TicWatch Pro 5 レビュー 超低消費電力の2層ディスプレイで常時表示しても長時間利用が可能になったWear OS搭載タフネススマートウォッチ
Googleも出資するスマートウォッチブランドの「Mobvoi社」の最新高性能スマートウォッチ『TicWatch Pro 5(ティックウォッチ プロ ファイブ)』の実機レビューです。
TicWatch Pro 5は、AMOLEDとFSTN液晶を組み合わせる2層ディスプレイを採用し、超低消費電力な常時表示を実現。スマートモードで最大80時間という驚異的なロングバッテリーが魅力です。
また、Google最新のWear OSを搭載し、Google payやMAPなどの各種Googleサービスの利用や、内蔵のスピーカーとマイクによるクリアなBluetooth通話への対応、スマートウォッチへのプッシュ通知から直接返信可能な機能、100種類以上の詳細なスポーツトラッカーなど、魅力満点なタフネススマートウォッチです!
TicWatch Pro 5 の主な特長
TicWatch Pro 5 は、次世代ウェアラブルプラットフォーム「Snapdragon W5+ Gen 1」を搭載し、接続性、応答性、バッテリー効率の向上を実現。沢山のアプリや機能を搭載していますが、驚く程サクサク動きます。
TicWatch Pro 5の時計部は、ステンレス製のフレームと傷に強いゴリラガラスで構成されており、IP68防水性能 + MIL-STD-810Gの強靭なタフネス性能を備え、ワークアウトは水泳にも対応します。もちろん水洗いもOKで、私はシャワー時ぐらいならば外さずにつけてます!
見た目は米軍規格に準拠するだけあってミリタリー風ですが、本体重量は64gと軽量で、女性の腕でも重たさをあまり感じずに軽い装着感です。ボーイッシュな格好にマッチするので、女性でもかっこよくつけられます。
1.43インチのAMOLEDディスプレイは明るい場面でも見やすく、ウォッチフェイスも豊富で、1000種類以上のデザインが準備されており、TPOに合わせて手軽に変更が可能。
常時表示可能なウォッチは数ありますが、消費電力の高さで実用性に欠けると思っている人は多いと思います。TicWatch Pro 5は、省エネ基盤という常時表示機能を搭載し、常時表示をONでも3日以上充電無しで過ごせており、直射日光下でもとても見やすく実用性が非常に高いです。
低消費電力ディスプレイで、時計部横に搭載されるクラウン回転ボタンを回すと、心拍数や血中酸素濃度などの表示も可能で、またプッシュして回転させるとアプリの表示も可能など、手袋をしている場合でも操作性が良いのも特長です。
手首を捻って点灯という18色から選べるバックライト機能も搭載しているので暗所でも見やすく、また、好きなカラーに設定できるので気分も上がります。
バックライト機能は心拍数変動にも対応しており、運動中は6色のカラーで有酸素運動/無酸素運動などの状態を知る事ができます。運動中にさっと目をやるだけで今脂肪燃焼/筋力強化ゾーンに入ってるなどの確認ができるのはすごく便利!
