Amazfit Bip 5 レビュー Bluetooth通話・アプリ簡易返信に対応で1.5万円のコスパ良好スマートウォッチ
Amazfit人気のエントリーモデル Bipシリーズ より、究極のコストパフォーマンスを実現した次世代モデル Amazfit Bip 5 が登場。
実機レビューの機会を頂いたので、さっそく各機能を試していきます!
Amazfit Bip 5 の特長
Amazfit Bip 5は、4つの衛星測位システムと、アレクサにも対応するZepp OS 2.0を搭載します。
Bipシリーズ最大の1.91インチの超大型ディスプレイは、260ppiの解像度を実現し、高精細な表示で、着信、メッセージやリマインダー、ヘルス&フィットネスデータがさらに見やすくなりました。
明るさが充分にある液晶は屋外でも見やすく、更に、タッチスクリーンは2.5D強化ガラスと指紋防止コーティングを備えており、快適に操作することが可能です。
10日間のロングバッテリーを備え、睡眠や血中酸素といったヘルスケア、Bluetooth通話やアプリ通知、多彩なスポーツモードなど、充実の機能を搭載しつつも、手頃な価格が魅力です!
- 超大型1.91インチディスプレイ
- Bluetooth通話やアプリ通知に対応
- 4衛星測位システム
- 120+ スポーツモード & 自動認識
- 24時間のヘルスケア分析(心拍数、血中酸素レベル、ストレス)
- 10日間のロングバッテリー性能
- Alexa搭載
- LINEなどのメッセージへのクイック返信対応(Androidのみ)
- 豊富な追加ミニアプリ
- iPhone / Android に対応
- IP68で水濡れにも安心の防水性能
個人的にとても気に入った点は、肌ストレス&邪魔にならない装着感と、タフなバッテリー性能と、カスタマイズ可能な物理ボタンと、SNS通知からの簡易返信機能です。
Amazfit Bip 5 のスペック
カラーは3色(ピンク/ホワイト/ブラック)で、私がレビューしているのは、ブラックモデルです。
ディスプレイ | サイズ:1.91インチ 種類:TFT-LCD 解像度:320×380 画面密度:260PPI |
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バンド | バンド素材:シリコン バンドサイズ:長さ155mm~210mm、幅22mm バンド仕様:クラシックピンバックル |
サイズ | 45.94×38.09×11.2mm (心拍ベース除く) |
重量 | 約40g(バンド含む)/約26g(バンド除く) |
防水グレード | IP68 |
接続 | Bluetooth 5.2 BLE |
バッテリー | 容量:300mAh 充電:マグネット式、約2時間でフル充電 |
スポーツ機能 | 120種類以上のスポーツモード 7種類のスマート認識機能 高度なランニングサポート |
ヘルス機能 | 24時間モニタリング:心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル 手動測定:心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、ワンタップ測定 睡眠の質のモニタリング:睡眠段階(REMを含む)、昼寝の時間、呼吸の質、睡眠スコア 健康評価システム:PAI |
健康リマインダー | 心拍数の異常、低酸素血症、高ストレスレベル、呼吸エクササイズ、座り過ぎリマインダー |
センサー | 健康:BioTracker™ 3.0 PPG 生体認証センサー 運動:3軸加速度センサー 測位システム:GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS モーター:ローターモーター |
搭載OS | Zepp OS 2.0 |
対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
アプリ | Zeppアプリ ※タブレット未対応 |
▼スポーツモードリストを見る
■ランニングとウォーキング
ランニング(屋外)、ウォーキング、ランニングマシン、ウォーキング(屋内)
■サイクリング
サイクリング(屋外)、サイクリング(屋内)、自転車モトクロス
■屋外スポーツ
ロッククライミング、釣り、狩猟、スケートボード、ローラースケート、パルクール
■屋内スポーツ
エリプティカル、ローイングマシン、ステップミル、階段ステッパー、スピニング、フィットネス(屋内)、エアロビクスコンボ、クロストレーニング、エアロビクス、グループキャリステニクス、ボディコンバット、筋力トレーニング、ステップトレーニング、体幹トレーニング、柔軟トレーニング、自由トレーニング、HIIT、ヨガ、ピラティス、体操、鉄棒、平行棒、バトルロープ、ストレッチ
