Chuwi Lapbook Plusの特徴

Chuwi Lapbook Plusは15.6インチという液晶サイズを持ちながら、薄さ最大6mm、重量はわずか1520gに抑えられています。一般的にモバイルPCとしてストレスを感じない範囲が1500gと言われているので、持ち運び用途にも対応できると思います。

Chuwi Lapbook Plusの売りは4K高解像度のIPSディスプレイ。色の再現性を左右するsRGBカバー率は100%で、映像の輝度幅を拡大し高画質化するHDR（ハイ・ダイナミック・レンジ）技術も採用しており、高画質で撮影した写真や4K動画を限りなく本物の色に近い状態で表示できます。

またChuwi Lapbook Plusは、 デュアルハイパワーラウドスピーカーを搭載しており、ノートPCでありながらも立体的な音を再生します。あくまでノートPCなので、低音などには限界があるとは思いますが、4Kビデオの再生時はより没入できるように拘っているとのこと。

フロントに200万画素のカメラも搭載しており、ビデオ通話なども楽しめます。外観は軽量なアルミニウム – マグネシウム合金採用で、低価格PCとは思えないほどの仕上がりになっています。

メモリ8GB+デュアルSSDストレージを搭載。本体の256GB SSDストレージに加え、M.2 SSD拡張スロットでは最大1TBまでのストレージ拡張が可能となっています。本体ストレージにハイスピードの書き込みが可能なSSDを採用しているのもポイントが高いです。

バッテリーサイズは36.5Whの5000mAhですが、消費電力を抑えるApollo Lake (Intel Atom X7-E3950)を採用しているので、最大9時間という驚異のバッテリー性能を実現しています。CPU性能ではあまり評価されていないAtom機にはなりますが、CPU負荷が低い分バッテリー寿命を延長できるというメリットがあります。更に24Wの急速充電にも対応があります。

CPUスペックから見るとChuwi Lapbook Plusは、動画の編集や画像の編集、多くのアプリやツールを同時に使うと言ったCPU負担のかかる作業は苦手ですが、4K動画の再生には耐えうる性能ですので、動画の再生や写真の確認や保存、ウェブブラウジングやライトなオフィス作業が目的ならば、むしろコスパが良い端末になり得ると思います。オフィス作業で代表的とされるExcelなどは動作が軽いので、Atom機でも十分こなせると言われています。

Chuwi Lapbook Plusはフルサイズのキーボードと、更にテンキーを搭載。数字の入力が多い人には、15.6インチの大画面に加えてテンキー付きはメリットが多いのではないでしょうか。

またキーボードにはバックライトも搭載しており、暗所での作業もこなせます。トラックパッドも幅ぎりぎりまで大きくとっており、マウス無しでの膝の上での作業なども捗りそうです。

公式ページにはRJ45 gigabit ethernetサポート、VGAサポートとの記載がありますが、スクリーンショットで確認したところそれらしいポートがありませんので対応はないかもしれません。USBの数もおかしいので、間違いがあり得そうです。

インターフェイスはMicroHDMIに対応しており、外部ディスプレイへの出力も可能です。WiFiはデュアルバンドの5G/2.4Gに対応。802.11acが使えるので、干渉の少ない高速通信が利用できて快適です。

●まとめ
Atom性能でこなせるライトな作業が多い人向けではあるものの、バッテリー駆動時間最大9時間、15.6インチという大きな作業環境を1.53kgに詰め込んでいるのは素晴らしい。4Kディスプレイを始めとし、キーボードや本体の質感などの外観は低価格とは思えない程の仕上がりで、5万円以下で購入できる点ではコスパは良いと思います。

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