更に、Bluetooth通話機能は、クリアなハンズフリー通話が行えるだけでなく、サイレントモードの場合も特定の人からの着信だけは鳴らす機能も搭載しており、スマホを枕元に置かずに寝れる点も利便性が高いです。
- 屋外でも見やすいAMOLEDディスプレイ採用で、1000種類以上のフェイスに対応
- 常時表示でも約3日も電池が持つ低消費電力設計
- Snapdragon W5+ Gen 1搭載でWear OSがサクサク動く
- 進化した超高速充電テクノロジーですぐに復帰可能
- 電話&LINEメッセージ返信も手首で完結
- 高性能なセンサー搭載で24時間の心拍・血中酸素飽和度、VO2 MAXなどに対応
- 5つGNSS測位システム&コンパスで100種類以上のワークアウトモードに対応
- タフネス&防水防塵仕様で水泳・水洗いにも対応
個人的に気に入っている点は、アプリの通知が他のスマートウォッチより詳細で多機能である点と、睡眠記録の精度が高い点と、スマホへの通話に内蔵マイクで対応できる点と、常時表示でも3日は充電が持続する点です。
気になったマイナス点は、Googleアシスタント機能非搭載だった点。TicWatch Pro 3 Ultra GPSで便利に使っていた機能なので若干物足りなく感じましたが、歩数計測に関しては圧倒的に精度が上がっているように感じました。
TicWatch Pro 5は、ウェアOSを使ってありとあらゆる操作が可能で、スマホを遠隔操作可能なリモコンのような存在で、圧巻の利便性の高さです。
TicWatch Pro 5 のスペック
モデル | TicWatch Pro 5(ティックウォッチ プロ ファイブ) |
---|---|
チップセット | Snapdragon W5+ Gen 1ウェアラブルプラットフォーム |
搭載OS | Wear OS by Google |
対応OS | Android 8.0以上(※iOS非対応) |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
画面 | 1.43インチ フルカラー全天候ディスプレイ AMOLED + FSTN 466× 466解像度 326PPI |
接続性 | Bluetooth 5.2,Wi-Fi:802.11b/g/n |
GPS | GPS + GLONASS + Galileo + Bidou + QZSS |
センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍センサー、SpO2センサー、皮膚温度センサー、低遅延オフボディーセンサー、気圧センサー、コンパス |
防水性能 | IP68, MIL-STD-810G |
バッテリー | 628mAh |
サイズ | 本体:50.15 x 48 x 12.2 mm バンド幅:24mm |
重さ | 時計部:44.35g ベルト含む実測値:64g |
素材 | ケース:ステンレス、7000シリーズアルミニウム、高強度ナイロン、グラスファイバー ガラス:指紋防止加工ゴリラガラス(米コーニング社製) バンド:固形シリカゲル(交換可能) |
その他機能 | NFC(Google Pay対応)、マイク・スピーカー搭載、バイブレーション |
TicWatch Pro 5 の外観・仕様
デザイン
まずは外箱と開封の儀からです。写真はクリック、またはタップで拡大可能です。
外箱はシンプルなデザインで清潔感があり、プレゼントにもそのまま送っても喜ばれそうです。裏面には英語で簡単な特長などが記載されています。
箱を開けると、TicWatch Pro 5が出てきます。液晶にはフィルムが貼ってあり、丁寧な梱包に高級感を感じます。
パッケージ内容は以下の通り。
・TicWatch Pro 5本体
・マグネット式充電ケーブル
・説明書などのペーパー類
説明書等は日本語での記載もあり、初期設定も迷わずにできます。
TicWatch Pro 5は右側面に物理ボタンを2つ搭載。赤い丸がついているデザインのボタンは、くるくる回せるクラウン回転ボタンで、ワンプッシュして回すとアプリが表示されるなど、手袋を装着している際などに便利に使えます。
左側面には、スピーカー穴を搭載。Bluetooth通話時にはここから相手の声が聞こえ、ハンズフリー通話が可能です。
システム表示の中には、日本の技適認証のマークもあります。技適付きなので、日本国内でも合法的に安心して利用が可能です。
TicWatch Pro 5は中央にボタンが搭載されており、手首を曲げた際に押しそうな雰囲気がありますが、使用中にそのような誤作動をしたことはありません。
