2つ購入するより断然お得ですし、何よりオフィス環境にフィットネスを融合する事で、運動嫌いの場合でも毎日エアロバイクを漕ぐ習慣が身に付きます。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6は、在宅ワーク時の健康維持に特におすすめとなりますが、企業さんにも社員の健康促進の為に導入をおすすめしたい程秀逸なオフィスチェアです。
FLEXISPOTフィットネスバイクV6のセール情報
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FLEXISPOT:FLEXISPOTフィットネスバイクV6
ついでに完璧な作業環境を手に入れる為、FLEXISPOT社の昇降デスクも取り入れてみてはいかがでしょうか?
デスクのレビュー記事はこちら
⇒FLEXISPOT E8 電動昇降スタンディングデスクレビュー
⇒FLEXISPOT E7 電動式昇降デスクレビュー
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