ZENFONE 5 実機レビュー AUのVoLTE使えるSIMフリースマホ
ZENFONE 5 ZE620KL 実機レビューです。Xiaomi Mi MIX 2Sに続きこちらもDSDVできる機種になっています!今回レビューする機種はGearBestから入手したグローバルバージョンになります。
ZENFONE 5 の特徴
- 6.2インチIPSの2.5D曲面ガラスのオールスクリーンディスプレイで高級感が漂う
- AI知能搭載カメラでシーン分析して最適なモードでオート撮影してくれる
- 美人エフェクト機能はシミしわを完全に飛ばしSNOWも驚きの美肌加工可能!もはや誰な詐欺写撮れますw
- Snapdragon™ 636搭載コスパの良いミドルハイスペックで電池もちも良いのに更にAIがバッテリー節約管理してくれる
- 画面占有率90%FHD+の今を時めくノッチデザインで最新機のアピール可能だけど嫌ならノッチを消すこともできる
- 顔認証どころか持ち上げて見つめるだけでロック解除できる恐ろしいほどの利便性
その他もっと詳しいスペック情報を知りたい場合は「Asus ZENFONE 5 ZE620KL スペックレビュー」をお読みください。
ZENFONE 5 の外観写真
まずは開封の儀から行いたいと思います。配送はDHLです。
梱包が薄めのビニールだったので少し箱にへこみがありますが、箱自体にビニールがかかっているので清潔感があります。こちらGlobalモデルの為、ショップカスロムへのROM焼きの必要がないので、ASUS出荷時のビニールが外れてないのだと思います。誰も触れていないというのは印象良いですね。
今までもGearBestから入手したASUS機にショップカスロムが焼かれていたという記憶はありませんが、今回もOTA(ASUS公式のワイヤレスアップデート)対応で、GearBestから購入するグローバルバージョンに関してはショップのカスロムは焼かれていません。
外箱には多少のへこみはありましたが、中身には影響はなく中蓋になっている台紙には凹みもありませんでした。
箱の中身は、USB TYPE-Cコード、USBアダプター、説明書、PIN、ハイレゾ対応のイヤホンとイヤーピース3サイズ分、クリアケース、本体でした。本体もビニールにくるまれており厳重な梱包で好印象。
ケースはソフトTPU素材で、しっかりZENFONE 5を守ってくれそうです。たぶん半年ぐらいで色が変わってしまうのでしょうけど、当分の間はこだわりがなければこのケースで十分。ガラスフィルムのサービスはありませんので、フィルムを貼りたい人は自分で入手する必要があります。
ビカビカ光って美しさしか感じられない背面のボディー。堅牢性の高い航空機材にも使用されるレベルのアルミニウムでできています。ジリコニウムサンドブラスト技術と8層の光学コーティングで仕上げたボディーをガラスコーティングしているそう。
ボタン部分は特殊な熱可塑性ポリウレタンを使用しているそうですが、見た目は全てアルミに見えますね。左から電源ボタン、音量ボタンとなります。
本体左側はSIMトレイが配置されています。SIMサイズはnanoサイズのSIMが2枚入ります。MicroSDトレイも共用となっており、もしMicroSDを使いたい場合は実質シングルSIMになってしまいます。せっかくDCDVできる素晴らしい機種なので、ストレージサイズが気になる人は大き目のストレージのものを購入しましょう。ASUSのクラウドサービスが1年無料とかであったりするので、そちらを利用したりもありだとは思いますが。。
上面はマイク穴だけですね。背面のデュアルレンズカメラが見えると思いますが、少々突起しています。端っこにカメラがあるので、裸で使う場合は傷が気になりそう。付属のカバーを付けるとしっかりこの突起をカバーしてくれるので、カメラレンズの保護を大事に考える人はカバーを利用しましょう。
カバーはクリアのソフトTPUなので滑らない感じで使いやすですが、めちゃくちゃ指紋が付きやすいです。気になる人はカバーは別途購入しましょう。