ワンプッシュで画面の点灯、長押しは無反応という設定なので、仮に押してしまっても再起動してしまうなどのトラブルはありません。
背面はプラスチックケースになっており、金属アレルギーがある私でも肌ストレスを感じる事はありませんでした。
ストラップは交換可能で、24mmの一般的なベルトと互換性があります。ストラップの素材は柔らかく上質なシリコンなので、肌トラブルなく使えますが、好みによって交換可能なのも利点です。
両者の厚みはほぼ同じに見えますが、TicWatch Pro 5の方が0.1ミリ薄いです。
TicWatch Pro 5:50.15 x 48 x 12.2 mm
TicWatch Pro 3 Ultra GPS:47 x 48 x 12.3 mm
縦の長さが少し大きくなっているので、TicWatch Pro 5の方が大きく見えますが、手首経13cmの女性の私でもセンサーは正常に働きますし、違和感ない装着感です。
充電・バッテリー性能
充電は専用のケーブルになるので、紛失注意です。しかし、TicWatch Pro 3 Ultra GPSとも共通の充電ケーブルを使用しており、Amazonなどで簡単に購入する事も可能です。
充電は背面にぴったりつくマグネット式。向きはありますが、反対だとマグネット吸着せずに弾かれるので、充電に失敗するという事はありません。
TicWatch Pro 5は、628mAhの大容量バッテリーを搭載し、30分間で65%の充電が可能な高速充電にも対応します。わずか15分の充電で約1日分のバッテリーを充電する事もできますので、朝出かける前に充電残量が少ないと気づいても短時間の充電で間に合います。
バッテリー性能は本当に優秀で、私は常時表示を省エネ基盤でONにし、腕を捻ってバックライトのみが点灯するモードにし、センサーはフルで起動、エッセンシャルモードという超低消費電力への移行は切っているのですが、だいたい3日ぐらいは持っている印象です。1日の電池消費量は、通知量に比例して30%前後です。
選べる常時表示でバッテリー消費を極限まで抑えられる
TicWatch Pro 5は、発色が鮮やかなAMOLED液晶の上に超低消費電力(FSTN)液晶を組み合わせる2層ディスプレイを採用。これにより、常時AMOLED表示、常時省エネ基盤表示の2種類の常時表示を選択可能です。
AMOLEDディスプレイの常時表示は、デザインに準じた表示になりますが、省エネ基盤より消費電力が多くなるうえに、表示内容も少ないので、私はこれにはメリットを感じません。
AMOLED点灯時の写真の矢印の部分は、この写真の上の写真と見比べて頂けると分かると思いますが、TicWatch Pro 5の標準フェイスの心拍とコンパスの表示を天気と睡眠記録に、またカラーを紫に変更しています。
ワンタップでアプリにジャンプできるので、就寝中に一時覚醒した際、自分が今何時間寝れているかを確認して二度寝するかの選択に便利に使っています。笑
省エネ基盤の常時表示は、明るい場所では見やすいのですが、暗所で見づらいのが欠点です。ですが、手首を捻ると18色から選べるバックライトが点灯する設定が可能で、暗所では手を捻る事で即座に通知の有無まで確認可能です。
1枚目の写真では曜日が表示されていますが、スマートウォッチに通知が来ている場合は、曜日が通知マークに変わっています。これがとても使いやすく、無駄にAMOLED画面を起動させることがなくなり、超低消費電力に一役買う事になります。
通知に関してはまだ特記する点があり、バイブレーションの強度が選べない上に若干弱く、腕を動かしている時などは通知に気づかない時があるのが難点です。通知着信音を出す事もできるので、私の場合は通知時にウォッチから同時に音を鳴らす事と画面をたまに見る事でカバーしています。
手首を捻るとこのように点灯し、暗所でもタッチ無しで通知の有無や時間が確認可能です。点灯時間は5秒~30秒まで選択可能です。省エネ基盤に設定の場合、画面をタッチすると通常AMOLEDディスプレイで起動し様々なメニューが選べます。
TicWatch Pro 3 Ultra GPSにあった、手首を捻ったら通知が開かれるというジェスチャー機能も廃止されていますが、バッテリー消費が伴う機能でしたので、個人的には常時表示でロングバッテリーのTicWatch Pro 5の最低限の機能に軍配が上がります。
Bluetoothでのハンズフリー通話の通話品質は良好
TicWatch Pro 5はスマホの電話帳へのアクセス権限を与える事で、スマホの電話帳と同期され、着信時には登録名で表示されます。緑の通話ボタンを押すと、TicWatch Pro 5でのハンズフリー通話が行えますが、スマホで通話に応答するという項目も選べます。
