FlexiSpot C7 Air レビュー メッシュ座面で蒸れと熱こもりを解消し長時間快適に過ごせる!

FlexiSpot社のオフィスチェア、FlexiSpotC7シリーズの座面メッシュタイプの『FlexiSpot C7 Air』のレビューの機会を頂きましたので、3週間座って実感した座り心地や使用感などを紹介していきます!

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

FlexiSpot C7 Airの特長

豊富なサポート機能搭載

公式サイトより

FlexiSpotC7シリーズは、2Dヘッドレスト、バイオニック・サポート骨格、可動式ランバーサポートなどによる立体S字構造をはじめ、座面の前傾角度調節や前後調節など、豊富な調節機能で体への負担を軽減し、快適な座り心地と耐久性を兼ね備えています。

公式サイトより

豊富な調節機能のほとんどは、着席したまま調節可能。128°のリクライニングも可能で、自分にあった座り心地や、作業内容にあった姿勢に、簡単に調節できるのもポイントです。

座面を前傾する事で、骨盤の後傾を防ぐ事ができます。また、前傾座面は、骨盤と背骨を正座をしているような角度に保って、背筋を伸ばす効果があるとのことで、猫背改善にも期待が持てそうです。

反り腰(骨盤前傾)気味の私が前傾座面で座った場合は、自然と腹筋に力が入って背筋も伸び、首と肩が楽だと感じました。意識せずに骨盤を立てて正しい姿勢で座る事ができ、フラット座面より疲れにくいです!

また、FlexiSpot C7 シリーズには、メッシュ座面のC7 Air / C7 Proと、ウレタンクッション座面のC7の2種類があり、今回私がレビューするのは、メッシュ座面でオットマン無しのC7 Airで、以下の特長を持ちます。

熱がこもらず、蒸れない
絶妙な弾力と耐圧分散で快適な座り心地
座面が前傾できて腰と太腿の負担を軽減

メッシュ座面と言えば、高級オフィスチェアーのハーマンミラーが真っ先に思い浮かびますが、FlexiSpot C7 Airの価格は3万円前後(現在公式サイトはセール特価で27,840円)と、かなりリーズナブル。

座面が前傾している点なども似ていますが、座り心地は、FlexiSpot C7 Airの方がややソフト。メッシュ座面は、硬さがデメリットになりがちですが、うまくカバーされていると感じます。

サイズ感・座り心地

理想的な座面高は、地面から36~45センチ程度の座面高(身長×1/4)が好ましいとされています。

公式サイトより

FlexiSpot C7 シリーズの座面高は47.5~56センチと、一般的なチェアより高めですが、座面の形状が緩やかにカーブしており、座面先端高さの実測値は42cmと中央と5cm以上も差があります。

座面を前傾させた場合の最底の高さは40㎝程度

また、座面を前傾させると、カーブ座面の先端が約2cm下がって40cm程度の高さとなり、更に座面の高さを感じづらくなります。

座面自体のサイズは、奥行49cm / 横幅51.5cm(実測値)と大き目ですが、腰を支えるランバーサポートや、座面の前後位置調節で、座る位置も細かに調節可能です。

身長159cm/膝下42cmの私は、深く腰掛けると踵が床につきません。座面を前傾すると踵まで床に届きますが、踏み台がある方が太ももに圧がかからず快適です。

※膝下長さは、床から膝のお皿の下までの長さを計測しました

また、身長173cm/膝下48cmの男性が最低高さで座った場合は、もっと座面を高くしても良いとの事でした。膝下の長さによるとは思いますが、身長170cmぐらいの体型からは丁度良く感じるのではないかと思います。

体格がいい人向けのサイズ感ではあるものの、逆に身体が小さな私の場合は、座面の大きさを利用してあぐらの姿勢で座る事ができ、立位後のリラックスタイムにふくらはぎをマッサージしながら座れて気に入っています。

公式サイトでFlexiSpot C7 Airを見る

カタログ仕様

FlexiSpot C7 / C7 Airの仕様
背もたれ素材 エラストマーメッシュ
座面素材 C7:ウレタン
C7 Air:エラストマーメッシュ
リクライニング角度 128度
サポート機能 2Dヘッドレスト(高さ/角度)
ランバーサポート(93~114°)
4Dアームレスト(角度/前後/上下/左右)
座面角度(前傾/フラット)
座面位置(6cm)
座面高さ 47.5~56cm
耐荷重 130kg
本体サイズ 幅66×奥行66×高さ119.5-134.5cm
本体重量 21.6kg
保証期間 3年

※2024/03/01(金)00:00 ~ 2024/04/01(月)23:59 までの間、公式サイトではC7シリーズ限定キャンペーンを開催しています!

FlexiSpot C7 Airの使用感と実機写真

FlexiSpot C7 Airは、快適なワーク環境を考慮したオフィスチェアーなだけあり、座るだけで自然と正しい姿勢へと導いてくれ、パソコン作業などの長時間の作業向き。柔らかく包み込むというよりは、しっかりサポートしながら包み込む印象。

搭載のサポート機能、デザイン、素材や質感は、3万円台のオフィスチェアーとは思えないほどにしっかりしており、高見えします。

緩やかに弧を描いたデザインのメッシュ座面は、蒸れない・熱がこもらないだけでなく、程よい弾力と耐圧分散に優れており、お尻・太もも裏のどこか一点に負荷がかかることがなく、お尻が骨ばっている体型でも疲れを感じにくいのが利点です。

普段の私の作業環境です。どちらもFlexiSpot社のデスクになりますが、右側のように厚みのある引き出し付きのデスクの場合、アームレストとの干渉を避ける為には、デスク下部には68cmの高さが必要となります。