■ダンス
スクエアダンス、社交ダンス、ベリーダンス、バレエ、ストリートダンス、ズンバ、ラテンダンス、ジャズダンス、ヒップホップダンス、ポールダンス、ブレイクダンス、フォークダンス、モダンダンス、ディスコ、ダンス、タップダンス
■コンバットスポーツ
ボクシング、レスリング、武道、太極拳、ムエタイ、柔道、テコンドー、空手、キックボクシング、剣道、柔術、フェンシング
■球技
サッカー、ビーチサッカー、バスケットボール、バレーボール、ビーチバレー、野球、ソフトボール、ラグビー、ホッケー、卓球、バドミントン、テニス、スカッシュ、ゲートボール、クリケット、ハンドボール、ボウリング、ポロ、ラケットボール、ビリヤード、セパタクロー、ドッジボール、アイスホッケー、シャトルコック、インドアサッカー、フットバッグ、スポールブール、ペロタ、フロアボール
■水上アクティビティ
ボート(屋外)、セーリング、カヤック、ローイング、ドラゴンボート、インドアサーフィン、チュービング、水上スキー
■ウィンタースポーツ
スケート(屋外)、スケート(屋内)、カーリング
■レジャースポーツ
フラフープ、フリスビー、ダーツ、スポーツカイト、綱引き、ジェンズ、eスポーツ、エアウォーカー、ブランコ、シャッフルボード、フーズボール、モーションセンシングゲーム
■ボードとカードのゲーム
チェス、チェッカー、開始(囲碁)、ブリッジ、ボードゲーム
■その他のスポーツ
縄跳び、アーチェリー、馬術
Amazfit Bip 5 の外観デザイン・仕様
パッケージ内容
外箱にはビニールがかけられており、丁寧な梱包です。裏面には簡単なスペック内容が英語で記載されています。
外箱の下部には、認証マークの印刷があります。技適マークの記載もあり。
パッケージには、以下の物が含まれます。
- マグネット式充電器
- 日本語にも対応の説明書
- Amazfit Bip 5本体
マグネット式の充電器は、Amazfit Bip 5専用となります。専用パーツの為、紛失注意ですが、会社などに置いておくようにもう1つ充電器が欲しいなどという場合は、Amazonなどで別途購入する事も可能です。
本体デザイン
時計右サイドには、マイクと物理ボタンを1つ搭載。
ボタンは押しやすく、手首を曲げた際にも、手の甲に当たって誤作動するような事はありませんでした。
時計左側には、スピーカーを搭載。Bluetooth通話に対応しており、スマホにかかってきた電話に応答し、ハンズフリー通話を行う事ができます。
ベルトは、肌に優しいソフトシリコン製で、ベルトの余りの部分が内側に収納される機構なので、ひっかかる事もなく快適な着用感です。
内側のベルトが少し押し上げるお陰もあって、若干緩めにつけてもセンサー部が浮いてしまう事がなく、心拍やSpO2などをしっかり計測できます。
時計部はプラスチック素材で構成されており、肌あたりも滑らかで、金属アレルギーのある人でも安心してつけられます。重量も40gと軽量で、つけている事を忘れる程の軽い装着感です。
ベルトはクリッカー付きの挿し込み式で着脱は簡単。バンド幅22mmのものと互換性があり、気分や好みに合わせて交換する事もできます。
大きくて見やすい液晶
Amazfit Bip 5のディスプレイは、輝度も充分で、屋外でも暗くならずに見やすいです。
超大型1.91インチディスプレイは通知なども読みやすく、またスポーツ時のトラッキング情報も一目で確認する事ができます。
Amazfit Bip 5 は、70種類以上のウォッチフェイスを選択可能で、いくつかのフェイスは表示するデータも変更する事ができます。
通常はバッテリー残量の表示になっているところを、女性に嬉しい紫外線指数表示に変更できたりと利便性は高いです。
更に、お気に入りの写真をフェイスにする事もでき、最大3枚入れると画面を起動するたびに異なる写真が表示されます。
時計部は、若干の厚みはありますが、女性の腕にも似合う雰囲気で、時計につけられているような感じにはなりません。
腕の細い人にも対応できるように、ベルト穴は沢山開いており、手首の直径13.5cm程度の私でも下から3つ目を利用しており、幅広い体型の人に適用できる仕様です。
充電方法と時間・バッテリーの持ち
充電は、時計の裏側に、専用マグネット式の充電器を吸着させて行います。充電器は、専用パーツとなり替えが効かないのが難点ですが、マグネットに引っ付けるだけで充電ができるのは手軽です。
充電の向きが違えばマグネットが弾いてくれるので向きを間違える事はなく、またかっちり嵌って逆さにしても落ちないぐらいの吸着もあるので、充電に失敗する事もありません。
モバイルバッテリーなどからの給電も可能で、充電は約2時間で完了します。