また、通話に出らずに、SMSでインスタントメッセージを送る機能も搭載しており、手が離せないような場面が多い人はかなり便利に使えるのではないでしょうか。
こちらからの発信は、不在着信から、または、スマホの電話帳と同期されたお気に入りや通話履歴などから、または、ダイヤルパッドから選べます。
Bluetooth通話はSIM契約の通常通話のみに対応となりますが、通話品質はクリアで聞きやすいです。運転中の手が離せない時や、スマホから少し離れている時の通話着信への応答には充分すぎる性能で、この機能だけでもTicWatch Pro 5を推せます。
インターネット電話からの着信通知に関して、Discordはリアルタイムで着信通知が飛んできます。LINEとSKYPEも試しましたが、この2つは不在着信のみでした。LINEの需要が高そうなので、LINEに対応していれば言う事なかったのですが、Discord派の人には嬉しい機能です。
SpotifyやYOUTUBE MUSICのオフライン再生に対応
TicWatch Pro 5は、SpotifyやYOUTUBE MUSICアプリをインストール可能で、オフライン再生にも対応しています。
TicWatch Pro 5のスピーカーからは鳴らせずに、Bluetoothヘッドセットから鳴らす必要がありますが、スマホを持たずにランニングなどをしたい場合に、オフライン再生機能は便利に使えます。
もちろんスマホで再生中のミュージックコントロールも可能で、YOUTUBEなど含め、再生、停止、曲のスキップ、曲戻し、音量の上げ下げなども可能です。
5種類のGPSとコンパスで100種類以上のワークアウトモードに対応
TicWatch Pro 5は左上のボタンを1タップするだけで最近利用したアプリが順に表示されます。これも良く使う機能に素早くアクセス可能で、個人的に痒い所に手が届くOS仕様だと思いました。スポーツ記録はTicExerciseで行います。
TicWatch Pro 5は、100種類以上のワークアウトモードを搭載し、5つの衛星測位システムとコンパスによって詳細なスポーツ記録が取得可能です。
またこのスポーツモードは良く使う項目を初めの方に出すなどの細かい設定も可能で、1度使った物は手前に出てくるようになり、頻度の高い物から順に表示され、すぐに目的の運動を選択する事が可能となるのも使いやすかったです。
これは室内で、踏み台昇降をしているところ。心拍数が分かりやすいカラーで表示されたりと、ワークアウトレベルが見やすいので、運動に集中できます。前述したように、低消費電力のバックライトに設定している場合は、6色のカラーがディスプレイ表示されます。
屋外ウォーキングの場合、GPSの位置情報取得は環境によると思いますが、だいたい約10秒程度で高速です。
ウォーキング中、移動ペースや距離や速度の表示だけでなく、脂肪燃焼状態の心拍数であることが分かる黄色い表示など、詳細が表示されており、ただ歩くだけでもモチベーションが上がります。笑
屋外ウォーキングをアプリで見るとこのように、心拍数や移動速度だけじゃなく、歩数や歩幅、距離やルート迄、詳細な記録がされます。Google FitとStravaとの連携ができるので、今までこちらで履歴を残していた人でも継続して記録が可能です。
屋内で踏み台昇降運動をしただけでもここまで詳細な記録が可能です。脂肪を燃焼させたい場合や、心肺強化や筋肉増強など自分の目的にあった運動を行う事ができます。
また、VO2 MAXや、24時間の心拍数や就寝時の酸素飽和度などを詳細に記録してくれており、ヘルスケアの面での指標にもできます。
睡眠トラッキングは精度が高い
TicWatch Pro 5の睡眠トラッキングは精度が高く、何時に寝ても計測されます。TicWatch Pro 5自体でもその日の睡眠の詳細の確認が可能ですが、アプリの方が見やすく、また日々の記録から平均値なども割り出してくれます。
平均と比べて自分の睡眠の質がどのレベルなのか等の表示が可能で、レム睡眠がとれてないなとか、深い睡眠が短いなとかそういった体調の変化に気づく事もでき、睡眠時の呼吸の質や、肌表面温度の変動なども記録可能です。
また、日々の睡眠記録も週ごとや月ごとに評価してくれます。私は夜型人間なので、対応できないスマートウォッチが多い中、TicWatch Pro 5の睡眠トラッキングは24時間体制で睡眠を見守ってくれるので、特に夜勤が多い方や不規則な生活の方などの睡眠サポートの役に立つことは間違いないです!
