OnePlus Buds Z レビューとOnePlus Budsとの性能比較

OnePlus Buds Z レビュー

以前レビューした『OnePlus Buds』の弟分にあたる、『OnePlus Buds Z』 の実機レビューです。せっかくなので2つの比較を交えてレビューしていきたいと思います!

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

OnePlus Buds Z の仕様と上位版のOnePlus Budsとの比較

OnePlus Buds Z レビュー OnePlus Buds Z の仕様と上位版のOnePlus Budsとの比較

OnePlus Buds Z OnePlus Buds
価格 4,086円より 7,053円より
音楽再生時間 5時間 7時間
通話時間 3時間 4時間
ケース含む再生時間 20時間 30時間
バッテリー ケース:450mAh
イヤホン:40mAh
ケース:420mAh
イヤホン:35mAh
イヤホン急速充電 15分で2時間 10分で2時間
ケースサイズ 75×35.9×29.05mm 52.21×59.62×24.4 mm
ケース重量 40g 37g
イヤホンサイズ 37.98×23.35mm 37.89×18.81mm
イヤホン重量 4.35g 4.7g
イヤホン形状 カナル型 インナーイヤー型
ドライバー 10mmダイナミックドライバー 13.4mmダイナミックドライバー
ドライバー感度 97 dB ± 3dB @ 1 KHz 97 dB ± 3dB @ 1 KHz
周波数応答範囲 不明 20 Hz – 20 KHz
防塵・防水規格 IP55 IPX4
充電 USB TYPE-C
Bluetooth Ver.5.0
対応コーデック AAC・SBC

イヤホンの急速充電に関して、『OnePlus Buds Z は10分で3時間の充電ができますが、それはケースと併用の話で1.5時間後にケースに戻す必要があります。15分の充電で2時間の音楽再生が可能です。』と書いてあります。紛らわしい書き方ですね。

OnePlus Buds Z の仕様と上位版のOnePlus Budsとの比較

上がOnePlus Budsで下の横長の方がOnePlus Buds Zです。艶消しのOnePlus Budsの方がメーカーロゴが目立たないのもあって重厚感があるように見えます。またサイズもコンパクトで持ち運びはしやすく感じます。

OnePlus Buds Z は上位版より価格が3千円ぐらい安い事で、バッテリー性能やドライバーなどに多少の違いがありますが、OnePlus Buds Z の特徴はカナル型でスポーツ性能が高いというところにあると思います。防水性能もIP55と高く、雨ぐらいの水しぶきならば耐えれます。

そして、イヤホンとイヤホンをつないでネックバンドになるシリコンバンドがセット販売されているのも特徴です。ランニングや激しいスポーツをする際、左右完全独立型のイヤホンは邪魔にならなくて便利なのですが、紛失リスクがあがります。シリコンバンドでつないでおけば紛失するという事は免れるので、用途で分けるという考え方も良いのかも。

装着感はカナル型のOnePlus Buds Z と、インナーイヤー型のOnePlus Budsでは全然違います。耳を塞ぐのが嫌で、ある程度の外音を取り込みたい人はOnePlus Buds Z がとても良く感じると思いますが、遮音性や装着感の安定度で言えば廉価版であるOnePlus Buds Z の方がかなり上です。OnePlus Buds Zのイヤーピースは柔らかいけどコシのある素材で、耳の奥にしっかり入り込むのでどんな耳にも使いやすく音楽再生時にもより低音の迫力をしっかり感じられます。

両方をOneplusにつないで利用している私ですが、外音を取り込みたい場合や落ち着いて座って作業する場合はOnePlus Budsで、掃除や家事をする場合はOnePlus Buds Z を手に取ります。通話含め音質は上位版の方がいいけれど、遮音性や装着安定度はOnePlus Buds Z の方が断然良いです。

通話時のノイズキャンセリング効果は価格差が顕著で、3つのマイクを搭載しているOnePlus Budsの方が上になります。OnePlus Buds Z の搭載マイクは2つとなり、静かな場所や車の中での利用時のロードノイズなどは同等にノイズキャンセリングしてくれるのですが、外が強風の場合はOnePlus Buds Zは風切り音が相手に伝わってしまいます。ですが、風が直接イヤホンに当たらない比較的静かな場所での利用ならばOnePlus Buds Zでも充分なノイズキャンセリング性能を発揮してくれて通話相手からの苦情は一切ありません!




