Shokz OpenRun Mini レビュー 女性や子供にもフィットするミニサイズでより着用感がアップ!
Shokz(旧AfterShokz)の大ヒットモデルであったAeropexに新たに急速充電機能を搭載し、更にバンドが21mm短くなり頭が小さめサイズの人にも抜群の装着感になったOpenRun Miniのレビューです!
OpenRun Miniは、Shokz骨伝導イヤホンのミドルレンジモデルで、OpenRunの機能はそのままに、旧モデル「AIR」にあったLeakSlayerと呼ばれるホールをなくすことで、1mの深さの水に30分浸けても水が内部に侵入しないIP67の防水性を実現しつつ、音漏れも50%低減しています。
小柄な日本人女性や子供にもぴったりのサイズ感が特徴で、髪の毛をダウンスタイルにしていた時、少し髪に押される感じがあったのが解消され、抜群の付け心地です。女性・子供、よりフィット感を求めたい方におすすめ!
Shokz OpenRun Mini の特長
OpenRunには、標準サイズとミニサイズがあり、今回私がレビューするのはミニサイズです。
写真は全てクリックで拡大されます。
耳を塞がず骨を通して音を聴ける
マルチペアリングで2台に同時接続
急速充電対応&8時間のバッテリー駆動
Bluetooth5.1 & デュアルマイクとDSPアルゴリズムでクリアな通話
IP67防水性能
多機能のコントロールボタン搭載
低音を増幅させるPremiumPitch™2.0+技術搭載
僅か25g、ミニサイズで快適な装着感
耳を塞がず骨で聴く
Shokzの骨伝導イヤホンは、その名の通り骨で聴くイヤホンです。耳を塞がないので周囲との安全な距離感が保て、また長時間の利用でも耳への負担を防ぐ事ができます。特に耳の穴の蒸れが気になる夏場には、超快適なリスニングが可能です。
また心地よいと感じる程度の音量ならば、周囲への音漏れも気になりません。満員電車ほどの密着度ならば、少し漏れてしまう事もありますが、周囲の雑音もあるはずなのでそこまで気にならないかなと思います。
急速充電に対応、連続8時間の連続再生
OpenRun(通常サイズ/ミニサイズ)は、10分の急速充電で最大1.5時間の使用時間を確保できる急速充電に対応しています。また、連続再生時間は8時間で、OPENRUN PROは10時間となりますので、若干短くなりますが、その分重量が軽くなるので、ランニングなどのエクササイズ向けでもあります。
OpenRun通常サイズ 26g、OpenRunミニサイズ 25g(実測値)、OPENRUN PRO 29gという違いがあり、たったの数グラムですが、割と違いは感じます。フィット感も関係あるのかもしれないですが。。
フル充電までの時間は1.5時間で、最大10日の待機時間となります。バッテリー残量を確認したい場合は、無音時に音量の+か-を押せば音声で残量を4段階でお知らせしてくれます。
私はShokzのイヤホン3本を使いまわしていますが、完全に電源を切って居る場合は、もっと持っている印象です。1ヵ月触ってなくても、充電が空になっているような事は今までありません。
IP67防水で汗や雨を気にせず使える
ソフトタッチのシリコンコーティングと超軽量設計でスポーツ向けなので、IP67防水はかなり重要なポイントかと思います。水泳には対応しておりませんが、汗や雨ぐらいならばへっちゃらで安心して利用できます。OPENRUN PROはIP55防水なので、OpenRun Miniの方が防水性能高めです。
ネックバンド部分はチタンフレームを採用しており、抜群のフィット感と耐久性です。ヨガやランニングやテニスなどの激しい動きでもぴったりフィットしてズレなどはありません。
また、水分を検知するとアラーム機能で充電を回避する安全機能も搭載。アラート発動時にはLEDが青と赤に点滅して、本体が振動するとともにビープ音でお知らせしてくれる仕様です。アラートが発動した場合は漏電やショート防止の為に充電がストップします。その場合は、『マグネット充電端子についた水分を拭き取り充分に乾かしてから再度安全に充電を行ってください』とのこと。
最先端のクリア・オーディオで通話品質も抜群
OPENRUNに採用されている PremiumPitch™ 2.0+ テクノロジーは、骨伝導技術で最も広くダイナミックなステレオサウンドを実現するために設計を重ねた技術です。