アプリの通知から直接返信できる機能が便利
TicWatch Pro 5というより、TicWatchシリーズの名物機能と言っていいほど便利な、メッセージへの直接返信機能が秀逸すぎて、これも個人的に多用している機能です。
音声入力だけでなく、キーボードはGboardが利用可能で、また絵文字なども利用可能なので、スマホをバッグの中に入れている際にTicWatch Pro 5から丁寧な返信を送信する事も可能です。
ですが、この音声入力がとても便利で、短文のメッセージのやり取りならば、これで充分というほどの精度と利便性です。
Google Mapを手元で確認可能
TicWatch Pro 5はスマホにインストールしているGoogle Mapと同期しながら、手元でも詳細の表示が可能です。運転中など、スマホに目線を移動できない時などは腕で確認が可能なのが便利です。
また詳細や広域の表示も可能で、ほぼスマホのMAP機能がTicWatch Pro 5で利用できます。
主婦に嬉しいお天気表示や日の入り日の出の時間も表示可能
TicWatch Pro 5の便利機能として、主婦が気になるお天気情報の詳細が見れます。
GPSで現在地の情報をもとにウェザーニュースより情報を取得して表示してくれるので、わりと正確です。洗濯物を干している際、外が暗くなったように感じて雲行きが怪しくなったなと思った時にさっと確認ができるのが便利すぎます。
また、日焼けが気になる女性の強い味方として、UV指数のみを表示させたりすることも可能です。天気のところで表示可能なので、私は表示オフにしてしまっていますが、曇っているようだけど日傘をさすか悩む事が多い方などは、画面を横にスライドするだけですぐにUV指数が確認可能な機能を置いておくこともできますよ。
私はどちらかというと、この機能を良く使います。後何時間日の入りまで時間があって洗濯物を外に干しておけるのかという指標にしています。日の出も教えてくれるので、朝のお散歩の日課がある人なども便利に使えます。
ディスプレイの表示機能とロック機能の詳細
ここまでは特筆すべき機能を単体で紹介してきましたが、画面をスクロールして出てくる他の機能についてもご紹介。
上からスライドで出てくるメニューは、一目で分かりやすいアイコン表示になっており、ワンタップで各機能にアクセスが容易だったり、TicWatch Pro 5自体を制御する事ができます。
特筆すべき点は、スマホで音楽を再生している際は、ミュージックコントロールも表示されているので、ワンタップでミュージックコントロール画面に移行でき、スマホをわざわざ持ち上げて画面ロックを解除して操作する手間が省けます。
青いスマホマークはスマホとの接続状態を示す表示で、正常にスマホと接続されているかも一目で確認可能だし、バッテリー残量も1%単位で表示されています。
スマホを探す機能、誤タッチ防止のタッチロック機能、懐中電灯機能、水分付着時にスピーカーから水を排出する機能、Google Payへのアクセス機能、画面の明るさ調節機能、サイレントモードやおやすみモードへの移行機能などメニューはとても豊富で操作性抜群です。
手首から外したらロックされる機能では、解除にPINとパスワードとパターンの3種類が選べます。
またこのロック機能発動中は、通知を自動でオフにする機能も搭載しており、セキュリティーは抜群です。
1日の活動量の表示では、自分の運動量の確認が一目で可能で、もっと歩かないといけないなとか日々反省させられます。
計算機も搭載しており、画面が大きいので、つい多用したくなります。買い物中に、どのサイズや種類がコスパ良いかをみみっちく計算しちゃうのですが、大活躍しています。笑
素早く表示させたい項目をロックする事ができ、これは真ん中のボタンを1回押すだけで出す事ができます。この後熟考した結果、GooglePayや、計算機、カレンダーと同期される予定リストやタイマーなどをロックしています。
また心拍数の1日の記録からどのぐらいの活動量なのかをチェックする事も可能です。1枚目のグラフは心拍計測の時間の間を開けていたのを途中で変更しているので、後半水色が濃くなっています。
1日の活動量のより詳細を見たい場合は計測の間隔を詰めた方が良いです。ちなみに詳細計測していてもバッテリーは3日以上は持っています。すごいですよね!
