【クーポンで139ドル】Xiaomi Poco M3 レビュー 48MPトリプルレンズカメラ搭載ミドルレンジスマホ
XiaomiのサブブランドPOCOPHONEの最新モデルPoco M3の実機レビューです。
セール価格$150以下で購入できるお手軽なスマホにしてはカメラのクオリティーは高く、ゲームをあまりしないSNSやLINEなどがメインという使い方の人向けだと思います。バッテリーも6000mAhと大容量なので1日中動画やSNSを見て遊べますよ。
スペック詳細
Poco M3のスペック詳細 | |
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カラー | 黄色/青/黒 |
OS | MIUI 12 for POCO Android 10ベース |
SoC/CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 662 Qualcomm® Kryo™ 260, 11nm manufacturing process CPU frequency: Octa-core processor, up to 2.0 GHz |
GPU | Adreno™ 610 GPU |
画面 | 6.53 インチ 2340×1080 395ppi Corning® Gorilla® Glass 3 テュフラインランド®ローブルーライト認証 |
メモリ容量 | 4GB + 128GB LPDDR4X + UFS 2.2 4GB + 64GB LPDDR4X + UFS 2.1 |
外部メモリ | MicroSD 最大512 GB |
背面カメラ | メイン:48MP f/1.79 マクロ:2MP f/2.4 被写界深度:2MP f/2.4 |
前面カメラ | 8MP f/2.05 |
動画 | 1080p 1920×1080 30fps 720p 1280×720 30fps (フィルター・ビューティー機能) |
対応バンド | 4G: LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/20/28 4G: LTE-TDD: B38/40/41 3G: WCDMA: B1/2/4/5/8 2G: GSM: B2/3/5/8 |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDV対応 MicroSDトレイは独立型 |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
センサー | 近接センサー|周囲光センサー|加速度計|電子コンパス|振動モーター| IRブラスター |
出入力 | USB TYPE-C 3.5mmオーディオ |
防水 | 非対応 |
NFC | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | V5.0 AAC/SBC |
FMラジオ | 対応 |
バッテリー | 6,000 mAh 18W急速充電対応 |
GPS | GPS/ A-GPS / GLONASS / Beidou / Galileo |
言語 | 日本語対応 |
Google Play | プリインストールあり |
サイズ 重量 |
162.3mm ×77.3mm×9.6mm 198g |
対応周波数バンド
Poco M3は、SIM2枚と独立したMicroSDトレイを搭載しています。MicroSDを利用しながらDSDV(VoLTEシムの同時待ち受け)が可能です。
Poco M3にはストレージが64GB版と128GB版があり、128GB版の方はUFS 2.2対応で書き込み速度が若干速くなりますが、MicroSDカードとSIM2枚が同時に利用できるので価格の安い64GB版でも満足に利用できると思います。
Poco M3の日本に関係ある対応バンドは以下の通り。
4G:B1/2/3/4/5/7/8/20/28 B38/40/41
3G:B1/2/4/5/8
実機検証した結果、デュアル4G待ち受け対応で、VoLTEに対応しておりました。ただし、APN追加後電話アプリで『*#*#86583#*#*』と入力する必要があります。imsの追加無しでUQモバイル、楽天アンリミットの電波を受信しました。またVoLTE通話中に2枚目のSIMでモバイルデータを利用する事が可能です。
DOCOMOへの対応
3G:FomaプラスエリアB6には非対応。山間部や僻地には弱いです。
4G:エリア対策のB1と東名阪の高速通信のB3には対応している為広いエリアで利用可能ですが、屋内や地下に強い主要プラチナバンドB19には非対応。もう1つのプラチナバンドB28には対応している為、B28エリアでは快適です。
AU・UQモバイルへの対応
3G:3G通話用のCDMA2000 BC0へは非対応。古いSIMをご利用の方はお気を付けください。
4G:B1には対応していますが、主要プラチナバンド800MHz帯のB18/B26には非対応。屋内や地下に弱く更にエリアが狭くなってしまう為快適ではりません。
softbankとYmobileへの対応
4G:主要プラチナバンドB8/B28に対応で快適に利用できます。
楽天モバイルの楽天アンリミットへの対応
