Tranya Nova レビュー aptX Adaptive高音質でマルチポイント接続対応など高性能な機能満載のANC完全ワイヤレスイヤホン

中国発のオーディオブランドのTranyaの最新ANC完全ワイヤレス『Tranya Nova』の実機レビューです。

Tranya Novaは、音質、通話品質、装着感、ANC性能、バッテリー性能、カスタマイズ性のどれもハイレベル。専用アプリも使いやすく、探す機能やOTAへの対応などもあり、フル機能搭載と言っても過言ではないTWSイヤホンです。

更にAmazonの公式店舗でTranya Novaを購入の場合は、12月間のメーカー保証がつき、説明書にあるQRを読み込んで製品登録をすると、更に3カ月の延長保証がつきます!

今回レビューするTranya Novaは、サンプル提供にてレビューをさせてもらっていますが、忖度抜きで『このイヤホンはすごい』の一言です!

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Tranya Novaの割引セール・クーポン情報

Tranya公式サイトとAmazonで使える20%割引クーポンを頂きましたので、コスパの良さを体感して頂くべく、冒頭でまずは現在価格を見てください。

Amazon:Tranya Nova
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有効期限:8月末日
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上記クーポンは、Amazonページに表示されている割引クーポンとの併用も可能で、公式サイトでも使えます!

公式サイト:https://tranya.jp/products/nova
公式Twitter:https://twitter.com/tranya_japan
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Tranya Novaについて

Tranya Novaの主な特長

Tranya Novaの主な特長

Tranya Novaは、密閉度の高いカナル型を使用したANC性能高めのTWSイヤホンで、以下の特長を持ちます。

Tranya Novaのハイライト

  • クアルコム社の最先端チップ「QCC3072」採用
  • aptX Adaptive対応
  • 12mmダイナミックドライバークリアで豊かな高音質
  • 43㏈の強力なノイズキャンセリングと外音取込み対応
  • 風切り音低減技術搭載
  • 低遅延ゲームモード搭載
  • 6基のマイクとcVc8.0テクノロジーで高品質な通話
  • イヤホン単体での再生時間は最大9時間
  • マルチポイント接続対応
  • ワイヤレス充電対応
  • Bluetooth5.3サポート、次世代BluetoothオーディオのLE Audioにも対応
  • 専用アプリ「Tranya Audio」による自由で豊富なカスタマイズ

Tranyaは、オーディオのプロフェッショナルであるテイラー・チャン(Taylor Zhang)によって2015年に設立されたオーディオブランドで、日本ではまだあまり聞きなれないブランドですが、アメリカ等ではAmazonを中心に多大な評価を得ています。

世界中の名だたる音響研究所のサウンドエンジニアと連携して製品開発に取り組み、製品を構成する全てのパーツの管理と調節に徹底的に注力し、ハイレベルかつリーズナブルな製品提供を実現しています。

Tranya Novaのスペック

チップセット Qualcomm QCC3072
対応コーデック aptX Adaptive(ハイレゾ相当)/SBC/AAC/LC3(対応予定)
ドライバー 12mmポリマーコンポジットドライバー
Bluetooth Bluetooth 5.3
通話マイク 計6基マイク
ケースサイズ 横幅63mm×縦48mm×厚み26mm
重量 イヤホン単体(片耳) 4.65g /ケース込み44.4g
再生時間 ANCオフ:イヤホン単体約9時間/ケース込み約36時間
ANCオン:イヤホン単体約6時間/ケース込み約24時間
バッテリー イヤホン45mAh / 充電ケース400mAh
充電時間 イヤホン:1.5時間
充電ケース:有線1.5時間/ワイヤレス充電3.5時間
急速充電対応(10分で2時間使用可能)
防水性能 IPX5
技適マーク 認証済み:219-239133

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Tranya Novaの躯体外観デザイン

パッケージ内容

外箱はビニールで密閉されており、確実に新品と一目で分かる安心感のある包装でした。技適マークも取得済みで、大切な人へのプレゼントにも安心して選択できます。

ボックスを開けたら、フィルムに包まれたTranya Novaが出てきます。

内容物は以下の通り。

バッテリーケースとイヤホン本体
イヤーピース(S/M/Lの3サイズ)
TYPE-C充電ケーブル
日本語対応の説明書

説明書には、ペアリング方法から日頃のお手入れ方法まで、詳細が記載されており、とても分かりやすかったです。

躯体デザイン・仕様

バッテリーケースは、高級感のある光沢仕上げ。ブラックが美しく光りますが、その分指紋の付着は見られます。

ケース中央に開閉時に指をひっかける爪があります。爪の切込みは充分な大きさで、開閉がとてもしやすく良く考えられたデザインです。

背面にはリセットボタンを搭載。イヤホンを初期化したい場合は、このボタンを赤いインジケーターが2秒点灯するまで8秒間長押しするだけで完了します。

ヒンジにあたる部分に、控えめにTranyaのロゴが入っています。シンプルな外観は個人的には好きです。

底部にはTYPE-C充電ポートを搭載。約3.5時間でフル充電が完了します。

ケースにはLとRの刻印がありますが、イヤホンの方にはありません。逆の方が必要なのではと思わない事もないですが、イヤホンの形状からして左右を逆につけてしまうという事は起こらないので、実用上問題はありませんでした。

