EarFun Free Pro レビュー ANC対応で通話にも使える高音質高コスパな左右独立型イヤホン!
アクティブノイズキャンセル(ANC)・アンビエントモード対応な両耳独立イヤホン『EarFun Free Pro』の実機レビューです。
EarFun Free Proの特徴をざっと説明すると、6.1mm複合振動板を採用した低歪みドライバー搭載で深みのある低音、AACコーデックだけど通話も快適な高品質、ノイズキャンセリングだけじゃなく外音取り込みモードも搭載、片側だけのモノ再生にも対応で連続7時間という長時間の再生が可能、更に低遅延モードを搭載しているマルチに利用できるイヤホンです!
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Amazonからの直接配送になるので、外箱はとてもきれいな状態です。箱の外側にビニールがかかっていて清潔感があります。
箱の中には、説明書、充電ケースとイヤホン、TYPE-Cコード、イヤーピース4種と、イヤーフック2種とイヤーフックを使用しない場合のリングが入っています。
説明書は日本語に対応で、使い方が丁寧に細かく説明されているので読めば機械音痴の人でも理解できると思います。
イヤーピースとイヤーフック。これと別にイヤホンにもMサイズのものが1セットついています。イヤーフックは2種類しかなく、合わない人もいるかもしれないですが、その場合はイヤーフック無しのリングもあります。
私は大きい方のイヤーフックがぴったり合いましたが、イヤホンがころんとしているのとイヤーピースのフィット感が良いので、私の耳にはイヤーフック無しでもがっちりはまりました。
耳の形は人それぞれなのでどれが合うかは人によって違うと思いますが、大人の割には比較的耳の小さな私でもイヤーフックを快適に使えています。中学生ぐらいの子供でもいけるんじゃないかな。耳の形によるので一概には言えませんが・・
EarFun社のイヤーピースは縦が短く奥までしっかり入るタイプで、耳に圧を感じるほどのフィット感で私は大好きなのですが、この辺は好みが分かれそう。
また他社のイヤーピースの流用に関しては、イヤホンにかぶせる部分を挟みで短く切ればある程度は流用可能です。SONYのシリコンイヤーピースLサイズを短く切っているものを流用してみましたがケースに干渉する事なく充電も可能でした。
ケースはメタル風のプラスチックケース。蓋部分のみがつるつるテカテカしたプラスチックになるので蓋だけ指紋が目立ちますが、ボディー部は艶消しなので指紋は目立ちません。
ケースサイズは実測値6.8cm×2.4cm×3cmで、イヤホン単体で4.1g、ケースの重量はイヤホン込みで42gです。ケースは軽くて小さいのでズボンや胸ポケットにスッと収まります。
また充電はTYPE-Cポートを搭載。ケースの充電は有線で2時間、ワイヤレス充電で3.5時間で完了します。
ワイヤレス充電器を持っている人はこのように置くだけで充電してくれるので便利です。
赤に光っているのがバッテリーのインジケーターで、蓋の開閉時に赤点滅/赤/オレンジ/緑の色の切り替えでケースのバッテリー残量を教えてくれますので、充電に無駄がありません。
イヤホン単体のバッテリー持続時間は、通常モードで7時間。ケースのバッテリー含めて最大32時間ですので、約4回弱分の満充電が可能です。
EarFun Free ProはANCにも対応しており、ノイズキャンセリングをONにすると連続6時間の利用が可能です。
EarFun Free Proは技適とPSE認証を取得しており、ケースの下部に刻印があります。これだけではなく、18カ月の安心保障が付いているので、もしも故障したらメーカーに問い合わせれば新品交換/返品/返金などの対応が貰えます。
Bluetooth規格は最新のBluetooth 5.2に対応。コーデックはAAC/SBCに対応。低遅延モードも搭載しており、イヤホンをタッチしてONとOFFを切り替えられます。低遅延モードをオンにすると、遅延を100ms(0.1秒)以下に抑えることが可能でゲームや動画視聴に最適です。
EarFun社のハイエンドモデルのEarFun Air ProはBluetooth5.0で低遅延モードは非搭載なので、ゲームなどに使う用途で低遅延機能が欲しい人はEarFun Free Proを選ぶのが良いですね。
ケースの蓋を開ければ自動でイヤホンに電源が入り、事前に接続していたデバイスへペアリングを開始します。イヤホンを取り出して耳に入れたらもうペアリングがされているので、接続がとても速く感じます。