楽天アンリミットのB3に対応。無制限通信の利用が可能ですが、パートナーエリアのAUのB18に非対応の為にエリアが狭く、また屋内や地下に弱くなります。
Poco M3の特徴
Poco M3は日本語に対応で、設定で日本語を選択するだけで全ての表示言語が日本語になります。またGoogle Playのプリインストールもあり、Googleモバイルサービス関係のアプリなども問題なく利用可能です。
このようにゲームなどのプリインストールアプリが多く含まれますが、長押ししてアプリ情報を開いて、最下部にあるアンインストールを選択するだけで削除できるので消すのは手間ではありますが、自分好みに整理する事は可能です。
画面占有率は90.34%、FHD+の美しい液晶
6.53インチのFHD+のディスプレイの画面比率は19.5:9で、ディスプレイ:ボディー率は90.34%の縦長タイプで、ニュースサイトなどの閲覧がしやすいです。
画面のリフレッシュレートは60Hzで、公式サイトではディスプレイの画素密度は395PPIと記載されておりましたが、Antutuベンチマークテストで中身をのぞいたら453PPIと記載がありました。ドットの粗さは肉眼では確認できないほど高精細で、写真や動画の再生時の液晶の発色の良さは価格以上です。
またテュフラインランド®ローブルーライト認証を受けているディスプレイは 色温度調整に対応で、目を保護する事ができます。白黒表示にする読書モードなども搭載しています。
ダークモードにも対応しており、システムアプリや設定だけじゃなく、アプリもダークモードを適用させる細かな設定があり、GoogleフォトやChMateなどのアプリも背景を黒くした画面で見る事ができました。
大容量6000mAhバッテリー搭載
Poco M3は大容量6000mAhのバッテリーを搭載しています。そのおかげで約200gという重量になっていますが、スタンバイは583時間、音楽再生は196時間、動画の視聴は17時間、通話は40時間というロングバッテリー性能を発揮します。
撮影やベンチマークのテストで1日中触っておりましたが、バッテリーは約半分は残っていてパフォーマンスの良さを感じました。
ゲームターボモード搭載
Poco M3の特別な機能には、セカンドスペースはありませんでしたが、ゲームターボ機能がありました。
ゲームターボでは好きなアプリを選択して追加する事が可能で、Antutuベンチをブーストに追加したところ、ベンチマークは変わりませんでしたが、読み書き速度が若干あがりました。2枚目がゲームターボなし、3枚目がゲームターボありです。
若干上がるとはいえ、ミドルレンジクラスのSoCであるSnapdragon662を搭載しているPoco M3は、ゲーム向きではない事には変わりません。
試しにPUBGモバイルを試してみましたが、グラフィック性能は標準の中までしか選べませんでした。
Antutuベンチマークテスト
Snapdragon662を搭載しているPoco M3のAntutuベンチスコアは、総合184699点で、CPU性能は71175点、GPU性能は34043点。Helio P90 (MT6779V/CE)のスコア総合223186点、CPUは83025点、GPUは43176点、ストレージテスト16009点より劣る結果となりました。
ただし読み書き速度だけはターボ入れない状態でも勝っているので、高画質の写真を撮影した場合の保存速度やアプリのダウンロード速度などはPoco M3の有利な点ではあります。私の端末は64GBバージョンでストレージはUFS 2.1で、Helio P90でテストした端末と一緒です。
GeekBenchでは、Single-Core 314 / Multi-Core 1404、OpenCL 376という結果になりました。
スナドラ8××を使い慣れている私としては、やはりミドルレンジクラスのスマホはアプリの立ち上げなどワンクッションあるように感じましたが、カメラ撮影中などにもたつくなどという事もなくそこそこ快適に使えるスペックだと思います。
ステレオスピーカー搭載
Poco M3は受話口と本体下部にスピーカーを搭載しており、ステレオ音楽を楽しむ事ができます。実際に音楽を慣らしてみたところ広がりのある良い音なのは間違いなかったのですが、下部の方のスピーカーからの音の方が大きく少しバランスの悪さは感じました。
Bluetooth v5.0に対応しており、イヤホン接続時に遅延や音飛びなどは感じなかったのですが、コーデックがAACが最高で、LDACやAptXには非対応でした。開発者モードに入れてオプションのコーデックをONにしてもAAC接続が最高というのは変わらずでした。
またPoco M3はイヤホンジャックを搭載しているので音質も良く、更に直接イヤホンを挿しこみつつ併用して充電を行う事ができます。
ロック解除の精度は良好
指紋ロック解除の精度は高く触れるだけでロックが解除でき、ストレスなく利用できました。AI Face unlockもなかなかのクオリティーで眼鏡有り無し関わらず認識してくれました。
赤外線センサー搭載でリモコンとしての利用が可能
Poco M3は赤外線センサーを搭載しており、Miリモートの利用が可能です。Miリモートアプリのリモコン機能は日本製の家電にも多数対応しており、エアコンや扇風機やテレビなどのリモコンとして利用する事が可能です。
