EDIFIER NeoBuds Pro レビュー ANC搭載・LHDC/LDAC対応ハイレゾTWSイヤホン!
オーディオブランドのEDIFIER(エディファイア)社より、ANC・外部音取込み機能搭載・ハイレゾ対応・連続最大6時間再生と機能てんこ盛りの完全ワイヤレスイヤホン『NeoBuds Pro(ネオバッズプロ)』が発表されました。
NeoBuds Proは、9月15日まで応援購入サイト「Makuake」にてクラウドファウンディングを開催しており、今ならMakuake先行販売特別特価でGetできます!
プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/edifier/
EDIFIER社さんよりNeoBuds Proのレビューの機会を頂いたのですが、TWSイヤホンでハイレゾ認証を受けたのはNeoBuds Proが世界初で、実際の音質も想像以上に良くてめちゃくちゃテンション上がってますので熱いレビューになると思います!w
EDIFIER(エディファイア)について
EDIFIER(エディファイア)は、「A Passion for Sound(音への情熱)」をブランドコンセプトに、音に強いこだわりを持った音楽愛好家たちによって1996年5月に中国の北京で設立されたスピーカーに定評のあるオーディオブランドです。
その後25年にわたり、Hi-Fiスピーカー、ヘッドホンやイヤホン、カーオーディオを中心に世界70か国以上の販売拠点を持つオーディオメーカーへと成長し、2010年2月には自主ブランドを擁するメーカーとして初めて深圳A株に上場を果たしています。
EDIFIERは、最高品質の音への拘りだけでなく商品の品質安定にも徹底しており、オーディオテストから生産ライン、組み立て、パッケージングに至るまで、すべて自社工場で行っているというのも好感が持てるメーカーです。
EDIFIER NeoBuds Proの特徴
NeoBuds Proは、「ワイヤレスイヤホンでも音質は妥協しない」という想いのもと、設計難易度の極めて高いハイブリッド型ドライバーを採用し、スピーカー開発で培われた精密なサウンドチューニングや音声信号技術などを余すことなく投入したEDIFIERの25年の集大成となるイヤホンです。
イヤホンをケースから出す時としまう時、充電している時など、ケースの赤く点灯しているインジケーター部分が呼吸しているかのようにふわふわと光るのがメカニカルな感じでかっこいいです。他の特筆すべき特徴は以下の通り。
- 専用アプリで細かいイコライザー設定が可能
- ハイレゾ対応・最大24Bit/96kHzの高音質
- ハイブリッドドライバー採用で躍動感あふれるサウンド
- キャンセルレベルを選べる最大42㏈のノイズキャンセル機能
- 安心安全の外音取込み機能搭載
- 環境音に負けないクリアな通話音質
- カスタマイズ可能なタッチセンサー搭載
- 低遅延のゲームモード搭載
- 防水規格IP54対応
- 10分の充電で1時間の通話が可能な急速充電対応
他にもいっぱい書きたい事はありますが、ざっとNeoBuds Proの優れた点を挙げるとこんな感じです。唯一の欠点としては、せっかくかっこよく光るインジケーターを搭載しているのにバッテリーケースの充電残量がスマホアプリで確認しないと分からない事ぐらいで、後は完璧すぎるイヤホンです!
でもアプリをスマホに入れていると、スマホを上からシュッと下にスクロールした際に表示される通知領域にこのように、ノイズキャンセリングの切り替えやイコライザーの切り替えボタンが表示され、一緒にバッテリー残量も表示されるので、イヤホンをケースに戻す時に確認してあげると私個人的な感想では最強イヤホンになります!