またEarFun Free Proは片側のモノ再生にも対応で、左右の切り替えはスムーズでケースに戻すだけで片側再生になり、その際に音切れなどもありません。耳から外すと再生が止まる機能を搭載していませんが、逆にそのおかげで左右の切り替え時の音切れがないというメリットがあります。
左右のバランスもしっかり最適化されており左に設定された音は左で鳴ります。前後の違いは感じませんが、左・右・中音の音のバランスはしっかりとれており、Dolby音楽や360度音楽を再生しても迫力のある音を楽しめます。また左右のチャンネルは片側利用の時はミックスされる為、音欠けがない快適なモノ再生が可能です。
音量は16段階で調節可能で、最低音量がかなり小さくできます。小さい音で1日中音楽やラジオのながら聞きをしながら作業をする人にも最適です。EarFun Free Proは低音が良く出るので小音にしていても低音は良い具合にバスが鳴ります。
イヤホンを実際使った感触ですが、ノイズキャンセリングはエアコンや空気清浄機などのサーっという音を消してくれる程度でした。アンビエントモード(外音取り込み)は、テレビなどの人の話し声を良く取り込みます。この機能は以前レビューした『EarFun Air Pro』の方が優れていますが、価格を考えるとEarFun Free Proでも十分かなというところ。
音質は、ハイエンドモデルのEarFun Air Proと比較した場合、EarFun Free Proの方がクリアさが劣り、低音が強い印象。両者を比べた場合に音質が若干劣るというだけで、この価格帯では驚きの高音質です。エクササイズや家事のながら聴きをする分に関しては、手ごろなEarFun Free Proでも十分満足できると思います。よりドンシャリ傾向が強いチューニングなので、エクササイズなどテンションを上げたい場合は、逆にEarFun Free Proの方が良いかもしれない。IPX5防水対応なので汗や雨にも強いです。
付け心地はEarFun Free Proの方が安定します。コロンとした形で耳の中に納まる感じで、ドライヤーをかける際なども手が触れたりすることがなく重宝しています。きっと運動する場合なども邪魔にならずにいいと思います。若干ですがノイキャンしてくれるのでドライヤー時のYOUTUBE視聴イヤホンとして本当におすすめ!w
EarFun Free Proは静電容量式タッチセンサーを搭載。軽くタッチするだけで正確に反応してくれます。タッチセンサーで可能な動作は、音量の上げ下げ、音楽の再生と停止、曲送り、電話への応答と切断、着信拒否と通話の切り替え、音声アシスタントの起動、ANCモードの切り替え(ノイズキャンセリング/ノーマル/外音取り込み)、低遅延モードのONとOFF。低遅延やANCの切り替え時は、英語ですがガイダンスが流れるのでどのモードに入ったかは分かりやすいです。
個人的にEarFun Free Proのポイントは、この価格でANCを搭載している事ですが、通話品質に関しても特筆すべき点です。EarFun Air Proも通話品質に関しては最高すぎる音質でしたが、EarFun Free Proも十分に通話に使えます。お互いが同時に声を発してしまってもどちらかが消える事もなくクリアで快適な通話品質を楽しめます。
EarFun Free Proには4つのマイクが搭載されており、ENCテクノロジーにより周囲のノイズを低減し、相手に聞き取り安い音声を届ける事ができます。耳の中に納まる形なのに、洗濯ものを干しながらなどのながら通話でも相手に聞き返されたりする事はなく円滑に会話が進みます。ひそひそ声もしっかり拾う高性能マイクです。
まとめると、EarFun Free Proはエクササイズや家事などのながら聞きをするイヤホンに最適で、スマホとペアリングして音楽を聴いている時に通話が入ってもそのまま通話しても双方満足な音声で通話が可能な高コスパイヤホンです。EarFun Air Proの低音が物足りない人や価格にひいちゃう人、コロンとした形が好きという人にはEarFun Free Proもおすすめです!
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EarFun Free Proの比較にあげたハイエンドモデルのEarFun Air Proについて知りたい方は下記のレビュー記事も参考にして頂けると思います!
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