より深い低音、より少ない振動、より大きな音量を体感でき、音量を上げてもむず痒い感覚などはありません。低音はスピーカー穴がついているOPENRUN PROの方が出ていますが、OPENRUN miniも耳栓を入れると低音を感じる事は可能です。
OpenRun Miniは、イコライザーを搭載しており、音楽を再生時に、音量+と-を同時に3秒長押しすると音質の切り替えができます。ヴォーカルモード/スタンダードモードがあり、もし低音がむず痒く感じる場合はヴォーカルモードを活用するとより心地よい使用感になります。
またQualcomm社製BluetoothⓇ 5.1チップ、デュアルマイク、DSPアルゴリズムを搭載しており、周囲の雑音から音声をシャープに分離することで、クリアで安定した通話が可能です。OpenRun Miniで実際通話を試してみましたが、ビジネス会議用のヘッドセットとしても充分に使える程の高品質な音声と安定性でした。
OpenRun Miniの仕様と他モデルとの比較
OpenRun Miniの仕様
バッテリー | バッテリー駆動時間:8時間 充電時間:1.5時間 最大駆動時間:最大10日 充電ポート:磁気誘導 バッテリー容量:160 mAhh 最大充電電圧:5V |
---|---|
接続性能 | Bluetoothバージョン:Bluetooth V5.1 マルチペアリング:2台まで対応 ワイヤレス範囲:10m 互換コーデック:SBC対応 対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
デザイン | 防水&防塵規格:IP67防水(水泳非対応) 重量:25g(実測値) 材料:フルチタン 水分検出器:搭載 コマンドコントロール:多機能ボタン、ボリュームボタン |
サウンド | 周波数帯域:20Hz~20KHz 感度:105 ± 3dB EQ機能:2+ |
マイク | マイクタイプ:デュアルノイズキャンセリングマイク マイク感度:-38dB ± 3dB |
Shokzの人気シリーズのスペック比較
実際私が持っている3本を使っていて感じる特徴を書き出してみます。
OpenRun Mini:ミニサイズで頭の小さな女性向け
Aeropex:頭が大きい男性向け
OPENRUN PRO:シリーズでは1番高音質で低音重視派の人向け
Shokz OpenRun Mini のデザイン・使い方
デザイン
▼化粧箱。外側にビニールもかかっており清潔感があります。
▼化粧箱の裏。英語ですが、仕様などが記載されています。
▼箱をあけるとOpenRun Mini登場。
▼パッケージ内容。収納袋は柔らかく圧には弱そうなので、あくまで傷防止程度。マグネット充電、仕様説明書、保証書などがつきます。日本語にも対応あり。
▼充電はマグネット式。Shokzイヤホンシリーズ全共通なので使いまわし可能です。
▼安心の技適付き。
▼収納袋。傷からはしっかり守ってくれます。
▼装着時右側の下に来る物理リモコン。指で触っただけではプラスマイナスの違いは判りませんが、使っていくうちに位置を指が覚えます。クリック感は良いです。
Shokz 人気イヤホンシリーズサイズ比較
▼左から、OPENRUN PRO、OpenRun Mini、Aeropexとなり、パッと見ただけでもサイズの違いが判ります。
▼OpenRun Mini(黒)、Aeropex(赤)を比較するとかなり大きさの違いが判ると思います。21mm短くなったことにより、寝っ転がってもイヤホンが浮くことがなくなり、より使いやすくなりました。
▼左 OpenRun Mini、右 OPENRUN PROです。耳にかける部分の大きさは変更なく、ネックバンド部だけがサイズダウンしているのが分かるかと思います。
OpenRun Miniの操作方法
操作可能な物理ボタンは、マルチファンクションボタン、音量の+ボタン、-ボタンの3種類があります。
操作 | マルチファンクション | + | ― |
---|---|---|---|
再生/停止 | 1回押し | – | – |
曲送り | 2回押し | – | – |
曲戻し | 3回押し | – | – |
音量を上げる | – | 1回押し | – |
音量を下げる | – | – | 1回押し |
通話開始/終了 | 1回押し | – | – |