下部にはTYPE-Cポートと3.5mmイヤホンジャックとスピーカーがあります。スピーカーは受話口とデュアルになっており、アウトドアモードという音量が大き目に出るモードなども搭載しており、十分な音量が確保できます。スピーカーから出る音質は普通。
ディスプレイ上部はノッチデザインになっていて、ワイヤレスアップデートでOTAした場合は、このノッチを消したり出したりを選ぶ事ができます。OTA前はできなかったので、好き嫌いのあるデザインだと気づいてOTAに入れてきたのでしょうね。
内側カメラやセンサー関係はここにあります。通知のLEDは受話口のところが光ります。
Zenfone 5はベゼルレスなボディーで、2246×1080という6.2インチの解像度をもつのですが、5.5インチ程度のスマホ(Appleで言うならiPhone 8 PLUS)の大きさに収まっています。表示している写真はロック画面用のASUSのプリインストールのものですが、液晶はとてもきれいだと思います。
ZENFONE 5のAIカメラの性能レビュー
ZENFONE 5は背面に12.0MP+8.0MPのデュアルレンズのAIカメラを搭載しています。AIシーン分析機能が瞬時に被写体を検知・分析し、16のシーンタイプから最適な撮影モードを選んでくれるのでオート撮影で撮ると写真が得意じゃない人でも失敗がありません。
シーンは、人・食べ物・犬・猫・夕日・空・フィールド・海・花・緑の葉・雪・夜・ステージ・テキスト・QRコード・三脚となっています。
カメラレンズはアンチグレア加工がしてあって反射を抑えてくれています。またリアルタイムポートレートモードでは、被写体に焦点を当てたまま奥行情報を分析して背景に奥行を感じるボケ感を出してくれます。一眼レフで撮影したみたいな写真が好みの人は気に入ると思います。
こちらはASUSのページからお借りしたサンプルです。美女の背景がぼけてますよね。こんな感じのポートレートが撮影できます。
こちら玉ねぎにピントを合わせた状態ですが、食べ物としっかり認識しています。すごいですよね。感動しかない。ちなみにMIX2Sは玉ねぎに気づいてませんでしたので、食べ物の認識に関してはZENFONE 5の勝ちかもしれない。
上記写真はエフェクトいじり無しで幅を1980ピクセルにリサイズしていますがそこそこ重たいので、スマホでは開かないように気を付けてくださいね。
この2枚はZENFONE 5の編集機能で彩度を自然というオート調節で明るく鮮やかにしてみたものです。
Zenfone 5 vs Xiaomi MI MIX 2S AI搭載カメラ比較
AIカメラ搭載機種という事で、 Xiaomi MI MIX 2Sと比較してみました。カメラ機能で高い評価を取っているMIX2Sとの比較は少し酷かもしれませんが、左がZENFONE 5で撮影した写真になります。AIをONにしてオートで撮影しています。
鮮やかさが足りないのかなと思って、花ととんかつのエフェクトを編集してみたところが下の写真左側です。
だいぶキレイになりませんでしたか?
鮮やかにしたらMIX2Sに比べて見劣りがしちゃうという感じが消えて、ZENFONE 5らしいキレイな写真という感じになりましたね。ようは暗いなと思った場合はエフェクトをちょちょっといじればOKなので、やっぱりZENFONE 5のAIカメラもすごいなと思います。
美顔エフェクトについて
ZENFONE 5の詐欺写レベルがBBAに優しすぎて現実に戻ると訳が分からなくなる件ですがw、左から美顔オート、肌のトーン(赤み調節)、肌のなめらかさを出すファンデーション機能、美白、デカ目効果、小顔効果となります。
この内側カメラはリアルタイムで美しく調節された自分が映るのですが、もはや誰これ?のレベルですw10歳若返るまじやばいww
フロントカメラに美顔エフェクトついてるのは結構見ると思うのですが、ZENFONE 5は背面カメラもリアルタイムに整形レベルの加工をしてくれます。すごくないですか?自撮りだけじゃなく、可愛い彼女を撮影する際にもより好みの顔に仕上げる事ができるんですよ!!
