2020年4月19日

デュアルCS43198チップ・Android 8.1搭載のDAP『iBasso DX160』2020バージョンが登場！

オーディオブランドののiBassoからAndroid搭載のDAP『iBasso DX160』2020バージョンが登場しました。

iBasso DX160は、Cirrus Logics社のフラッグシップのDACチップと評判が高いCS43198チップを2基搭載。出力は4.4mmバランス、3.5mmシングルエンド、3.5mmラインアウト、3.5mm同軸に対応で、3.5mmシングルエンド出力、4.4mmバランス出力、どちらでも両方のDACが同時に駆動します。

DX160はSPCの制限を回避できるように調整されたAndroid8.1をOSに採用しています。あらゆる種類のアプリをインストールし、オンラインで高解像度の音楽を楽しむ事が可能です、また、MQA形式の高い圧縮率により高解像度の音源でTidalなどのストリーミング再生が可能となりました。

またQC3.0急速充電対応の3200mAhバッテリーは、1.5時間で充電完了。最大13時間の再生が可能です。またPD2.0とMTK PE+の急速充電規格にも対応があります。

DX160はオーディオプレーヤーとしてだけでなく、PCやスマートフォンと接続する事でUSB-DACとしても利用可能で、384kHz/32bitまでのPCMと最大DSD256の音源再生も可能です。SPDIF出力用のオプションもあります。

●技術仕様
・モデル：DX160
・カラー：ブラック、シルバー、ブルー、レッド
・素材：合金
・デュアルCirrus Logics DACチップ、CS43198
・5.0インチ　1080p Sharpフルスクリーンディスプレイ
・システム：Android 8.1
・メモリ2GB オクタコアARM CPU
・ストレージ容量32GB（外部メモリとして最大2TBMicroSDカードにも対応）
・コネクタ：Type-C
・Wifi：80 2.11 b / g / n / ac（2.4Ghz / 5Ghz）
・Bluetooth 5.0
・サイズ：113mm * 69mm * 15mm
・重さ：178g

●オーディオ形式
MQA、APE、FLAC、WAV、WMA、AAC、ALAC、AIFF、〇GG、MP3、DFF、DSF、DXD、DST、CUE、ISO、M3U、M3U8

●出力
【3.5mmイヤホン出力】
出力電圧：3.2Vrms
周波数応答：10Hz 〜40kHz +/- 0,15dB
S/N比：125dB
THD + N：0.0004％（無負荷、2Vrms）、0,0007％（32fi負荷、2Vrms）
クロストーク：-115dB

【4.4mmバランス出力】
出力電圧：6.4Vrms
周波数応答：10Hz 〜40kHz +/- 0,15dB
S/N比：130dB
THD + N：0.00022％（無負荷、3Vrms）、0.00022％（320負荷、3Vrms）
クロストーク：-125dB

iBasso DX160は、2 GB LPDDR3 RAMと結合したオクタコアARM CPUを備えており、ライブラリに数千の曲が含まれていても、ラグのないスムーズな再生に対応します。強力なCPUにより、デバイスに遅延などはありません。

iBasso DX160の32GBの内部ストレージは、8.8GBがシステムソフトウエアによって使用されますが、23.2GBは自由に使えるストレージとなります。また最大2TBのMicroSDカードに対応ですので、ストレージ不足とは無縁です。

iBasso DX160は、デュアルオーディオ出力ポート、1つの3.5mmシングルエンド出力と1つの4.4mmバランス出力を搭載。電力を消費する可能性のあるIEMまたはヘッドフォンに電力を供給する十分な出力をサポートします。 3.5mmシングルエンドポートは3.2Vrmsの電力出力電圧を提供し、4.4mmバランスポートは6.4Vrmsの電力出力を提供し、高インピーダンスヘッドフォンとIEMに十分な電力を供給します。

iBasso DX160は、Bluetooth 5.0に対応で、双方向のLDAC、AptXなどの高解像度コーデックを利用する事ができ、安定した高音質での接続が可能です。