ケースの蓋の内側部分には、技適認証マークの刻印があります。

Tranya Novaのサウンドチューブは、楕円形を採用。楕円形では耳に圧迫感を感じやすい私の耳でも心地よいフィット感で、激しく動いても落下する事のない抜群の着用感でした。IPX5防水なので、運動用にも良さそう。

イヤーピースは3サイズ展開です。ソフトで上質なシリコン素材で、素材によってはアレルギー反応が出る私の耳でも長時間快適に使用する事ができました。

私が普段愛用しているソニー ハイブリッドイヤーピース Lサイズりとも互換性はあり交換が可能でしたが、充電に干渉する事もありませんでしたが、楕円形には意味があるようで、Tranya Nova付属のLサイズの方が着用感は良かったです。

イヤホン側もケース同様、光沢仕上げの高級感溢れる外観。Lサイズのイヤーピース装着で片側5gと軽量。操作はタッチ式で、タッチ感度は良好で耳への負担なく操作が可能です。

イヤホンは、耳から出るうどん型のデザインを採用で、フィードバックマイク・フィードフォワードマイク・通話マイクと3種類のマイクを、左右合計6基搭載しています。

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Tranya Novaの使用感

充電・バッテリー性能

有線充電の方が充電時間は短くなりますが、ワイヤレス充電にも対応しており、ケースに搭載のTYPE-Cポートに傷をつける事なく充電できるのもポイント高いです。

また、充電中、ケース開閉時ともに中央のLEDが緑/オレンジ/赤に点灯してバッテリー残量をお知らせしてくれます。

緑:50%~100%
オレンジ:10%~50%
赤:5%~10%

イヤホン単体で9時間、ケース込みだと36時間というバッテリー性能ですので、単純計算で、3回分のバッテリーを搭載しているという事で、オレンジになったらそろそろ充電と思って良さそうですね。

私は、常に外音取込み状態で利用していますが、再生時間は公称通りの6時間以上は使えていました。ANCをONにしてもこの再生時間はすごいですね!

音質

Tranya Novaは、Qualcomm QCC3072チップを採用し、高音質コーデックaptX Adaptiveによるハイレゾ音源(24bit/96kHz)の再生に対応。12mm径ダイナミックドライバーと、Tranya独自のSonicMaxテクノロジーで、音の分離と明瞭さを高めるとされます。

また、BluetoothオーディオのLE Audioに対応しており、高品質・低消費電力が特長の新オーディオコーデック「LC3」にも対応する予定。まだLC3対応デバイスは少ないですが、こういう新しい技術に対応しているのは嬉しいですね。

実際にTranya Novaを使用した感想は、とても明瞭度が高く、伸びやかな中高音を感じました。変に低音を誇張する事はなく、全帯域バランスよく鳴っている印象です。

イコライザーで調節すれば低音も迫力を増し、ドンシャリ好きでも満足でした。籠りのない小気味いい低音、伸びやかなヴォーカル、クリアで豊富な音、価格以上に良い音でした。また、音像定位はしっかりしており、360度色々なところから音が鳴ります。

片側利用時は、左右のチャンネルはミックスされます。また、左右の切り替え時に音楽がストップしたりビープ音が鳴ったりすることもなく、ごく自然に切り替わるのも良かったです。

通話品質

Tranya Novaは、左右で合計6基の高性能マイクとcVc 8.0 テクノロジーに加えて、防風ノイズを低減する機能も搭載し、周囲の騒音を最大90%低減させて音声を強化し、クリアな通話が可能です。

実際に通話に利用してみましたが、相手の声がTWSイヤホンとは思えない程クリアに聴こえます。また相手の方も、良い音声だと評価してもらえました。

ノイズキャンセリング性能

Tranya Novaのノイズキャンセリングは、業界トップクラスの-43㏈で、ONにするとエアコンやパソコンのファンの音がさっと消えます。

ノイズキャンセリングをONにして別のスマホを使ってYOUTUBEで電車の走行音を鳴らしてみたところ、走行音はさっと消えアナウンスは聞こえる感じでした。低音周波数のキャンセリングが上手なようです。

また風切り音防止機能も搭載しており、扇風機の前でノイズキャンセリングをしていても、風切音は入りません。ドライヤー中も風切音を排除してくれるので快適です。

外音取込み性能

外音取込みに関しても性能は高く、再生している音楽などに影響を与えずとても自然に周辺の音を取り込んでくれます。

小音で音楽を聴くのが好きな私の場合は、静音のキーボードを打鍵する音まで聞こえるほど。周辺環境音を増幅して取り入れてくれており、音楽やラジオを聞きながらも周りとの安全な距離間も確保したい場合は便利です。

