TRUEFREE O1 レビュー LDAC対応 耳を塞がない空気伝導型の耳掛け式 ワイヤレスイヤホン
耳を塞がない空気伝導テクノロジーを採用した耳掛け式のワイヤレスイヤホン TRUEFREE O1 の実機レビューです。
耳の外側に装着する為、イヤホンからの再生音と同時に、外音を自然に取り込む事ができます。周囲の環境から取り残される事なく安全が確保されるので、屋外でのランニングやウォーキング時の利用にも最適です。
TRUEFREE O1の割引セール・クーポン情報
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TRUEFREE O1について
TRUEFREE O1の主な特長
前述したように、耳を塞がない空気伝導テクノロジーを採用した TRUEFREE O1 は、周囲との安全な距離を保ちながら音楽を楽しめるほか、耳への負担を与えないのが特長と利点です。
耳に挿し込むタイプのインイヤー型イヤホンは、イヤーピースなどの衛生面や圧迫感が気になりますが、耳に沿わせて装着するだけの TRUEFREE O1 は、鼓膜や外耳道への負担と衛生面の心配がありません。
また、同じく耳に挿し込まないタイプの骨伝導イヤホンは、骨を直接振動させる為、長時間の利用では痒みを感じてしまう場合もありますが、空気を振動させて音を伝えるTRUEFREE O1は、耳に直接接触しないので不快感は一切ない上に、音質もより良いです。
- 周囲の音を取り込める開放型の空気伝導式を採用
- SBC / AAC / LDAC コーデック対応
- 16.2mm大口径ダイナミックドライバー搭載
- 低音強化アルゴリズムと3D Hifiステレオ音響で豊かな音質
- Bluetooth5.3サポート
- 60ms超低遅延ゲームモード搭載
- タッチ操作・音声アシスタント対応
- イヤホン単体での再生時間は最大10時間・ケース併用で45時間
- イヤホン片側10gの軽量設計(実測値)
- 片側2基、合計4基のマイクと cVc8.0 ENC通話ノイズ低減技術で高品質な通話
- 将来的にマルチポイント接続に対応(10月予定)
- ケースを開くだけで瞬時にペアリング
10月には専用アプリ『TRUEFREE』が投入されるそうで、その際、TRUEFREE O1本体へのアップデートが入り、マルチポイント接続に対応とのこと。LDACにもその時に対応との記載がありましたが、私の環境では既にLDAC対応していました。
※ケースサイズと重量は、実測値です。
また、このレビューはメーカー様よりサンプル提供を受けて記載しています。
TRUEFREE O1のスペック
対応コーデック | LDAC / AAC / SBC |
---|---|
ドライバー | 16.2mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
周波数範囲 | 20Hz – 20KHz |
通信範囲 | 10m(障害物なし) |
通話マイク | 片側2基(左右合計4基) |
ケースサイズ | 横幅90mm×縦69mm×厚み31mm |
重量 | イヤホン単体(片耳) 10g / ケース込み104g |
再生時間 | イヤホン単体約10時間 / ケース込み約45時間 |
バッテリー | イヤホン60mAh / 充電ケース700mAh |
充電 | TYPE-C有線 急速充電対応 2時間以内 |
防水性能 | IPX4 |
技適マーク | 認証済み:018-230086 |
TRUEFREE O1の躯体外観デザイン
パッケージ内容
外箱にはビニールがかかっており、清潔感溢れる梱包でした。パッケージには、簡単な概要が英語で記載されています。
箱を開けると、バッテリーケースに保護フィルムがかかった状態でパッキングされています。
箱の中身を取り出したところ。内容物は以下の通り。
- TYPE-C 充電ケーブル
説明書は日本語に対応です。マルチペアリングの方法も記載されていますが、前述したようにまだ未対応でしたので、検証はできていません。
躯体デザイン・仕様
イヤホンケースは、PC/ABS素材で艶消しデザインです。ハンドクリームやオイルをつけていても、指紋がつきにくいのが好印象。
また、ケースは見た目の大きさによらず、手に持った感じは104gと軽かったです。
充電はケース裏側のTYPE-Cポートで行います。説明書に注意書きとして、5V/1Aを越えないようにとありました。スマホの規格によっては3Aの充電器などもあるので、併用する際アンペア数にご注意を。
バッテリーケースは、中央にバッテリー残量を示す3つのLEDを搭載します。
【バッテリー残量】
100% ~ 60%:3つ白色点灯
59% ~ 30%:2つ白色点灯
30% 以下:1つ白色点灯
【バッテリー充電中】
100%:3つ白色点灯
99% ~ 60%:3つ白色点滅
59% ~ 30%:2つ白色点滅
30% 以下:1つ白色点滅
バッテリー残量が30%刻みで、満充電に近い状態、60%を切った際、30%を切った際と、3段階で分かるのが使いやすいです。
ケースには、約3回以上充電できるバッテリー量を搭載していますが、外出先に持ち出すことが多くても後どのぐらい充電可能か分かるのが良いですね!
