主な特徴

• GreenRadio™ ステレオテクノロジー採用で、片耳使用に対応
  左右の切り替えはスムーズですが、ケースから出した方のイヤホンから『パワーオン』というアナウンスが流れ、一瞬再生音が小さくなります。もちろん自動ペアリングにも対応。
• 最新のチップとBluetooth 5.0技術を搭載、低消費電力を実現
  イヤホン単体では5時間の連続再生が可能で、充電ケースを併用すれば更に19時間の再生が可能となり、合計で24時間の再生時間になります。
• 急速充電対応で充電切れでも即対応
  たった10分の充電で、約2時間の音楽再生が可能な充電が可能な、急速充電に対応しています。
• 6mmドライバー搭載でパワフルな低音
  デュアル6mm径のチタンコート振動板を搭載しており、3千円以下という価格からは想像できない厚みのあるクリアな低音が心地よく、ドンシャリ好きも納得の低音です！
• 軽量コンパクトなイヤホンはフィット感抜群
  片側わずか3.9gという超軽量のイヤホンは、人間工学に基づいたカナル型デザインによる、安定した快適な装着感が特徴です。イヤーピースは浅めで、3サイズ（S / L / M）のソフトシリコンを採用。
• 汗や水に強いIPX7の防水性能
  1ｍ程度の水に最大30分間浸しても保護されるというSweatshield™テクノロジー採用で、IPX7の防水性能を実現。密閉された外層のナノ防水コーティングと強力な防水接着剤で、汗や水による内部の浸水を防ぎます。湿気や汗などから保護するだけでなく、汚れたら軽く洗っても平気というクオリティーです！
• タッチで音量調節操作が可能
  EarFun Free Miniはタッチセンサーを採用しており、音量の上下、曲送りと曲戻し、再生と停止、着信応答と終了と通話の拒否、音声アシスタントの起動に対応。特にこの価格帯で音量の上げ下げに対応しているのは優秀です。

仕様・スペック

▼技適対応ありです。

また、18カ月の安心保障対応です。更に会員登録する事で、12カ月延長され、最大30カ月の製品保証が受けられます。

パッケージ内容

EarFun Free Mini イヤホン本体
充電ケース
USB TYPE-C ケーブル
イヤーピース（3サイズ）
日本語対応の説明書

バッテリー残量はLEDで確認可能

バッテリーケースの充電残量は、ケース中央にあるLEDの表示で確認可能。

• 5秒間白点灯：10%以上の残量
• 5回赤点滅：10%以下の残量

赤に点滅したら充電するようにとの事ですが、外出先で赤色点滅になった場合の絶望感を考えると、40%ぐらいでも教えて欲しかったところですね。ここは少し残念ポイント。

軽量コンパクトなサイズ感が使いやすい

バッテリーケースは、55mm×26mm×43mmというコンパクトなサイズ感で、更に重量も38gと超軽量。胸ポケットやデニムのポケットに入れていても重さを感じる事もなくモバイル性抜群です。

フィット感抜群のイヤーピース

EarFun社のイヤーピースは、浅めでフィット感抜群です。耳に入れた瞬間に圧を感じる程にぴったりくるので、浅めが好きな人には最高のイヤーピース。サイズもS/M/Lの3種類あるので、幅広い耳の形に適合します。

EarFun Free Miniのサウンドチューブの太さは一般的なイヤホンとさほど変わりありません。LサイズをSONY製と比較し、ほぼ同等のサイズ感と着用感です。

EarFun Free Miniのイヤーピースは少し付け根が短い仕様で、SONYのイヤーピースLサイズに交換した場合は、ケースに干渉してしまって蓋がしまりませんでした。どうしても交換したい場合は、付け根を少しカットするなど工夫が必要になりそうです。

IPX7防水性能でフィットネスに最適なデザイン

EarFun Free Miniは丸くコロンとしたデザインで、個人的には耳へのおさまりはAir Proなどの棒がついているタイプより良く感じます。重量も39gと軽量なので、激しく頭を振ってもイヤホンの自重で飛んで行くような事はありませんでした。

唯一開いている穴は、こちらのマイク穴のみ。ですが、Sweatshieldテクノロジーで内部浸水を防ぐ構造ですので、安心して汗をかくようなフィットネス時にも利用が可能です。

ケースもイヤホンもマットデザインですが、若干傷や指紋が付きやすい感じをうけました。

操作方法

マニュアルはマルチラングエッジに対応で、日本語での説明もあります。『EarFun Free Miniの説明書』よりダウンロードも可能ですので、もし無くしちゃった場合でも安心。

EarFun Free Miniは、イヤホンにタッチコントロールを搭載しており、イヤホンを軽くタッチするだけで各種操作が可能です。タッチの精度は良好で、誤作動によるストレスは感じません。

イヤホンの接続方法と、接続が不安定になった場合に試したいリセットの方法は以下の通りです。

TYPE-C充電＆イヤホンは急速充電対応

EarFun Free Pro 2はワイヤレス充電に対応していましたが、コスパモデルのEarFun Free Miniはワイヤレス充電には非対応。TYPE-Cケーブルで有線充電のみ対応になります。

バッテリーケースの充電は約2.5時間、イヤホンの充電は約1.5時間でフル充電が完了します。また、イヤホンは高速充電に対応していて、たったの10分の充電で2時間の音楽再生が可能なバッテリーをチャージする事が可能です。

音質は価格以上！

EarFun Free Miniは癖のないクリアな音質です。スマホにつないだだけで良い音が鳴ります。もちろんハイエンドモデルと比較すると、シンバルなどの音が騒がしく聴こえてしまい、高音に若干のまとまりの弱さを感じましたが、アンダー3千円とは思えない高音質でした。

何よりも驚いたのが、6mmドライバーからどうやったらこんな低音が鳴るのと驚くほどの厚みのある低音。鼓膜にしっかりと響くバスの音はとてもクリアで、低価格イヤホンにありがちな籠った印象などは皆無でした。

モノ再生時、左右のチャンネルはミックスされますので片耳利用時の音欠けはありません。また、音像定位も正確で、距離的には15mが伝達距離ですが、壁を2枚挟んで15m以上離れても途切れはなく、安定した接続です。

通話音声の品質に関しては、静かな部屋では充分に使えるクリアな音声品質でした。EarFun社はノイズキャンセリングが優秀なイヤホンが多く、該当機種と比較すると、背後の騒音がダイレクトに届いてしまうので、EarFun Free Miniはながら通話には向きません。EarFun社のハイエンド機種と比較すると、若干機械的な音声に聴こえないでもないですが、この価格とは思えないほどクリアな音声品質なのは間違いないです。

総評

ワイヤレス充電、外音取込み、ANCなどの機能を大胆に削って、IPX7の高品質な防水とコンパクトサイズの使いやすさとお手頃な価格に全振りしたEarFun Free Mini。

音質は、音楽再生、通話品質ともに予想以上の性能で、EarFun Free Miniが5千円ですよって言われても、お買い得だと思える品質でした。実際には2千円台で購入できるので、もはや驚きのレベルですが。

個人的には用途を選ぶ場面もあると思いましたが、安いけれど高音質なイヤホンが欲しいという人にはおすすめできるイヤホンです！