EDIFIER NeoBuds Proの外観デザイン・仕様
パッケージ内容
ダンボールを開けたら、外箱と別に、黒い紙袋が入っていました。もしプレゼントとして送る場合は、シルバーに輝く箱を黒い紙袋に入れて相手に渡すとより高級感を演出できそうです。外箱にはハイレゾ認証マークの刻印もあります。
箱を開けたら、SF映画に出てくるような宇宙船を模したと言われる充電ケースと、キレイに整列するようにケースに収納された交換用のイヤーピースが見えます。箱の蓋部分にもスポンジが施されており、さすが25年の歴史を詰め込んだ集大成のイヤホンだけあって箱にも力の入りようを感じます。
箱の中身は、バッテリー充電ケース、イヤホン、イヤーピース7種、充電用のTYPE-Cケーブル、日本語対応の説明書、充電ケースを傷から保護する収納袋です。
イヤホンは最大6時間利用可能、急速充電にも対応
ケースのバッテリーは500mAhで、イヤホンは40mAh。
ANC ONの場合:イヤホン単体5時間+ケース併用で更に15時間
ANC OFFの場合:イヤホン単体6時間+ケース併用で更に18時間
というバッテリー性能で、ケース・イヤホンともに急速充電に対応しており、わずか1時間でフル充電が可能です。また、イヤホンはわずか10分の充電で1時間通話可能なバッテリーが充電可能ですので、充電待ちのストレスも最小限で済みます。
持ち運びに便利なケースつき
長く大事に使いたい場合や神経質な方は、ケースの外側の傷も嫌ですよね。NeoBuds Proはバッテリーケースが丁度よく収まる収納袋がつきます。
ケースを袋に入れたところですが、ジャストサイズです。キャリングバックの外側はナイロン、内側はソフトな素材になっていて、NeoBuds Proを傷から完璧に守ってくれます。
カナル型が耳に合わないを解消する7サイズ展開のイヤーピース
カナル型のイヤホンってイヤーピースのフィット感がかなり重要になると思いますが、NeoBuds Proには7サイズ展開のイヤーピースが付属します。これだけ豊富であれば、どんな耳にも対応できるので、カナル型でも耳にサイズが合わかったらどうしようという心配が無くなると思います。
耳から少し飛び出すうどんタイプの形状ですが、しっかりフィットしてくれるので付け心地は抜群。そして見た目も写真の通りスポーティーな雰囲気でスタイリッシュ。
PSEマーク・技適取得済み
日本で海外製品を使う場合に必要となる技適マークですが、NeoBuds Proは技術適合証明(TELEC認証番号:R215-JLX050)を取得しており、ケースの内側にもその刻印があります。他にはPSE認証もついており安心です。
EDIFIER NeoBuds Proの対応アプリ
EDIFIER NeoBuds Proには『Edifier Connect』というEDIFIER社製の専用アプリがiOSとAndroidともに準備されています。このレビュー記事で使用しているのはAndroidスマホになりますが、上のスクショはiPhoneのものになるようで、若干表示言語が異なりますが物は同じです。
アプリは以下のリンクからダウンロード可能です。
・iOSアプリダウンロード用リンク
・Androidアプリダウンロード用リンク
他社のTWSイヤホンとの比較
左からAirpods風のOneplus Buds、NeoBudsPro、コスパの鬼として大注目を集めたEarfun air proです。見た目はEarfun air proにかなり近いですね。装着感も似ています。
ドンシャリ傾向にあるOneplus BudsやEarfun air proも好きですが、BGM代わりに利用するには自分で色付けがしやすいという意味でEDIFIER NeoBuds Proは自由度が高いです。音質は正直この中では一つ飛びぬけている印象です。TWSイヤホンもここまで進化したのかと感心しました。
IP54の防水防塵性能で汗や雨や汚れを気にせず使える
EDIFIER NeoBuds ProはIP54の防水防塵性能を搭載。簡単に言うと、粉塵が内部侵入する事をほぼ防止可能で、いかなる方向からの飛沫によっても有害な影響を受けないという性能です。
ハイブリットドライバーで頭上を突き抜けるようなクリアな高音域と地面を砕くような骨太な重低音域
NeoBudsProは、低音の迫力ある再生が得意な大口径10mmのダイナミックドライバーと、ボーカルを含む中高域の繊細で滑らかな表現が得意のKnowles社製の高性能バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーを組み合わせたハイブリッド方式を採用し、高・中・低の三音域が織りなす贅沢な音空間を再現します。
また、ハイブリッドドライバーのパフォーマンスを最大限に高めるべく、DSPクロスオーバー&バイアンプ方式を採用しています。ダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュアドライバーの特性に応じ周波数帯域をデジタル方式でパキッと分割、独立したアンプで駆動することにより、高・中・低の三音域でそれぞれで繊細かつパワフルな再生を実現します。
ダイナミック型の深みある低音と、BA型の透き通った中高音を、Hi-Fi スピーカーの開発で培ってきたEDIFIERの音響チームが徹底的にチューニングを行い、原音を損なう事なくどの音域でも鮮明かつ臨場感溢れるパワフルサウンドが鳴ります。