OnePlus Buds Z レビュー

OnePlus Buds Z のパッケージ内容

OnePlus Buds Z レビュー

今回私がレビューするのは、『OnePlus Buds Z E502A モデル』になります。多言語対応で、説明書は2つありますが、どちらも分かりそうな言語は英語のみで日本語には対応がありません。商品ページにGlobalともChineseとも書いてあるのでどちらのモデルかわかりませんが、ビープ音しかならないのでどちらのモデルでも構わないと思います。

イヤホンケースの中にイヤホンとイヤーピース、また小袋の中にもイヤーピースが入っており、S/M/Lサイズのイヤーピースが入っています。私はLサイズがばっちり合うので、SONY製のシリコンイヤーピースLまたはLLサイズが具合良い人はバッチリかと思います。

充電ケーブルはTYPE-C、右下のシリコンのパーツは、イヤホンとイヤホンをつなげてネックバンド式イヤホンみたいにできるパーツです。CHINA倉庫からの発送で、このストラップ付きセットは4,086の最安価格です。ストラップ無しの方が逆に高くなるので、是非ストラップ(Anti Rope)セットにしましょう!

イヤホンの紛失から防ぐAnti Ropeが優秀

OnePlus Buds Z レビュー イヤホンの紛失から防ぐAnti Ropeが優秀過ぎる

シリコンの紐にイヤホンを装着して、2つを物理的につなげてネックバンド型にするというAnti Rope。素材がシリコンなので黒い埃が付きやすいのですが、紐自体洗えますので問題は無いかと思います。

紐自体の重量はたったの6gなのでつけてる感はあまりなく、でもシリコンの紐を首の後ろに回していると肌や服と摩擦抵抗が生じて滑らないので、紐ごと紛失という事はまずないと思います。

充電時にはシリコンにねじ込んでいる部分を引っこ抜いてバッテリーケースに戻す必要があるので着脱は面倒ですが、例えば夜に公園でランニングをする、満員電車に乗る、ジムで激しい運動をする、庭で草刈りをするなど、イヤホンが紛失したら面倒くさくなる場面ではかなり活躍すると思います。

OnePlus Buds Zのイヤーピースは抜群の装着感なので、自宅では全く必要はなく普段は利用していませんが、例えば私が運動に目覚めてランニングコースを走ったりする場合は、きっと装着して走ると思います。

シリコンのイヤーピースは装着感抜群

OnePlus Buds Z レビュー

私は純正でついてくるシリコンイヤーピースはあまり合わない耳をしているので、SONYのシリコンイヤーピースに取り換える事が多いのですが、OnePlus Buds Zのはバッチリな装着感です。ですがカナル型特有の圧を感じるような装着感ではないので蒸れる感じが少なく長時間の利用が苦になりません。

長時間の装着が苦にならないほどなので、インナーイヤー型のOnePlus Budsよりかは安定した装着感ですが、カナル型にしては装着感が緩いと感じる人も居るかもしれないです。その場合はAnti Ropeの出番ですが、実際に掃除機をかける、洗濯物を干すぐらいだと耳から落ちるという事はありません。

もしお気に入りのイヤーピースがあって他社のモノに変更する場合も、バッテリーケースのイヤーピースが収まるところに割と余裕がとってあるので、よほど大きい物でない限り柔軟に変更できるのではないかと思います。

充電はTYPE-C対応、ペアリングボタン搭載で2つのデバイスの切り替えも楽

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ケースの裏側には認証マークや充電規格などの記載があります。日本をあまり意識していないOneplusなので技適マークはありません。

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充電ポートはTYPE-C対応で、比較的充電は早いです。気づいたら充電されちゃってるので正確にこの時間というのは見つけられてませんがすぐに充電終わります。2時間とかはかかっていない印象。

また充電ポートの左側にあるのが、ペアリング用のボタンです。もし新しいスマホにペアリング時は2秒長押しすると接続モードに入ります。イヤホンのファクトリーリセットをしたい場合は、このペアリングボタンを10秒長押しする事でフロント部のLEDが赤く光り、ファクトリーリセットが完了します。色々接続しすぎて接続が変になった時など、全部のペアリングを解除したい!という時などに便利。

OnePlus Buds Zは蓋を開けるだけで最後にペアリングしていたデバイスに自動接続されるのですが、もしデバイスを切り替えたい場合は、利用したいスマホのBluetooth設定を開きOnePlus Buds Zを5秒長押しする事で切り替え可能です。私は3台の切り替えテストに成功しましたが、もっと沢山のデバイスの切り替えもできるかもしれません。