充電持ちは抜群で、最大10日間となります。公式による目安時間は、以下の通り。
- ハードな使用でのバッテリー持続時間:最大 5 日間
- 省電力モードでのバッテリー持続時間:最大 26 日間
- 時計モードでのバッテリー持続時間:最大 26 日間
- GPS連続使用:最大33時間
長袖を着ている際、どうせ袖で隠れてしまうという事で、手を動かした際に点灯する設定を入れていない場合は、11日利用しても45%も残量がありました。
その際、ボタンを押して画面を点灯させて確認しないといけませんが、通知などは震えてお知らせしてくれますので、使い分けでかなりバッテリーを延長させる事ができます。
直感的な操作が可能なUIで使いやすい
物理ボタンの挙動は、1度押しでアプリリストが表示され、長押しには、自分の好きなデータ表示やアプリ表示などのカスタマイズが可能。私は睡眠時間を表示できるように設定しています。
また、1枚目の写真のアプリリストは、9ボックススタイルか、クラシックから選択でき、カスタマイズ性も抜群。
写真は9ボックススタイルにしていますが、分かりやすいイラストで表示されているので直感的に操作が可能です。
上からスライドすると、充電残量、おやすみモード、スリープモード、懐中電灯、カレンダー、音量の調節、明るさ調節、シアターモード、設定、画面簡易ロック、スマートフォンを探すなどのメニューに素早くアクセスする事ができます。
またプライバシーを保護する機能も搭載で、腕から外した際、ロックがかかるモードも搭載。ロック状態になると、アプリの通知があっても通知内容は表示されず、振動だけでお知らせしてくれるのでプライバシー保護の観点からみるととても安心です。
Bluetooth電話やアプリ通知からの簡易返信に対応
スマホにかかってきた電話の通知はスマホ内の電話帳と同期されており、登録名で表示されます。また、真ん中の受話器マークを押すと、Amazfit Bip 5 でかかってきた通話に応答して、ハンズフリー通話を行う事ができます。
通話品質は良好で、運転中や、手が離せない場合、通話に応答する事ができるのはとても便利です。
アプリ通知は、アプリごとにアイコンマーク付きで通知が届き、その通知から返信する機能も搭載しています。
文字はあらかじめ登録されているものから選択する事で簡易返信が可能ですが、この登録文字は好きな文字+絵文字などに変更する事ができるので、下の画像のように、よく使う文章を登録していると、まるでスマホから返信しているかのような返信も可能です。絵文字だけで返す事もできます。
アプリ通知で選択できるアプリは、スマホ内のほぼ全てのアプリで(私のインストールしているアプリは網羅していました)、画面がオフの場合のみ通知を受けるなどの設定もあり、Amazfit Bip 5 のバッテリー消費を抑える事もできます。
Amazon Alexaに対応
右にスワイプした際に表示されるレジデントアプリケーションで、下にスクロールしていっきにメニューを確認する事ができます。
レジデントアプリケーションの項目は、Amazon Alexa / 音楽コントロール / 良く使う項目 / 天気 / PAI / アラーム / 睡眠トラッカー / 心拍 / アクティビティー / 血中酸素などが表示されており、この項目は追加したり並べ替えたりもできます。
Amazfit Bip 5 は、Amazon Alexaに対応しており、タップして話すだけでアシスタント機能を利用する事ができるのもポイント高いです。日常のちょっとした疑問にAmazon Alexaが答えてくれたり、アラームをセットしてくれたりします。
また音楽コントロールは、YOUTUBEなどにも対応しており、音量の調節や曲飛ばしなどもAmazfit Bip 5で操作する事ができます。
本体にインストールできるミニアプリにも対応
Amazfit Bip 5 本体に直接インストールできるミニアプリにも対応しており、Zeepアプリ内のApp Storeから好きな物を選んでダウンロードする事ができます。
計算機アプリと、1種類のフェイスをダウンロードして、使用可能な残りメモリは28.36MB程度。もう何個かアプリをダウンロードできそうな雰囲気で、十分なストレージだと思われます。
バイブの種類や強度、おやすみ時の自動検出機能など細かな設定も可能
Zeepアプリ内のスマートウォッチの設定では、沢山の項目の設定が可能で、バイブレーションの強さは標準と強が選択可能。標準でも充分すぎるほどの振動があり、通知に気づかなかったという事もほぼないでしょう。
また、バイブレーションの振動はカスタマイズ可能で、通知や着信など通知内容によって振動の種類を変える事ができます。変更は自分でスマホ画面をタップしてリズムを作れるので、短くしたり長く大袈裟にしたりできるので、腕の振動で着信通知なのかアプリ通知なのかSMSの通知なのかなどの判断も可能です。
