One Netbook One Mix 2S フォトレビュー

まずは開封の儀から。借り物で私の前にレビューした方がいらっしゃるので、既に外のビニールは開封された状態でしたが、箱を開ければこんな感じです。

箱の中身は、本体、説明書、TYPE-C to TYPE-Cの充電コード、USB充電アダプターです。ペンは別売りになります。

このペンがOne Netbook One Mix 2S専用のスタイラスペンになりますが、ONとOFFのスイッチはついておらず、2つあるうちの上の方が消しゴムの代わりをするなどという仕組みになっています。One Netbook One Mix 2Sに関しては絶対にペンがあった方が利用しやすいですので、一緒に購入するのがおすすめ。

外観のCNC加工のアルミボディー、その他外観は全て変更なしです。

また電源はDC 5V 3.7Aに対応しており、モバイルバッテリーから給電することができます。通常のPCだとモバイルバッテリーでは給電が厳しかったりするので、モバイル用途で長時間利用する人などはこれも利点ですね。

インターフェイスはUSB Type-C 3.0、USB Type-A 3.0、Micro USB、Micro HDMI D Type、3.5mm Headset jackとなっており、充電しながら外部出力も可能です。

性能がちょっとよさげなノートPCレベルなので、Micro HDMIでホテルのテレビなどに外部出力しても十分にオフィス作業できますので、快適な環境を小さく持ち運ぶ事ができます。

充電器は日本で利用できる、プラグ収納式のUSB充電器が付属します。コンパクトなので持ち運びも苦にならなさそうです。

バッテリー性能ですが、2時間で約半分ぐらい消費するので、4時間持てばいい方かなという感じで思ってもらえばいいかと思います。

360度開閉可能なYOGAタイプなので、タブレットのように手に持ってペンで操作したり書き込んだりすることができるのは、One Mixならではですね。

ペンの反応はとてもよく、ガラスが薄いと言いましょうか、ペン先と書いた文字の表示の間に距離があまりないので絵をかいたり細かい文字を書く場合でもわりとピンポイントに狙えて使いやすいです。

また7インチの小さなディスプレイになりますが、ディスプレイはタッチセンサー付きで更に2048段階の筆圧対応です。

お絵かきや、直接テキストをメモのようにスタイラスペンで書き込むという事が可能ですので、小さくても用途は無限大ですね。筆圧をうまくコントロールするには少しテクニックが要りますが、細く書きたい太く書きたいは筆圧で調節できます。

外寸は182×110×17mmととてもコンパクトで重量もたったの515g。スマホと比較してもあまり差がありませんね。このコンパクトサイズに14インチのノートPCと同等の性能を詰め込んで持ち運べるようになった「One Netbook One Mix 2S」は本当にすごいと思います！

またフィンガープリントを搭載しています。Homeキーの左隣の長方形のセンサーが指紋認証センサーになります。One Netbook One Mix 2Sのコンパクトなサイズ感ならば、スマホレベルで隣に置いておけるので、指紋で簡単にロック解除ができるのはとても便利ですね。リビングに置いておくPC、また手軽に持ち運ぶPCとしては最高の1台になりそうです。

キー配列は独特ですね。これ1台しか使わない場合はブラインドタッチができるようになるかもしれないですが、このキー配列を頭に入れるとなると時間がかかりそう。ローマ字のみの印字なので、ローマ字打ちができないとつらそうです。

キーストロークは浅めながらもしっかり打鍵感はありますので、ノートPCやキーストロークの浅いキーボードを利用している人は気に入ると思います。私はタイプはしやすいと感じました。特殊キー以外のキートップの大きさは十分で慣れるとフルサイズなみにタイプしやすく感じました。ただし私は指がとても細いですので、女性側の意見です。男性は・・知らんｗ

マウス替わりのセンサーも反応は良好で、狙ったところにカーソルを持っていくのはわりと簡単で正確に動かす事ができました。クリックとダブルクリックの動きはできるのですが、右クリック・左クリックは1番下の小さい物理ボタンで行います。ドラックアンドドロップとかする時は両手じゃないとできないのが面倒ですが、それ以外では不満なく使えます。

排気口は背面にあり、手に持って利用する場合でも熱がこもりにくいです。

スピーカーは底部に配置されています。ゴム足がついていて少し机から浮く設計になっているので、音が地面に反射して広がりのある音に聴こえます。とはいえ普通のノートPC程度の音なので特に良いというわけではありませんが。

