アビドパッド S80 レビュー Snapdragon 685搭載、11インチWidevine L1(Netflix HD対応)タブレット

アビドパッドさんより、最新の11インチAndroidタブレット『AvidPad S80(アビドパッドエス80)』をサンプル提供頂いたので、実機レビューです。

アビドパッド S80 レビュー

アビドパッド S80は、90Hz高リフレッシュレートの11インチのFHD解像度、Widevine L1(Netflix HD対応)ディスプレイに、Snapdragon 685 8コアCPUと、最新のAndroid 14 OSを搭載した、POVOの通話&通信が使える4G LTE対応のタブレットです。

メモリ最大24GB、ストレージ128GB + 最大1TBのMicroSD拡張を備え、4大衛星測位システム+A-GPSにも対応。マルチタスクが得意でライトなビジネス用途、映画鑑賞、カーナビ替わりにと幅広い用途におすすめできます!

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

アビドパッド S80 のスペック詳細

OS Android 14
CPU Snapdragon 685
8コア(A73 2.8GHz ×4 + A53 1.9GHz ×4
GPU Adreno 619 565Mhz + 6nm SOC技術
メモリ ・メモリ:24GB ( 8+16拡張 )
・ストレージ:128GB
MicroSD 最大 1TB(SIMトレイ共有型)
ディスプレイ ・11インチ
・1920×1200  16:10
・画面密度215ppi
・輝度300nit
Widevine L1(Netflix HD対応)
背面カメラ 16MP
前面カメラ 8MP
wifi 2.4/5G WIFI
Bluetooth Bluetooth 5.0
出入力 ・TYPE-C
・3.5mmオーディオジャック
バッテリー 8500mAh 18W PD急速充電対応
GPS GPS/Beidou/QZSS/GLONASS/Galileo + A-GPS
センサー 光センサー、ジャイロセンサー、加速センサー、ホールセンサー、重力センサー、近接センサー、顔認識機能付き
その他 日本語対応、Google Playサポート、OTGサポート
サイズ/重量 高さ25.7×幅13.8×厚み0.8cm, 525g
SIM 2×nano SIM(MicroSD排他仕様)
対応バンド周波数
2G B2 B3 B5 B8
3G B1 B2 B4 B5 B8
4G B1 B2 B3 B4 B5 B7 B8 B12 B13 B17 B20 B25 B26 B28 B66 / B38 B39 B40 B41

対応周波数バンドの実機検証結果

アビドパッド S80 レビュー 対応周波数バンドの実機検証結果

POVOで実機検証した結果、APNを追加しただけで通話・通信共に利用できました。
対応周波数が広く、使いやすいタブレットです。肝心なプラチナバンドは、ソフトバンクは対応、AU/DocomoはB26とB28で賄えるもののB18には非対応となる為、楽天モバイルはエリアが狭くなるのではないかと思います。
とは言え、この手のタブレットとしては優秀すぎる対応周波数バンドを持ちます。もちろん技適付き!

アビドパッド S80の外観

アビドパッド S80 レビュー

外箱にはビニールかけられており、シンプルなデザインで清潔感があります。内部もタブレットの周りにはしっかり緩衝材が入っていて安心。

裏面には、各種認証マークなどの記載があり、日本向けの技適認証マークの記載などもありました。技適付きなので、安心して日本国内でも利用できます。

アビドパッド S80 レビュー

パッケージに含まれるのは、以下の通りです。

  • アビドパッド S80本体(保護フィルム付き)
  • TYPE-C 充電ケーブル
  • USB 充電器
  • イジェクターピン
  • ユーザーマニュアル(日本語対応)

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USB充電器は日本対応で、そのままコンセントに挿し込んで使えます。対応電圧は、100V-240Vまでをサポートし、入力は 0.3A、出力は 5.0V 2.0A 10Wという仕様です。アビドパッド S80本体は、9V 2AのPD充電にも対応するので、モバイルバッテリーなどを利用する際は、ここに適合するかをご確認ください。

