OnePlus 10 Proのスペック詳細情報がついに解禁!
中国大手のスマートフォンメーカーOneplusが、第二世代ハッセルブラッドカメラを搭載した新機種『OnePlus 10 Pro』を発表しました。さっそく1月13日より販売開始されます。
おそらく先行販売される端末はColorOS 12.1が搭載されたバージョンで、OxygenOS 12を搭載したバージョンが世界的に販売が開始されるのは2022年後半との情報です。
前回のリークニュース(OnePlus 10 Pro)より更に踏み込んだリーク情報が解禁になりましたので、メーカーさんから頂いたサンプル写真と一緒に追加情報の更新です!
OnePlus 10 Proのスペック詳細
下記スペックは、メーカーリーク情報とOneplus公式サイトより抜粋しています。
OS | ColorOS 12.1 (Android 12ベース) OxygenOS 12 (Android 12ベース, ヨーロッパ・北米版) |
---|---|
CPU | Snapdragon®8Gen1 |
GPU | Qualcomm Adreno |
メモリ | メモリ:8GB/12GB LPDDR5 ストレージ:128/256GB UFS 3.1 組み合わせ:8GB+128GB/8GB+256GB/12GB+256GB |
MicroSD | 非対応 |
ディスプレイ | 6.7インチ QHD+,3D 柔性曲面 AMOLED,LTPO 2.0 3216 X 1440, 525 ppi リフレッシュレート:120Hz 画面占有率:92.7% Corning®Gorilla®GlassVictus™ |
背面カメラ | 48MP + 50MP + 8MP トリプルカメラ 【広角カメラ】 4800万ピクセル、IMX789、1 / 1.43 “、1.12μm、7P、絞り:f/1.8、OIS、等価焦点距離:23mm 【超広角カメラ】 50MP、JN1、1/2.76 “、0.64μm、6P、f/2.2、150°超広角 【望遠カメラ】 8MP、5P、f/2.4、OIS、77mm相当(3.3x) 【その他の特徴】 10ビットフルカラー、10億色ソリューション、光学手振れ補正、Flick Sensor、PDAF |
前面カメラ | 3200万像素,IMX615,絞り値:f/2.4 |
動画 | 【前面】 1080p@30fps 【背面】 4K (30/60/120 fps) 8K (24 fps) 1080p (30/60 fps) 超スローモーション:1080p(240 fps),720p(480 fps) タイムラプス:1080p(30fps),4K(30fps) |
wifi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
出入力 | TYPE-C USB 3.1 3.5mmオーディオジャック非対応 |
バッテリー 充電規格 |
5000mAh 80W SuperVOOC Flash Charge 50W AirVOOC Wireless Flash Charge 逆ワイヤレス充電 サポート |
GPS | GPS、GLONASS、北斗、ガリレオ測位システム |
センサー | 指紋ロック解除、Gセンサー、電子コンパス、ジャイロ、色温度センサー、近接センサー、RGBセンサー、クアルコムセンサーコア、SARセンサー |
NFC | サポート、EMVCo認定、Android Pay |
オーディオ | ステレオデュアルスピーカー デュアルマイク、ノイズキャンセリングマイク ドルビーアトモスのサポート |
Google Play | 非対応 |
言語 | 詳細不明 |
サイズ/重量 | 163.0mm×73.9mm×8.55mm、200.5g |
対応バンド周波数(中国版) | |
LTE-FDD:B1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,26,28A LTE-TDD:B34,38,39,40,41 MIMO:LTE:B1,B3,B38,B39,B40,B41 NR:n1,n3,n40,n41,n78,n79 WCDMA:B1,2,4,5,8,19 5G NSA:n1,n3,n5,n8,n40,n41,n78,n79 5G SA:n1,n3,n5,n8,n28A,n40,n41,n78,n79 CDMA:BC0 GSM:B2, 3, 5, 8 ※Nano SIM ×2 |
世界初の10ギガビット5Gモデム-RFソリューションである第4世代Snapdragon X65をサポートしています。(中国版にはミリ波の搭載はないようです)
周波数帯域からの判断では、DOCOMO・AU・Softbank・楽天モバイル、全てのキャリアに対してフルバンド対応です。
OnePlus 10 Proの主な特徴
