EXCELの関数 + – * / の使い方
エクセルと言えば、自動計算機能で仕事効率が上がる素敵アイテムですよね。
最近エクセルの良さを再認識しましたので、誰でも使える関数を簡単に説明したいと思います。
エクセルの関数、+ – * / の役割
エクセルで足し算
まずは “+” の説明です。足し算の時に使います。
A4のセルの上で、「=」を押して、A1をクリックしたら、「+」を押して、A3をクリックして「Enter」を押すと式が入って勝手に計算された値がA4に入力されるという仕組みです。
入力された式は、「 =A1+A3 」です。
ちょっと応用編として、「+」を使わない方法。
1列全部の合算の場合は、「=」、先頭のセル「:」最後尾のセルという風にもできます。
入力された式は、「 =A1:A3 」です。
他には=SUM(先頭のセル:最後尾のセル)という書き方もあります。
入力された式は、「 =SUM(A1:A3) 」です。
SUMは省略可能なんですけど、SUMを使えるようにしていると、式が長くなった場合に分かりやすいかと思います。
エクセルで引き算
入力方法は分かったと思うので、次は応用です。引き算をしましょう。
さっきの「+」を「-」に変えるだけで引き算になります。
そして、引き算の関数は特になくて、例えば、A4のセルに、「A1-A2-A3」を入力したい場合は足し算を応用して、「A1-SUM(A2:A3)」となります。
セルが複数にわたる場合は、「A1-(A3+A5+A6)」などと書きます。
もしA1からA2以降ずべてをマイナスさせたい場合は、「A1-SUM(A2:A6)」などと書くこともできます。
エクセルで割り算
割り算は「/」です。
A列を3で割る計算式をB列に入れてみました。
A列に土台の数字、B列には3で割られた数字が自動計算されています。
B4に入力した計算式は「=A4/3」となります。
エクセルで掛け算
掛け算は「*」を使います。
例えとして消費税を求める式を書いてみました。
A列に土台の金額、B列には消費税が加算された金額が入るようにしたい場合は、B列に「=A1*1.08」と入れます。
B1を選択した上で、B1の上にカーソルを合わせると右下に「+」のマークが出るのでそれを下に引っ張ると、A2に対してのB2、A3に対してのA4というふうに入るので、入力する手間が省けます。
A列B列の合算に消費税を入れた値をC列に出したい場合は、「=(A1+B1)*1.08」となります。
画像はC4に入っているので、「=(A4+B4)*1.08」になってます。
エクセルで使える関数「$」と「!」の使い方
応用として、A列にB1固定の数字を合算して消費税を出したい場合に、C列に一気に右下の「+」マークでひっぱると、B2、B3と増えてしまいますよね。
それを回避するのが「$」マーク。「$B$1」と「B1」のBと1の前にそれぞれつけてあげると変わらないという意味になるので、これはとても便利です!
もう一つの応用「!」の使い方です。別のシートの値を呼び出す時に使います。
先ほどの式に、更にSheet1のA1に入っている値を足して計算したい場合は、「Sheet1!A1」というのを足してあげると、別のシートであるSheet1のA1の数値をプラスすることができます。
もし全部のセルに適応させたい場合で簡単にマウスでセルをコピーさせたい場合は「Sheet1!$A$1」と$マークを加えてあげると、右下の+マークを引っ張ってコピーしてもSheet1のA1という値を常に参照させることができます。
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