LDAC・LHDC・AAC対応、ハイレゾも楽しめる高音質
NeoBuds Proは、現在のコーデックはLHDCとAACとSBCのみですが、近日ファームアップデートでLDACにも対応予定とのこと。
現在の最高コーデックであるLHDCを試してみました。通常接続ではAACで接続されるので、LHDCに変更するにはアプリでLHDCを選択して変更します。一度イヤホンとスマホのペアリングが外れるので再度認証すると利用可能になります。
せっかくなので1番良い音で聴いてみましたが、解像度の高さに驚きました。TWSとは思えないほどめっちゃクリア。音の粒が立っており、低音から高音までバランスよく沢山の音がなります。色々な楽器の音が鮮明に聴こえるので、ジャズとかクラシックとか聴くのに最高ですね。これがLDACになったらどんな音になるのだろうかとワクワクします。
また、TWSイヤホンは低音が強調されるチューニングが多い傾向にある中、NeoBudsProは比較的フラットな傾向ですので長時間の使用が負担になりません。ANCを利用して集中力をあげる耳栓としての利用にも最適です。
クリアな通話でヘッドセットとしても利用可能
イヤホンに内蔵のデュアルノイキャンマイクが自分の声以外をノイズとして軽減してくれるので、相手側にも自分の声がクリアに聴こえます。駅構内やカフェのような騒がしい場所で突然電話がきても、すぐに対応でき、お互いストレスなく話せます。
通話の邪魔になる空気清浄機やエアコンの音などをキャンセリングしてクリアにしてくれるので、ビジネス用途の会議通話にも使えます。また、EDIFIER NeoBuds ProはTWSイヤホンなのでマイクは耳元にあるのですが、こちらの声を正確に拾って丁度良いボリュームに引き上げて相手に届けてくれるようで、大声を出しにくい場所などで小声で喋っても相手と会話が可能です。
モノモード対応・切り替え時の接続停止は無くスマート
NeoBudsProはモノ再生モードに対応しており、左右のイヤホンの入れ替え時の途切れはありません。耳から外したら再生が停止されるような機能は搭載していませんが、それによりケース併用で充電しながら片側ずつ使う用途で重要な『途切れのない接続』が可能です。
片側のみの利用時には左右のチャンネルはミックスされており、左のみの利用時も右に割り当てられた音がミックスされて全ての音が鳴ります。音像定位もしっかりしており、アーティストが意図した場所で忠実に音を鳴らす事ができます。
タッチリモコンはカスタマイズ可能
タッチセンサーは1タップでの操作は割り当てられておらずダブルタップから反応します。これにより指が当たった際の意図しない誤動作を防ぐ事ができ、通話中にイヤホンの位置を変えようとしてセンサーに触れてしまい誤って通話を切ってしまうようなミスが起こりません。
またタップ操作はカスタマイズ可能です。左右バラバラのものを割り当てられる&ダブルタップとトリプルタップの2つの操作ができるので、合計4つのタップ操作がカスタマイズできます。4つのタップ操作と別に、通話着信時には2回タップで通話応答、切る時も同様で2回タップで反応します。
また背面のタッチセンサーの感度は調節可能。私は調節せずに真ん中で利用していますが、丁度良い塩梅の感度です。シビアな方が良いという場合は感度を上げることでより反応が良くなります。
ノイズキャンセリング・外音取込み機能の性能について
NeoBuds Proは、片方に3つずつ合計6つのマイクを搭載しており、周囲の雑音を高精度なデジタル処理により低減する「アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)」に対応。
高ノイズキャンセリングでは最大42㏈という高いノイズ低減能力です。空気清浄機やエアコンなど環境音は完璧に消え、周囲の話し声などもかなり低減させてくれます。反対に外音取込み機能はまるでイヤホンをつけていないかのように周囲の音を取り込めます。むしろ幾分増幅させているのかなと思う程よく聞こえます。
ANCは普通よりやや良いぐらいの性能ですが、外部音の取込み機能が特に優れているのが印象的です。電車のアナウンスを聞き逃したくないけどある程度の音量で音楽を聴きたい場合などはかなり便利に使えるのではないでしょうか。
右側はイヤーピースを外して中身を見せていますが、SONY製のイヤホンと比較してイヤーピースを取り付ける部分が若干短くなっています。ですが、NeoBuds Proの交換用のイヤーピースとしてSONY製のイヤーピースを装着する事も可能で、ケースのイヤホン収納部が広くとってあるのでLLサイズでも干渉することなく充電する事もできました。
NeoBudsProは、ノイズキャンセリングモードが苦手だと感じる場合は、低ノイズキャンセリングモードを選択できるので耳への圧迫感を減らす事ができます。ただし、耳のタッチ操作で変更できるのは『ハイノイズキャンセリングorローノイズキャンセリングorノーマルモード』と『アンビエントモード』になります。
ノイズキャンセリングの高と低と無しはアプリ側で直前に指定したのもを記憶しており、アンビエントと切り替えた場合、以前設定したノイズキャンセリング設定に変更されます。
アプリの画面はイラストで使い方が分かりやすいので、機械の設定が苦手な人でも使いこなす事ができます。またアプリでのみ確認できるケースとイヤホンのバッテリー残量は、1%単位で細かく表示されます。