OnePlus 10 Proは、モバイル用の第2世代ハッセルブラッドカメラを搭載し、高速でスムーズなパフォーマンス、Oneplus史上最速を誇る充電機能を備えた事を主な特徴とします。
モバイル用の第2世代ハッセルブラッドカメラを搭載
OnePlus 10 Proのモバイル向け第2世代ハッセルブラッドカメラは、ハッセルブラッドを使用したナチュラルカラーキャリブレーションを10億色以上に適用できるOnePlusBillionカラーソリューションをサポートしています。
リアカメラは、メインカメラ + 望遠カメラ + 超ワイドカメラ というトリプルレンズ構成で、3つのそれぞれのカメラで10ビットのフルカラーでの撮影が可能です。これにより、DCI-P3の色域カバレッジが25%も増加した写真が撮影可能となり、8ビットカラー対応のモデルと比較した場合は64倍もの色を処理可能とします。
またRAW撮影にも対応します。RAW撮影では、3つのレンズそれぞれが12ビットのRAW撮影を可能としており、プロモード撮影機能であるRAW+を使用すれば、Oneplus独自の計算写真要素を適用させつつ12ビットRAW撮影を行う事ができます。RAW+で撮影すると、ダイナミックレンジやノイズリダクションなどが向上し、撮影後に写真を編集する場合にも大きなアドバンテージを得る事ができます。
更に動画機能も大きく向上しており、Oneplus初であるムービーモードを搭載。撮影前のみではなく撮影中にもISO/シャッタースピード/ホワイトバランスなどを調整可能。また動画撮影ではLOG形式でのキャプチャもサポートしており、事前の詳細な設定無しでとりあえず撮影し、後から様々な設定を変更して1本の完成された動画を作る事が可能です。静止画、動画どちらも、絶対に撮り逃したくない大事な場面をより確実に美しく残す事が可能となりました。
2人のハッセルブラッドマスターズ受賞者と1人のハッセルブラッドアンバサダーと協力して、OnePlus 10Proのマスタースタイルを作成しました。マスタースタイルは、セレニティ、ラディアンス、エメラルドの3つのカラースタイルで構成されており、セレニティはポートレートに最適化、ラディアンスは超現実的なスタイルを再現し、エメラルドは、野生生物など牧歌的な風景写真に最適です。
また前世代より大幅に向上した広角撮影にも注目です。OnePlus 10 Proに搭載された150°の視野角をもつ超広角撮影は、従来の超広角撮影の最大4倍の景色を撮影可能とします。
このようにOnePlus 10 Proで撮影した150°の景色は魚眼レンズ風ではありますが、今までに無い超広角で、目の前の広大な景色を余す事なく撮影可能で創造性が高まります。また魚眼レンズ風ではない通常のワイド撮影にも対応しており、その場合の広角は110°となります。AI歪み補正を備えており、見たままの広大な景色を1枚の写真にキャプチャする事が可能です。
広角撮影の150°と110°の切り替えは、カメラアプリ内の専用タブからアクセス可能とのことで、とても使いやすそうです。RAW+撮影も可能で、超広角にも対応となれば、旅行時にコンデジを持ち歩く機会が減りそうです。
今回提供して頂いている撮影サンプルは以下の通りです。Emerald Forestは高画質すぎてファイルサイズが58MBだったのでリサイズしていますが、写真クリックで拡大できます。
前回のリーク時に頂いている動画撮影のサンプルと一緒にこのページには置いていない静止画の方もYOUTUBEにまとめています。是非4Kで再生してみてくださいね。
また公式Instagramではショット写真が公開されていますよ。
:Oneplus公式インスタ
Snapdragon 8 Gen 1による高速かつスムーズなパフォーマンス
OnePlus 10 Proには、Snapdragon 8 Gen 1モバイルプラットフォームと、前モデルの4倍の速度の第7世代Qualcomm®AIエンジン(Qualcomm Hexagon)と、再設計されたQualcomm AdrenoGPUが搭載され、高速かつスムーズなパフォーマンスが提供されます。
一般的にSnapdragon 8 Gen 1が搭載するKryo CPUは、Cortex-X2(1コア)+Cortex-A710(3コア)+Cortex-A510(4コア)のオクタコア構成とされます。最大3.0GHzのCortex-X2は、CPU性能を20%向上し、先代の「Snapdragon 888」と比べ、優れたシステムパフォーマンスを長時間維持可能とされています。Adreno GPUは、レンダリング能力が30%アップしており、電力効率も25%向上したとされています。一点、発熱が懸念されているSoCではありますので、実際どのぐらいのパフォーマンスを発揮できるかが気になるところです。