Mobvoi Healthアプリとスマホへのペアリングについて
今更ながらにTicWatch Pro 5専用のMobvoi Healthアプリとスマホへのペアリングについて書きますが、接続は超簡単!
TicWatch Pro 5を起動したら、スマホのBluetoothをONにして、両者を近づけたら勝手にロック画面にこの表示が登場します。指示に従ってGoogle Playストアよりアプリをダウンロードします。
あとはアプリ側でちょいちょい指示に従って進むだけなので、読まなくていいよという人はそのまま読み進めてください。ペアリング方法も見たいよという方は、下の詳細をクリックしてください。
スクロールしながらスクリーンショットを撮ったので少し縦長になりますが、アプリのトップ画面は下の表示です。
1日の活動量から睡眠、心拍、酸素飽和度、VO2 MAXなどの確認が可能で、見やすい表示です。
デバイス設定ではフェイスや設定など細かな変更が可能。ウォッチフェイスはTimeShowから変更可能で、有料と無料のフェイスが1000種類以上準備されています。
沢山ある中でもやはりデフォルトの表示はかなり優秀で、このフェイスだけは基本カラーや表示する項目が編集可能で、私はこれを1番気に入っています。
TimeShowではこのほか沢山のフェイスがあり、好みの物に変更する事も可能で、シンプルな物からデザイン性の高い物などありTPOや気分で変更する事が可能です。
音と振動では、集中モードの設定を同期とあり少し分かりづらいですが、サイレントモードの事で、スマホをサイレントモードにするか、ウォッチをサイレントモードにするだけで、スマホとウォッチが同期されてサイレントモードにする事ができます。これ超便利です!
またウォッチで鳴らすからスマホの音は出さなくて良い場合など、スマホ側を消音させたり、スマホの画面点灯中はウォッチへの通知をオフにする事もできます。スマホ使用時はウォッチをミュートにしていると、その分バッテリーの節約にもなります。
アプリの通知は基本全てが可能で、細かくONとOFFの切り替えが可能です。スマホでは通知が欲しいけど、ウォッチ迄は通知要らないという場合は、ここでOFFにしまくると、大事な通知を見逃しません。
タイル表示は、ウォッチのディスプレイを横にスライドして表示される項目で、10個まで表示させることが可能です。
TicWatch Pro 5を2週間ほど使ってみての感想まとめ
TicWatch Pro 5は、TicWatch Pro 3 Ultra GPSと比較し、時計部に若干エレガントさを備えたデザインとなり、より女性にも使いやすくなりました。サイズ感は微妙に大きくなっていますが、気にならない範囲です。
また省エネ表示が秀逸で、通知が来ているかを一目で確認する事ができ、更に使いやすくなっています。また暗所でもバックライトの点灯でディスプレイが見やすいので、腕を捻るだけで全て欲しい情報が手に入るのも利便性を感じました。
iOSでは使えませんが、Androidスマホとの相性は抜群で、カレンダーやMAP、色々なGoogleサービスとの同期ができ、Google Payによるタッチ決済にも対応しているので、スマートな生活をサポートしてくれます。
またBluetooth通話の通話品質も良く、運転中のみではなくスマホと離れていてもすぐに手元で通話に出る事が可能で、大切な着信を逃さずに済むのも利点です。通知からの返信も可能で、スマホを手に取らずにTicWatch Pro 5のみで済む事が多くなりQOLがだいぶ上がりました。
TicWatch Pro 3 Ultra GPSに搭載のGoogleアシスタント機能が必須ではない人は、バッテリー性能が各段に上がったTicWatch Pro 5の方が各段におすすめです!
TicWatch Pro 5の購入先
TicWatch Pro 5は下記のショップから購入可能です。
現在価格は49,999円(税込)となっておりますが、セールや割引クーポンの有無は日々変動するので、リンク先で直接ご確認ください。
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