背面カメラはパノラマと別に広角撮影も可能
オートモードで撮影の際、通常撮影と120度の広角撮影と切り替える事ができます。上を撮っているので少し魚眼っぽくなっているけど、120度も撮影できるってすごいですよね。
背面のカメラ撮影機能は、美人エフェクトと別に、超解像度、パノラマ、低速度撮影、PROモード、GIFアニメーション、スローモーションとあります。PROモードは本格的な写真が撮れるので、カメラ好きの人は撮影を楽しめそうです。カメラ好きじゃない人もAIがなんとかしてくれるのでなんとかなります。
PROモードでいじれるのはこんなにも豊富です。RAWでも保存できますので、もはやコンデジですよね。センサーはSONY IMX3693でその辺のスマホより5倍明るく撮れるとのこと。F値は1.8の大口径レンズです。手振れ補正は光学式と電子式の両方を搭載しているので、動画撮影も捗ります。
カメラと動画の解像度はこんなにも豊富です。
音楽好きにうれしいLDAC対応でイコライザーも豊富
ZENFONE 5はどこもいじらなくてもLDACに対応していました。LDAC・Apt-X HDに対応しているので、Bluetooth派の人は高音質で音楽を聴くことができますよ。
更にラジオも対応で、ネットワークなどを利用せずに有線イヤホンを挿すとそこをアンテナにラジオを受信してくれますので、パケットを消費せずにFMラジオを聴くことができます。チャンネルはオートで受信設定をしてくれ、福岡は2局受信できました。
イコライザーも豊富で、音をフロントからとか背後からとかワイドにとかいじれるし、簡単に7種類の音調から選ぶこともできるしカスタムで自分で作る事もできます。
ZENFONE 5はハイレゾ対応なので、スマホの音質に拘る人も大満足だと思います。 ZENFONE 5はAIをバッテリー保護機能にも搭載しています。AI充電を始め、バッテリーモードの調節などで、スタンバイやレビュー用にちょっとしたカメラ撮影ならば5日とか持つレベルのようですね。 まあスマホを全く触らないという人はいないと思うので、毎日充電すれば充電切れにはならない程度に考えてください。使わないのならば3~5日スタンバイできるというだけで、バッテリー容量は3300mAhで普通中の普通のスペックです。 1枚目はホーム画面で、プリインストールアプリは2枚目のスクショの通りです。意味不明なアプリはインストールされておらず、必要最低限のアプリなのは好印象です。 上から下にスライドさせて通知と一緒に開けるメニューにはこれでもかっておいう程詰め込んであります。ある程度の操作はここでワンタッチでいけるので、これはこれで使いやすいと思いました。 デュアルSIMにはうれしいツインアプリ機能もあります。LINEはインストールしていないのでここに表示されていませんが、LINEなどもツインアプリできます。 ディスプレイの機能設定でノッチを隠すというZENFONE 5殺しの機能もあります。私はノッチは今時感があって良いと思うんですけど、嫌いな人もいるんでしょうね。 何気にすごいのがスマートスクリーン機能。15秒で消灯する設定にしていても内側カメラがしっかり監視していて、瞳を認識している場合は消灯しません。更にスマホを持ち上げたら動き出すという設定ができて、ONにして顔をロック解除で登録していると、持ち上げて見つめただけでロック解除してくれます。ずっと内側カメラに見つめられていると思うと赤面しそうですねw ZENFONE 5は着信音を鳴らすにもAI機能が活躍します。周りの音に合わせて着信音の音量を変えてくれるそうです。すごすぎ。緊急警報にももちろん対応。 今のスクショ状態はナビゲーションバーを表示非表示切替可能にしていますが、これを完全非表示にして、ジェスチャーで操作する事も設定で指定できます。動きは設定で確認できますが、戻るやホームなどナビゲーションバーにある動きがすべてジェスチャーで行えます。 antutuベンチマーク(v7)で総合約13万9754点/3D性能は約21294点で、ミドルハイスペック性能でした。重たいゲームなどをしない人ならこれで十分というスペック。下手にハイエンドより充電がもつので、CPU性能を追求しない人にはコスパの良い機種になります。 DOCOMO:B6対応、B19/B28対応で超快適 2枚ともVoLTEで同時待ち受けできるので、AUのVoLTEのSIMとDOCOMO系のVoLTEのSIMなどVoLTEのSIMを2枚入れる事ができます。ちなみにデフォルトではVoLTEのONができなかった気がするので、VoLTEwoつかまない場合は「Xiaomi機でVoLTEの通話が使えない場合の対策」の記事に記載の通りの設定をしてくださいね。 CDMA2Kには対応がないので、入れてもつながらないのは当たり前ですが、「AUのCDMA2000とVoLTEがSIMフリースマホで使えない場合があるのはなぜかを調べてみた。使える機種とCDMA2Kが使えない場合の対策も。」の記事で書いたG 通話のみのカケホプランが利用できるそうなので、私人柱としてGratina KYF31購入しました。届いたらSIM変更してVoLTEのカケホプランが使えるか試してみますね。