アビドパッド S80 レビュー

説明書も日本語に対応で、超がつくほど丁寧に書いてあって操作方法も分かりやすいです。

アビドパッド S80本体には、あらかじめ保護フィルムが貼り付けられています。その保護フィルムの上にもフィルムが貼られているので、剥がしてから使用します。また、背面のカメラレンズ、レンズ周り、背面にも丁寧に保護フィルムが貼ってあります。

画面の保護フィルムは、きっちり貼り付けられており、気泡の混入も無し。指紋の付着を防止するなどの機能を搭載したフィルムではないように思えましたが、クリア度は高く、操作にも影響しない高品質なフィルムです。

アビドパッド S80 レビュー

右サイドには、TYPE-Cポート・スピーカー2つ・MicroSDトレイ、下部の角にイヤホンジャックを搭載。

アビドパッド S80 レビュー

左サイドには、スピーカーを2基のみ。

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上部には、電源ボタン、音量ボタンを搭載。厚みを計測してみた結果、8mmと公式の公表通りで、手に持った感じも薄型感があります。

アビドパッド S80 レビュー

背面はメタリック感があるシンプルな外見。カメラ周りも本格的に見えてテンション上がります。

アビドパッド S80 レビュー

リアカメラは16MP。なかなかに高画質で、テキストや風景撮影など幅広く使えますが、若干カメラが突起している為、デスクに置いて利用時角を押すと少しカタカタします。

アビドパッド S80 レビュー

フロントカメラは、800万画素。ベゼル内に収納されており、ノッチレス。また、フロントカメラによる顔認証ロック解除にも対応しており、ホーム画面へスムーズにアクセスが可能です。

アビドパッド S80 レビュー

重量は525g。このサイズ感から考えるとかなり軽量ボディーかと思われます。ホールド感も良いです。

アビドパッド S80 の使用感

ディスプレイ性能

アビドパッド S80 の使用感

アビドパッド S80 の11インチのディスプレイは、1920×1200 FHD解像度、アスペクト比16:10 の黄金比率を備えます。

縦長/横長になるワイドディスプレイは、縦表示でニュースの閲覧、横表示でExcelの表の閲覧や画面分割など、表示領域が広くなって見やすくなります。

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画面密度215ppiのディスプレイは、、画面を分割して小さな文字を表示してもドットの粗さは目立ちません。画面を分割して小さな文字を表示してもドットの粗さは目立ちません。画面分割は、半分だけでなく、1/3と2/3にも対応しており使いやすいです。

更に、画面の明るさを自由に調節できる機能も搭載するほか、低照度で目を労わる夜間モード、集中力をあげるダークモード、更に輝度を下げる機能も搭載し、スライドメニューから簡単にワンタッチで操作できます。

アビドパッド S80 レビュー

アビドパッド S80は、178度の広い視野角を持つIPS液晶を採用し、色鮮やかで高精細な表示を実現しています。横持ちした際に、指が干渉しない程度の程よいベゼルで操作性も良好。

アビドパッド S80 レビュー

上の写真を更に寄りで撮影してみましたが、ドットの粗さはなくとても鮮やかできれいな表示です。

アビドパッド S80 レビュー

YOUTUBEも1080Pまで選択可能。こちらもとても美しい表示ですね。

アビドパッド S80 レビュー

90Hzリフレッシュレートはタブレットとしては高リフレッシュレートにあたり、高解像度の動画などもぬるぬる美しく見えます。

アビドパッド S80のWidevine L1は、Netflixの再生設定でもWidevine L1との表示でした。ほぼ全ての動画ストリーミングサービスで、HD高画質を選択可能です。この仕様は、映画や動画をNetflixやAmazonプライムビデオで鑑賞する趣味がある人にとっては外せないポイント!

