【セールで$599】Xiaomi 11T Pro のスペックレビュー 108MPカメラ+Harman Kardonサウンド+フルバンド対応
Xiaomiからフルバンド対応のハイエンドスマホ『Xiaomi 11T Pro』がグローバル発表されました。
Cinemagicで日常の風景を映画のワンシーンのように撮影できる108MPのプログレードトリプルレンズカメラが1番の特徴。更に、リフレッシュレート120HzのAMOLEDディスプレイ、120Wのハイパー充電対応という魅力満載のスペックです。
さっそくAliExpressのXiaomi公式サイトでは、9月23日よりグローバルセールが開催されます。セール詳細情報は記事最後尾に記載しています。
Xiaomi 11T Proの主な特徴
プログレードのHDR10+撮影に対応した108MPリアカメラ
Xiaomi 11T Proは、リアに108MP+8MP+5MPの高度なAIと超大型イメージセンサーとデュアルネイティブISOを搭載したプログレードのカメラを採用。120度のワイドアングル撮影、3cmまで寄れるマクロ撮影に対応で、近景も遠景も全ての日常をCinemagicで映画のように撮影する事ができます。
また、Xiaomi 11T ProのプログレードのHDR10+撮影では、10億色を超える色で明るいビデオと暗いビデオの両方の詳細をキャプチャします。これにより、ビデオの品質がよりクリアでリアルになります。エンドツーエンドのHDR10+を使用すると、色がより鮮やかでダイナミックに表示されます。
またワンクリックAIシネマ機能を使えば、リアルタイムで映像を確認しながらプロの特殊効果とクリエイティブなオプションを追加して、インパクトのある動画が撮影可能です。
更に、音が鳴っているところにフォーカスして自動で寄っていくオーディオズーム、マクロレンズによるミニチュアな世界など、面白い機能を搭載。
Xiaomi 11T Proのこれらの機能を使う事で、まるで映画のストーリーの一部のようなハイクオリティーでユニークな動画が、誰でも簡単に撮影できます。
またXiaomi 11T Proは、108MP撮影以外もプログレードの撮影が可能。120度のワイドアングル撮影もこの通り、雪山のダイナミックさが伝わる写真が撮影できます。
5MPのテレマクロカメラによるミニチュアな世界は、実際には見えないミクロの世界を記録する事ができます。
16MPの自撮りカメラ
リアカメラばかりをクローズアップしていましたが、インカメも16MPで高画質。フロントカメラにもナイトモードを搭載しているので、低照度の自撮りも決まります。
Antutuベンチマークスコアは80万点超えのSnapdragon 888を搭載
同じくSnapdragon 888を搭載しているASUS Zenfone 8 FlipのAntutuベンチマークスコアは、最新のV9で計測して80万点超え、V8では69.5万点超えという結果でしたので、Xiaomi 11T Proも期待ができそうです。
現段階では最高レベルのフラッグシップCPUになるので、ゲーム性能は抜群ですが、Snapdragon 888は若干の発熱問題を抱えたSoCになるので、Snapdragon 888の液体冷却システムにも期待したいところ。
Snapdragon 888の恩恵を受け、カメラパフォーマンスは毎秒2.7ギガピクセルの処理で前世代より35%の高速化を果たしています。
120Wのシャオミハイパー充電はわずか17分でフル充電を完了する脅威のパフォーマンス
Xiaomi 11Tが5000mAhのバッテリーを36分でフル充電する事だけでも驚きましたが、Xiaomi 11T Proは更に上をいくハイパー充電を搭載しており、120Wの電力でわずが17分で0%から100%まで充電を完了する事ができます。
5000mAhのバッテリーは、7時間の動画再生、11時間の通話、5時間のナビゲーション、2時間の1080p動画撮影が行えます。これは特筆するほどのスペックではない気がしますが、それでも17分でフル充電しちゃうのでもはや時間なんてどうでもいいですよね。
Xiaomi 11T Proは液体冷却機能を搭載しています。更に充電システムは、デュアルチャージポンプで電流摂取量を増やしつつ過熱を低減させる仕様でマイナス10度の温度上昇低減を実現しています。
10億以上のカラーを持つ操作性抜群のフラットAMOLEDディスプレイ
明るさ、コントラスト比、カラーキャリブレーション、解像度の面で優れたパフォーマンスするXiaomi 11T Proのディスプレイは、世界で最も信頼できるディスプレイ評価機関の1つであるDisplayMateからA+評価を受けているとのこと。
よりスムーズな動画表示機能であるMEMCはPROのみの仕様で、120Hzのリフレッシュレートによる流れるようなスクロールとゲーム時の高速応答を体験できます。
更に周囲の照明条件に合わせてディスプレイの色温度を自動調節するTrueディスプレイ機能に加え、360度環境光センサーで周囲の明るさ環境を正確にとらえてディスプレイの輝度を最適な明るさレベルに自動調節する機能も搭載しています。サンライトモード3.0も搭載しているので屋外で太陽の影響を受けることもなく、どんな場面でも表示はくっきり見やすいはず。
史上最強のゴリラガラスで2mの高さからの落下でも画面割れ無し