文字は手書きで入力しても結構確実に読み取り、日本語に変換してくれます。360度キーボードを回転させて背面に回し、タブレットモードで利用する際は、誤作動防止の為にキーボードの方は反応しないようになっているので、手書きが利用できるスタイラスペンはやはり便利です。

Googleのスプレッドシートで、エクセルファイルを開いてみました。オフィス作業も快適とはいかないまでも書類やデータの確認程度ならば、片手で持てるPCとしての利用は捗りそうです。

8インチのXperia Z3 タブレットコンパクトと並べてみました。8インチのディスプレイと比べると少し小さいけれど、windowsで利用できるので、ブックマークバーが利用できてやはり便利ですね。

Xiaomi mi max 3と比べてみました。PC表示できるというのはやはり便利です。

One Netbook One Mix 2SはYOGAタイプなので、このようにテントにして動画などを見る事もできます。360度開閉するのですが、結構固めなのでこのまま押し倒して大丈夫なのかと少し不安になりました。ヒンジ部分がゆるゆるで回転が軽い力で行えると、文字の書き込みなどに影響がでるのでこれぐらいの強度が必要なのかもしれないですが。

液晶もめちゃくちゃキレイです。

蓋を閉じたところですが、シンプルなデザインで格好が良いと思います。蓋を開けるところには爪をかける場所があり、蓋を開きやすい様になっています。

初期設定・日本語化について

スイッチを入れるといきなり言語の選択から始まります。

初期の段階で日本語を選択できるので、その後の設定も特に迷わず言われた通りに進んでいけば終了できます。

地域も勝手に日本でよろしいでしょうか？と聞いてくれるので、日本を選択します。

その後、キーボードのレイアウトは特に変更せずに進み、次はwifiを入力したら勝手に日本語パックをダウンロードしてくれたりするので、この初期設定が終わったら完璧に日本語化が終わっています。

One Netbook One Mix 2S は指紋認証に対応しているので、設定の途中で指紋の登録を促されます。指紋の認証精度はハイエンドスマホなみに高いと思います。

また最近Windows10に搭載になった機能のAndroidやiPhoneとリンクする事ができる設定もあります。

端末は貸出の為、初期化した状態で届いたのですが、数日触ったところ、ドライバーやその他のセンサーやタッチパネルなど、おかしなことになってるところは一つもないので初期化可能です。（中華デバイスはたまに初期化すると壊れるのですが、One Netbook One Mix 2Sに関しては大丈夫です）

WordやExcelなどはプリインストールがないので、自分でオフィスを購入する必要があります。無料で済ませたい人はGoogle ChromeのスプレッドシートやOpen Officeなどを代用したりできます。

One Netbook One Mix 2Sのベンチマークについて

CPU性能については、今回あれこれベンチマークテストをやってみました。

WEI Viewerでの評価は、10点満点中の評価になるので、メモリやプロセッサの方から見ると悪くはない点数なのではないかと思います。

ちなみに私のメイン機のVaio S13 Core-i5 メモリ8GBのスコアはプロセッサ7.5、メモリ7.7です。なので、悪くはないという評価になるんですが、このスペックでばりばり動画のエンコードなどもやってます！ｗ

ゲームをやらないので、ゲーミングPCとしての性能がよくわからないので、ドラクエを入れて性能をテストしてみました。標準品質で、解像度は標準の1280×720でのプレイだと快適との事です。

最高品質と1920×1080に変えたら、やや重いという結果になりました。7インチ 1920×1200 というサイズ感なので、ここまで品質を上げる必要はなさそうなので、解像度・品質ともに少し下げたら快適にプレイできますね。十分すぎる性能だと思います。

One Netbook One Mix 2Sの性能は上記の通りです。

シーケンシャルリードが500MB/s以上になればサクサク動く性能と言えるので、1373もあるOne Netbook One Mix 2SのSSD性能はかなり爆速だと言えます。

Antutuベンチマークテストでは総合が228432点で、3D性能の方が40658点です。あれこれソフトを入れた後なので、実際はもう少し高かったはずですが、この程度のスコアが出るならば十分ゲームなども楽しめそうです。

割引クーポン情報

クーポンは上にどんどん追加しています。下にいく程古い情報になります。少しCPUなどのスペック違いの新エディションのクーポンも記載しています。
※PCでアクセスの場合はクーポンはCopyをクリックでコピーできます。スマホの場合はお手数ですがご自分でコピーしてください。