イヤホンは、耳の外側にかぶる部分に、TRUEFREEのロゴがあります。ロゴの上の一見何もないように見える部分にタッチセンサーが搭載されており、各種操作が可能です。
マイクは上下に1つずつ、片側合計2基を搭載。左右で合計4つのマイクを搭載しており、スマホに着信した通話にも問題なく利用可能です。
スチール穴の部分が、小型のスピーカーのようになっており、装着すると丁度耳の穴の前に来るようになります。変わった形状をしているけれど、LとRの刻印があるのも、親切で好印象。
TRUEFREE O1の使用感
充電・バッテリー性能
10時間も再生時間は充分すぎるほど長いので、使用中に充電切れを起こす事はほぼないと言っていいほど長寿命です。
私は普段LDACで接続していますが、再生音量を小さ目にしているからか、バッテリーを使いきった事がないぐらいで、5時間ぐらい再生していても残量は60%ありました。
音質
空気伝導式イヤホンは、骨伝導イヤホンと比較すると低音も良く出て音もクリアですが、インイヤー型イヤホンと比較すると低音が弱く感じがちです。
TRUEFREE O1は、大口径の16.2mmダイナミックドライバーと低音強化アルゴリズムと3D Hifiステレオ音響のお陰で、低音も心地よい程度には感じられます。小型のスピーカーを耳につけているような不思議な感覚で、とてもクリアな音質です。
実際にYOUTUBEでテストトーンとスイープ信号を再生したところ、低音は20Hzから鳴り始め、心地よく深みのある低音が聴こえだすのは50Hz手前あたりからでした。100Hzあたりから徐々に膨らみ、900Hz~1500Hzあたりに山を迎える感じです。
空気伝導イヤホンにしては低音は出ている方だとは思いますが、EDMなどが好きな人は、空気伝導ゆえの抜け感で少し物足りなく感じるかもしれません。中高音はとても伸びやかで、中高音好きな人に向いているイヤホンになるかと思います。
また、TRUEFREE O1は、片側のみのモノ再生にも対応しています。左右の切り替え時、再生音が若干小さくなり、ビープ音が鳴りますが、再生が停止するようなことはなく、スムーズに切り替えが可能です。左右のチャンネルはミックスされており、左のみ利用時でも右側に定位された音楽も合わせて再生する事が可能です。
音像定位もしっかりしてるので、特に立体音響を再生した際の広がりのあるサウンドが心地よく、また、ポップスなどにも合うかなと思いました。ヴォーカルの息遣いまでしっかり聴こえるクリアな音声で、ヴォリュームをあげまくっても高音が刺さる感じはなく、価格から考えると素晴らしい音質だと思いました。
通話品質
双方向マイクによるノイズキャンセリング技術に加え、cVc8.0 ENC通話ノイズ低減技術を搭載しているので、通話音声はとてもクリアで良好です。
実際に通話を試して貰った際は、ワイヤレスイヤホンにしては、高品質と言われました。価格を言ったら驚かれたので、価格以上の性能と言えると思います。
低遅延ゲームモードの性能
TRUEFREE O1は、低電力かつ高速で安定した通信が行える Bluetooth 5.3 をサポートするほか、遅延を60ms(0.06s)まで低減する超低遅延ゲームモードも搭載。
スマホに入れた遅延を計測できるアプリで、接続コーデックは、LDACとAACで試してみました。
latencyのスコアを比較して貰うと分かるように、AACでは73ms、LDACでは47msの遅延減少でした。LDACはもともと音質優先なのでノーカウントとして、AAC接続でここまで変化があるのは優秀だと思いました。他機種と比較した場合になりますが、私の測定環境で237msというスコアも優秀かと思います。
マルチポイント接続について
TRUEFREEアプリにて、今後対応がある予定です。
装着方法と操作方法
Amazonの商品ページに、日本語に対応した説明書のPDFがあったので、装着方法と操作方法の画像を一部拝借します。
耳掛け式なので、装着方法は変わっていますが、一度装着したら頭を強く振っても落下しないぐらいしっかりした装着できます。人間工学に基づいたデザインなので、しっかりフィットしますが、圧迫感は感じず、1日中つけていても負担を感じません。私の耳にはかなりフィットしてくれて、むしろつけている事を忘れるぐらいです。
タッチ感度も良く、快適に操作できます。装着になれるまでは、装着時にタッチセンサーを触ってしまって、電源をオフにしてしまったりしてあたふたしましたが、耳の後ろに来るセンサーが無い部分を握って耳に装着する方法をあみ出してからは、超快適です。1回のタッチでは音量の上げ下げになるので、誤タッチによる誤動作も支障はありません。
TRUEFREE O1のレビュー総括
耳に装着している事を忘れてしまう程に軽い付け心地で、再生音質も、通話品質も良く、また、音声アシスタントも便利すぎて、TRUEFREE O1は、1日中ずっとつけていたくなるイヤホンです。
特に音声アシスタントが便利で、今日何時から雨が降る?等と質問したり、アラームの設定をお願いしたり、スマホをポケットに入れて持ち歩く必要がなくなるので、TRUEFREE O1を手放せなくなる事間違いなしです。
空気伝導イヤホンは、抜け感のある音質で低音大好きという人には不向きではありますが、低音が感じられないスカスカな音質という事はなく、ポップスなどをよく聴く人、ラジオやYOUTUBEを再生する際のイヤホンを探している人、コスパを求める人に特におすすめ。
TRUEFREE O1は、現在タイムセール+20%の割引クーポンで、3,174円という破格の価格からは考えられない性能のイヤホンです!
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