史上最強に頑丈とされるCorning®Gorilla®GlassVictus™を採用しているXiaomi 11T Proのディスプレイは、最大2mの高さからの落下にも耐えうる性能とのこと。またひっかき傷に関しても、2倍の強度を誇るそう。
映像を明るく鮮明に表示するドルビービジョン機能を搭載
ドルビービジョン®を使用すると、鮮やかで明暗のくっきりしたクリアでハイコントラストな映像を表示する事ができます。
また、オーディオもドルビーアトモス®に対応しており、視覚聴覚どちらもハイクオリティーな環境を楽しめます。
Harman Kardonサウンドによる高品質な360度サラウンドサウンド再生
Xiaomi 11T ProはHarman Kardonサウンドも特徴です。専用のデュアルスピーカーは、高品質の360°サラウンドサウンドを生成します。これはPROだけに追加されているオプションです。
Xiaomi 11T Pro と Xiaomi 11T のスペック比較
Xiaomi 11T Proは同時にグローバル発表されたXiaomi 11Tの兄貴分という位置づけで、両者を比べるとXiaomi 11Tシリーズの売りとされる部分の108MPのカメラ、急速充電システム、120HzAMOLEDディスプレイを含むありとあらゆる機能が性能アップしています。
目立った相違部分をかき出していますが、この他にもディスプレイ機能や、108MPカメラの撮影機能など細々したところに若干の性能差があります。
Xiaomi 11T シリーズの売りはCinemagicカメラによる動画撮影機能なので、Xiaomi 11T ProがSnapdragon 888の弱点である発熱をどのぐらい抑えているか次第にはなると思いますが、8Kや4K 60fps解像度、HDR10+撮影機能に対応しているPROモデルの方がより良い動画が撮影できます。
また充電機能は36分でフル充電可能な67Wターボチャージを搭載しているXiaomi 11Tに対し、Xiaomi 11T Proはわずか17分でフルチャージが完了する120Wのハイパー充電に対応している点も大きな差異です。
サウンド面でもXiaomi 11T Proのみハーマン・カードンサウンドを搭載しており、スマホで音楽を沢山聴く人や動画や映画などの視聴を良くする人には捨てがたい機能なのではないでしょうか。
今回どちらも日本国内SIMにフルバンド対応で、APNを追加したりするだけで全てのSIMで使えるので、そういう意味でもXiaomiは使いやすいです。私も欲しい!
Xiaomi 11T Pro スペック詳細
カラー | ミテオライトグレイ / ムーンライトホワイト / セレスティアルブルー |
---|---|
OS | MIUI 12.5, android 11 |
CPU | Snapdragon 888 Octa Core |
GPU | Qualcomm® Adreno™ 660 GPU |
メモリ容量 | 8GB+128GB | 8GB+256GB | 12GB+256GB LPDDR5 RAM + UFS 3.1 storage |
MicroSD | 非対応 |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED DotDisplay 解像度:2400 x 1080 FHD+ アスペクト比:20:9 リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:最大480Hz MEMCサポート (Transform videos from 24fps to 48fps, 25fps to 50fps, 30fps to 60fps) 10億色以上, P3 wide colour サポート コントラスト比:5,000,000:1 明るさ:HBM 800 nits(typ), 1000 nitsピーク輝度(typ) 特徴:HDR10+, Corning®️Gorilla®️GlassVictus™, 読書モード3.0, 日光モード3.0, DisplayMate A+ |
背面カメラ | 108MP+8MP+5MP 3眼カメラ 108MP広角カメラ:0.7μmピクセルサイズ、2.1μm9-in-1スーパーピクセル, f/1.75 8MP超広角カメラ:120°FOV f/2.2 5MPテレマクロカメラ:f/2.4 AF(3cm-7cm) 静止画特徴:ナイトモード, AIナイトモード, AI補正2.0, 6つの効果を持つ長時間露光モード(群衆の移動、ネオントレイル、油絵、ライトペインティング、星空、スタートレイル), 写真のクローン, 108MPモード, ドキュメントモード2.0, Googleレンズ 動画特徴:8Kビデオ, オーディオズーム, ワンクリックAIシネマ, シネマティックビデオフィルター, HDR10+ビデオ, プロタイムラプス, ビデオプロモード, 動画解像度:8K@30fps, 4K@60fps, 4K@30fps, 1080p@60fps/30fps, 720p@30fps, スローモーション 1080p@120fps/240fps/960fps |
前面カメラ | 16MP f/2.45 静止画特徴:自撮りナイトモード 動画解像度:1080p@60fps, 1080p@30fps, 720p@30fps |