着信拒否 | 着信時2秒長押し | – | – |
通話の切り替え | 通話時2秒長押し | – | – |
リダイヤル | 無音時2回押し | – | – |
音声ダイヤル | 2秒長押し | – | – |
電源ON | – | 2秒長押し | – |
電源OFF | – | 3秒長押し | – |
ペアリング | – | 5秒長押し | – |
ミュート | – | 通話時BとCを2秒長押し | |
イコライザー | – | 音楽再生時BとCを3秒長押し | |
バッテリー確認 | – | 無音時BかCを短押し |
※音声ダイヤルとは音声アシスタント機能の事です。
▶1台のみのペアリング方法を見る
- 電源をオフにする
- +ボタンを5秒以上長押し
- 赤と青のLEDが交互に点灯、『ペアリングモードです』という音声が聴こえたらスマホ側のBluetooth設定でOpenRunを選択
▶マルチペアリング方法を見る
- 電源をオフにする
- 音量+ボタンを5秒以上長押し
- マルチボタンと音量+ボタンを同時に3秒以上長押し
- 『マルチポイント接続を開始します』と音声が流れたら、スマホのBluetooth設定でOpenRunを選択
- 『接続しました』と聞こえたら、一旦電源オフにする
- +ボタンを5秒以上長押し
- マルチボタンとの音量+ボタンを同時に3秒以上長押し
- 『マルチポイント接続を開始します』と音声が流れたら、スマホのBluetooth設定でOpenRunを選択
- 『接続しました』と聞こえたら、一旦電源オフにする
- 次に電源をONにしたら『接続しました』×2、『第2デバイスへ接続しました』と聞こえたら成功
▶マルチペアリングを解除する方法を見る
- マルチボタンと音量-ボタンを同時に3秒以上押す
- 『マルチポイント接続を終了します』と聞こえれば解除成功
▶初期化・リセット方法を見る
- 電源をオフの状態で、音量+ボタンを5秒以上長押しでペアリングモードに入れる
- 音量+、音量-、マルチボタンの3つのボタンを全て同時に5秒以上長押し
- ビープ音が2回なったら、音量+ボタンを5秒以上長押しして電源を切る
- これでOpenRun Mini自体は初期化されています。接続がおかしくなっているのを改善したい場合は、一旦スマホのBluetooth設定からOpenRunを削除してから再度ペアリングしてあげてください
OpenRun Miniのレビューまとめ
OpenRun Miniに出会うまでは、Shokzの他のシリーズの装着感を抜群だと思っていましたが、ミニサイズの付け心地の良さに驚きました。耳の穴が蒸れずに長時間利用していても耳に負担が無いだけじゃなく、より快適な装着感で、寝っ転がっても浮いてしまう事がなく幅広い用途で利用できるようになりました。
骨伝導はJ-POPミュージックなど低音の迫力が欲しいような用途にはあまり向きませんが、低音が必要ではないヒーリングミュージックやラジオの視聴、通話などには最適で、耳を労わりながら使えるのでBluetoothイヤホン好きの人は1本持っていると便利に使えると思います。
耳を塞がないので、外でのウォーキングなどのエクササイズ時など、周囲から取り残される事がなく安全を保てますし、スマホとペアリングしていれば、通話着信はマルチファンクションボタンを1度押すだけで応答できるので、自宅や会社でスマホを持ち歩いている場合じゃないような時にも便利に使えます。通話品質はこのお値段だけあって高品質で、音楽再生、通話、ラジオなどの視聴などマルチに使えるイヤホンです!
今回のOpenRun Miniは、カラーが2色しか選べませんが、ブラックモデルは男女ともに違和感なく利用できるのに加え、頭が小さな女性やお子さんに丁度良いコンパクトサイズで、価格も他のシリーズよりかは若干お安くなっており超おすすめです!
OpenRun Miniの購入先
OpenRun MiniはShokz公式サイトよりご購入頂けます。
Shokz公式オンラインストア(jp.shokz.com)で購入した場合は、30日間以内に理由を問わず返品・交換可能なので安心です!
Shokz公式サイト:OpenRun Mini
▼こちらからも購入可能です
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