OnePlus 6もXiaomi Mi MIX 2Sも無事CDMA2000死亡なので、AUのカケホ使いたい人はGratina KYF31が今後の救世主になるかもしれません。 通話プラン見たけど、5分誰にでも24時間無料で1200円、24時間とにかくかけ放題でも2200円、このプランは月ごとに変えられるとのことなので、案外お得なプランなのではないかと思います。とりあえず1200円の方で契約して2200円超えちゃうって場合は上のかけ放題プランにすればいいみたいな。 SIM変更していけたらGratina KYF31のVoLTEで使える機種というタグを使って紹介していきたいと思います。ちなみにCDMA2Kの情報って皆さんまだ欲しいですか?VoLTEの情報あるからもういいかなーって思うので、今のCDMA2KのSIMをVoLTEに変えちゃおうって思ってるけど。 私の予想ではOnePlus 6やXiaomi Mi MIX 2SもAUのVoLTEの通話SIMいけるんじゃないかなっていう予想です。AUに縛られてる皆さん、乞う期待! 追記ですが、Gratina KYF31のVoLTEで検証したところ、ZENFONE 5 ZE620KL海外版はダメでした。Xiaomi Mi MIX 2Sのみが利用できました。AUの銀SIM使いたい人はXiaomi Mi MIX 2Sおすすめです。 GearBestから$449.99になるセールクーポンでました
※情報は記事執筆日2018/4/13のものです。検索リンクより現在の価格・在庫状況・クーポンの有無を検索頂けます 毎日更新している『4社まとめて検索&価格比較』の記事では、4社で出ている最新の割引クーポンが一括で検索頂いけます。 クーポンとセール情報は見つけ次第追加しています。有効期限切れでもたまに使える場合があります。利用不可の場合でも再発行できる可能性が高いのでコメント欄にてリクエストを下さい。
AI充電・AIブーストでとにかく節電
プリインストールアプリは少な目で日本語にも対応で機能も豊富
ZENFONE 5搭載のSnapdragon 636の性能はいかほどか
ZENFONE 5の対応周波数とAU/DOCOMO・SoftbankなどのSIMの動作確認
3G: B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19/B34/B38/B39
4G LTE: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28/B38/B39/B41
AU:通話非対応・通信はB18/B28対応で快適
Softbank:B8/B28対応で超快適
となっています。私が手持ちでSIMで調査した結果をお知らせします。
SIM 1
SIM 2
可否
DOCOMO通話+通信
DOCOMO通信+SMS
〇/〇
DOCOMO通話+通信
AU VoLTE通信+SMS
〇/〇
DOCOMO通話+通信
CDMA2000通話のみ
〇/×
AU VoLTE通信+SMS
CDMA2000通話のみ
〇/×
AU VoLTE通信+SMS
DOCOMO通信+SMS
〇/〇
DOCOMO通信+SMS
CDMA2000通話のみ
〇/×
ratina 4GのVoLTEのSIMを認識するらしいです。(価格COMの情報だったのですが私の実機では通話できませんでした。IMEIではじかれてるっぽいので、通話可能なのは国内版だけかもしれないです)
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COMMENTS & TRACKBACKS
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ZENFONE 5 ZE620KLの海外版か国内版、どちらにしょうかを悩んでいたのですが、ドコモ系MVNOのVolte通話は海外版でも問題なく出来ると分かって非常に助かりました(^^)
非常にタメになる記事、ありがとうございます!
今後も参考にさせて頂きます!!
U-Don (@tomo_ika)さん
コメント認証制にしているので、表示遅くてすみません!
DOCOMO系のSIMは利用できないという事がほぼほぼないので、安心して大丈夫ですよ。問題はAU系です。
周波数から見て対応してても実際入れてみると通信しない機種は山ほどあります。私はAU派なので大変ですw
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします!
ZENFONE 5 ZE620KLの海外版を購入しようと考えていたのですが、docomo系のVolte通話が出来るのかどうかが気になり、悩んでいたのですが、こちらの記事を拝見させて頂いて解消できました!
タメになる記事をありがとうございますm(_ _)m
U-Donさん
ZENFONE 5 ZE620KLの海外版、AUのVoLTEの本家銀SIMは使えないですが、DOCOMOもAUもMVNOならば利用できますよ!
コメントありがとうございます。励みになります!