最大80ミリ秒の低遅延伝送
NeoBudsProが搭載のゲームモードを使えば、約80ms(0.08秒)の低遅延音声伝送が可能になります。アプリで切り替えを行うのですが、面倒な場合はイヤホンのタッチ操作にカスタマイズで設定すると簡単に切り替えが可能です。
またスマホのアプリではBluetoothの接続を切ったり、イヤホンの電源を切ったりすることも可能です。
アプリにはイコライザーが搭載
アプリにはイコライザー機能を搭載しており、フラット傾向で原音により忠実な『ピュア』と、メリハリのあるチューニングになる『ダイナミック』、更にカスタマイズ可能な『オーディオマニア』があります。
この表現は、上の方で貼った通知メニューに出る横長の切り替えできるメニューだとピュアはクラッシックモードになりますし、オーディオマニアはカスタマイズモードになりますが、内容は一緒です。
自分好みにGainやQファクターや周波数を調節し、アプリにカスタマイズ設定を覚えさせておくことができます。Qファクターは0.7から2.0まで、周波数は低音は20Hzまで高音は10000Hzまで調節可能です。
カスタマイズは11個まで増やせるのは確認しましたが、もっと沢山覚えさせられるかもしれません。11個以上のイコライザー設定が覚えさせられるのであれば曲の雰囲気によってだけでなく、曲によって変更する事ができそうですね。
オーディオマニア(カスタマイズモード)で作成したイコライザーの設定は、右上の『設定』という部分をタップすると『共有』というのが出てきてタップするとQRコードが表示され友達にシェアする事が可能です。自慢のオーディオ設定をEDIFIER NeoBuds Proを使っている友達とシェアするのも楽しそうですね。
EDIFIER NeoBuds Proの総評
まずイヤホンのタッチ動作のカスタマイズが可能なのが便利。後は、左右の切り替え時に途切れがなくて、片側利用時にチャンネルがミックスされるので、良い音で聴きたい集中モードの場合は両耳利用、ながら利用の場合は片側利用など使い分けができるなど幅広く使えるイヤホンだと思いました。
ANCも高性能で外音取込み機能も自然で音質を損なわない高性能、更にLDAC対応の高音質なのにANCをONにしても5時間の連続再生が可能というのもすごいです。通話性能も抜群なので通話用兼ねてスマホメイン機で利用しています。
肝心のLDACはまだ試せていませんが、LHDCでも驚くほどの高解像度なので期待できると思っています。また、低遅延モードを搭載しているので、緊迫感のある動画の再生やゲーム時に音ズレが生じないのも良いです。ここ1週間ぐらい使いまくってますが、めちゃくちゃ気に入ってます。ハイエンドイヤホンに引けを取らないです!
Makuakeの現在価格は最大が5個セットで41%セットですが、1つだと26%OFFで10,359円(税込み)です。この性能でこの価格は凄いの一言です。一般販売価格も13,999円とこの性能の割には価格が安いです。
プロジェクトページURL:https://www.makuake.com/project/edifier/
EDIFIER NeoBuds Proのスペック
製品名 | NeoBuds Pro(ネオバッズプロ) |
ドライバー | ハイブリッド型 φ10mmダイナミックドライバー 1基 Knowles製バランスド・アーマチュアドライバー 1基 |
周波数帯域 | 20Hz-40kHz |
インピーダンス | 24Ω |
出力音圧レベル | 92±3㏈(A) |
Bluetooth | コーデック:SBC、AAC、LHDC(LDACを追加予定) プロトコル:A2DP / AVRCP / HFP バージョン:Bluetooth 5.0 通信距離:約10m 低遅延モード:対応 |
防塵防水性能 | 対応:IP54 |
バッテリー | イヤホン:40mAh / ケース:500mAh イヤホン:ANC ON=5時間、ANC OFF=6時間 充電ケース:ANC ON=15時間、ANC OFF=18時間 |
充電 | TYPE-C, 5V 1A ケース・イヤホンともに1時間でフル充電可能 ※ワイヤレス充電非対応 |
サイズ | イヤホン:5.4g(片側)18.85mm×33.5mm ケース:53.75mm×65.65mm×30.65mm |
重量 | イヤホン:5.4g(片側)/ ケース:58g |
付属品 | ・USB-C充電ケーブル ・専用ポーチ ・シリコン製イヤーチップ×7(XXS/XS/S/M/L/XL/XXLサイズ各1ペア) |
EDIFIER NeoBuds Proの購入先
NeoBuds Proは、現在応援購入サイト「Makuake」にて、9月15日クラウドファウンディング中です。残り18日となっておりますので、是非一度ご覧になってみてください!
現在残りは26%~41%OFFまであり、セット数が多くなるほどお安く購入できるのでお友達を誘って支援してみてはいかがでしょうか?価格以上は間違いない買って損はないイヤホンです!
プロジェクトページURL:https://www.makuake.com/project/edifier/
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