デスクに干渉する場合や、リクライニング時にアームレストが背もたれに近い方が良い場合は、アームレストを左右逆に取り付ける事で、もっと後方に設置する事も可能です。

アームレストは、左右に40°の角度調節、前後に6cm、上下に9cmの調節が可能。アームレスト下のボタンは、上下の高さ調節のもので、他はロック機能はありませんが、特に不便も感じません。

また、座面下のネジを緩める必要がありますが、左右幅も2cmの調節が可能です。アームレストが必要ない場合は、取り付けずに使用する事も可能です。

アームレストは、適度な張りのある柔らかな素材で、デスクに当たっても傷がつかないのが個人的に気に入っています。

背面と2Dヘッドレストも、座面と同一のエラストマーメッシュ素材で統一されており、高級感あふれる風格です。背面のメッシュ素材は、夏場のリクライニング姿勢でも暑さを感じる事なく快適でしょう。

ヘッドレストは、上下6cm、角度は42度の調節が可能。ただし、角度はがっちり固定はされないので、頭の重さを全部預けたい場合、思った位置で固定されない時もあります。

座面と背もたれの間には、腰を支えるランバーサポートがあります。ランバーサポートは、93°~114°の調節幅があり、固定も可能。114°の角度にすると、159cmの私の身体にもフィットして、身体が自然なS字になるように腰をサポートしてくれます。

メッシュ座面は、通気性抜群。なのに、半日座ってもお尻に痛みを感じない、程よい張りが気に入っています。

この柔らかなメッシュの秘密は、ストライプ状に編まれている柔らかなベルベット素材のような布なのではないかと予想しています。メッシュ座面は硬すぎて座れないという人も、FlexiSpot C7 Airでは痛みを感じないかもしれません。

ですが、このベルベット素材風の部分は良い事ばかりではなく、埃を吸着してしまいます。定期的にコロコロをしてあげないといけないのが手間ではありますが、この座り心地の良さならば妥協点と割り切れます。

右側の座面下には、座面の前後の調節、高さの調節、前傾の調節レバーがあり、座面背後にはランバーサポートのロックレバーがついています。座面の前後調節(調節幅6cm)は、座ったままでは調節不可でしたが、その他は座ったままでも調節できます。

公式サイトで説明されていなかったように思いますが、クルクル回すレバーは、リクライニング強度の調節で、時計回りに回すと固くなり、半時計周りで緩みます。最高に硬くすると、50kg程度の私では全力で体重をかけても倒れませんので、体重の重たい人でも十分に強度調節が可能と思います。

全体的にレバーが固めで慣れが必要ではありましたが、前傾の切り替えやランバーサポートのロックが簡単に行えるのが便利に感じました。

座面下左には、リクライニング機能のロックがあります。私はロックせずに利用していますが、ほどよく強度を固めにしている為、のけぞって体重をかけない限り倒れず快適に使えています。

FlexiSpot C7 Airの重量は21.6kgで、持ち上げるには重たいですが、静音性に優れたキャスターは滑りも良く、座ったままで床を移動する事さえもできます。

組み立て設置について

座面にとりつける土台が少し重たかったですが、女性ひとりでも組み立ては可能でした。

上の写真は、ダンボール内のパーツを全て取り出したところです。左上の段ボール内は、下の写真になります。

これらを説明書通りに組み立てるだけですが、説明書にいくつか不備があり、迷った部分をメーカーさんに問い合わせたので、そこだけ説明します。

上の写真の矢印をつけているネジは外さず、そのまま土台をとりつけるのが正解だそうです。また、平ワッシャーという記載も間違いだそうで、必要ありません。パッケージ内にあるネジで取り付けるだけでOKです。

詳しい組み立て方法は公式動画がとても分かりやすいので、組み立て前に再生し、イメージを膨らませてから行うのが良いと思います。

また、公式サイトの仕様のところを開くと、どのような調節がどのレバーで可能なのか、わかりやすく動画で説明されているので、私のレビューではいまいちイメージが湧かなかった人は、公式サイトも参考にしてみてくださいね。

公式サイトでFlexiSpot C7 Airを見る

FlexiSpot C7 Air のレビューまとめ

FlexiSpot C7 Airは、蒸れずに長時間快適に座れる椅子で、長時間集中して作業を行うオフィスチェアーとして最適です。

ほどよく張りのあるメッシュ座面は、ゲーミングチェアーのようにソフトに包み込む感覚ではありませんが、正しい座位姿勢をサポートしてくれるので、長時間のパソコン作業でも反り腰による腰の痛みがなくなりました。

また、強度調節可能な128°のリクライニング機能も搭載し、作業中の気分転換に伸びをするのにも最適です。リクライニング時に足を置けるオッドマンが欲しい人は、FlexiSpot C7 PROも販売されています。

一般のオフィスチェアーより座面の最低の高さが高めではありますが、その点がクリアできる人で、メッシュ座面と前傾座面に利点を感じる人には、かなりコスパの良いオフィスチェアーだと思います!

FlexiSpot C7 Airのセール情報

※2024/03/01(金)00:00 ~ 2024/04/01(月)23:59 までの間、公式サイトではC7シリーズ限定キャンペーンを開催しています!

通常価格34,800円のところ、27,840円にて購入可能です。記事執筆時、Amazonでは20%割引タイムセールで31,840円となっています。お得な機会に是非!

Amazon:FlexiSpot C7 Air
FlexiSpot公式サイト:C7・C7 Air・C7 Pro




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