また、スピーカーは両サイドに2基ずつ、合計4基を搭載しており、臨場感のある音場を楽しめます。ただし低音に強いなどという事はなく、その辺はタブレットクオリティー。音量は大きく出ます。

また、Bluetooth 5.0対応ですが、コーデックはSBCのみでした。3.5mmイヤホンジャックを搭載するので、お気に入りのヘッドフォンやイヤホンがある人は有線接続をするか、ワイヤレスでロスレス再生したい人は、トランスミッターなどを使った方がいいかも。

パフォーマンスと性能

アビドパッド S80は、CPUに最大動作周波数2.8GHzのSnapdragon 685 オクタコアプロセッサを搭載します。

また、メモリは8GBを標準搭載し、16GBの拡張機能で、最大24GBまで増やす事ができ、沢山のアプリを同時に開くなどのマルチタスクを快適にこなします。

wifiは11axをサポートし、5GHz&2.4GHzのデュアルチャンネルで、ネットニュース閲覧時など、タップしてすぐに次の画面に切り替わり、サクサク快適に閲覧可能です。

Antutuベンチマーク

▼AntutuベンチマークV10で、総合性能352,563、CPU性能108,603、GPU性能43,970

アビドパッド S80 Snapdragon 685 Antutuベンチマーク

最近Unisoc T606を扱う機会が多かったため、ダウンロードの速さ、ベンチマーク終了までの速さに感動しました。快適です。

GeekBench

▼GeekBench 5:Single-Core Score 440、Multi-Core Score 1783、OpenCL Score 511

アビドパッド S80 Snapdragon 685 GeekBench

▼GeekBench 6:Single-Core Score 479、Multi-Core Score 1564、OpenCL Score 385

アビドパッド S80 Snapdragon 685 GeekBench

Google Octane 2.0

▼Google Octane 2.0:Octane Score 19,288、Multi Core Score 164,542

アビドパッド S80 Snapdragon 685 Google Octane 2.0

パフォーマンステスト

アビドパッド S80 Snapdragon 685 パフォーマンステスト

ゲーム性能

Snapdragon 685 PUBG

PUBGではHD画質が選択できず、標準/高のみとなりました。

ただし、このCPUパフォーマンス性能であれば、設定次第ではある程度ゲームを楽しめるのではないかと思います。

豊富なセンサーを搭載

アビドパッド S80 レビュー

アビドパッド S80は、顔認識機能をはじめ、光センサー、ジャイロセンサー、加速センサー、ホールセンサー、重力センサー、近接センサーを搭載。

アビドパッド S80 レビュー

写真は加速度計とジャイロスコープをテストしてみたところです。加速度センサーは端末の傾きをしっかり把握してボールを正確にゴールに入れる事ができ、ジャイロスコープは3軸全てセンシティブに動いて画面の回転を正確に感知するので、シューティングゲームなどをより楽しめるでしょう。

また、光センサーは周辺の明かりを0.1ルクス単位で判断して、自動で液晶の明るさを調節可能。近隣センサーは、5cm以下になると動作するようで、通話中などの誤タッチをしっかり防いでくれそうです。

Android 14 OS

アビドパッド S80 レビュー

アビドパッド S80は、最新のOSであるAndroid 14を搭載。使用感は素のAndroidに近く、プリインストールアプリも最小にとどまっており、不要なアプリが入っていないのが良いです。

OS自体の容量は37GBと、そこそこ大き目に見えますが、これは拡張機能の16GBを消費している表示となり、OS自体のサイズは21GBとなります。更に、もとのストレージが128GBもあるので、まだまだ沢山の容量が余っていますが、もっと容量が欲しい場合は、MicroSDを最大1TBまで入れてストレージを拡張する事ができます。

更に、このOSは、パフォーマンス、プライバシー、システム機能、セキュリティーなどの機能がアップグレードされており、パスコードロックも6桁まで設定できます。

アビドパッド S80 レビュー

メモリ拡張機能は、設定のシステムから細かく設定可能で最大16GBまで拡張させることができ、元のメモリと合わせて最大24GBとかなり大容量。もはやノートパソコンといっても過言ではない容量で、沢山のアプリを同時に開いてマルチタスクを快適にこなせます。

