EC Technology Bluetoothキーボード 3種比較 Android・iOS・PC対応
EC Technology社製Bluetoothのキーボード3点比較レビュー
EC Technology 様より、Bluetoothのキーボード3点をサンプル提供頂きましたので、比較レビューさせて頂きたいと思います。
Windows Android iOS Mac PC/スマホ/タブレットに対応で、1日2時間の使用として、フル充電から1カ月持つようなタフなバッテリーを搭載しながらも、300g程度という軽量コンパクトなモバイル性に長けたキーボードです。
外出先でちょこっと編集したい、スマホでもPCのように素早く入力したい等という用途に答えるキーボードはとても便利です。
ベロア素材のケースがついたコンパクトボディーな2つと、フルサイズに近いキーピッチでコンパクトなブラックボディーがかっこいいキーボードです。
袋から出した方が、サイズ感分かりやすいですかね。
右側のブラックのものが1番フルサイズに近いもので、真ん中はタッチパット付き、左側は縦に長い筆箱みたいな形状で傾斜がついてて打ちやすさ満点という、三者三様の様々な特色があって、どれも甲乙つけがたいです。
横から見た感じです。左のやつが傾斜がついているのわかりますか?
割と長時間タイプする人には、この傾斜が打ちやすく感じるのではないかと思います。他のものは、少し端が浮いているように見えますが、しっかり考えて設計されているので端のキーをタイプしてもぐらつきはありません。あくまで私の使用感ですので、ものすごい力でENTERをタイプする人は、フルサイズに近い物はぐらつきを感じるかもしれません。
キーボードのサイズ感です。細く折れるタイプが上で、ブラックのタイプが下になります。
では、フルサイズ近いサイズ感のキーボードより、個別に紹介していきたいと思います。
キーピッチがフルサイズに近いキーボード
このフルサイズに近いEC Technologyキーボードレビューを昔書いた事があったのですが、その時は左右の端っこのキーを押した時に、浮く感じがありました。記事ではControl+Aとかがやりにくいって書いてますね。
私はあまりタイプする力は強いほうじゃないのにその調子だったので、購入者全体にその点が不評だったのでしょう、商品改良されてガタつきがかなり改善されていました。改良後は、ガタつきはほぼ無いといっていいほどです。新しく送りたいとEC Technologyさんが言ってくださった理由が分かりました。みんなの声って大事なんですね。
打鍵感は3つの中で1番良好です。それは私がいつも使ているキーボードに似ているからだと思うのですが、キーストロークも数ミリ単位だと思うけど、1番深くとられているようです。体感的に。ちなみにキーピッチは、横17mm、縦16.5mmです。
開閉もスムーズにできます。電源ボタンはなく、開いたらスイッチが入り、閉じたらスイッチが切れます。
5.15インチのスマホと高さは一緒で、幅が太いだけです。サイズ感的には、15cm x 10.1cm x 2.5cm で 168gとなっています。縦長タイプより5g重いですが、これもとても軽いです。
このブラックボディーのキーボードにはケースは付属していませんが、ほしい人は別途購入できます。(⇒EC Technology Bluetooth キーボードカバー)
3つともの共通事項ですが、EC Technology社のキーボードは、マイクロUSBにて繰り返し充電ができるバッテリータイプで、このキーボードは2時間のフル充電で40日(一日2時間使用)使い続けることができます。充電の残量はキーボードを開けた時に、緑で点灯したら残量あり、無くなってきたら赤く点灯して知らせてくれます。
約半分の大きさになるこのキーボードは、フルサイズに近いサイズのキーボードを求めている人におすすめ。
これもすべてのキーボード共通ですが、ペアリング方法は、デバイス側のBluetoothをONのペアリング可能な状態にして、キーボードのFnとCを同時に押すと、フラッシュライトが点滅を始め、ペアリングを自動で行います。
PINコードとかの入力はなく、「BluetoothKeybord」を選択するだけで接続され、接続が完了すると点滅が消えます。
言語の切り替えは、Amazonの商品ページの説明とはちょっと違って、日本語にする場合は alt + ` 変換できます。
あと、数字キーに、Fnボタンで機能する項目の印字が上下に2種あるのですが、通常Fnと一緒に押すと上の印字の方を優先します。下の印字を使用したい場合は、Fn + Shiftキー と一緒に押せば F7 や F10 などが使えます。
縦長の筆箱みたいにコンパクトになるキーボード
続きまして、薄型の筆箱のようなサイズ感のキーボードです。このキーボードにはスタンドがついているので、タブレットやスマホを立てかけることができます。
iPad mini のクローンと言われる、同サイズのXiaomi mipad 3をのせてみました。タブレットなので、そこそこの重量はあるはずだけど、びくともしません。しっかり固定できます。
スタンドはキーボードに沿うように収納でき、スタンドはマグネット式でぴったりひっつくようにできています。スタンドを起こすのは90度まで起こせますが、好きな角度で固定することができます。
例えば90度起こしてタブレットをのせたら、結構寝た状態で固定することができます。上からタイプしながら見るのには良い角度です。