迫力の低音とクリアな音声

OnePlus Buds Z レビュー

13.4mmダイナミックドライバーを搭載しているOnePlus Budsに対して、OnePlus Buds Z は10mmダイナミックドライバーを搭載と少し廉価版にはなりますが、カナル型の密着度のお陰でバスのブーストがかなり効いています。OnePlus Buds Z 自体のコンセプトにバスブーストというのがあるのもあって、洋楽などを再生するとテンション上がります!それに加えてジャズなどにも合うチューニングで中高音もキレイだし言う事無しです。

Oneplusユーザー(OnePlus 7/7 Pro/7T/7T Pro/8/8 Pro/8T)の場合はDolby Atmosが利用可能というのもあり、非対応のスマホにつないだ場合と全然音質違います。1枚フィルターが外れてクリアになる感じ。

ドルビーアトモスでミュージックやムービーやダイナミックなど音質を変えたり、自分でイコライザーをいじったりできます。これはOneplusユーザーの特権なので、Oneplusスマホを利用している人には是非OnePlus Buds Zの導入をお勧めしたいです。まるでAppleのアレみたいな見た目ですしw

またゲーマー向けに業界をリードする低遅延 12にも対応しているとのこと。Oneplus 8 PROにつないでYOUTUBEで音声のずれテストをしてみましたが、肉眼で分かるずれはありませんでした。

左右のチャンネルテストでは、左右のチャンネルは片側利用の場合はミックスされておりましたので、片側利用時の音かけはありません。また音の定位置テストもやってみましたが、しっかり左前、右後ろという感じで音の位置をつかんでいました。

Oneplusユーザーは最高に相性の良いイヤホン

OnePlus Buds Z レビュー

Oneplusユーザーはアプリ無しで、イヤホンの全ての機能を利用する事ができます。もしOneplusユーザーではない場合は、『HeyMelody』というアプリを利用すると、Dolby Atmosとかイコライザーまでは利用できませんが、それ以外は同じように利用可能です。

逆にOneplusスマホではHeyMelodyアプリは利用できません。スマホで音楽再生時、他のスマホに入れているHeyMelodyアプリを立ち上げるとペアリングを持っていかれます。即座にペアリングを切り替えたい場合にはアプリを開くという手も使えますよ。逆にHeyMelodyアプリを自動起動にしていたら意図せずにペアリングを持っていかれるので注意が必要でもあります。

まずOneplusスマホでOnePlus Buds Z をペアリングしたら左の画像のようにGmailアカウントと紐づけされます。そして、これもOneplusだけの機能ですが、例えば左のイヤホンが吹っ飛んでしまってどこにいったか分からないという場合は、左を鳴らすを押すと、左のイヤホンから「リンリン」と音がなって場所を教えてくれます。結構すごい音で耳にイヤホンを入れたまま押してみたら鼓膜が爆発するかと思いましたw

屋外ではAnti Ropeを是非利用した方が良いけど、ジムなどの室内ならば吹っ飛んでもこのイヤホンを探すで助かる場合もあります。これはイヤホンとスマホがペアリング状態にないといけないので、ペアリングが外れてしまうような遠くに吹っ飛ばした際は利用できませんが距離内で机の下とか棚の下とかに飛んで行った場合は探し出す事ができますよ。

イヤホンのタッチリモコンはダブルタップ時のみ利用可能で、左右の2つに別々の機能を割り当てする事ができます。私は基本は両方をアシスタントにしてしまいますが、曲飛ばしもイヤホンをトントンと叩いて『次の曲』と言えばいいし、音量を一つ下げてとか言ってもやってくれるので、アシスタントさえ機能してくれれば満足です。もちろんバックグラウンド再生している時でもアシスタント機能は動きます。この価格でこの性能はコスパ良すぎです!

OnePlus Buds Z の購入

OnePlus Buds Z の購入

OnePlus Buds Z の購入はAliExpressのOneplus公式ストアから可能です!
先にも書きましたがAnti Ropeセットが1番安いので、CHINA倉庫からAnti Ropeセットで購入おすすめです。

商品リンク: OnePlus Buds Z
ショップリンク: Aliexpress Oneplus公式ショップ

カナル型は嫌だ、もっとノイキャン欲しいという場合はちょっと高いけどOnePlus Budsもおすすめ!
商品リンク:OnePlus Buds




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