また、Snapdragon 8 Gen 1は、最大18ビットの画像処理プロセッサ(ISP)を3つ備えており、従来比で4096倍もの撮影データを取り込めるほか、豊かな色調やダイナミックレンジの向上が実現するとされています。また、撮影速度や低照度撮影や、8K HDR動画撮影と同時に64MPの撮影が行えるなどカメラに特化したSoCとされています。また顔認識の機能ではAIによるリアルタイム機械学習処理が用いられ、マスク着用時の顔認証などもより確実に行えるようになるとされています。
Snapdragon 8 Gen 1モバイルプラットフォームは、世界初の10ギガビット5Gモデム-RFソリューションである第4世代Snapdragon X65も備えており、これまで以上に多くのネットワーク、周波数、帯域幅をサポートします。更に、OnePlus 10 Proには、最大12GBのLPDDR5RAMと最大256GBのUFS3.1 2レーンストレージが付属しており、より高速で効率的なパフォーマンスを実現します。
6.7インチのディスプレイはリフレッシュレート120Hzなのに低電力に改善
OnePlus 10 Proは、6.7インチの大型ディスプレイに、QHD+解像度を採用。QHD+は、3K(3008×1692)解像度で、アスペクト比は16:9、総画素数は5,089,536です。4Kディスプレイの疑似解像度での表示などが可能とされます。
OnePlus 10 Proのディスプレイは、消費されるコンテンツの種類に応じて、デバイスがOnePlus9シリーズよりもさらに高速に1Hz〜120Hzのリフレッシュレートを調整できるようにする第2世代のLTPOテクノロジーを備えています。これにより、OnePlus 10Proのディスプレイは他のスマートフォンの120Hzおよび90Hzディスプレイよりも消費電力が少なくなります。
また、OnePlus 10 Proのディスプレイは、デュアルカラーキャリブレーションを備えた業界初のディスプレイでもあります。ディスプレイは、高低の2つの異なるレベルの明るさで正確で自然な色を提供するようにキャリブレーションされ、より一貫して正確で自然な色を表示できます。
OSはAndroid 12ベースのColorOS12.1を採用
中国版のOnePlus 10 Proには、Android12ベースのColorOS 12.1がプリインストールされています。中国版の場合は、日本での利用に不可欠なVoLTE有効化の手間が無いという噂ですが、Google Playの初期インストールはないようで、過去の機種でGoogle Play対応の場合でもGoogleカメラなど一部機能に制限があるというデメリットを抱えています。今後のOTAで改善されるかもしれないですが、VoLTE有効化の手間がないのは便利です。
一方、インド、ヨーロッパ、北米で発売される場合は、Android12ベースのOxygenOS12がプリインストールされます。こちらはGoogleはフルサポートになりますが、VoLTE問題があるので悩ましいところ。
80W SuperVOOC Flash Charge対応
OnePlus 10 Proには、Oneplus史上最速となる80Wに対応のSuperVOOC Flash Chargeが採用されています。こちらは有線接続による充電ですが、5000mAhの大容量バッテリーを、0%から100%まで充電するのにわずか32分で完了してしまうという驚異の充電能力です。
また、これだけではなく、OnePlus 10 Proは50WのAirVOOCワイヤレスフラッシュチャージもサポートしており、ワイヤレス充電でも47分でフルチャージが完了します。
OnePlus 10 Proボックスには、80WのUSB充電器とUSB-Cケーブルが含まれていますので、32分でのフル充電は別途何かを購入する事なく体験可能です。
ホールド感を重視したバランスの取れたデザイン設計
OnePlus 10 Proはスタイリッシュかつデザイン哲学に基づいた実用性の高いデザインを採用。
アルミフレームから背面のガラスパネルにシームレスに統合されるよう再設計されています。デバイスの重量配分を中央に設定する事により、デバイスは手でバランスがとりやすいようになっています。
OnePlus 10 Proには、VolcanicBlackとEmeraldForestの2つのカラーデザインが採用されています。個人的にはEmeraldForestが個性的で惹かれますね。
OnePlus 10 Proの価格と購入先
OnePlus 10 Proは、2022年1月13日に中国で販売開始され、少し遅れて2022年後半にグローバル販売が開始されます。
今回先行販売される中国国内版は、AliExpressから入手可能ですが、販売価格はリーク情報にはありませんでした。下記リンク先は、AliExpressのOneplus公式ショップになりますので、そちらで各自ご覧ください。もしセール情報が追加になった場合は、追ってお知らせ致します!
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