ひときわ目を惹く深澤直人デザイン

realme GT Master Editionはボイジャーグレイ, ルナホワイト, コスモスブラックという3色のモデル展開があり、その中でグレイモデルのみ深澤直人さんがデザインした特別モデルになるようです。

深澤直人さんによると、前向きで活気のあるイメージの旅行からインスピレーションを得て、スーツケース風のデザインを採用されているとのこと。ケースの素材にはビーガンレザーが採用されており、赤ちゃんの肌のように柔らかい質感だそうです。このモデルだけ重さ厚みが若干大きくなりますが、プレミアム感があって魅力的です。

リアは64MPのトリプルレンズ・ストリートフォトカメラ

リアカメラは64MP+8MP+2MPのトリプルレンズで、64MPのメインレンズの絞り値はf/1.8と低照度に強く明るく鮮明な写真が撮影可能。更に８MPの広角レンズは119度となりワイドな撮影も可能。そして2MPのマクロは4cmの距離まで寄れるレンズが搭載されています。

このカメラは『ストリートフォトカメラ』という特徴を持ち、全ての瞬間を気軽に素早く撮影可能なスナップショットを得意とするとのこと。下の4枚の写真はクリックで拡大します。

realmeは多くのプロのストリートフォトグラファーと協力し、世界中の膨大なストリート写真作品を研究することで、アルゴリズムの干渉を迅速に捉え、軽減できるプロフェッショナルなストリートフォトグラフィーモードを開発した「高速」と「リアル」の2つの特徴を備えたカメラを作りました。

カメラの撮影画面から、RAWやフィルター効果、固定フォーカス、フラッシュなどを即座に選択でき、撮りたい瞬間を逃しません。

DIS(動的画像スナップショット)技術を使用すると、手ぶれがシビアに影響してしまうこのような夜間のスナップ写真でも鮮明に撮影する事が可能です。

また、ダイナミックボケ&ネオンポートレートでは、被写体に焦点を合わせ、背景をダイナミックにぼかして映画のような写真を撮影する事もできます。

64MPメインカメラは、屋外広告やHDマガジンカバーの要件を満たすことができる9248×6936高解像度の写真を撮ることができます。プロナイトスケープモードでは、realmeの強力なアルゴリズムによって超長時間露光時間とマルチフレーム再構成エンジンを組み合わせることで、プロのナイトスケープ写真を簡単に撮影できます。

フロントカメラは32MPのAI搭載ビューティーカメラ

自撮りが大好きな若者にも嬉しい32MP。フロントカメラは犠牲になりがちなカメラですが、realme GT Master Editionは32MPという高解像度を採用。

SONYのセンサーを搭載しており、広角は85°までの撮影が可能です。パノラマビューや、フィルター、NightScape、ボケ効果制御、顔歪み補正など沢山の機能を搭載。

6.43インチ有機ELディスプレイはリフレッシュレート120Hzに対応

ゲームや写真のスクロールなどを滑らかに見せてくれるリフレッシュレートは最大120Hzに対応。タッチサンプリングレートは360Hzでゲームも楽しめそうです。

カメラを左上にパンチホールで搭載したことにより、画面占有率は驚異の91.7%を達成。低電力のAMOLEDディスプレイは、100% P3広色域で色の再現度も申し分なく、写真や動画を見るのも楽しくなりそうなディスプレイです。

もちろん指紋認証センサーはディスプレイ内に搭載しており、解除時の表示は8種類のアニメーションから選択できるとのこと。

Snapdragon 778G 5G搭載＆ゲーム用のGTモードも搭載

CPUには、2.4 GHzのクロック速度を備えたCortex-A78プライムコアを採用し、パフォーマンスが40%向上しました。Adreno 642L GPU は、40% 高速のグラフィックス レンダリングを可能にします。12TOPSを搭載した第6世代AIエンジンと組み合わせることで、その性能は想像を超えています。

AntutuベンチマークスコアV9では、総合52万点以上、CPU性能は15.6万点、GPU性能は15.5万点とされます。AntutuベンチマークスコアV8では、総合50万点以上、CPU性能は15.8万点、GPU性能は15.6万点とされます。

ミドルレンジでもかなり上位となり、GPU性能はハイエンドには劣る場面もありますが、ゲームの最大処理速度を向上させるGTモードを搭載しており、リッチな描写が無いゲームならば充分に楽しめる性能ではないかと思います。

またrealmeの触覚エンジンは、システムのあらゆる面に深く適応したリニアモーターをベースに開発され、3次元の振動フィードバックを感じる事ができるので臨場感のあるゲームが楽しめそうです。

こちらAndroid 11をベースにつくられたrealme UI 2.0のsystem画面です。使いやすそうな見た目ですが、Google Playが載っていないので、自分でGoogle Playをダウンロードする必要があるかもしれません。

ベイパーチャンバー冷却システムで強力に冷やす

realme GT Master Editionには、ベイパーチャンバー冷却システムが採用されています。超大ヒートシンク面積はコア熱源の100％をカバーし、5層冷却システムは、グラファイト、銅、アルミニウム合金、シリカゲルなどで構成されています。これにより、温度が大幅に下がり、電話が高性能の状態に保たれます。

65Wの急速充電対応で33分でフルチャージ完了

realme GT Master Editionは、65Wの高電圧で急速充電を行うスーパーダートチャージに対応で、わずか33分で100%までフルチャージを完了させることが可能です。

3GBのメモリに5GBの仮想メモリという面白い組み合わせ

デフォルトのメモリは3GBで、5GBの仮想メモリを合わせて最大8GBのメモリとなるようです。高度なDRE（ダイナミックRAM拡張テクノロジ）テクノロジは、ROMを仮想RAMに変換してRAMを拡張し、マルチタスクをよりスムーズに行うことができます。