アビドパッド S80 レビュー

スライドで出てくるメニュー一覧です。沢山のメニューがあるほか、邪魔されたくない場合にアプリを一時的に凍結できるフォーカスモードにも対応していて使いやすいです。

アビドパッド S80 レビュー

Android 14は、タブレットを横向きで持った際に、タブレットの画面を横方向に分割し、アプリのメインメニューとコンテンツページを同時に表示する事ができ、Googleマップなどは特に恩恵があります。

アビドパッド S80は、4G LTEの対応周波数が広く、VoLTEが必要なSIMの利用も可能なので、高性能なGPSを活かしてカーナビとしての利用も捗りそうです。

カメラ性能

アビドパッド S80は、前面にHDビデオと顔認証機能をサポートする800万画素のカメラと、背面にフラッシュライト付きの1600万画素のカメラを搭載します。

こちらは背面カメラでアビドパッド S80の説明書を撮影していますが、オートフォーカスで簡単にピント合わせが可能で、タブレットに求める機能は十分に満たしているカメラと言えます。

バッテリー性能

アビドパッド S80 バッテリー性能

アビドパッド S80は、8500mAhの大容量バッテリーを搭載。

このスクショではなぜか4時間となっていますが、Braveで7時間、輝度/音量ともに50%でYOUTUBEの動画を再生したところ、バッテリーは残り60%となっていました。かなり優秀だと思います。

アプリをあまり入れていないというのもありますが、スタンバイの消費電力もとても低く、更にバッテリーを活かしたい場合は、バッテリーセーバー機能も搭載しており、文句なしの性能だと言えますね。

OTA対応

私の端末では特にそのような事はなかった(音量最小で聞いてなかったので気づかなかった?)のですが、音量が小さくなると音飛びがする、翻訳テキストが不自然になるという不具合が発生していたとのことで、この度OTAでこの不良が改善されたとのこと。

不具合は良くない事ですが、システムアップデートで不具合を解消してくれる点などは、かなり好印象。

アップレートの手順は以下のとおりで、必ずタブレットの電池残量が80%以上で行う事という注意喚起がありました。また、顔認証ロックを解除してからOTAをしてくださいとの事でしたので、私は念のためパスコードロックも一緒に解除してアップデートを行いました。

実際数分で終わる作業で、充電の残量はそこまで関係なかったですが、アップデート中にエラーが発生するのを防止するために守った方が良いです。

  1. 設定メニューの「タブレット情報」を選択
  2. タブレット情報画面の「System Update」をタップ
  3. 次画面一番下の「最新バージョンのファイルがあるか確認します」をタップ
  4. 最新バージョンではない場合、「ワイヤレスアップデート」の画面に「ダウンロード」のボタンが表示されるので、タップしてダウンロード終了まで待つ
  5. ダウンロード終了後、再起動の案内が表示されるので、「Restart Immediately」をタップ
  6. すぐにタブレットが再起動し、アップデートデータのダウンロードとインストールが終了し、完了となります

全てが終わって再起動したら以下のような画面で立ち上がります。

翻訳テキストのおかしいところはそもそも見つけられなかったのですが、再起動後に音量最小でしばらくYOUTUBEを再生してみましたが、音飛びなどの症状はありませんでしたので、もしお困りの方がいらっしゃったら、上記手順でOTAを行ってみてください。

アビドパッド S80 レビュー総括

アビドパッド S80は、11インチFHD 解像度の大型ディスプレイを備えており、WideVine L1は、Netflixを含むほぼ全ての動画ストリーミングサービスのHD高画質再生に対応します。

また搭載するCPU性能も低価格タブレットの中では高めの性能で、サクサク快適に動作します。読書、書類チェック、SNS閲覧、ネットショッピング、動画や映画の鑑賞など、幅広く使えるタブレットでした。

4G LTE対応のタブレットは数多くありますが、対応周波数が多めでAU系も使えるタブレットは少ない中、アビドパッド S80はばっちり対応してくれるので、そう言う意味でもおすすめです!

アビドパッド S80のセール情報

アビドパッド S80は、Amazonで定価35,999円のところ、現在9%割引セール+9,000円の割引クーポンが出ています。商品ページのクーポンを適用後、カートに追加して購入へとおすすみください。

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