八の字のように、60度ずつぐらいしか起こさずにタブレットをのせれば、タブレットは結構起きた状態で固定することができます。動画とか見る時は、この角度良いですよね。
このキーボードだけ、物理スイッチが右側面に付いています。他のものは開けばスイッチが自動でONされるのですが、このキーボードはONとOFFの切り替えは自分で行います。
ペアリングは3台のデバイスを覚えさせることができますが、同時には使えません。ボタンで切り替えて使います。例えば、タブレットで入力中に、スマホに来るラインやメールへの返信にキーボードを利用したい場合などには、スイッチで切り替えながら複数デバイスに入力することができて便利です。
打鍵感は、キーが小さくなった分少し戸惑いがありますが、悪くないです。こんなにも薄いキーボードでありながら、しっかりタイプできた感が伝わるぐらいのキーストロークはとってあります。3つ共通ですが、パンタグラフでアイソレーションタイプなので、爪を長くしている私でも指の腹や爪でタイプしても、ちゃんと反応してくれて誤字脱字はありません。
このキーボードは2時間のフル充電で約30日(一日2時間使用として)使えます。
充電の残量は、ファンクションを押しながらaltキーの充電マークを押したら、右側のスイッチのところのB1~B3の3段階で、どの程度残量があるかLEDが光って教えてくれます。無くなりそうになったら分かるので、充電のタイミングを自分で考えられるのが便利です。
サイズ感は22cm x 9cm x 0.8cmで、重さは163gで3つの中で1番コンパクトで軽量です。キーピッチは、横16mm、縦15mmです。縦長というフォルムに、更に微妙な傾斜とスタンドを兼ねそろえた、かなり機能的なキーボードだと思います。モバイル性も1番かな。
タッチパット付きの3つ折りコンパクトなキーボード
こちらは1つめで紹介した、3つ折りの半分サイズになるタイプの進化型で、背面にスタンドと、更にトラックパット付きのキーボードになります。
トラックパットがある分、少しキーピッチなどが小さくなります。キーピッチは、横16mm、縦16mmです。
このキーボードのすごいところは、タッチパットやデバイスをたてかけるスタンドだけではなく、右端と左端に来る部分に、がたつき防止用のスタンドがついています。写真はキーボードを折りたたんだ状態なので、スタンドは真ん中に来ていて、左側を起こした状態です。
このスタンドを起こして使用することにより、力強くタイプしてもガタつきが抑えられるようです。私は使わなくてもガタつかないけど、かなり強い力でターン!ってやる癖がある人とかは、このスタンドは重宝するかもしれません。
なぜ片方に寄せてタブレットを置いているのか。それは、スタンドの間が20cm程度あいていて、私のタブレットはひっかからなかったからですが、タブレットを片方においても支えられるほど、付属のスタンドはしっかりしています。
iPad miniサイズだとこの間にすっぽり入っちゃうので、片側スタンド状態で使う事になります。
スタンドを後ろから見た感じ。スタンドに厚みがあるのと、キーボードの上面にタブレットがフィットする仕様になっているので、スタンド1本でもしっかり支えられています。
2時間のフル充電で40日(一日2時間使用)使え続けます。
サイズ感は、7.7cm x 9cm x 0.5cmで、重量は222gです。トラックパットがある分一番大きいので、その分重くなりますが、それでもやっぱり軽いです。
androidをペアリングすると、マウスカーソルが出てきます。ちょうどConnectedのところの下あたりにある矢印マークが、マウスのカーソルです。
トラックパットというか、タッチパットは感度良好で、Android携帯でも、タッチパットを2本指で滑らせるだけで、ページを下にスクロールさせたりもできます。
左クリックや右クリックが、ぽくっと凹む、キーボードのような仕様なのが斬新ですが、タッチパットをタン!って1度タッチするだけでも左クリックになるので、このトラックパットはとっても便利です。
このキーボードもマルチペアリング対応で、3デバイス同時に記憶させておくことができます。
FnキーとB1~B3の切り替えで、デバイスを切り替えながら、1つのキーボードで入力をする事が可能です。Android接続時にFnキーを押しながらF4を押すと、ホーム画面に戻ったりできて、かなり便利に使えます。
このキーボードも電池の残量は、Fnキーを押しながら、altキーを押せば、3つあるLEDの光の点灯の数でお知らせしてくれます。
普段からマウスはあまり使わずタッチパットを使う事に慣れている人は、このキーボードの便利さが癖になるのではないかと思います。
マウス派はよりコンパクトな2番目と悩むところでしょうが、どれも打鍵感はほぼ変わらないレベルで良好です。違うのはキーピッチぐらいで、キーストロークはほとんど変わりませんので、トラックパット欲しい or 少しでも小さいほうが良い or フルサイズに近い大きさがほしいという判断基準で選んでもらったらいいのではないかと思います。
私は普段マウス使いですが、外ではマウス使うよりトラックパット使うので、トラックパット付きが1番気に入りました。キー配列もいつも使っているものに一番近いのもあるかも。でもこれ以上にないコンパクトなモバイル性を発揮している2番も捨てがたい・・
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