またスリープモードや、スリープモードのスマート有効機能も搭載。睡眠を検知すると自動でスリープモードに入る機能も搭載しており、有効にしていると、昼寝中に通知で起こされるのを防いでくれます。
Amazfit Bip 5 のヘルス&スポーツトラッキング機能
健康に関するデータが一目で確認できるアプリが優秀
上のスクショは、アプリのトップページになりますが、1日のヘルスデータ(歩数、睡眠の質、24時間の心拍数や血中酸素レベル、PAI健康評価、消費カロリー、ストレス度など)が一覧表示されており、一目で確認できます。
もちろんAmazfit Bip 5本体でも確認可能ですが、個人的にはアプリで見た方が詳細が分かりやすく、またアプリのUIも直感的に操作ができる仕様でとても使いやすいです。
睡眠トラッキング
Amazfit Bip 5 の睡眠トラッキングは24時間対応で、どんな時間に眠っても詳細の記録が可能です。あまりに変な時間に眠ると、夜間の睡眠ではなく仮眠として記録されてしまい、詳細な睡眠トラッキングができませんが、それでも睡眠時間と深い睡眠/浅い睡眠などの記録はできます。
その日の睡眠データはAmazfit Bip 5本体で表示可能で、アプリをわざわざ見なくても詳細の確認ができますが、アプリでは記録を蓄積してくれて、睡眠の規則性や呼吸の質などのデータを見る事ができます。
また1週間の睡眠をまとめて評価してくれる機能も搭載しており、睡眠不足が続いている、または、睡眠の質が悪いなどの評価が一目で分かります。睡眠状況が色分けされたグラフで確認しやすく、アドバイスも的確です。
睡眠時の心拍数や、呼吸についても詳細に評価してくれます。呼吸の質は睡眠時の血中酸素飽和度から算出され、酸素濃度が低くなったら記録されます。
運動トラッキング機能
Amazfit Bip 5 は、自動運動検出機能も搭載しており、ウォーキング(屋内/屋外)、ランニング(屋内/屋外)、ランニングマシン、屋外サイクリング、エリプティカル、ローイングマシンが自動で検出されます。
手動で沢山あるスポーツモードの中から、計測したい項目を探してスタートすると、屋外の場合は基本的にGPSもONになります。10秒程度の高速で正確な位置を測位することができ、即座にスポーツモードに入れます。
屋外ウォーキングの計測では、運動経過時間、移動距離、消費カロリー、心拍数の状態から算出した有酸素/無酸素運動などの状況、速度、歩数、心拍数の状態のグラフが確認できます。
ランニング中は、1kmごとにタイムの読み上げもしてくれ、ペース配分を音声で認識できるので、長距離をランニングするような本格的なスポーツ思考の人にも向いています。
屋内での運動時は、移動距離がなくなり心拍数と、心拍数の状態から算出した有酸素/無酸素運動などの状況、消費カロリーが表示されます。
無酸素/有酸素運動の状態が把握できるのは、効率よく脂肪燃焼させたいダイエッターとしては便利に感じます。
トレーニング終了時には、トレーニング効果などの詳細のほか、完全回復までの時間も表示され、効率よく運動を続ける指標も把握できます。
運動記録は、GPSによる詳細な移動記録、心拍ゾーン、トレーニングの効果などの確認が可能です。
上の写真は、踏み台昇降で簡単な運動をしただけの記録ですが、こんなにも詳細に記録が見れるので、運動に対するモチベーションが上がります!
Amazfit Bip 5 レビュー総評
Amazfit Bip 5 は、Amazfit社のスマートウォッチの中では、手頃な価格で人気のエントリーモデルですが、GPSを搭載して屋外スポーツの記録詳細が取れるなど、素晴らしい性能を備えている上に、Bluetooth通話やアプリ通知などの機能も充実。
特にBluetooth通話は便利で、スマホから離れていたり、スマホをバッグの中になおしてしまっていても、腕に装着しているAmazfit Bip 5で応答できるので、画面が大きくなったスマホをポケットに入れる必要がなくてスマートな生活を送ることができます。
1.91インチの高精細な液晶は、四角形デザインで表示領域が広くてとても見やすく、老眼が始まった人の目にも優しいです。また、バッテリー性能も高く、頻繁に充電しなくて良いところも魅力です。
スマートウォッチに必要な最低限の機能はほぼ網羅したAmazfit Bip 5は、コスパ良好のスマートウォッチを探している人におすすめです!
Amazfit Bip 5 の購入はこちらから
Amazfit Bip 5 は、以下のショップから購入可能です。
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