低遅延ゲームモードの性能

Tranya Novaは、遅延を40ms(0.04s)まで低減する『超低遅延ゲームモード』を搭載。

肉眼で見た場合、低遅延モードのONとOFFの違いが明確に分からなかったので、スマホに入れたアプリでどのぐらいの遅延が解消されるか実際に試してみました。

接続はaptX Adaptiveで、ANCはOFFでノーマルモードの状態です。

超低遅延ゲームモードON
超低遅延ゲームモードOFF

latencyのスコアを比較して貰うと分かるように、416msが256msに160ms分縮小しています。低遅延モードの効果は抜群です。

※今回のテストに関しては、イヤホンをスマホのマイクに近づけて2つを同じ環境で計測しているだけなので、低遅延モードによる縮小率は確かですが、低遅延のスコアに関してはおおまかな数値ととらえて頂ければと思います。

マルチポイント接続について

Tranya Novaは、ケースを開くだけでイヤホンに接続可能な自動接続機能に加えて、マルチポイント接続に対応しており、2台のスマホや、パソコンやウォークマンなどのデバイスとスマホのように、2台同時にペアリングする事が可能です。

スマホ1で音楽を聴いている際に、スマホ2に電話がかかってきた場合は、イヤホンから通知音が鳴り、音楽が自動停止します。音楽再生より、通話着信の方が優先される仕様です。

また1度マルチポイント接続設定を行えば、Tranya NovaをONにしたら自動的に2台ともにマルチポイント接続されます。2台目のスマホのBluetoothを途中でOFFからONに切り替えたら、その時点で接続するという仕様なのも便利です。

操作感と操作方法

Tranya Novaは、タッチセンサーによる各種操作が可能です。またこのタッチ操作の挙動はアプリで全て変更可能なので、自分好みのイヤホンにカスタマイズする事も可能です。

タッチセンサーの感度は良好で、ストレスなく操作可能です。初期状態での操作は以下の通りです。

再生/停止 1回タップ(L・R)
曲送り 2回タップ(R)
曲戻し 2回タップ(L)
音量+ 3回タップ(R)
音量- 3回タップ(L)
ANC切り替え 1.5秒長押し(L・R)
アシスタントの起動 割当てなし
通話応答 着信中に1回タップ(L・R)
通話終了 通話中に2回タップ(L・R)
通話拒否 1.5秒長押し(L・R)

アプリを利用する事で、タッチ操作はLとRともに5回タップ+長押しの6パターンの割り振りが可能です。片耳利用が多い人は、左右の挙動を一緒にして6個の操作を入れておくなども可能です。

Tranya Nova専用アプリ「Tranya Audio」

Tranya Novaには、専用アプリの「Tranya Audio」が準備されています。iOS/Androidともに対応があり、アプリストアで「Tranya Audio」で検索できます。アプリの利用は、会員登録なしのゲストとしての利用も可能です。

アプリでは、イヤホンとバッテリーケースの充電の残量が確認可能。

また、イコライザーの選択、ボタンの設定変更、ゲームモードのON/OFFの切り替えや、ANCモードの切り替えなども可能です。

イヤホンのOTAに対応

アプリの設定にあるファームウエアバージョンをタップする事で、最新のファームウエアにOTAする事ができます。常に最新システムの利用が可能で、これだけでもアプリを入れる価値がありますね。

タッチ操作のカスタマイズに対応

左がデフォルトの操作ですが、前述したように6つの操作を覚えさせる事ができます。LとRに全く同じ設定を入れる事ができるので、片側利用が主な人でもこの設定を駆使する事で全ての操作が可能となるのではないでしょうか。

イコライザー対応

イコライザー設定では、バランス、低音ブースト、低音弱め、音声強化という4つのモードが搭載されています。

それだけでは物足りない場合や、曲に合わせてチューニングを細かく設定したい人はカスタムEQに自分好みの設定を保存する事も可能です。

デバイスを探すに対応

デバイスを探すをタップした場合、かなり詳細までGoogleマップで表示が可能です。

最後にペアリングした地点を教えてくれるだけですが、ピンチアウトしまくったらかなり詳細に家のどの部屋か分かるレベルで教えてくれます。

Tranya Nova レビュー総評

Tranya Novaは、ハイレゾ相当の高音質に加えて、TWSイヤホンに求める機能てんこ盛りという贅沢な仕様で、8千円台の高音質と高性能をねらえるイヤホンの中では、Tranya Novaは頭ひとつ抜き出る性能を装備していると思います。

ノイズキャンセリング機能も43㏈の騒音低減で充分な性能な上、外音取込みも自然で、良い音を楽しみながらもインターホンの音などを聞き逃す事がなく周囲と安全な距離も保てます。

またコンパクトで軽量なデザインなのに、ANCを使わなければ9時間というロングバッテリー性能に加えて、ANCをONにしても6時間使えるというバッテリー性能もすごいです。

次世代コーデックにも対応している点など、他にも評価するところは沢山ですが、タッチ操作のカスタマイズの柔軟性とマルチポイント接続には驚かされました。スマホ2台使いの人にはマルチポイント接続は神がかった便利さです。

Tranya Novaは、格安イヤホンではありませんが、音質も性能も妥協したくない人におすすめです!

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