冷却システム | 液体冷却技術 |
生体認証 | アークサイド指紋認証 |
wifi | wifi6 802.11ac/a/b/g/n/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
出入力 | TYPE-C(3.5mmオーディオジャック非対応) |
バッテリー | 5000mAh 120W有線xiaomiハイパー充電(ワイヤレス充電非対応) |
GPS | GPS:L1 + L5 ガリレオ:E1 + E5a, GLONASS:G1, 北斗, A-GPS補助測位, 電子コンパス |
センサー | 近接センサー, 周囲光センサー, 加速度計, ジャイロスコープ, 電子コンパス, リニアモーター, IRブラスター, バロメーター, 色温度センサー |
NFC | 対応 |
オーディオ | デュアルスピーカー, ハーマン・カードンサウンド, Dolby Atmosサポート, ハイレゾ認証 |
振動モーター | X軸線形振動モーター 8x9mm |
Google Play | 対応 |
言語 | 日本語対応 |
サイズ/重量 | 高さ:164.1mm 幅:76.9mm 厚さ:8.8mm 重量:204g |
対応バンド周波数 | |
2G | GSM: 850 900 1800 1900 MHz |
3G | WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 |
4G | LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 LTE TDD: B38/40/41/42 |
5G | n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 |
上記の表中の太字部分は、Xiaomi 11T Proのみの仕様(Xiaomi 11Tのスペックと差異がある個所)になります。
Xiaomi 11T Proの実機写真
実機の写真はメーカーさんから頂いたものです。クリックで拡大します。
上から見たスピーカー部に刻印されたHarman Kardonの文字にプレミアム感を感じさせますね。カメラの突起が若干あるように見えますが、その分性能の良さで相殺ですよね。
パッケージには、Xiaomi 11T Pro本体, 120W急速充電アダプター, USBType-Cケーブル, SIMイジェクトツール, 保護ケース, クイックスタートガイド, 保証書を含みます。
USB充電器の挿し込み口の形は日本仕様ではありませんが、120W充電対応なので、変換アダプタ―を使ってでも是非利用したいところ。
対応周波数バンド
DOCOMOへの対応
3G:FomaプラスエリアB6に対応。山間部や僻地にも強いです。
4G:エリア対策のB1と東名阪の高速通信用B3に対応、更に主要プラチナバンドB19とB28にも対応で快適に利用できます。
5G:n77,n78に対応しています。
AU・UQモバイルへの対応
3G:3G通話用のCDMA2000 BC0へは非対応。古いSIMをご利用の方はお気を付けください。
4G:B1には対応、更に主要プラチナバンド800MHz帯のB18/B26に対応で快適に利用できます。(ただしVoLTE必須SIMの場合は利用可否は実機レビューをご覧ください)
5G:n77,n78に対応しています。
softbankとYmobileへの対応
4G:主要プラチナバンドB8/B28に対応で快適に利用できます。
5G:n77,n257に対応しています。
楽天モバイルの楽天アンリミットへの対応
4G:楽天アンリミットのB3に対応。無制限通信の利用が可能です。
4G:AUのパートナーエリアのB18にも対応。幅広く使え、屋内や地下でも快適に利用できます。
5G:n77に対応しています。
※Xiaomi機のVoLTEは基本的にAPN追加後電話アプリで『*#*#86583#*#*』と入力するだけで開通可能です。ただしAU回線はAPNにimsの追加が必要な場合もあります。やり方は【中華携帯のXiaomiなどでVoLTEの通話が使えない場合の対策】を参照してください。
Xiaomi 11T Proのグローバルセールは最低価格$599からスタート
Xiaomi 11T Proは、AliExpressのXiaomi公式ストアで、9月23日 PST 0:00 (日本時間 9月23日 17:00) よりワールドプレミアムセールが開始予定です。
その際の予定価格は以下の通りとアナウンスされています。
8GB+128GB:$599
8GB+256GB:$599
12GB+256GB:$649
購入リンク:Xiaomi 11T Pro
※スクショと価格が違いますがメーカーさんに価格に間違いがないか確認済みです。8GB+128GBと8GB+256GBが同じ価格なのも間違いないそうなので、8GB+256GBがすぐになくなりそうな予感..
セール開始日が少し先になってしまうので、欲しい人は要スタンバイです!
※Xiaomi 11T Pro クーポン & セール情報の記事では最新のクーポン割引情報をリアルタイム更新しています!
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