リモコンの電池切れを気にしなくていいだけじゃなく、リモコンどこだっけと探さなくていいのはかなり便利ですよ。
Poco M3の外観写真
重量は実測値で、ケース無しの場合200g、ケース込みでも220gとなります。ケースはかなり優秀でぴったりフィットして落下などの衝撃からXiaomi Poco M3をしっかり守ってくれます。私はさっそくアスファルトに落下させましたが、ケースの四隅に傷が入っただけで本体は無事でした。
他にも本体の写真をたくさん撮りましたので、気になる人はクリックしてみてください。ページを移動せずに画面いっぱいのスライドショーが表示でき、左右に出る矢印で次の画像へ、また右上に出る×印で閉じる事が可能です。
48MPトリプルレンズリアカメラカメラはコスパ最高
Poco M3の背面カメラはメインレンズ48MPで1/2インチセンサーサイズ、絞り値f/1.79の3眼レンズとなっています。通常カメラの解像度は12MPで、マクロやAI効果やフェイスビューティー加工や、フィルター効果が利用できます。夜景モードなども12MP解像度になります。48MPを選択した場合はフィルター効果のみの利用に制限されますが、高解像度の写真を撮影する事が可能です。
Poco M3の前面カメラは、8MPのシングルカメラで、フェイスビューティー機能、フィルター効果に対応しています。また手のひらシャッター機能を搭載しており、離れた場所において撮影する時に活用できそうです。
動画はイン・アウトともに1080p 30fpsと720p 30fpsに対応です。手振れ補正がないため、歩きながらの撮影はブレがひどくて使い物になりません。止まって撮影する分には明るく美しい映像は撮れますが、スローモーションでもそこそこブレが見えちゃうのでスタビライザーは全く効いてないのがうかがえました。Poco M3での動画撮影は三脚かスマホ用ジンバルの利用必須ですね。
カメラのUIはアイコン表示で直観的に使いやすい仕様です。また表示させる項目を自分好みに編集する事も可能です。
48MPでプロモードの撮影も可能です。プロモードでは、フォーカスピーキングやRAW保存にも対応があります。
またフィルター効果は20種類もあり、ポップなカラーや白黒撮影など面白い機能も搭載しています。この価格にしては48MP撮影できるのはすごいし、フィルター効果を利用すればSNS映えする写真も撮影できそうです。
48MP撮影はこんなにきれい!
Poco M3は最近中華スマホで流行っている48MP撮影に対応しています。少しぶれやすいので撮影は難しいですが、景色の写真とかになると断然キレイに撮影できます。クリックで写真の拡大ができますが、サーバーで圧縮後でも1MB近くあるのでwifi環境推奨です。
元の写真は情報量が多い景色の写真だと1枚15MBぐらいあります。これだけ撮れればSNSにアップする用途の撮影ぐらいになら利用できそうですね。ちなみに同じ写真をOneplusとかで撮影すると20MB超えますが、さほど違いは感じません。下の写真はOneplus 8 PROで撮影したものです。
2枚の元写真を比較したい方は以下のリンクをクリックしてください。15MB超えですのでご注意を。
マクロ撮影は難しい
マクロ撮影はどこにピントが合っているのかが分かりにくいリンゴなどは撮影が難しいです。花の雌しべとかだと撮影しやすそうですが、虫とか動くものだと難しそうですね。でも面白い写真が撮影できているとは思います。
AIありの12MP撮影と48MP撮影を比較
食べ物は12MPでAIを入れた方がおいしそうに撮影できているように見えます。AI無しの色味の方が実物に近いですが、色鮮やかにした方がおいしそうに見える魚などはAI効果が写真を引き立てます。
景色や花の写真となるとあまりAIの効果は無くていいのではと思います。どちらもとてもきれいです。
夜景モードと48MPの比較
夜景として画になる美しい風景を撮りにいく時間がなかったので、真っ暗な部屋と夜間に玄関の照明を点灯している風景を撮影してみました。あまり参考にならないかもしれないですが、夜景モードと48MPの違いははっきり判りますね。夜景モードは光の輪郭がはっきりしており、更に全体的に明るく高解像度になっています。
これでPoco M3の実機レビューはおしまいとさせて頂きますが、いかがでしたでしょうか?
個人的には価格の割にはすごいカメラと、ポップで可愛いデザインが気に入っています。また赤外線センサーや大容量バッテリーなども評価できると思います。これで$150切るなんてコスパ良すぎではないでしょうか。
Xiaomi Poco M3の割引クーポン
今回レビューしたXiaomi Poco M3 4GB+64GBは、GearBestさんからサンプル提供頂きました。レビューにあたり割引クーポンを発行して貰ったので、是非利用してくださいね!
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有効期限:2月20日16:00迄 限定10台
また最新のクーポンが追加になり次第、下記のクーポンまとめ記事を更新しています!
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